ラベル なるほど・・・ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル なるほど・・・ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020-07-04

無理は禁物…膀胱炎

在宅勤務ですが、週に1.2回は会社に顔を出しております。
それで、夏の装いで素足で出かけて事務所でお仕事。
通常はこの時期でも靴下二枚履きなのですが、
ついつい、洋服に合わせて素足にサンダル。
その後は自宅に戻って調子に乗り、深夜まで仕事をしてしまった。
これが追い打ちをかけてしまったようで、
翌朝、下腹部に痛みが走って目覚める。

やってしまいました…膀胱炎です。

カンジダ菌が腸で活発な時は、なりやすいので要注意。
分かっていながら、無理をしてしまいました。
自業自得。

でも、腸の問題があるので抗生物質は厳禁。

自然療法で対処です。

薬局でANGOCINというお薬と
苦いBärentraubenbläterのお茶を購入。
薬局の人に「膀胱炎ですか?」とすぐに聞かれる。
この薬の組み合わせ、ドイツでは定番なのです。

その他に、Brennnesselというハーブティーも効果的。
それから、たまたま友人からお電話を頂戴し、事情を説明すると、
「カモミールティが非常に効く」と。

これはいつも自宅にストックしているので、すぐに用意。
カモミールは実に万能です。
友人曰く、飲んでも良いし、入浴に使うのも効くと。
あとは陰部の消毒にも効果的なんだそうです。

風邪の際にも威力を発揮するカモミール。
常備すると役に立つこと多しです。

あとはとにかく、水分を取り続けるのみ。

それにしても無理はやっぱりいけないと反省。
年相応の働き方をしなければ長く持たない。
自分の体調と相談しながら、上手に生活が大切です。

年齢と共に食事、運動、仕事とバランスを心がけねば。
人生後半戦、乗り切るにはメンテナンスも考えませんと。
週末はゆっくり、スローで療養致します。

2020-06-12

コロナで楽しむ生活変化

今週はちょっと肌寒い日が続きました。そして、やっと雨がちらほら。

茶色くなった芝生に緑が少し戻りました。

今週は木曜日からお休みで少し長い週末になります。

そこで、水曜日の夜は掃除と少しだけお部屋のポジション替え。

在宅勤務、ドイツではホームオフィスというのですが、

こんな感じでお仕事モードになっております。

コロナで何が変わったかというと、
仕事用のPC、プライベートのPCと合わせ二台使用となり、
電話も同様に仕事用i-phoneが増え、これまた2台。

そして、会社からタブレットを頂戴したため、
2ユーロで購入した中古のCDプレイヤーが引退となりました。

タブレット一台あると大変便利。
キッチンに持参してYouTubeで料理動画を観たり、音楽を聴いたり、
ポッドキャストでNHKのラジオニュースまで聴けてしまう。
めちゃめちゃ重宝しております。

そして、今日はAmazon Stickが我が家に到着。
テレビは全く観ないのですが、映画は好きなのでAmazon Primeを利用。
毎回、PCを接続するのも何なので、お値段が安価になったところでStick購入。
早速利用しておりますが、なかなか便利。
これさえあれば、ニュースやスポーツ観戦もOK。
今は音楽を流しております。

あまりに楽しいので、Amazon Echoを買おうか思案中。
今週お値段が特別価格で提供なので迷うところです。

コロナがきっかけで電磁波に囲まれた生活になっておりますが、
う~ん、物珍しさもあってなんだか楽しい。

昔は音楽はステレオでレコードを、ラジオにテレビ、
そしてラジオカセットが登場し、ウォークマン時代到来。
それだけでも時代の進化に目をぐるぐる丸くしておりましたが、
今はスマホ一台で音楽、ラジオ、テレビに映画、
そして写真も動画も楽しめちゃう。
しかもLINEやZoomアプリでオンラインで海を越えて会うことも可能。
便利な時代になりました。

