2020-03-10

Curry なる都市伝説!?

明日から新職場へ通勤致します。
それで、電車の定期券の解約をしていないことに気づく。
チョイご近所散歩の予定を急遽変更。
乗りたくなけど電車に揺られ、駅まで参りました。

次の職場がなんと自宅から徒歩20分。
定期券は色々と便利なので解約を悩みましたが、
ライン川を越えて町へ行かずとも、近隣で用が済むし、
何か必要なものはアマゾン頼りの今日この頃。
運動不足解消と節約を考えて、まずはお試しでございます。

定期の解約手続きの後、和食材でも買おうかと思いましたが、
足は全く別の方向へ進んで行きまして、おススメのインド料理店へ。

ちょっと喉がイガイガだったので、
「カレーは抗ウィルス作用がある!?」という
都市伝説を思い出して立ち寄りました。

まずはアルト・ビアでおひとり乾杯。
ベジタリアンセットを本日もご注文。
相変わらず満席。
人ごみは避けたほうが良いのでしょうが、今日は例外。
もう町へあまり来ることはないと思いますし、特別です。

本日のデザートはいつもと違う。
蜜がかかったココナッツ団子。
レストランに到着し、我に返ってハッとすることが。
実は、ご近所散歩で出たため、超ダサ普段着だったことを忘れてました。

コートを脱ぐ段になり、しまった…と。
でも、お客様の誰も私には目もくれていないので、
気にせず一人カレーに舌鼓をうったのでございます。

満腹で大満足のあと、お店の近くのスーパーへ。
お気に入りのEDEKA Zurheide(エデカ・ツァハイデ)
今日もやっぱりトイレットペーパーが売れている。
石鹸の棚はどこもこんな感じです。
ついでにハンドクリームとかもなくなっている。
お米のコーナーもずっとこんな感じでしょうかね。

小麦はセール品からなくなってます。 

パスタのコーナーも欠品、補充、欠品の繰り返し。 
今週の目玉商品はバリラのパスタでしたが、
広告掲載の値段より6セント高くなってました。
理由は売れすぎのため。

周囲のドイツ人はCOVID-19に対しては楽観的で
「インフルエンザより軽いから大丈夫」という感じ。

それなのになぜ買い占めるのか!?

理由は、自分が感染したときに自宅待機が義務づけられるから。
(もちろん、重度の場合は医療機関へ入院ですが)

私もその昔、日本で豚インフルエンザを発症した経験があり、
一週間外出禁止を言い渡されました。
その時は甥っ子が買い物を助けてくれたので、
問題はありませんでしたが大変でした。

ところで、人間とは不思議なもので、
商品がカラの棚を見てしまうと、
何か買わなくちゃいけない衝動にかられます。

私も思わずトイレットペーパーに手をかけそうになりました。
でも、買わなかったけど。

トマト缶が消えゆく中での例外はこちら。
我が好物「Mutti」のトマト缶は在庫がいっぱい。
お値段がお高いので、あまり手がかからないようです。

全てにおいて、お安い順からなくなっている。
さすが、ドイツ…こんな時も節約魂は健在でございます。

野菜、果物、お肉、魚の冷凍食品に次いで売れているのは、
何故かお手頃価格スィーツ 
どんなときも、デザートは欠かせないのね。

普段は食品の廃棄が問題になるほどでしたが、
今は全く真逆の現象。

イタリアでは北の人たちが南へ移動しようと
一部混乱があったようだと聞きます。

我がNRW州も他人事ではなくなるのでは。

不安は尽きませんが、生命力が勝負。
ふさぎこまずに、前向いて生きましょう!!

2020-03-09

どうなるブンデスリーガ

NRW州のCOVID-19感染がとんでもない拡大で
こちらとしても気が気ではございません。

人ごみを避けなくちゃ…
気をつけなければ…等々、
ニュースを聞いては不安がすっと心の奥に侵入してまいります。

そうなると人間不思議なもので、
気力が知らない間に奪われていく!!

恐ろしい。

これ、ちょっとまずいっ!
と思い、札幌の親友に電話してお互い励まし合い
(励ましてもらう(笑))
平常心を取り戻しました。

そして、
今朝のニュースでとうとう、
「1000人以上の規模でのイベントを中止するように」
というNRW州知事よりのご通達が出ました。

それでブンデスリーガの試合開催はどうなる!?

