何故、買い占めるのか…などと以前書きました。
ハムスター買い行動の人間がドイツ中。
毎日、スーパーからトイレットペーパーが消えてゆく。
ドイツ人は「コロナはインフルエンザより軽い」などと、
全く気にしてもいないようですが買い占めます。
理由は自分が感染した場合を考えての事。
軽度の症状なら2週間、絶対に外出はしてはいけない。
その間の自分の食料などは、自分でアレンジしなくてはいけません。
また、NRW州のように、国の感染者の半数を抱えるところは、
買い物すること自体、感染のリスクを増やすため、
できるだけ早いうちに買いだめしておこうをいうもの。
私も時間がある今のうちに準備をと、
木曜日にせっせと買い占めいたしました、
購入したものは一旦地下室へ保管。
お米、缶詰、トイレットペーパー、洗剤、化粧品など。
ゴミ袋もストックを買置きしました。
きちんと整理し、いつでも取り出しやすいように…
完璧に準備したことに満足し、地下室の物置に錠をかけた瞬間!
本当に、その数秒の時に頭の中をよぎったことが。
「家の鍵!?」
ああああああああ!
時すでに遅し。
アパートの入り口、家の鍵など、カギというカギ一式、
物置の中に置き忘れてしまったのです。
一人でビビる、焦る、うろたえる。
冷静になったところでどうしたものか。
ただ、不幸中の幸いなことが。
何気に買い物をしてまっすぐ地下へ下りたため、
外着のまま、リュックサックに財布とスマホが入ってました。
そして、一週間前に博士にスペアキーを渡していたので、
すぐに電話し、急遽ゲッティンゲンへ向かうことに。
チケット代、高いですが致し方なし。
買い物へ行って、外出時に着用したものは即洗濯のつもりだったので
またしても、超イケてないヨレヨレの格好だったのですが、
そんなのもうどうでもいい。
ICE(新幹線)に揺られて参りました。
フランクフルトで乗り換えて、
食堂車に陣取り、一人イケてない格好でワインを頂く。
正直、イケてなくてもドイツじゃ普通!?
あ~ここがドイツで良かった。
深夜23時を過ぎて、ゲッティンゲンにご到着。
信じられないところで、何かと守られていることに感謝。
今後はカギに敏感になりそうでございます。