ドイツ人でも保守的な人は結構おりまして、
Zoomなんぞ使って会うなどとは自然じゃないと、
意義を唱える人もおります。

私もこれはある意味大事なことだと思います。
例えば人と会って話し、励ましあうことの大切さについて
このコロナを通して改めて必要不可欠だと感じました。

でも、同時に新しいものを知ることも大事。
便利に使いこなせばプラスになることも多いと思うのです。

料理本でケーキ作りを学んだ私ですが、
今は本よりYouTubeが「プライベート料理教室」となり、
日々、色んなものを試しております。

そして体調管理のために今日も糖カットのお食事。
たまにご飯を食べないと体力持たないので久々に。
玄米6白米4の混合で頂きます。

今日から食事メニューを含め、体調管理日誌をつけることに。
エクセルで管理しようと、せっせと表づくり。

そこで、若い世代の友人からお電話が…
「今、体調管理表をエクセルでつくっているところ」と私。

「あ~、それなら便利なアプリありますよ!」

ああ、なるほど。
こんなところでジェネレーションギャップを感じるとは。
時代は本当にススンデいるのでございます。

2019-06-26

55年ぶりの暑さ…ガス器具故障

6月だというのに熱波が全ドイツを襲っております。
特に西側のデュッセルドルフ、ケルンは熱波が停滞中。

ラジオによると、昨日25日は6月で最も暑い気温となり、
それが1964年以来、55年ぶりの6月猛暑だとか。
幸い、一週間ほどの真夏日も明日は一旦涼しくなるらしい。
でも、週末から再び熱波の第二波がやってくるという。
勘弁してほしい。(;^_^A

ドイツは湿気があまりない分、まだ耐えられますが、
昨日と今日は湿度78%と珍しく、ムッとする感じ。
何より日差しが半端なく強いので、体力を消耗します。

部屋は、涼しい午前中に風を取り入れ、西陽をシャットアウト。
午後は熱風が入り込むので、窓は極力開けないように致します。

冷たいそうめんでも…行きたいところですが、
小麦がダメなので、野菜中心メニューを頂く。
暑いハンガリー出身の博士から、冷たい果物を勧められる。
冷蔵庫にサクランボ、イチゴ、アプリコットを冷やし、
バテ気味の胃袋に入れるとスッキリ!

さすが、夏にはフルーツの冷スープがあるハンガリー。
冷たい果物を適度に摂るのはビタミン補給とリフレッシュに効果的。

それから、白ワインを炭酸水で割る「フロッチ」
これも体スッキリ、蘇りのハンガリー的な夏の味わい方。
お勧めでございます。

汗をかくだけかいて、フロッチを味わう前に、まず入浴!
と、張り切って準備致しましたら、ハプニングが。

なんと、ガス器具が故障!! 
暑さが原因なのか!?

汗臭いのにシャワーもできない。
これってない。

朝から冷たいシャワーでブルブル。
管理会社に連絡しましたが、業者からまだ電話が来ない。
まあ、電話きても訪問日時の予約を取り、
故障が治るのは恐らく来週か。

ドイツは金曜日は基本的に昼まで仕事で、午後から週末気分。
なので、事が進むのは早くても来週かと。

日本だったら…と思うときりがないのですが、
本当に、日本って仕事が早いとつくづく思う。

まあ、他の欧州地域(スペインとかフランスとか…)に比べると
ドイツはまだ遥かにマシなようですが。

この国に長く住み、日本といちいち比べるとストレス溜まります。

なので、工事の予約が一週間以内にとれたら儲けもの。
そう思って気長に待つ忍耐の強さが必要。

短気は損気ならず、短期は奇跡 in Deutschland

水浴びしながら業者の対応を待ちたいと存じます。

2018-08-03

常夏ドイツ…そしてアパート決定!

 連日『トロピカル天気』が続くドイツです。
天気予報の最高気温を上回る日々。
この間は38℃を記録し、35℃が最近の平均かも。

会社の帰りに2日続けて同じ薬局の前を通ったのですが、
お店の温度掲示板は夕方の6時過ぎで36℃でした。

ドイツの暑さの何が大変かと申しますと、
午後3時頃から気温がジリジリと上がり、
夕方になっても温度が下がらないということ。

窓を開けると熱風が入るため逆効果で涼めない。
朝、出勤前は窓を全部締め切り、カーテンで光を遮断。
自宅に戻って深夜気温が下がり始めるころに窓を開けるという毎日です。

先週、デュッセルドルフの友人と久々に再会。
暑いので噂のアイスクリームを食べに出かけました。

デュッセルドルフのBelsenplatz(ベルゼンプラッツ)にある
La Ronama
何が他のアイスクリーム屋と違うのか。
厳選素材の手作りアイスが楽しめるというところでしょうか。