ということで、ざわつき始めております。

特に明後日水曜日に試合を控えた
Mönchengladbach VS FC Köln 
チーム監督は中止する気はなしで、闘う気満々。

それで、開催は観客なしの試合になるのか、
それともやっぱり中止になるのかと注目を集めております。
どうなるかは明日10日火曜日に結論が出るらしい。

こんなことが話題になると、
ピリピリ感がドイツ人にも出始めるのか。

実は今朝、某ディスカウントスーパーで
旅行用の携帯消毒液が今週の商品で店頭に並ぶと
ラジオで情報が流れたので行ってみました。

ですが、開店一時間半の時点で完売。

「なんで消毒液がもうないんだっ!」と、
店員さんに向かってキレるドイツ人を初めて目の当たりにしました。

でも、こちらの店員さんは日本と違って強気なので、
「ないものはない。追加入荷するかもわからない」
申し訳ございませんの一言もなしに、冷たく言い放つ。

そんなことより、俺たちは品出しに忙しいんだ。
というオーラが強く、お客様の事など見ておりません。
労働者が強いドイツなのでございます。

さて、もやもやしていてもしょうがないので、
今日は朝から掃除、家具の移動などに精を出し、
それからキムチ作りを致しました。

只今、白菜を寝かせ中でお茶タイム
スパイシィなチャイでバターミルク・ビスケットを頂く。

明後日からお仕事の引継ぎが急遽入りましたので、
今日と明日でやりたいことをテキパキ済まさねばなりません。

明日はニンジンを冷凍パックし、読書の予定。

コロナ騒ぎに心をかき乱されることなかれ。

時間を大切に。丁寧に。
少しでも楽しくなるように前向きで参りたいもの。

でもやっぱり、人ごみは避けたいと存じます。
皆様もどうぞご自愛くださいませ。

2020-03-08

気分転換に…手作りバターミルク・ビスケット

COVID-19で鬱々していてはいけません。
気分転換には「ものづくり」が一番。

博士と一緒に朝食を…ということで、
手作り「バターミルク・ビスケット」
Facebookつながりでシカゴ在住のプレスリーさんが
とっても美味しそうなバターミルク・ビスケットを焼いていたいので、
これは私も真似てみたいと、レシピをあれこれ検索。

アメリカ人のレシピはグラムではなく、
カップ単位が中心なので、なかなかピンとこない。
何度か試作して、なんとなくそれっぽくなりました。

博士曰く、「これはポガーチャです!」

アメリカ人がハンガリーのお菓子を真似たのか。
「ビスケットではありません!絶対にポガーチャです!」

博士の主張は続くのでございます。

このビスケット、マクドナルド・メニューにありましたよね。
蜂蜜をかけて食べた記憶がございます。

バターミルクを使うことが、サックリ仕上がるポイントらしい。
ものすごく簡単にできるので朝食に焼きたてがおススメ。

是非一度お試しくださいませ。

2020-03-07

COVID-19 in NRW

COVID-19のNRW(Nordrhein Westfalen)州の感染拡大が止まりません。

 皆さんご存じ、NRWはデュッセルドルフを州都とする
ドイツ国内で一番、日系企業が多い地域。
3月7日付で約400名の感染確認があり、
日本の感染者数を間もなく超えると思われます。

しかもこの感染数の3分の2はHeinsberg(ハンインズベルグ)という
オランダ国境沿い、人口約4万2千人の町が発症もと。
感染拡大の要因はカーニバルで北イタリア旅行から戻った人が、
またまたカーニバルのお祝いを隣町で
友人、知人と一緒に飲めや歌えを楽しんだから。

この町からデュッセルドルフ市内や近郊に
通勤していた感染者がいたこともわかりました。

そして、とうとう、
NRWへの旅行を避けるようにという勧告が出ました。

こんな風に、カレー食べながらビールで乾杯… 
これが今年最後の我が家の外食!?
インド・カリーの抗ウィルス作用はあるのか…

市内の一部日系企業もホームオフィスに切り替えたところもあり。
でも、一部…うちはどうなるのかしら。

それにしても…

多くの邦人の方々が、安全を考え日本への一時帰国を中止したのに、
NRWの感染者数が日本より多くなりつつあるというのを
一体、どう受け止めれば良いものか。

周囲のドイツ人は平静を装っているように見えますが、
やっぱり大多数の人がトイレットペーパーを買い込んでます。

スーパーの品ぞろえはそんなにひどい状況ではなくなりましたが、
何故かトイレットペーパーとキッチンペーパーが
今週も飛ぶように売れておりました。

学校が休校になっているのは一部だけ、
ところが教師たちが病気を理由に休み始めているところもあり。

ドイツは毎年、インフルエンザで亡くなる人が2万人ほどいるんだそうです。
ここでそんな数字を言われても「ふーん」という感じかも。

ドイツの政府と日本を比較してしまう昨今。
個人的に、やっぱり日本は頑張っていると思うのでございます。

2020-03-05

何故、買い占めるのか

コロナの感染がドイツでも拡大しております。
それで、2月末の週末から買い占め行動があちこちで。

ゲッティンゲンはまだベルリンや都市部ほど酷くはありませんが、
昨日のドラッグストアの状態はこんな感じ。
消毒系の石鹸や液体など入手不可能。

それにつられるように普通の石鹸も徐々に品薄になっております。 
「消毒系のものは入手が困難になりました」
という表示もあり。

日本のようなフェイクニュースが流れたわけでもないのに、
やっぱりトイレットペーパーを大量買いする人が続出。
外出を極力控えなければなら時のためなのか、
トイレットペーパーは大きいパックのものから消えてます。

でも、今朝のネットの記事で
「売り切れになっているジェル消毒液などは役に立たない」と。
アルコール度数の高いエタノール系でなければ
ウィルスに対して効力がないのだと書かれておりました。

