2020-04-05

目覚めよ…ナチュラルキラー細胞

「コロナに負けるな!」とSNSなどで世界中の人が歌を唄ったり、
イランの病院では医療スタッフが踊ったりと、
それぞれがモチベ上昇に努めていらっしゃる模様。

この間読んだ学術者の方の記事にも
人間に潜在する自然治癒力は計り知れないと、
ナチュラルキラー細胞を目覚めさせようというものがありました。

病原菌に負けないというのは、体力的なこともそうですが、
いちばんはやはり、精神面。

なので、心が和む工夫として、
普段通りにお花を必ず飾っております。
花には本当に癒しの力がることを今更ながら実感。

そういえば、志村けんさんが亡くなったと伺いました。
心からご冥福をお祈りするとともに、
今、志村さんの追悼番組を見る機会を得て、
「バカ殿」などで密かに部屋で笑っております。
亡くなってもこの時に笑いを届ける凄さ。
ナチュラルキラー細胞も増殖です。

レストランも閉店中の昨今なので、
週末はできるだけ手作りを楽しむ日々。
料理は本当に、無心になれて
尚且つ、美味しさでアドレナリンも増量。
一石二鳥でございます。

博士リクエストで必ず焼くのはビスケット。


 お天気が良ければこんな風にワインとパスタ。


疲れた週末は美味しいチーズをワインとともに。

フランス人の同僚はしばらく外出ができないときのために
トイレットペーパーではなくチーズとハムを買ったそうな。
やっぱりなんかフランス人ってお洒落よね。

面白いのはスーパーの種類コーナーで
ウォッカ、ウィスキーが結構在庫が薄くなり、
ワインにおいては5~8ユーロ程度の中間値段で
それなりに美味しいものが姿をいち早く消して行きました。

やっぱり人間、ストレス感じると飲みたくなるのかも。

スーパーで苺の特売を発見し、ジャムを作ました。 

普段はあまりしないのですが、市販のものと食べ比べ。
やっぱり本物の苺から作ったジャムは香りがダントツに違う。
ハッキリ言って高級品。

今、市場でラバーバが出始めたので、
今週末のイースターはそれでケーキとジャムを作る予定です。

 それから、我が家の保存食定番となりました「キムチ」
ちょっと多めにストックしたいので、
博士に白菜の買い物をお願いしました。

とこが…

帰宅してキッチンに坐したのはこちら。
ザワークラウト用のドイツキャベツ。

頭一個分ほどの大きさ。
これ、日本のキャベツと違って歯ごたえ抜群。
切るとこんな風にみっちみっちざます。 


薄くスライスしないと食べるのが大変な代物。

とりあえず半分だけ使用してキムチ・クラウトを作りました。

もちろん、昆布入り。

これが、日数が経過すると味は辛いけど風味はザワークラウト。
キャベツの発酵が進むと匂いもキムチよりザワークラウト化します。
白菜よりちょっと甘さがあるかもしれません。
これはこれで美味でなかなかよろしいかと。

「食べることは生きること」
人間、やっぱり美味しいものを口にすると落ち着きます。

昔の人はお店に行ってもお惣菜が買えるわけじゃなし、
お弁当も何もかも自前だったわけです。

それを考えたら、今がなんて便利になりすぎたのかと。

てまひまかけて食を頂くありがたさ。
今日も一日感謝でございます。

2020-04-04

市長からの手紙と新・散歩コース

会社にも我が家にも同じものが届きました。
全戸に配布された市長からの手紙でございます。

コロナ感染に立ち向かうため、市民の協力が必要と。
接触禁止令が発令され、さらなる徹底をという市長からのお願い。

普通はなるべく在宅するように、
風邪の症状の時は特に家に居ましょう、
好ましくは2M(最低1.5M)人との間隔を保ちましょう、
手洗いの励行と消毒、
スーパーと薬局、ドラッグストアは開いています等ですが、

老人と余病を持っている人に対しては、
家に居ること、
家族に会ってはいけない、
孫と会わないように、
まめな手洗いの励行、
買い物は配達させるか、家族や知り合いで代行してもらうこと。
商品は直接受け取らず玄関前においてもらう。
可能な限り現金の支払いはしないように。
それで、今一番危惧されるのは
お年寄りが「孤独」を感じ、鬱になってしまうこと。

正直、私もコロナ感染の初期の頃、
生命力が下降気味になったことがありました。
冷静にと思ってもそうではなかったり、
その結果、地下室にカギを忘れてしまうという失態にもつながりました。