とにかく、お店は混んでます。

デュッセルドルフはドイツにありながら割とグルメな街。
本当に美味しいカフェやレストランが多い。
特にこのオーバーカッセル界隈は洗練されてるお店が並びます。

日本人の駐在員さんも多く住むこの辺り。
お客様にも日本人の方がチラホラ。

私はストロベリー、ピスタチオと
もう一種よくわからないアイスを注文。
よくわからないイアスは味見させてもらって選びました。
三種類ひとカップで3.50ユーロ。

通常のデュッセルドルフのアイス相場よりちょっとだけお高め。
でも、古巣ゲッティンゲンよりアイス安い。
そして美味しいアイス屋さんが多い。

たかがアイス、されどアイスでございます。

さて、デュッセルドルフへ単身赴任移住して三週間。
振り出しに戻った住宅探しもここでひと段落つきそうです。
前にお断りしたアパートは
2部屋35平米で710ユーロという高値。
しかし、今回出会った物件は68平米、2.5部屋。
ほぼ2倍の広さでなんと、745ユーロ。
只今、契約書を待っております。

見つけた家は昔の作りなので天井が高い。
そして、日本人には欠かせない浴槽付き。
色々二転三転しつつもやっと.決まりました。
来月引っ越しに向けて準備開始です。

まずはキッチンを買わなくちゃいけません。
これがドイツの家の嫌なところです。

中古をいかに格安ゲットするか。
次の課題でございます。

2018-07-07

続・デュッセルドルフで家探し

この前見学にいったアパートについて、ずっと返事待ち状態。
なかなか返事が来ない。
でも、仕事は7月16日からなので、どうにもこうにも落ち着かない。
見学したアパートが決まったとしても、
入居ができるのは8月末から9月初日。

まずは初出勤日に合わせて、家具付きの家を探すことにしました。
ネットで"Zweite Wohnung"と入力してググりますと、
Zweitwohn Agenturという会社のホームページを発見。
問い合わせのメールを送信すると、直ぐに電話がきました。
超速の対応、すぐに見学日が決まりました。
素晴らしい!すごい仕事が早いっ!

で、またしてもでシュッセルドルフへ。
今は夏の休暇時期で、列車は超満員。
座席予約がないと落ち着いて座れないというシーズン。

但し、デュッセルドルフはメッセもなく、ホテルは予約しやすい。
本日のお宿は節約価格35ユーロ、朝食付き。
AltstadtにあるHotel Abode
この間の36ユーロ、部屋に丸見えトイレよりは数段マシ。 
立地は良く、移動は便利です。

ですが、何と言ってもAltstadtなので、問題は騒音。
分かっていながら値段で決めたので文句なしですが、
朝の5時までうるさくて熟睡できませんでした。

それを除けば、清潔だしまあまあ。
ただし、このホテル、レセプションがないので、
部屋の鍵もロビーの食堂から電話をかけて、
鍵ボックスの暗証番号を聞かねばならないとう面倒さあり。
しかも、一人で泊まるふりをして、数人一緒に入れるという。
ちょっと安全面ではNG。
翌朝の朝食時にスタッフが不特定多数の入室や、
鍵の返却漏れがあるなどという、
なんともよろしくないお話をしておりました。

数時間しか眠れず、ぼーっとしながらアパート見学へ。
家具付きのアパートで40平米、月688ユーロの賃料。
Heerdt(ヘァト)と呼ばれる地域にある築100数年の物件。
大家さんはめちゃめちゃ親切。
尚且つ、通りの雰囲気が嘘のようにお部屋は静か。
西向きの窓の向こうには緑一杯のお庭が広がってました。
ここはひと月以上でお部屋を貸して下さるとのことでOK。
後日、不動産会社を通して申し込むことに決まりました。

そして、今回返事待ちの大家さんから連絡が!?
デュッセルドルフに到着した夜に自宅に電話が来たという。
なんともタイミングがヨロシイ。

こんな緑一杯の公園や
人気のイタリアン・レストランがある界隈 
でも、家賃が150ユーロ値上がりするという衝撃が…

都市部は物件争奪戦があるので、家賃が軒並み上がっており、
家賃上昇を食い止める法律が議会を通るかもというドイツ。
法制定前に家賃を大幅に上げるというのか、
どこも信じられないサイクルで家賃上昇しております。

私が9月から入居予定のお家は2部屋35平米。
それで暖房費込みのお値段が710ユーロ!?

