2017-07-30

炊飯器とラップ

我が家には、長年使っていた炊飯器が二台ございました。

一台はゲッティンゲンのアジア食材店で購入したもので10合炊き。
これは炊飯以外にもスープを作ったり、蒸し器として使えたりという、
いわゆる万能型の炊飯器でございました。

もう一台は、Willichで一人暮らしを開始したころ購入したもの。
3合炊きの小さな炊飯器でしたが、これが炊き上がり抜群のシロモノ。
わずか20ユーロ足らずで購入したにも関わらず、随分重宝致しました。
小さいので場所もとらず、優秀な炊飯器でしたが、
この度の引っ越しでお手伝いをして下さった方にプレゼント致しました。

で、10合炊きの万能型を広くなった新居のキッチンで再使用。
ところが、長く放っておいたのが悪かったのか、イマイチ調子が乗らない。
炊き上がりにムラがでてしまいます。
それに、我が家はご飯を炊きたてで頂く主義ゆえ、
大きい炊飯器だと2、3合炊いても美味しくないのです。

この間、孫におにぎりを作ってあげようとご飯を炊いた際に、
とんでもない炊き上がりになってしまい、3合のご飯がゴミ箱行きに。

これをきっかけに、新たに小型の3合炊き炊飯器を購入することに致しました。

それで、得意のアマゾンで炊飯器選び。

高いものを買う必要は特にないというのは経験済み。
手ごろな価格帯で選んだのがこちら。
ベルリンにあるKlarsteinというメーカーがプロデュースしている炊飯器。
名前はなんと、『Osaka』
このメーカーのキッチン用品、割とデザインがポップで可愛らしい。
カップとヘラ付き、送料込みで25ユーロほど。

早速、ご飯の炊きあがりを試しましたが、これが優秀。
コスパに優れた商品でございます。

何もお高い日本製やアジア製でなくとも、美味しいご飯を味わえるのです。

美味しいご飯でおにぎり作り。

そう、おにぎりと言えば、それを包むラップ。

海外で生活した人なら同じ問題を経験していると思いますが、
ラップを『パッ』とやって『ピッ』と切れることが外国では困難だという現実。

※ラップについては過去のブログにも書きました。

たかだかラップ、されどラップ。
日常の家事の中で、スムーズにラップが切れるという事が、どんなに凄い事か。
日本に住んでいた頃は、こんなことでイラつくなんて想像もつきませんでした。

ところが最近、なかなか切れ味ヨロシイものを発見!
知人からの情報なのですが、試しに購入。

Toppitsなるメーカー⁽のものです。 
切り口が弓型になっており、これが綺麗にラップを切断するポイントになっております。

ドイツで売られているお安いものよりお値段はお高め。
しかも通常はラップというのは50M入りなのですが、
この商品は20Mとかなり強気の販売姿勢。

まあ、日本のラップのことを考えれば、同じくらいか安いくらいですが…。

『パッ』とやって『ピッ』っと切れるという感じには、まだ届きませんが、
これまでの中途半端な切れ味に比べれば、かなりの努力が感じられる一品。
まあ、20M最後まで使い切っておりませんので、
今後ヨレヨレになるかどうかは分かりませんが、ちょっと期待が持てるかと。

ラップの切れ味に悩むドイツ在住の奥様方、
機会がございましたら、是非一度お試しくださいませ。

2017-07-28

3日間連続の雨

月曜日から3日間連続で雨が降り止みませんでした。
ほぼ同じ雨量で間断なく降るなんてことは初めて。

水曜日にガスの点検で業者の方がいらしたのですが、
『永くゲッティンゲンに暮らしているけど、こんなのは初めて』とのこと。
ゲッティンゲンは、昔から天候被害があまりないと聞いたことがありますが、
やはり隣町などは洪水の被害が発生し、大変なことになっております。