体の弱い人やお年寄りが孤立する状況なのです。

まともに仕事をしている若い人でも
一人暮らしの場合、仕事もホームオフィスだと特に
誰にも会わずに一日、一週間が過ぎるわけで、
現に私の知り合いからも「鬱になるかと思った」
という不安の声を耳にしました。

接触禁止も2週間を過ぎ、それもさらに延期されました。
イースター休暇明けの4月19日までこの状況が続きます。

ロックダウンではないので、まだ気持ちに余裕はありますが、
人との接触が阻まれるのはメンタル的に楽ではありません。

できるだけ友人に声をかけるようにしていますが、
人に声をかけるのも生命力が必要。
日々何か工夫をしながら、モチベを上げる事が大切です。

さて、再び快晴の週末でございます。

ライン川沿いの散歩はジョギング人口も多く、
人の往来も結構あるので、穴場を探しました。

それで、マスクしっかりで電車に乗り町中心部へ。

ブランドショップ街へ到着
車は停まってますが人けは少なし。
デパートとブランドショップは休業中です。 
ショッピングモールも暗いまま。

私たちの近くでYouTuberと思われる人が、
一人で自転車に乗りながら自撮りレポートしてました。

この界隈の高級ホテルも休業中。
普段の日曜日以上に人がいない。

H&Mの前になぜかズボンが…

ただ、この辺りは通りの幅が広く、
並木もあるので散歩するにはとてもよろしい。
ライン川よりこちらが空いてるかもです。

太陽の光を浴びながら、色んなことを考えさせられます。
クリスマスシーズンに人が溢れかえり、
あの頃は誰も今日の風景を想像していなかった。
年明けのセールには、博士も私も靴を選んだり、
結構二人で奮発して買い物した場所です。

でも今、ここで働いていた人たちはどうしているのだろう。

自分が生きている時代に、こんなことが起こるとは。
ため息が出ないと言えばウソですが、
だからこそ嘆きに心を制されることはなく、
どんなときも人間は強いという証明をしたいもの。

負けずに行かねば!
さあ、心に太陽を、唇に歌を!
そしてナチュラルキラー細胞を活性化させましょう!

2020-03-28

太陽燦々の週末

コロナ感染者数が信じられない勢いで増えてます。
NRW州、ついに10,000人を超えました。

接触禁止令が出たのに、あまり効果がないのか?
検査施設を設け、積極的に検査を始めたからかも。

接触禁止で1.5M間隔を守れと言われても、
なかなか…現実は厳しい。
例えば、電車は週末ダイヤ運航なので本数が少ないため、
逆に乗客が多くて間隔が保てないのが現実。

我が家は電車移動が必要な時は、
一番乗客が少ない路線を選んで利用しております。

気温が16度まで上がった本日。
土曜日ということもあり、町の通りも公園も人が出ておりました。

スーパーの前に並ぶ人も多めです。

公園とライン川周辺は散歩やジョギングの人がたくさん。
太陽が出るとやっぱり外へ出たくなるのは当たり前。
でも、どんなに注意しても幅の狭い道路では無理。
1.5Mなんて守れません。

博士は特に、ジョギングの人が横を通るのが駄目。
確かにハーハー息を吐いて真横を走って行くので…わかります。
正午を回ったころから人の波は多くなり、
即、帰路につくことにいたしました。
週末のお天気の良い日の散歩は、
人けの少ない午前中に限ります。

自宅へ戻って昼食を済ませ、ケーキを焼くことに。
黒糖を使ってバナナとリンゴのケーキ。
リンゴの並びが乱れてますが、味はヨロシイ。

それからバターミルク・ビスケットも焼いたので、
ひよこ豆を使ってHumusも作ってみました。
これが美味しいので食べると止まらない。

やっぱり料理は無心になれるので最高。
お店で買うより自分で作るのが楽しい。

市内のレストランは営業してますが、持ち帰りのみ可能。
でも、結構閉めてしまったレストランも多いです。

カフェ、居酒屋は閉店です。
本屋さんもすべて閉店になり、図書館も閉館。
本を買うならネットか街角にある無料のブックスタンドだけ。

花屋さんはまだ開いているので、立ち寄りました。
本日ゲットのお花とハンドクリーム

頻繁に手洗いと消毒液を使用したため、
両手が信じられないほどガサガサになってしまい、
皮膚が荒れて切れてしまうという事態になりました。
自宅のハンドクリームやホホバオイルも追いつかない。
それで、ちょっとだけお高めのセバメド・ハンドクリーム購入。