うううう…と、今一度思案いたしましたが、
昨日、帰る前に再び足を運んで思いました。
『環境まるごと考えると、これはお得なのかも…』

週明けに再び、契約のためにデュッセルドルフへ。
こんな短期間でポンポンと見つかったのは幸運かもしれません。
あらゆることに感謝しつつ、
第二のデュッセルドルフ生活の準備をしたいと存じます。

2018-03-01

ダウンを手洗い

本日もマイナス10℃越えのドイツです。
快晴でスッキリなのですが、空気はキリリと冷えております。
ご近所への買い物以外、外に出る気が致しません。

さて、日常生活のよもやま話を。

3月に入り、冬物仕舞いの準備をはじめねばと。
そこで、ユニクロのダウンジャケットを洗濯に出さねばと思っておりました。
ところが、これドライクリーニングだと結構お高い。

そんなところに朗報です。
日本の友人の一人が、なんと自分で洗っていると言うではありませんか。
全く問題ないのだと、聞いてびっくりです。

で、家に帰ってコートのタグを見てみたら… 
そう、自分で洗えるのよね。
ちゃんと洗いについての説明もございました。

ここで初めてダウンを自分で手洗いしてみました。
ウール用洗剤でザブザブ。

これが結構汚れていてびっくり。
丁寧に絞って、乾かすこと約2日間。

大丈夫。綺麗になりました。
ドイツのユニクロのサイトで、67ユーロで買ったコートです。
駄目でもともと…と思い切って洗ったのは大正解。

綺麗になって、元通り。
しかもクリーニング代が浮きました。

それにしても、あなどれないユニクロ。
そのコスパの素晴らしさに唸ります。

もう一着、買いたいと思ってしまう。
ブラボーなユニクロ。
やっぱりおススメでございます。

2018-02-04

お財布は大事

新しい年に向けて、この度はお財布を新調致しました。
今現在仕様の財布は、大きいので、小さなバッグに入りません。
手軽に出かけたいときなどは、ちょっと邪魔になってしまう。
それで、手に収まりやすいサイズの財布を探し続けておりました。

財布選びというのは、これまた至難。
自分のこだわりに合うものを探すのは大変でございます。

あちこち歩きまわって、ちょっとだけ妥協して一品を購入。

上の紺色が新しいもの、その下が長年つきあったお財布。
この汚れたベージュの長財布、ドイツのブランドです。
L. Crediというミュンヘンにあるバッグメーカーのもの。

このブランドのものをデパートのワゴンの中から引き当て、
超安値の14ユーロで10年程前に購入致しました。

革の質感といい、とっても使いやすいお財布なんです。
ただ、長財布なので、旅行のときとか面倒になるのが難。

愛するお財布との別れを惜しみ、新財布に乗り換えました。

ところが、新財布、使いやすいがしっくりこない。
何だかお金が良く出ていくような気が…(-_-;)

昔、母や祖父母が
「この財布は柄が良いけど、お金が入ってこない」
「赤い財布はお金が出ていくから使っちゃいけない」
などと、良く申しておりました。

そんな、財布ごときで縁起を担ぐなんて…と、思ったりしましたが、
歳を重ねるとともに、割と財布の縁起を信じるようになりました。

気になり過ぎてL.Crediの長財布にお金を入れ直した私。
すると気のせいか、やっぱりお金が出ていかない!
信じられないような本当の話。

すっかり10年使いこんでも、まだまだイケる。
ドイツ職人のなせる業の長財布。

節約上手な職人さんが作ったお財布なのかもしれません。
新品財布…悪いが早々にお蔵入りです。

2018-01-09

ドイツでギリシャの正月祭り!?

新年、明けましておめでとうございます。

2018年になりまして、私のドイツ生活も12年目に突入。
いやはや…12年住むことになっているとは、我ながらびっくり。
このドイツ生活で、消化器官がやられ、ピロリ菌も見つかり、
丸一年以上、食べることが楽しめなくなっておりますが、
私のこの長い不調の原因は食物不耐症でございました。

年末年始に友人宅に呼ばれたり、呼んだりでしたが、
それがいかにとんでもなく悪影響だったのか、
今になって明確になった次第でございます。

さて、話は変わって新年の話題。

この前、またデュッセルドルフへ行って参りました。
この度はAltstadtの小さなホテルに宿泊致しました。
泊りというのはたまに大事ですね。
良い気分転換になります。

それで、偶然にこんなものに出くわしました。

なんと、ギリシャ式のお正月を祝うお祭りです。
太鼓の音に合わせてグルグル回って踊ります。
途中、お代官様らしき人物が登場。
お客様の中から罪人を見つけ出し、しょっ引いて参ります。