日本もそうですが、短時間に大量の雨が降ったり、大洪水になったり、
ドイツも異常気象の影響を確実に受けております。

いずれの地にもかかわらず、被害に遭われた地域の方には、心よりお見舞い申し上げます。

さて、雨のため散歩することもままならず、本を読んだり、孫の面倒をみたり。
孫リクエストの昼食は手作りピザ

火曜日には娘と彼がうちで夕飯だったので、お料理をせっせと作ったり。
買い物以外は外出せずで、自宅で時間を過ごしておりました。
娘と彼のための食後のデザートは、最近ハマっているサクランボのケーキ

雨は憂鬱だぁと思うと、余計に憂鬱なので、とにかく止むのを待つのみ。
太陽が出るのを今か今かと空を見上げておりました。

天気予報が余り当たらないドイツですが、
この度も当たらずで予報より早めに水曜日の夕方には雨が止み、
スーパーへ足を運ぶと、雨の人は大違い、沢山の人で賑わっておりました。
みんな我慢してこもっていたのか…と思うほど。

あ~やっぱり太陽がでるってことは有難い。
気分がやっぱり違うのでございます。

2017-07-24

デュッセルドルフでイタリアンBellissimo

さて、今となっては古巣となりましたデュッセルドルフ。
やはり時々恋しくなります。
約5年程暮らしましたから、当然なのですが、
お買い物や食事が本当に楽しい街だったとしみじみ。

そこで、本日は個人的に大好きNordstrasseからまた1軒お店をご紹介。

小さなイタリアンレストラン『Bellissimo
Schweinstrasse Nr.21

日本語で美味しい自家焙煎珈琲が買えるDie Kaffeeの右隣のお店です。

店内はこじんまりですが、素敵 
ランチメニューのお魚をチョイス致しました。
まずは、サラダの登場 
新鮮野菜に塩、胡椒、オリーブオイル、バルサミコ酢のシンプル味付け。
このバルサミコ酢が非常に美味しかった。
それで、食事の帰りにFass Bar(お店の斜め向かい側)へ立ち寄ったほど。

サラダがうまうまで、食べることに夢中になり写真を取り忘れるところでした。
途中で激写した鯛の一種、Dorade (ヨーロッパヘダイ) 
レモンをたっぷりふりかけて頂きました。
ハーブのセージも良いハーモニーを奏でておりました。
もう皮もパリッと美味しくて、隅々までペロリと平らげました。

ここのランチはエスプレッソ付きで11~15ユーロほど。
ボリュームとお味を考えますと、十分お得でございます。

美味しーいと下手なイタリア語で何度もアピールしていた私。

するとエスプレッソとともに、思わぬプレゼントが… 
厨房のシェフから特別にティラミスのサービスがっ!!!
そりゃあもう、グラッチェ、グラッチェでございます。
このティラミスがまた、とろけるお味で最高でした!

ランチの時間帯は良く混んでいて、注文してからお料理が来るまで待たされたり、
注文を間違えて…ってことも他のお客様のところであったようですが、
なぁに、イタリアですから…そんなこと気にしちゃいけません。

美味しいものには時間がかかる。
それに厨房はシェフ一人で切り盛りです。
ウェイターも一人です。

多少の間違いもお味で全てカバー。

機会がございましたら、是非一度足をお運び下さいませ。

2017-07-23

所変われば…

ゲッティンゲンへ引っ越しをしてから、一カ月を迎えようとしております。
時間の経過というのは、本当に早いものですね。

ところで、住む環境が変わり、仕事も離れていることで、
日常の持ち物が変わって参りました。

まず、最近復活したもの二点。

ラジオと水筒
水筒はもう7,8年ほど前にゲッティンゲンで購入したもの。
ゲッティンゲンは水道水が美味しいことで知られており、
わざわざお金を出してミネラルウォーターを買わずともヨロシイ。

まあ、ドイツ国内はどこでも水道水は飲めると聞いておりますが、
デュッセルドルフとゲッティンゲンとを比べますと、大いに違うのでございます。
ゲッテインゲンは湯沸かしポットを使ってもカルキがたまったりしないのです。
(住んでいる人なら分かりますね…この違い)