これが、なんと素晴らしい。
ガサガサがカサ程度に早変わり。
救われました。

別にセバメドからびた一文貰うわけではありませんが、
消毒液で手が荒れたご婦人たちにおススメです。
(ちなみに、私は昨日から消毒液の使用を止めました)
是非一度お試しあれ。

2020-03-23

免疫力とストレス発散

前回のブログでメルケル首相が感染…という話を書きましたが、
その後の検査の結果、大丈夫だっというニュースが流れました。

接触禁止令が出てから、メルケル首相もホームオフィス。
ドイツの各企業も軒並みホームオフィスを推進。
我が社もホームオフィスですが、
何が大変かと申しますと、ラップトップ。
注文しても手元に届くまで何週間もかかるという現状。

ちなみに、私にはラップトップが届いておりません。
ですので毎日会社へ通勤でございます。

でも、正直に申し上げ、通勤のほうが性に合ってます。

自宅だと時間に区切りをつけるのが難しい。
メリハリつけるのがメンタル的にもヨロシイのです。
我が社の素晴らしいところは、マスクと消毒液が完備。
しかもオフィスは広々、昼食も別室でゆったりとれるという。
至れり尽くせりの職場環境でございます。

なので、あとは自己管理をきっちりやらねば。
手洗い、うがいはもちろんですが、免疫力維持が観心。

免疫力は膝から下がポイントでございます。
自宅ではレッグウォーマーと靴下二枚履き。
足元を冷やさないことが大事なのでございます。

そして、週に一度はカレーを食す。
市内はレストランでの食事ができないので、
(持ち帰りは可能ですが)
スロークッカーを使って自前カレーです。
都市伝説かもしれませんが、カレー食べると調子が上がる。
何かが違うのでございます。

自分で料理をするのは私にとってストレス発散。
無になれるのが何よりよろしい。

そして時折入浴し、気持ちも体もゆるゆるに。
バスタブのある家を選んで本当に良かった。
(ドイツでは昨今、シャワーだけの物件が多いのです)

あとは運動不足にならないように通勤は徒歩。

でも、体重が増えたのは何故でしょう。
謎は深まるのでございます。

2020-03-22

外出禁止は免れましたが…

各国と並んで、州によって外出禁止が出ていたドイツ。
今日の首相と州知事の話し合いで
Kontaktverbot (接触禁止)が決まりました。

外出禁止よりまだ良かったと思えそうですが、
家族、パートナー、同居人以外の人との接触は認めない。
NRW州は公の場で3名以上で会うことは認めない。
仕事などで止むおえず人を接触する場合、
1.5メートルできれば2メートルの間隔をとること。

規則を破った場合、200ユーロもしくは
最高25,000ユーロの罰金を徴収されるか、5年以下の懲役だそうです。

だから、仕事をするために職場へ行っても良いですが、
間隔を保つことと、一か所に3名以上居てはいけない。
質問があれば、近くに居ても電話で聞かなくちゃいけません。(笑)

幸い、外へ出ることは問題がないので少し安心。
禁止で一番大切なことは、家族やパートナーではなく、
他人との接触に気をつけなければならないこと。

特に感染者が著しく多いNRW州は厳しく取り締まるようです。

私は明日、出社の予定ですが博士から教育的指導あり。
会社に確認して、できれば通勤証明を出してもらうよう言われました。

どうなるんだ…出勤しなくちゃならないの!?
と不安になりましたが、同僚から即、証明書が送られてきました。
さすがです!

とりあえず、この接触禁止は2週間の予定。
その先がどうなるかはわかりませんが、慣れるしかございません。

世の中が緊張状態ですが、季節は巡る。
春到来で桜が満開になっております。


自然は本当に偉大でございます。

明日の出勤、ちょっとだけ緊張。
どうなりますことやら。

追記ですが…メルケル首相がCOVID-19に感染したという。
驚きのニュースがございました。

2020-03-21

快晴の土曜日なり

今朝の最低気温は0℃と冷え込みました。
ですが、太陽が輝く最高のお天気。

いつ外出禁止令になってもおかしくない状況下ですが、
太陽の光を浴びに博士と午前中からお出かけ。
ご近所…と言っても徒歩20分の市場へ参りました。

見た目いつもと変わらないようですが…
写真には撮りませんでしたが、市場でも人が並んでお買い物。
青空市場なのに…と思いましたが、一人一人の対面接客です。


お年寄りが勝手がわからず、お肉屋さんにいつも通りに行くと、
神経質に「後ろに回って並んで!」と。
おばあちゃんは何の事だか分からない。
周りの人も誰も順番を譲るわけでも、助けるわけでもない。
なんか少し、悲しくなりました。