一番の抗ウィルス対策は
「石鹸を使ったまめな手洗い」

だそうです。

小麦がスーパーから消え、ビタミン剤も飛ぶように売れている。

それなのに、感染拡大地域以外は普通に時間が動いている感じ。

驚くのはサッカーのブンデスリーグの試合は普通に行われること。
でも、見えないとこで人間の心には恐怖があるのか。
トイレットペーパーは消えてゆくのです。

何とも言えないこの感じ。

日本が大げさなのか…
私は決してそうは思わない。
いざというときの自己管理だけはしませんと。

そのうえで、一日一日を大事に過ごしたいと思うのでございます。

2020-03-03

ご近所インド料理

日本はずっとCovid-19 のニュースが連日報道ですが、
イタリア北部の感染拡大に続き、とうとうドイツにも感染確認が出ました。
しかも、私が住んでるNRW (Nordrhein Westfalen)州、
ドイツで今日現在確認が取れている約170のうち
約90数名の感染者がおり、今後も拡大が予想されています。

北海道の感染数をわずか5日間で上回りました。
こちらも日本同様、手洗い、うがい、咳エチケット励行を
ラジオ、テレビ、ネットで呼びかけています。

でも、ドイツ人はおおらかなのか…レストランへ行っても
誰も手を洗いに行ったりしないのです。
ナイフとフォークを使うから、関係ないのでしょうが、
常に食事前に手を洗う我が家としては信じられません。

そんなこんなの巷ですが、
ゲッテインゲンでの滞在を楽しもうと、博士とインド料理を堪能。

まずは、中心街にある「Maharadschaマハラジャ」へ。
ランチタイムのセットを注文しましたが、
美味しかったのはこちらのChaiだけ。
スパイスの香りがほんのり。

私はひよこ豆のカレーと食べたのですが、
味付けが塩味きつめでドイツ人向きかと。
星2つという感じで、写真も撮らずに終了。
ところが、12時30分を過ぎたあたりから、
続々とお客様が詰めかけてました。

客層はほとんどがドイツ人。


博士から自宅近くのインド料理店のおすすめを受け、
先程、一人でランチに参りました。

街はずれなので、ひっそり…ですが、以前から気になっていたお店。
Madras Vanakamマドラス・バナカム」
ここはランチのお値段が超お得。
まずはChaiを注文。
2ユーロと破格。しかも美味しいっ!

街のレストラン、高いのにこれがなかった。
豆をつかったこのヒラヒラ↓ 

茄子のベジカレーを頼んだのですが、お見事。
ナンもご飯もついて、お値段6.50ユーロです。 
信じられない良心価格。
しかもカレーが冷めないように、温めてます。
ナンはモチモチ、本格派。 
郊外なのに以外に混んでいおります。

この価格と内容を考えたら、来る意味あり。
お味もよろしく星4つです。

街のマハラジャ・レストランの一人前のお値段で、
好物サモサの持ち帰りができるというお得感。
こんな安くていいのだろうか。

デュッセルドルフでこの価格帯はあり得ない。
ゲッティンゲン郊外だからイケるのかも。
帰る前にもう一回行きたいと存じます。

2020-03-02

春ですね。

さっき、ドイツのUtopiaというサイトで
「コロナ・ヒステリィ」なるタイトルの記事がありました。

みんな過敏に反応しすぎだと。

実は先週の金、土曜日と一部地域で買い占めが続出。
ドイツ語でHamsterkaeufe(ハムスターコイフェ)と申しますが、
ハムスター買いって言えばよろしいのでしょうか。

米、パスタ、小麦粉が一部地域で売切れ。
消毒系のものは一切買えず。
ビタミン剤もあっという間に消えました。

さすがにトイレットペーパーまではなくなりませんが、
冷凍食品も棚がカラになったスーパーもあったようです。

ゲッティンゲンも土曜日のドラッグストアは人でごった返しでした。


私はドラッグストアの空気の悪さにやられ、速攻で外へ避難。
こんなところで買い物してたら病気になってしまいます。

一番のびっくりは、
ネットでマスクが10枚1,000ユーロで売られていたこと。
どこの国にもこういう輩はいるのです。

ハムスター買いは「やりすぎ」と批判も。
「ものを沢山買いだめしても、何の解決にもならない」と。

週が明けてゲッティンゲンは普通の空気に包まれておりますが、
そんなところに出たネットの記事では、
冷蔵庫にコロナ・ビールを置いて、
他の飲み物にマスクをつけた写真が掲載されてたりして。
「この状況をユーモアに変えて乗り切るべき」とか。

同じことを日本でやったら炎上するかも。

ラジオでは「こういう時こそポジティブ思考で…」と
心理学の先生が意見を述べたりしておりました。

ラジオを聴いて感じたのですが、
朝からポップな音楽を良く流すようになり、
ディスコ調の懐かしいものから、
ほっとするような曲調のものがほとんど。
80~90年代の曲が良くかかっております。

ピリピリ感が全くないわけではありませんが、
国民性というか、文化の違いを感じます。

一日も早く、普通の生活に戻れる日を信じて、
自分自身も平常心を取り戻していこうと存じます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...