ドイツで最近、よく耳にする言葉がございます。
ドイツ語でUnwetter(ウンベター: 荒天)
暑かったかと思うと、急にスコールのごとき雨や雹が降ったり、
いきなり雷ゴロゴロという悪天候になったりという、いわゆる異常気象。
先週は連続の雨、そして春のような寒さが来て、また夏日がおとずれました。
天気予報の最高気温は26℃でしたが、現実は28、29℃くらい。
こういう日は、クーラーは不要。
それよりご近所の大学の植物園へ足を運ぶのが一番です。
トンネルを抜ければ、そこは…植物園
お昼過ぎに参りましたが、皆さん涼んでおります。
お弁当食べたり、PCで作業や新聞を読む人がチラホラ。
ドイツは日本と違い、湿度がないので木陰へ行けば十分涼しい。
通りに並木が多いので、歩いていても暑さでバテるといことが少ない。
(街の真ん中は建物ばかりなので暑いですが…)
日本のように、暑さで食欲が減退するということはあまりございませんが、
やはり水分補給は大事でございます。
それで、最近、やたらとハマり始めたのがリンゴ酢。
実は、4度目の胃カメラ検査を受けた私ですが、
検査が過ぎてから体調が悪い日が多々ございました。
酷かったのは、一週間近く関節痛で夜中に何度も目が覚めてしまう。
横になっても縦になっても寝付けない日が続きました。
検査の結果、案の定ピロリ菌が元気に胃袋にいたことが判明。
それで、少しでも自然治癒力で何とかしようという考えもあり、
以前、消化力を改善できた記憶から、リンゴ酢に頼ってみることに致しました。
ビオショップで購入のりんご酢三兄弟
いずれも非加熱処理、ろ過無し。
お値段は中央のものが一番お高いのですが、お味はいっしょ。
効果も全て同じでございます。
胃薬を飲んでも、自力の消化力が問題なので、薬はストップ。
まずはりんご酢の基本レシピで試してみました。
基本のレシピは至って簡単。
コップ一杯のお水(200ml程度)
ティースプーン2杯のりんご酢
ティースプーン1~2杯の蜂蜜
これを混ぜて食前(調べたネット記事には15分前がベストと記載あり)に飲用。
酢を空腹時に飲むの!?と思いましたが、
胃が弱い方は食間もしくは食後がヨロシイかと。
注)体に良いからと、飲み過ぎにはいけません。
胃に負担がかかり過ぎて、逆効果にならないようにご注意を!
蜂蜜がなかなか溶けないので、私はシェーカーを利用
*蜂蜜をお湯で少し溶かして水と混ぜるとよろしいです。
但し、りんご酢をお湯で割らないように…ビタミンが壊れてしまいます。
お湯と水を混ぜたぬるま湯で蜂蜜を溶かし、
それから水をさらに加え、締めにりんご酢を混ぜる。
この順番がお勧めでございます。
ドイツはビオのリンゴ酢もお安く手に入りますし、
蜂蜜も養蜂家の方から市場で直接買うことが可能です。
この恵まれた環境を活かさない手はございません。
毎日飲用しておりますが、関節痛は楽になりました。
それで、色々と調べましたところ、りんご酢がいかに優秀かを知ることに。
まず、含有するビタミンですが、ビタミンC, E, B1, B2, B6, A,
Provitamin, βカロチン, Vitamin P
そして昨今注目のミネラル成分ですが、
カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、銅、硫黄、
鉄分、塩素、リン、ケイ素、フッ素
基本レシピの飲み方で、呼吸器系、鼻炎、消化器への効果、
また神経にも効き目があるというから驚き。
ドイツでは昔から、飲むだけではなく髪の毛や全身のお手入れにも使われているそう。
私は、化学的なものを少し減らそうと思い、シャンプー、リンスを辞めました。
それで、現在は石鹸とりんご酢を使っております。
それから、ハンドクリーム代わりになるということで、
りんご酢とオリーブオイル同量を混ぜたものを使用。
これを眠る前と朝の家事のあとに手に塗っておりますが、
下手なハンドクリームより効果ありです。
そのほかに、メイク落としのあとのふき取りに
りんご酢とローズウォーターを半々に割ったものを使用。
近々りんご酢のピーリングも試してみようと思っております。
りんご酢一本をこんなに有効利用できるとは眼からウロコ。
今後も色々と調べて試してみたいと存じます。
でも、りんご酢を飲んでも、私の天敵ピロリ菌は生存中。
三度目の除菌は10日間やりきらねばならなず、
しかも副作用が半端ないとお医者様から言われました。
一応、薬を購入し、現在心の準備中。
お医者さま曰く、
「私の患者さんで一人だけこれを試したのですが…」
その患者さん、開始5日目で副作用が酷くギブアップしたそうです。
りんご酢の効果に驚きつつ、ピロリ菌の存在にビビる今日この頃。
念のため、主治医に他の治療があるかどうか確認の予定。
聞いてからでも除菌は遅くはございませんので。
どうなりますか。