それからALDI(アルディ)にワインを買いに立ち寄る。
するとレジにこんな張り紙が。
「お一人二個までとさせていただきます」
トイレットペーパーと書いてあるのは読めたのですが、
もう一つは何だろう…???
しかも「なるべくカードでお支払いください」という
別の張り紙がレジの先に貼ってありました。
確かに…レジの人の健康を考えれば当然です。

あまりに天気が良かったので、博士とライン川までお散歩へ。
向かう途中で小腹が空いたのでパン屋さんへ立ち寄りました。

店内での飲食ができないとのこと。
ここは並ぶほどではなかったのでほっと致しました。

お天気が良ければ人がいっぱいのこの近辺も閑散としてます。
気が付いたのですが、いつもより空気がよろしい。
車が少ないってこういうことなのね。 
ジョギング、散歩の人もまばらです。 
ライン川が静かに流れるのみ。

医療従事者の方々も大変な状況下、頑張っておりますが、
パン屋さんやスーパーの従業員、.市場の方々も同様、
本当に早朝から棚卸、接客と感染のリスクを負いながら
皆、私たちのために頑張っているのです。

こんな状況下ですから、
神経質になるのもわかるような気がいたします。

あらゆる人の生活が一日も早く元に戻りますように。
祈らずにはいられないのでございます。

2020-03-20

こんな時ですが、初出勤!

以前にも書きましたが、昨年の11月下旬から2月の末まで
短期のお仕事をしておりました。
そして、契約が終了する間際に面接があり、
次の就職先が決まり、今月16日から出勤。

当初は、三月はちょっとお休みして四月から…と、
のんきなことを考えておりましたが、
これが4月だったら、今回のコロナ感染の件で
就職活動どころではなかったです。

なんと言っても、初出勤する前の週から国内の状況が一変。
周辺各国の国境が閉鎖、
劇場、映画館、図書館、博物館、美術館も休業。
そんな中でのお仕事開始でしたが、
考えれば考えるほど、なんて幸運だったのかと。

採用を決めて下さった会社に感謝でございます。

ドイツ国内は先週末から毎日状況が変わっております。

レストランは18時までの営業制限が
翌日には15時に短縮され、電車も週末ダイヤで運行です。
各社は在宅勤務に切り替わり始め、
オフィス街は閑散としております。

私の新しい職場もオフィス街の一角にありますが、
実に静かで人も車も少なめ。

今日は社用で銀行へ行ったのですが、
会社の同僚と二人、電車を使わず徒歩で往復約一時間。
バックに消毒液持参でお出かけでした。

銀行では窓口にも「距離を保ちましょう」
という看板がございました。
銀行の方々もピリピリで、空気張りつめております。

その銀行の帰りにお疲れの同僚たちにケーキでも買おうと、
パン屋さんに立ち寄ってビックリ。

こんな張り紙がお店に
カウンターは(感染予防のため)1m間隔、
1.5m離れて(お客様同士の間隔)並んで下さい。
という内容。

その後、スーパーの前を通るとこんなことになっておりました。 
店内で人が密着しないように、入場制限中。

これ、ただ人がバラバラにいるのではありません。
入店できるのを待っている買い物客の列なのです。
感染しないように、皆さん間隔を置いて並んでおります。
でも、誰もマスクはしていない。

この辺りでマスクをしているのは、
 某中国系IT企業の社員か、ご近所中国人とうちの博士くらいです。
博士も授業ができなくなってデュッセルドルフ入り。
2つのスーツケースに食料とトイレットペーパー持参。

一人よりは二人でのほうが心強い。
何かと助かっております。

今日になってフライブルクなど一部の地域で
外出禁止を行うという発表がありました。

感染拡大が著しいNRW州がどうなるのかと思いましたが、
今朝の州知事の会見では自粛はお願いするが、
自由は必要なので外出禁止令は今のところはないとのこと。

ただ、日々状況が変わるので情報チェックは欠かせません。

つい最近まで「インフルエンザより軽い」と、なーんにも気にせず、
サッカー観戦だなんだと普通に生活していた人たちが、
人との距離を気にし始め、ものを触るにも神経質になりはじめました。

そして今日もトイレットペーパーは売切れのまま。

でも、毎日太陽は登り、沈んでいく。
外の桜はいつの間にか満開です。
こういう時だからこそ、1日の終わりに
今日を無事に過ごせたことに感謝し、
普通に食事をして、家族や友人と笑って、
生きている時間を大切にしたいと
考える今日この頃でございます。

コロナより、怖いのはパニック状態の人間。

さあ、呼吸して、心に安穏を…もう春です。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...