お縄がかけられ…
お代官様は「この女人に口づけすれば許してやろう」と。
実はこの女人、ベールを取ったらただの髭おやじ!?
「ひぇぇっ!それだけは勘弁してくだせぇ」

見物人には多くのギリシャ人が。
そして、ギリシャの強いお酒『OUZO(ウゾ)』が振舞わられておりました。

Altstadtのメイン通り何か所かで同じ踊りが繰り返し見られました。
観光客や地元の人たちも写真を撮ったりと楽しい雰囲気。

ドイツにいながらギリシャのお正月気分を味わえるとは。

それにしても、本当にギリシャ人が沢山でした。
ドイツがいかに多民族国家なのか、改めて実感。

夕方から友人とイタリアンの食事を済ませてホテルへ。

こんな感じでにぎやかな通りに面したお部屋に宿泊。
これがどうして…便利な立地ですが、早朝からゴミ清掃車がうるさすぎ。

翌日、チェックアウトの時気が付いたのですが、
従業員は前日もこの日もイタリア人。

本当に、国際色が豊かなドイツなのでございます。

2017-08-30

世界のお料理会とイランのディーツ

 ほぼ毎週、火曜か水曜日には必ず娘と我が家で昼食会。
彼女の職場が近いため、一緒にお昼を摂るようになりました。

そんな準備をしている最中、イラン人の友人から電話が。
近くの小学校でお料理会があるので、興味があるなら参加しないとのこと。
すぐに昼のメニューを変更し、博士に後を託して行くことに致しました。

学校は自宅から徒歩5分のところにございます。

到着するなり良い香りがホールに漂っておりました。

学校のキッチンには美味しそうなアフリカ料理が…
このパンケーキに上のピリ辛ソースを付けて頂くのです。
簡単そうなパンケーキですが、小麦と水を混ぜ、一晩おいてから焼くんだそうです。
ちょっと酸味があって、お肉のソースとよく合います。

参加している女性たちは10数人ほどなのですが、
イラン、アフガニスタン、チュニジア、トルコ、アルバニアと多国籍。

何でも行政主催で外国人家族の交流推進をしているものらしい。
この料理会はご婦人たちの集いでして、月2回定期開催だとか。

参加すると自分のお国料理を順番で作らなければならないそうです。
とっても面白そうですし、何よりいろんな国の料理に出会えるという得点あり。
それに、私の他にも日本人が一人いらして、何とも心強い。
これは絶対に参加すべし!です。

料理会にはデュッセルドル出身のドイツ人の方も居て、
デュッセルドルフ話に花が咲き、楽しいひと時を過ごせました。
誘ってくれたイラン人の親友に本当に感謝です。

次回は9月13日でアフガニスタン料理だそうです。
楽しみ…そして、日本料理の出番に何作ろうか思案開始です。

お腹いっぱいになったところで、帰りは友人とちょっと散歩。
彼女からペルシャ情報も聞きつつ、流れで近所の中東系食材店へ。

そこで、彼女に教えてもらったのがこれ。
イラン直輸入のナツメヤシの実"ディーツ"
ドイツでも『砂漠のパン』と呼ばれるほど栄養価が高い。
ビタミンB、カリウム、カルシウム、ミネラルに繊維質豊富という優れもの。

