接触距離を守りつつも普段の生活へ…ということで、
学校が始まり、小さなお店も開店をしはじめました。
ブランド店も一部ですが営業再開。
すると着飾った人たちもここぞとばかりに街へ。
一気に緩い感が広がっております。
バーや居酒屋、カフェは閉店続行。
レストランはテイクアウトは可能ですが、休業のところも多く、
あとひと月はこの現状を続けるとのこと。
その中でもアイス・カフェは開いているのでいつも長蛇の列です。
唯一のストレス発散ができるところなのかもしれません。
我が州は明日27日からデパートも開店します。
なんて寛大な…ですが、
公共の場でのマスク着用が義務付けられました。
マスク、もしくはスカーフなどで口元をガードするようにと。
今までマスクをする習慣がなかったドイツで驚きです。
私はハンカチを利用して自前ハンカチマスクを着用してますが、
ご近所の仕立て屋さんでマスクが売っていたので試しに購入致しました。
それがなんと、一枚8ユーロ!?
コロナ三点セット
この柄の↑マスクが8ユーロ
高いと思いましたが、話のネタにしようと買いました。
ささやかなコロナの思い出になるかしれませんし。
この間、薬局でも売っていたのを見つけました。
でもお値段を聞いてびっくり。
青い使い捨て用のマスクが5枚で12ユーロ。
3M社の抗ウイルス・ドイツ製マスクは一枚30ユーロ!
お金ないとマスクも買えません。
NRW州はドイツでも一番感染者が多いのですが、
知事が経済重視をしているといわれ、
もともと他州より緩めでロックダウンもなし。
今回も緩め、その代わりみんなマスクしてね…という政策です。
政府は経済が失速しないように必死ですが、
仕事を失った人も多いようで、今後どうなるのか。
お天気が良いと人が本当にいつも通りに動いていて、
アメリカのような危機感は今のところ見えていません。
色んな推測から憶測までキリがありません。
でも、私たちは何があろうと日々を生きていかなくては。
共に手を取りながら、乗り越えていくしか道はないのでございます。
マスク着用義務
太陽の陽射しを感じながら
「マスクのところだけ日焼けしなかったらどうなるだろう…」
コロナよりそんなことに心を奪われる今日この頃なのでございます。