以前にも書きましたが、昨年の11月下旬から2月の末まで
短期のお仕事をしておりました。
そして、契約が終了する間際に面接があり、
次の就職先が決まり、今月16日から出勤。
当初は、三月はちょっとお休みして四月から…と、
のんきなことを考えておりましたが、
これが4月だったら、今回のコロナ感染の件で
就職活動どころではなかったです。
なんと言っても、初出勤する前の週から国内の状況が一変。
周辺各国の国境が閉鎖、
劇場、映画館、図書館、博物館、美術館も休業。
劇場、映画館、図書館、博物館、美術館も休業。
そんな中でのお仕事開始でしたが、
考えれば考えるほど、なんて幸運だったのかと。
採用を決めて下さった会社に感謝でございます。
ドイツ国内は先週末から毎日状況が変わっております。
レストランは18時までの営業制限が
翌日には15時に短縮され、電車も週末ダイヤで運行です。
各社は在宅勤務に切り替わり始め、
オフィス街は閑散としております。
私の新しい職場もオフィス街の一角にありますが、
実に静かで人も車も少なめ。
今日は社用で銀行へ行ったのですが、
会社の同僚と二人、電車を使わず徒歩で往復約一時間。
会社の同僚と二人、電車を使わず徒歩で往復約一時間。
バックに消毒液持参でお出かけでした。
銀行では窓口にも「距離を保ちましょう」
という看板がございました。
銀行の方々もピリピリで、空気張りつめております。
銀行の方々もピリピリで、空気張りつめております。
その銀行の帰りにお疲れの同僚たちにケーキでも買おうと、
パン屋さんに立ち寄ってビックリ。
こんな張り紙がお店に
カウンターは(感染予防のため)1m間隔、
1.5m離れて(お客様同士の間隔)並んで下さい。
という内容。
その後、スーパーの前を通るとこんなことになっておりました。
店内で人が密着しないように、入場制限中。
これ、ただ人がバラバラにいるのではありません。
入店できるのを待っている買い物客の列なのです。
感染しないように、皆さん間隔を置いて並んでおります。
でも、誰もマスクはしていない。
この辺りでマスクをしているのは、
某中国系IT企業の社員か、ご近所中国人とうちの博士くらいです。
某中国系IT企業の社員か、ご近所中国人とうちの博士くらいです。
博士も授業ができなくなってデュッセルドルフ入り。
2つのスーツケースに食料とトイレットペーパー持参。
一人よりは二人でのほうが心強い。
何かと助かっております。
今日になってフライブルクなど一部の地域で
外出禁止を行うという発表がありました。
感染拡大が著しいNRW州がどうなるのかと思いましたが、
今朝の州知事の会見では自粛はお願いするが、
自由は必要なので外出禁止令は今のところはないとのこと。
自由は必要なので外出禁止令は今のところはないとのこと。
ただ、日々状況が変わるので情報チェックは欠かせません。
つい最近まで「インフルエンザより軽い」と、なーんにも気にせず、
サッカー観戦だなんだと普通に生活していた人たちが、
人との距離を気にし始め、ものを触るにも神経質になりはじめました。
そして今日もトイレットペーパーは売切れのまま。
でも、毎日太陽は登り、沈んでいく。
外の桜はいつの間にか満開です。
こういう時だからこそ、1日の終わりに
今日を無事に過ごせたことに感謝し、
普通に食事をして、家族や友人と笑って、
生きている時間を大切にしたいと
考える今日この頃でございます。
考える今日この頃でございます。
コロナより、怖いのはパニック状態の人間。
さあ、呼吸して、心に安穏を…もう春です。