日本のサイトでは一日3粒の食用が目安と書いてありました。

ドイツで『砂漠のパン』というくらい、扱いは炭水化物と同じ。
体に良くても偏りはないように…過ぎるのはいけません。

ドイツでは普通にスーパーでもお安い値段で買えるのですが、
このイランのディーツは一味違う。

友人曰く、イラン産はしっとり、柔らかが特徴とのこと。

実際に食べてびっくりでしたが、全然違う。
エジプト産などとは比べ物になりません。

ダイエットや妊娠中の栄養補給にも最適。
また美肌効果もあるらしい。

機会がございましたら、是非一度お試しくださいませ。

2017-08-26

ミニマリスト友人のラベンダー

ゲッティンゲンへ住んで間もなくのこと。
全くドイツ語が話せない時期に知り合った友人がおります。

その彼女を新居のティータイムにお誘いした際、頂いたものがこちら。
ドライ・ラベンダー
彼女が借りているガーデンで採れたもの。

こちらの方たちは、贈り物が粋でございます。

日本の場合ですとお金をかけたものが多いのですが、
お金よりも手間というか、手作り感があるというのが欧州かと。

ドイツで何が楽かと申しますと、訪問したり、されたりの時の贈り物。
特に値の張るものを用意することなど不要だからです。

例えば、友人宅に招かれた際は、手作りケーキやキッシュを持参したり、
お礼などに自分が美味しいと思うお手ごろ価格のワインを贈ったりという感じ。

日本より気遣いが少ないので、お付き合いがとても楽。

このラベンダーを贈ってくれたドイツ人の友人ですが、
市営のガーデンを年間契約で借り、
そこで野菜なども育てているとのこと。

昔からとってもマメな人で、拾ってきた椅子を修理して使ったり、
森に落ちている小枝をキッチンに使ったりとか、
とにかく生活上手でお洒落な人なのでございます。

その彼女、アラカンを迎えたあたりから、物を減らしているという。
年齢と共に断捨離をしているんだそうです。

私も断捨離をしつつありますが、これは勇気がいるというか、
決断力が必要でございますね。

引っ越しの際、かなり減らしたつもりですが、
まだまだ余計なものが沢山ございます。

まあ、無理にものを減らさなくとも良いのでしょうが、
すっきりした空間を生むためにも、定期的な断捨離は必要かも。

徐々に生活スタイルを簡素化するのも大切なことでしょうか。

友人から頂いたラベンダーの香りを楽しみながら、
部屋の整理にいそしむ今日この頃なのでございます。

2017-07-30

炊飯器とラップ

我が家には、長年使っていた炊飯器が二台ございました。

一台はゲッティンゲンのアジア食材店で購入したもので10合炊き。
これは炊飯以外にもスープを作ったり、蒸し器として使えたりという、
いわゆる万能型の炊飯器でございました。

もう一台は、Willichで一人暮らしを開始したころ購入したもの。
3合炊きの小さな炊飯器でしたが、これが炊き上がり抜群のシロモノ。
わずか20ユーロ足らずで購入したにも関わらず、随分重宝致しました。
小さいので場所もとらず、優秀な炊飯器でしたが、
この度の引っ越しでお手伝いをして下さった方にプレゼント致しました。

で、10合炊きの万能型を広くなった新居のキッチンで再使用。
ところが、長く放っておいたのが悪かったのか、イマイチ調子が乗らない。
炊き上がりにムラがでてしまいます。
それに、我が家はご飯を炊きたてで頂く主義ゆえ、
大きい炊飯器だと2、3合炊いても美味しくないのです。

この間、孫におにぎりを作ってあげようとご飯を炊いた際に、
とんでもない炊き上がりになってしまい、3合のご飯がゴミ箱行きに。

これをきっかけに、新たに小型の3合炊き炊飯器を購入することに致しました。

それで、得意のアマゾンで炊飯器選び。

高いものを買う必要は特にないというのは経験済み。
手ごろな価格帯で選んだのがこちら。
ベルリンにあるKlarsteinというメーカーがプロデュースしている炊飯器。
名前はなんと、『Osaka』
このメーカーのキッチン用品、割とデザインがポップで可愛らしい。
カップとヘラ付き、送料込みで25ユーロほど。

早速、ご飯の炊きあがりを試しましたが、これが優秀。
コスパに優れた商品でございます。

何もお高い日本製やアジア製でなくとも、美味しいご飯を味わえるのです。

美味しいご飯でおにぎり作り。

そう、おにぎりと言えば、それを包むラップ。

海外で生活した人なら同じ問題を経験していると思いますが、
ラップを『パッ』とやって『ピッ』と切れることが外国では困難だという現実。

※ラップについては過去のブログにも書きました。

たかだかラップ、されどラップ。
日常の家事の中で、スムーズにラップが切れるという事が、どんなに凄い事か。
日本に住んでいた頃は、こんなことでイラつくなんて想像もつきませんでした。

ところが最近、なかなか切れ味ヨロシイものを発見!
知人からの情報なのですが、試しに購入。

Toppitsなるメーカー⁽のものです。 
切り口が弓型になっており、これが綺麗にラップを切断するポイントになっております。

ドイツで売られているお安いものよりお値段はお高め。
しかも通常はラップというのは50M入りなのですが、
この商品は20Mとかなり強気の販売姿勢。

まあ、日本のラップのことを考えれば、同じくらいか安いくらいですが…。

『パッ』とやって『ピッ』っと切れるという感じには、まだ届きませんが、
これまでの中途半端な切れ味に比べれば、かなりの努力が感じられる一品。
まあ、20M最後まで使い切っておりませんので、
今後ヨレヨレになるかどうかは分かりませんが、ちょっと期待が持てるかと。

