2020-04-26

マスク着用義務

接触距離を守りつつも普段の生活へ…ということで、
学校が始まり、小さなお店も開店をしはじめました。

ブランド店も一部ですが営業再開。
すると着飾った人たちもここぞとばかりに街へ。
一気に緩い感が広がっております。

バーや居酒屋、カフェは閉店続行。
レストランはテイクアウトは可能ですが、休業のところも多く、
あとひと月はこの現状を続けるとのこと。

その中でもアイス・カフェは開いているのでいつも長蛇の列です。
唯一のストレス発散ができるところなのかもしれません。

我が州は明日27日からデパートも開店します。
なんて寛大な…ですが、
公共の場でのマスク着用が義務付けられました。

マスク、もしくはスカーフなどで口元をガードするようにと。

今までマスクをする習慣がなかったドイツで驚きです。

私はハンカチを利用して自前ハンカチマスクを着用してますが、
ご近所の仕立て屋さんでマスクが売っていたので試しに購入致しました。

それがなんと、一枚8ユーロ!?

コロナ三点セット
この柄の↑マスクが8ユーロ

高いと思いましたが、話のネタにしようと買いました。
ささやかなコロナの思い出になるかしれませんし。

この間、薬局でも売っていたのを見つけました。
でもお値段を聞いてびっくり。

青い使い捨て用のマスクが5枚で12ユーロ。
3M社の抗ウイルス・ドイツ製マスクは一枚30ユーロ!
お金ないとマスクも買えません。

NRW州はドイツでも一番感染者が多いのですが、
知事が経済重視をしているといわれ、
もともと他州より緩めでロックダウンもなし。
今回も緩め、その代わりみんなマスクしてね…という政策です。

政府は経済が失速しないように必死ですが、
仕事を失った人も多いようで、今後どうなるのか。

お天気が良いと人が本当にいつも通りに動いていて、
アメリカのような危機感は今のところ見えていません。

色んな推測から憶測までキリがありません。

でも、私たちは何があろうと日々を生きていかなくては。
共に手を取りながら、乗り越えていくしか道はないのでございます。

マスク着用義務
太陽の陽射しを感じながら

「マスクのところだけ日焼けしなかったらどうなるだろう…」

コロナよりそんなことに心を奪われる今日この頃なのでございます。

2020-04-18

心に効果…アロマポット

コロナ、コロナで毎日が過ぎます。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

ドイツもお天気が良いと20℃を超える日が増え、
そうなると太陽恋しさに人がお外へ。

それでもお互い気を使いあいながら、
距離を保ちつつ散歩。
でもさすがに、散歩も飽きてくるもの。

普段なら、散歩ついでにカフェに寄ったりなのですが、
それができないのがなかなかキツイです。

朝からお天気がすぐれないと
気持ちが下降していくのがわかります。

そういう時のためにこんなものを買いました。
電気アロマポット。
なんか妙な形ですが、便利です。

アマゾンで20ユーロくらいで買えるのですが、
お水を入れて、アロマオイルを数滴たらせばよし。

最初は数回使うとポットのプラスチックの匂いとか、
妙な臭さがあってイマイチだったのですが、
最近になってようやくいい感じになりました。

特に気に入っているのがシダーウッドの香り。
森林浴効果なのか、私としては落ち着きます。

我が家には普通にキャンドルを使用するアロマポットもありますが、
この電気式だと水がなくなったりすると自動で止まったり、
一時間で自動停止したりと放っておけるのが良し。

こんなイライラがたまりやすい時だからこそ、
せめて良い香りで心もリフレッシュ。

落ち着きます。

ドイツは明日から小さな商店も営業開始。
レストランやカフェなどはまだですが、
ほんの少し緩やかな感じになりました。

ロックダウンをせず、しかも医療崩壊もないドイツ。
まあ、あっぱれでございます。

ドイツは検査をよくやっているから…と申しますが、
日本は検査をしてコロナと分かれば即入院、
ドイツは陽性でも症状が出ていなければ自宅待機です。
基本、体制が日本と違うのであしからず。