そして、ラジオですが…
キッチンが広くなり、とても居心地が良いため、居座る時間が多くなりました。
それで、作業中に手を動かしながら気軽に聞けるラジオをキッチンに置きました。
ニュースもテレビではなく、ラジオでチェックする今日この頃。

過去にテレビなし生活を一年以上続けたことがあり、
その際、ラジオの存在の素晴らしさに目覚めたという経験がございます。
ラジオは視覚を奪われないので、何かの作業をしながら情報を得られ、
一日の時間を非常に有効に使えるのです。

なので、個人的には家にテレビがなくても生きていける。
ラジオとPCがあれば、テレビは無くても全く問題なしです。

それから、新居が町まで徒歩圏内のため、公共交通機関を使わなくなりました。
(バスに乗るのは疲れているか、急ぎの時のみ)

健康回復のため散歩の回数も増えたこともあり、
飲み物や軽食を持参して外出するこが多くなりました。

そこで、バックからリュックサックへ転身することに致しました。
ところが、リュックサック探しがなかなか至難。

リュックサックというと、カジュアルなスタイルに合わせた形ばかり。

いつもラフな格好ばかりではないので、悩みました。
色々と探して、Burtonというメーカーのものにしようかと考えておりましたが、
日本の友人から聞いたリュックのことを思い出し、PCで何気に検索。

Anelloという日本のメーカーのものなのですが、
ドイツでも入手できることが分かり、迷わずアマゾンで注文!
アラフィフの私にも使えるデザイン

それから、靴も歩きやすいもの重視でスニーカーをよく履くようになりました。
これまた、毎日Tシャツにジーンズというわけではございませんので、
歩きやすくてそれなりにきちんとしたスタイルにもあう靴を探しました。

そこでBIOファッションのシューズメーカーの靴を発見!
ドイツメーカーのJohn w. shoesの靴 
これが、セールで10ユーロ!信じられない破格!

実際の私の靴のサイズは38なのですが、この靴は36。
でも、大きめにできていて、全く問題なく履けたので購入。
あまりに安いので、2足買ってしまいました。
これで、数年は夏の靴を買わなくて良し。

この靴、足にフィットして歩きやすい。
できれば秋冬のものを一足入手したいと考えております。

新しい町で、新たに使い始めたものたち。
ささやかな日常に楽しみがひとつまた増えました。

2017-07-19

アプリコットケーキと甘酢漬け

旬のアプリコットをまたまた購入。
今回は一つ一つ皮を剥き、手間をかけたケーキを手作り。

アプリコットのStreusel Kuchen
サクサク生地のケーキの出来上がり。
初挑戦にしてはウマウマでございました。

今週はサクランボで同じタイプのケーキを作る予定。
またレシピが増えるという楽しみつき。

それから、スーパーでカブを特売していたので迷わず買いました。
あれこれ考え、甘酢漬けに致しました。
さっぱり感を出すためにビオ・レモンの皮を加えます。

お酢は白ワインビネガーを使用。
酸味柔らかな食べやすい甘酢漬けの完成です。

日本の友達に聞いたら、最近、ピクルスなどお酢を使ったものがブームらしいですね。
この前は乳酸キャベツが流行っていたと聞きました。

日本は凄い速さでブームが移り変わります。
お酢の次は何が来るのか…興味深々です。

私はブームがとうに去ったカスピ海ヨーグルトをずっと続けています。
ぬか漬けは辞めましたけど…面倒なので。

以前、ドイツ人の友人に、日本でバナナダイエットがブームになった時、
スーパーのバナナが品切れになったという話を致しました。
それを聞いた友人は、そういうことはドイツじゃあり得ないと一言。

確かに、ドイツで日本のようなそういう現象、お目にかかったことがございません。
なんかこちらの方たちは、マイペースというか、それぞれですね。
自分が良いと思うもの、思う事を長く…というスタンス。
何事にも手堅さが感じられるところがドイツでしょうか。

見習いたいものでございます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...