ラップの切れ味に悩むドイツ在住の奥様方、
機会がございましたら、是非一度お試しくださいませ。

2017-06-17

引っ越し秒読み

さて、住み慣れたMeerbuschから古巣Göttingenへ戻ることになり、
ずっと住居探しに明け暮れておりました。

大学都市のゲッティンゲンは、数年前から住居探し困難な街となり、
一つの物件に対し、何十人も応募があるという状況。
我が家は幸い、以前に住んでいたアパートが、
Wohnungsgenossenschaftという住宅協会のものでしたので、
敷金(協会費)を預けたまま放っておいたのが幸いしました。

協会員の特権として、この組織の物件を賃貸できるため、
通常の不動産物件よりも競争率が緩くなるのでございます。

それでも、『これはいい物件!』と思ったものの、2回も選考に敗れたから大変。
現在のアパートを6月末で解約届を提出しているのに、
7月1日から賃貸できる物件に当たらなければ家なき子になってしまいます。

ドイツは日本と違いまして、退去希望日の2か月前告知が普通。
大体の方は、次の物件を決めて解約したりするのですが、
そうなりますと、新居と旧住居の2か所の家賃を1,2か月支払う羽目になるのです。

我が家は次の住処が決まる前に解約し、
猶予のある2か月間で新居を探すという、ややバクチのような方法をとっております。
二カ月余裕があるなら見つかるのでは?と、お思いでしょうが、
ドイツの物件探しほど、大家主導かつ熾烈なものはございません。

例えば、6月30日解約で7月1日から賃貸を希望している場合、
4月1日から次の物件を探せるのですが、タイミングが難しい。
借りたい物件の賃貸が6月1日から引き渡し可能という場合、
競争相手が何人かいますので、7月1日から住みたい人間はこの時点で選漏れ。
即、借りたい物件ならば、6月1日から契約申し込みを決める必要があるのです。
そうしますと、1カ月分の家賃を新旧二か所の住宅に支払う羽目になるのです。

これを避けるために、旧住居のNachmieterという自分の後の入居者探さねばなりません。
入れ替わりに6月1日から部屋を借りたいという人を見つければ問題は解決。
でも、これが自分であちこちにチラシを貼ったり、
ネットやフリーペーパーに広告を出したりせねばなりません。

我が家はこのNachmieter探しを自分たちでやるのが面倒なのもあり、
ずっとこのバクチのような方法で引っ越しを決めて参りました。

この度は、2度の選考漏れで少々ビビり、8月から空室になる物件とか、
早く借りなければならないのでは…とか、色々ございました。
それで、希望に近いところで7月15日から賃貸の可能な物件の紹介があり、
苦しい選択でしたが、まずは応募をしてみましたら、
なんと、今現在賃貸中の方と話がトントン拍子に進み、
希望通り7月1日から借りられることに相成りました。

ところが…
今のアパートを賃貸するため、不動産会社が仲介に入ると大家さんから連絡あり。
それで、引っ越し予定を7月1日にしている旨を不動産会社に致しましたら、
6月30日まで退去してもらわないと…という厳しいお言葉。

その結果、協会との交渉の末、6月25日に引っ越しが早まることになりました。

6月に入って目まぐるしい引っ越しの展開。

毎日、荷物の整理と梱包に追われております。

キッチンの整理を兼ねて、古くなったハーブを入浴剤にしてみたり…
食材整理を兼ねて色々と料理したり…
余ったミューズりーやココアでレア・チーズケーキも
冷凍庫、冷蔵庫を次から次にチェック
 
乾物やお酢、調味料もなるべく使い切る努力
キッチンのものは、結構な荷物になるので、計画的でなければなりません。
使えるものは使い、処分できるものは思い切って捨てることも大事。

調味料のストックをチェックして、我ながら貧乏性だ…と思ったものあり。
納豆についているからしやたれをきちんと全部保管してあったのでございます。
ラーメンのスープのもととかもあったりして。
全然使わずに半年以上、一年以上のものもあり。

使えそうなものは日々の料理に使い、
色がちょっと…というものは、当然、即処分いたしました。

引っ越し=断捨離?

