2014-07-29

プラムのケーキ

何か月ぶりでしょうか。
プラムを大量買いしましたが、食べるのが大変…置いておくと傷んでしまう。
そこで力を振り絞って久々にケーキを焼きました。


プラムのケーキ

何か月もケーキ作りをしておりませんでしたので、過去のレシピ帳やインターネットをググりました。
目にしたレシピを参考に、自宅にある材料でかなり適当分量ですが挑戦。
適当な割には上手く焼けたのでラッキー。

お砂糖は処理に困っていたパウダーシュガー(110gほど)を使用。
小麦粉200g、卵3個、ベーキングパウダー、バター150gに冷蔵庫整理を兼ねて余っていた乳製品投入。
型に流し込んだ生地の上にプラムを並べて焼くだけ。
甘さ控えめなデザートが簡単に出来上がり。

やっぱりお菓子作りは無になれるので、私のストレス発散に最適。
重い腰を上げるまで随分時間が掛かりましたが、やってみるものです。

少しずつ、もとのペースを取り戻したいものです。

2014-07-22

ハンガリーの思い出料理

ドイツもこの2日間は30℃越えとなりました。
でも、空の色がハンガリーと違う。ドイツは青空が薄いことに気が付きました。

さて、ハンガリー旅行の思い出をつづっておりますが、本日は食べ物について。
ハンガリー料理はあまりメジャーじゃございませんが、実に日本人の口によく合う。
とにかく、何を食べても美味しい。スィーツも絶品なんです。
しかもワインも安くて旨し。地元産のビールもイケるんです。



ハンガリービールとソーセージ、ザワークラウト
ドイツにもある組み合わせですが、ソーセージは絶対にハンガリーのものが美味しい。

お料理の前菜、キュウリのピクルス
このキュウリ、なぜか日本の漬物の味とそっくり。
思わず白いごはんが欲しくなりました。

このポテトフライは艶消しでしたが、豚肉はホットスパイスが効いて美味しい。 

これは博士の注文した料理なのですが、牛肉を煮込んだもの。絶品! 


セゲドの友人宅の昼食にお呼ばれされました。
ハンガリー人はお客様を招くと、とにかくたっぷりの量の食事を作ってくださいます。
出されたら全部食べなきゃいけないという慣わしだそうな・・・お腹はちきれます。

鶏と豚肉のフライ 

こちらはシャンピニオンとカリフラワーのフライ 

右はパイ生地の中に豚のひれ肉などが詰まってます。
『処女焼き』というらしい。 

これ、デザートなのですが、パイ生地風のものに羊のチーズ、フェンネルを挟み込み。
さっくりで美味しい!もう一度食べたいお味でした。

食事がすんでしばらくしてから、ハンガリーシリーズということで、
羊のフレッシュチーズ、パプリカソーセージ、サロナ(豚の脂肪の加工品)登場。
全て手作りのもなので、市販のものとは味がダントツに違います。とにかく美味。 

ご近所の庭で捕れた桃 
この桃、ナイフを入れると果汁がジュワ~っ。信じられないほど新鮮。


友人宅には食べる飲むで8時間。とにかく話が終わらない。
とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。


ハンガリー最終日に博士とセゲドのカフェでスィーツの食べ収め。



ハンガリースィーツは甘さも控えめ。スポンジ生地はドイツのものより繊細。
フルーツを使ったものなどは酸味と甘みのバランスが良く、いくつでも入りそう。

この他にも美味しいものを沢山頂いたのですが、食べるときに限って写真撮るの忘れてしまいます。
次の訪問時は更に新しいメニューを食してみたいもの。
特にスィーツは奥が深そうなので、もっと探究しつつレシピもゲットしたいと思っております。


セゲドからブタペストまでの列車内。

列車の窓から見える向日葵畑



体重増量でドイツへ戻りましたが、増えた体重って頑固なもの。

博士から、『横から見たらまるで豚ですよ・・・』と言われ、とうとうダイエットを開始いたしました。
とにかく、健康のためにも減量致します。

2014-07-18

人口1700人の村

ハンガリー滞在5日目、博士の高校時代の親友を訪ねて Telekgerendas(テレゲレンダーシュ)という村へ。
人口1700人の村なのですが、電車が止まるという便利さ。



村のメインストリートを歩く 

道の両脇にはたわわに実ったプラム、サクランボの木がございます。
家の人が手入れしているもの以外、自由に採ったり、食べたりしてもOK。
博士と試しましたが、甘くて美味しい。 