5月からは学校も始まります。

さて、この先どうなるのか。
一日も早く終息することを願うと共に引き続き
「うつらない、うつさない」を心がけ、
健康管理に努めたいと存じます。

2020-04-06

捨てない、芽が出た玉ねぎ

ドイツ国内のコロナ感染者が10万人を超えました。
アラーム状態の州はバイエルン、バーデンビュテンベルグ、
そして我が州、NRW(ノルドライン・ウエストファレン)。

しかもこの一週間で約一万人の感染者増です。
今日現在で19.348人、死者は255名となりました。

それでも気温が上がれば人は外に出ます。
でも、平日は本当に通りの人は激減です。

なるべくリスクを減らすには外出をしないこと。
必要な買い物以外、出ないのが無難。

ラジオを聞いてもコロナニュースばかりでメンタルによろしくありません。
こういう時こそ、人間いかに生きるべきかを自分に問う時。

で、もっぱら料理とか家事全般の情報を集めております。

今日は、バイエルンのおばあちゃんの知恵袋から。
昔の人は食べ物をむやみに捨てなかったそうな。
 芽が出た玉ねぎは捨てずに再利用できると。
こんな風に土を入れた鉢に置くだけ。
芽が伸びたら「青ネギ」として食せばよろしいと。

それで、芽が出たエシャロットと玉ねぎを鉢デビューさせました。

2~3週間程度、こんなふうにしておけば良ろしく、
新鮮で美味なる青ネギが食せるそう。
捨てるなんてもってのほかなんだそうです。

昔の人はパンも無駄にしなかったそうで、
硬くなったパンを捨てずに水に戻してからオーブンで焼くと。
そうすればまたフレッシュに食べられるんだそうです。

今は冷凍するという手があるので、
昔より便利感がありますが、
なんとなく、月日が経てば捨てることが多いと思われます。

「もったいない」をもう少し考え直すときかも。
こんな得体も知れない感染が広まった時だからこそ、
色んなことを見直す時なのかもしれません。

ネギが長くなったら、食レポしたいと思います。

命あるものを大切に。
感謝を忘れず今日もいただきます。

2020-04-05

目覚めよ…ナチュラルキラー細胞

「コロナに負けるな!」とSNSなどで世界中の人が歌を唄ったり、
イランの病院では医療スタッフが踊ったりと、
それぞれがモチベ上昇に努めていらっしゃる模様。

この間読んだ学術者の方の記事にも
人間に潜在する自然治癒力は計り知れないと、
ナチュラルキラー細胞を目覚めさせようというものがありました。

病原菌に負けないというのは、体力的なこともそうですが、
いちばんはやはり、精神面。

なので、心が和む工夫として、
普段通りにお花を必ず飾っております。
花には本当に癒しの力がることを今更ながら実感。

そういえば、志村けんさんが亡くなったと伺いました。
心からご冥福をお祈りするとともに、
今、志村さんの追悼番組を見る機会を得て、
「バカ殿」などで密かに部屋で笑っております。
亡くなってもこの時に笑いを届ける凄さ。
ナチュラルキラー細胞も増殖です。

レストランも閉店中の昨今なので、
週末はできるだけ手作りを楽しむ日々。
料理は本当に、無心になれて
尚且つ、美味しさでアドレナリンも増量。
一石二鳥でございます。

博士リクエストで必ず焼くのはビスケット。


 お天気が良ければこんな風にワインとパスタ。


疲れた週末は美味しいチーズをワインとともに。

フランス人の同僚はしばらく外出ができないときのために
トイレットペーパーではなくチーズとハムを買ったそうな。
やっぱりなんかフランス人ってお洒落よね。

面白いのはスーパーの種類コーナーで
ウォッカ、ウィスキーが結構在庫が薄くなり、
ワインにおいては5~8ユーロ程度の中間値段で
それなりに美味しいものが姿をいち早く消して行きました。

やっぱり人間、ストレス感じると飲みたくなるのかも。

スーパーで苺の特売を発見し、ジャムを作ました。 

普段はあまりしないのですが、市販のものと食べ比べ。
やっぱり本物の苺から作ったジャムは香りがダントツに違う。
ハッキリ言って高級品。

今、市場でラバーバが出始めたので、
今週末のイースターはそれでケーキとジャムを作る予定です。

 それから、我が家の保存食定番となりました「キムチ」
ちょっと多めにストックしたいので、
博士に白菜の買い物をお願いしました。

とこが…

帰宅してキッチンに坐したのはこちら。
ザワークラウト用のドイツキャベツ。

頭一個分ほどの大きさ。
これ、日本のキャベツと違って歯ごたえ抜群。
切るとこんな風にみっちみっちざます。 


薄くスライスしないと食べるのが大変な代物。

とりあえず半分だけ使用してキムチ・クラウトを作りました。

もちろん、昆布入り。

これが、日数が経過すると味は辛いけど風味はザワークラウト。
キャベツの発酵が進むと匂いもキムチよりザワークラウト化します。
白菜よりちょっと甘さがあるかもしれません。
これはこれで美味でなかなかよろしいかと。