とにかく、ありとあらゆるものを仕分けしては、無駄を省いていっております。

今や引っ越しのプロ?という博士と共に、
荷造りもいよいよ大詰めを迎えるのでございます。

2017-06-07

SCHÜTZENFEST

6月3日から我が地元で恒例SHÜTZENFEST(シュッツエンフェスト)が始まりました。
別名HEIMATFEST(ハイマットフェスト)とも申します。
日本語で射撃祭または故郷祭り?って言うのでしょうかね。

何でもその昔、各町々を守る自警団が結成されたことが事の始まりだとか。
我が地域Meerbusch Büderich の射撃会は1567年からの歴史がございます。

そして、このように伝統行事となりまして、毎年パレードがございます。

馬にまたがり颯爽と。。。
ドイツ人は制服好き。
こうして制服姿で行進するのがたまらないとか。
ははは…本当か?
 馬車もございます
 こんな可愛い騎士団のスタイルもあり
 お孫さんと参加の方もあり
 ズカジャカ行進は続く・・・
 おじ様たちもしばし談話
 素敵なご婦人たちも登場
 
 ご当地ブラスバンドもございます
そして大砲もあるのです 
実際に自警団は今の時代はございませんが、
このように伝統として会は存在し続けているのです。

そして、毎年SCHÜTZENKÖNIGという王様も選ばれます。
その年の射撃の当たりが一番の方が王様になるのです。
地元紙には必ず、王様とお妃さまが紹介されるという。
カーニバルもそうですが、地域を挙げての大盛り上がり行事の一つなのです。
特に近郊Neuss(ノイス)のSCHÜTZENFESTはテレビ放送があるほど大規模なもの。

祭りの期間は露店も登場し、子供たちにもウキウキ。
そして、パレード参加者は必ず一杯ひっかけてから行進へ向かうのが日常。
この時期の居酒屋はパレードメンバーを中心に超満員。
朝から夜までビールが大量消費されていくのです。

祭りがあるから飲むのか、飲むために祭りがあるのか。

まあとにかく、今年もズカジャカ行進は賑やかなのでございます。

2017-06-01

ミネラルで蘇る!?

体調を崩して早や一年。
具合が思わしくない時は、本当にどうなることかと不安ばかりが募りました。
時にはお医者様を変わったほうがいいんじゃないかとか、
不信や疑問を抱いたり、要らぬところで焦ったり。

パッと症状が良くならないと、余計なことばかり考えてしまいます。

ここに来て、やっと光が見え始め、薄紙をはぐように体調が向上。
私の主治医は、あれこれ科学的な薬を処方するタイプではなく、
なるべく自然治癒力を活かしながら病気に対処をするという考え。

悪けりゃ点滴でも何でも打って、早く…という日本感覚とは大違い。

この前の診察の際も、年内いっぱいには治るように、
ゆっくり時間をかけて行きましょうと言われました。

何といっても20kg以上の体重喪失があったため、
関節や筋肉の痛みがあることから、ビタミンD3と
ドイツ・ホメオパシーのSchuessler salz
内臓機能回復にBasosyx Hepaなるミネラル成分を処方して頂きました。

そこに加えて、ハンガリーから購入してきた奇跡の薬ベーレシュチェップ。
これをビタミンCと一緒に服用します。

効き目あり!
辛い両肩関節の痛みが軽減致しました。
それを追うように両手の指関節も少し楽になったのでびっくりです。

いずれもミネラル成分のなせる業かと思われますが、
少しずつ効果を実感している毎日でございます。

この中で注目すべきはSchuessler Salz No.1です。
これ、調べましたら筋肉や骨などに良いらしく、
細胞一つ一つを修復し、機能回復につながると。
お医者さま曰く、肌のたるみに効くと言われているそうな。

そこにハンガリーのベーレシュチェップがあれば怖いものなし。
ベーレシュチェップは癌に効果的と言われているもので、
免疫力をかなり強化する働きがあるもの。
実は2度のハンガリー旅行はベーレシュチェップと
ハンガリー・ハーブを購入するのが目的でした。

漢方薬同様、自然のものというのは効果がでるまで時間を要します。
効いているのか…と不安にもなります。

でも、気長にじっくり継続するのが大きなポイント。

化学的な薬を使って即効性を求めるよりも、
自然治癒力を回復させながら健康を取り戻すのがベスト。
ドイツに来てから、自然治癒力を弱めず病を治すという考え方を学びました。

ミネラル摂って、たるんだ筋肉を取り戻すべく、
運動も欠かさず継続して参りたいと存じます。
若返るか!?
乞うご期待!…なんてね。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...