COVID-19のNRW(Nordrhein Westfalen)州の感染拡大が止まりません。
皆さんご存じ、NRWはデュッセルドルフを州都とする
ドイツ国内で一番、日系企業が多い地域。
3月7日付で約400名の感染確認があり、
日本の感染者数を間もなく超えると思われます。
しかもこの感染数の3分の2はHeinsberg(ハンインズベルグ)という
オランダ国境沿い、人口約4万2千人の町が発症もと。
感染拡大の要因はカーニバルで北イタリア旅行から戻った人が、
またまたカーニバルのお祝いを隣町で
友人、知人と一緒に飲めや歌えを楽しんだから。
この町からデュッセルドルフ市内や近郊に
通勤していた感染者がいたこともわかりました。
そして、とうとう、
NRWへの旅行を避けるようにという勧告が出ました。
こんな風に、カレー食べながらビールで乾杯…
これが今年最後の我が家の外食!?
インド・カリーの抗ウィルス作用はあるのか…
市内の一部日系企業もホームオフィスに切り替えたところもあり。
でも、一部…うちはどうなるのかしら。
それにしても…
多くの邦人の方々が、安全を考え日本への一時帰国を中止したのに、
NRWの感染者数が日本より多くなりつつあるというのを
一体、どう受け止めれば良いものか。
周囲のドイツ人は平静を装っているように見えますが、
やっぱり大多数の人がトイレットペーパーを買い込んでます。
スーパーの品ぞろえはそんなにひどい状況ではなくなりましたが、
何故かトイレットペーパーとキッチンペーパーが
今週も飛ぶように売れておりました。
学校が休校になっているのは一部だけ、
ところが教師たちが病気を理由に休み始めているところもあり。
ドイツは毎年、インフルエンザで亡くなる人が2万人ほどいるんだそうです。
ここでそんな数字を言われても「ふーん」という感じかも。
ドイツの政府と日本を比較してしまう昨今。
個人的に、やっぱり日本は頑張っていると思うのでございます。