「食べることは生きること」
人間、やっぱり美味しいものを口にすると落ち着きます。

昔の人はお店に行ってもお惣菜が買えるわけじゃなし、
お弁当も何もかも自前だったわけです。

それを考えたら、今がなんて便利になりすぎたのかと。

てまひまかけて食を頂くありがたさ。
今日も一日感謝でございます。

2020-04-04

市長からの手紙と新・散歩コース

会社にも我が家にも同じものが届きました。
全戸に配布された市長からの手紙でございます。

コロナ感染に立ち向かうため、市民の協力が必要と。
接触禁止令が発令され、さらなる徹底をという市長からのお願い。

普通はなるべく在宅するように、
風邪の症状の時は特に家に居ましょう、
好ましくは2M(最低1.5M)人との間隔を保ちましょう、
手洗いの励行と消毒、
スーパーと薬局、ドラッグストアは開いています等ですが、

老人と余病を持っている人に対しては、
家に居ること、
家族に会ってはいけない、
孫と会わないように、
まめな手洗いの励行、
買い物は配達させるか、家族や知り合いで代行してもらうこと。
商品は直接受け取らず玄関前においてもらう。
可能な限り現金の支払いはしないように。
それで、今一番危惧されるのは
お年寄りが「孤独」を感じ、鬱になってしまうこと。

正直、私もコロナ感染の初期の頃、
生命力が下降気味になったことがありました。
冷静にと思ってもそうではなかったり、
その結果、地下室にカギを忘れてしまうという失態にもつながりました。

体の弱い人やお年寄りが孤立する状況なのです。

まともに仕事をしている若い人でも
一人暮らしの場合、仕事もホームオフィスだと特に
誰にも会わずに一日、一週間が過ぎるわけで、
現に私の知り合いからも「鬱になるかと思った」
という不安の声を耳にしました。

接触禁止も2週間を過ぎ、それもさらに延期されました。
イースター休暇明けの4月19日までこの状況が続きます。

ロックダウンではないので、まだ気持ちに余裕はありますが、
人との接触が阻まれるのはメンタル的に楽ではありません。

できるだけ友人に声をかけるようにしていますが、
人に声をかけるのも生命力が必要。
日々何か工夫をしながら、モチベを上げる事が大切です。

さて、再び快晴の週末でございます。

ライン川沿いの散歩はジョギング人口も多く、
人の往来も結構あるので、穴場を探しました。

それで、マスクしっかりで電車に乗り町中心部へ。

ブランドショップ街へ到着
車は停まってますが人けは少なし。
デパートとブランドショップは休業中です。 
ショッピングモールも暗いまま。

私たちの近くでYouTuberと思われる人が、
一人で自転車に乗りながら自撮りレポートしてました。

この界隈の高級ホテルも休業中。
普段の日曜日以上に人がいない。

H&Mの前になぜかズボンが…

ただ、この辺りは通りの幅が広く、
並木もあるので散歩するにはとてもよろしい。
ライン川よりこちらが空いてるかもです。

太陽の光を浴びながら、色んなことを考えさせられます。
クリスマスシーズンに人が溢れかえり、
あの頃は誰も今日の風景を想像していなかった。
年明けのセールには、博士も私も靴を選んだり、
結構二人で奮発して買い物した場所です。

でも今、ここで働いていた人たちはどうしているのだろう。

自分が生きている時代に、こんなことが起こるとは。
ため息が出ないと言えばウソですが、
だからこそ嘆きに心を制されることはなく、
どんなときも人間は強いという証明をしたいもの。

負けずに行かねば!
さあ、心に太陽を、唇に歌を!
そしてナチュラルキラー細胞を活性化させましょう!

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...