会社にも我が家にも同じものが届きました。
全戸に配布された市長からの手紙でございます。
コロナ感染に立ち向かうため、市民の協力が必要と。
接触禁止令が発令され、さらなる徹底をという市長からのお願い。
普通はなるべく在宅するように、
風邪の症状の時は特に家に居ましょう、
好ましくは2M(最低1.5M)人との間隔を保ちましょう、
手洗いの励行と消毒、
スーパーと薬局、ドラッグストアは開いています等ですが、
老人と余病を持っている人に対しては、
家に居ること、
家族に会ってはいけない、
孫と会わないように、
まめな手洗いの励行、
買い物は配達させるか、家族や知り合いで代行してもらうこと。
商品は直接受け取らず玄関前においてもらう。
可能な限り現金の支払いはしないように。
それで、今一番危惧されるのは
お年寄りが「孤独」を感じ、鬱になってしまうこと。
正直、私もコロナ感染の初期の頃、
生命力が下降気味になったことがありました。
冷静にと思ってもそうではなかったり、
その結果、地下室にカギを忘れてしまうという失態にもつながりました。
体の弱い人やお年寄りが孤立する状況なのです。
まともに仕事をしている若い人でも
一人暮らしの場合、仕事もホームオフィスだと特に
誰にも会わずに一日、一週間が過ぎるわけで、
現に私の知り合いからも「鬱になるかと思った」
という不安の声を耳にしました。
接触禁止も2週間を過ぎ、それもさらに延期されました。
イースター休暇明けの4月19日までこの状況が続きます。
ロックダウンではないので、まだ気持ちに余裕はありますが、
人との接触が阻まれるのはメンタル的に楽ではありません。
できるだけ友人に声をかけるようにしていますが、
人に声をかけるのも生命力が必要。
日々何か工夫をしながら、モチベを上げる事が大切です。
さて、再び快晴の週末でございます。
ライン川沿いの散歩はジョギング人口も多く、
人の往来も結構あるので、穴場を探しました。
それで、マスクしっかりで電車に乗り町中心部へ。
ブランドショップ街へ到着
車は停まってますが人けは少なし。
デパートとブランドショップは休業中です。
ショッピングモールも暗いまま。
私たちの近くでYouTuberと思われる人が、
一人で自転車に乗りながら自撮りレポートしてました。
この界隈の高級ホテルも休業中。
普段の日曜日以上に人がいない。
H&Mの前になぜかズボンが…
ただ、この辺りは通りの幅が広く、
並木もあるので散歩するにはとてもよろしい。
ライン川よりこちらが空いてるかもです。
太陽の光を浴びながら、色んなことを考えさせられます。
クリスマスシーズンに人が溢れかえり、
あの頃は誰も今日の風景を想像していなかった。
年明けのセールには、博士も私も靴を選んだり、
結構二人で奮発して買い物した場所です。
でも今、ここで働いていた人たちはどうしているのだろう。
自分が生きている時代に、こんなことが起こるとは。
ため息が出ないと言えばウソですが、
だからこそ嘆きに心を制されることはなく、
どんなときも人間は強いという証明をしたいもの。
負けずに行かねば!
さあ、心に太陽を、唇に歌を!
そしてナチュラルキラー細胞を活性化させましょう!