自宅で鶏や豚、ガチョウを飼っている人が多いので驚き。
鶏も柵を越えて餌を食べに道端に出ております。


博士とそのご友人、なんと40数年ぶりの再会。
お互い孫もでき、あれこれ話が尽きません。

三歳になるお孫さん・・・可愛い

このお孫さんがちょろちょろしながら何か唄っておりまして、何の歌かと博士に聞くと・・・

«トルコ軍が来る・・・»って歌っていると。
私、これを聞いて大笑いしてしまいました。
もう笑いのツボにドンピシャ。

300年前にトルコ侵略をうけたハンガリー。
その当時、トルコ軍がハンガリー人をどう扱ったのかが歌い継がれております。

♪ トルコ軍が来る。♪
♪トルコ軍があなたを捕まえて、塩を入れた井戸に放り込む。♪
♪縛り上げて車輪に顔をあて、歯をボロボロに折る。♪
♪トルコ軍があなたを撃ち殺す。♪

内容は決して笑えないのですが、これが延々と歌い継がれているから驚き。
博士の世代でも同じ内容でみんな唄っていたそうです。


時間があっという間に過ぎて、最終電車に間に合うように帰路につきました。


なんかのどかな田舎。

これは昔、養豚に使っていた小屋 

駅のホーム 



ホームのベンチがなんともレトロ感満点



駅に向かう途中、偶然にもう一人のクラスメイトに遭遇。
髪の毛も薄くなり、風貌も変わっていたらしいのですが、声を聞いてだれかすぐ分かったそう。

男三人、おーおーという感じで何やら話しておりました。
二人の息子さんは結婚して独立しているという話を聞いて、博士は早速、

『君のところ、孫はもういるのかい?』と聞くと、

『なんとか(息子夫婦は)頑張っているんだけど、まだなんだぁ』

『それじゃ、君も頑張って助けてあげなきゃ』

『俺が助けちゃ、そりゃ孫じゃなくなるだろう・・・』

ハンガリー人らしいユーモアセンス。座布団一枚。

村にお店は一軒だけ。
小さな村ですが、自然にあふれて時間がゆったりとしておりました。
また訪れてみたい場所の一つとなりました。

2014-07-17

ティサ川眺めて«ハラスレー»を食す

博士の大学時代の友人ご夫婦から、地元名物を食べに行こうとお誘いを受ける。
セゲドはパプリカとティサ川で捕れる新鮮な魚(ナマズ、鯉など)が有名。
車で町から少し離れた川沿いのレストランへ参りました。

ナマズの絵がしっかりと描かれております


何とも雰囲気の良いレストラン


昔ながらの建物も可愛い


レストランの脇には船着き場もあり




ナマズをはじめ、川で捕れた魚のスープ«ハラスレー»を注文


このお鍋で2人前なんですが、4人で食べてお腹いっぱい


スープにはこの青唐辛子をトッピング 


このレストランのハラスレーに使う魚は全てティサ川で捕れたもののみを使用。
昔は魚だけでなく、スープに川の水も使用していたそうです。
今はさすがに川の水は使いませんが、かなりのこだわりがある地元料理でございます。


博士が食べていたのはこのパスタ
茶色いのは豚の脂肪なのですが、これがウマウマ


お食事代ですが、スープ2人前にパン付、上記のパスタ2.5人前で大人4人で22ユーロほど。
こんな雰囲気満点の名店でお食事して、チップ入れてこのお値段は安いです。言うことなし。

すぐ近くにはライバル店がございます 


こちらも昔風の建物あり 

これは石のテーブルではございません、粉引きの石臼です



白樺の木ですが、とても大きい


この川、過去に何度か氾濫しております

 

この家に掲示された標識、水位がどこまでだったかわかります

故に、ご近所のサマーハウスも水害対策で高床式



川魚はどんなものかいな・・・と、恐る恐るいただきましたが、やはりウマウマ。
なんたって量がたっぷりで驚きでした。
とにかく、連日食べ過ぎの博士と私。体重どれだけ増えたのか。

ハンガリー料理、本当に何を食べても美味しい。
あまりに美味しいので、肥ることを気にしなくなってしまう恐ろしさがございます。


まあ、ドイツに帰れれば自然に痩せるか・・・。
あっはっは~。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...