2017-04-25

春のハンガリー旅行② セゲド市

ブタペスト2泊(実質は1日と数時間)滞在をして、ハンガリー東南へ移動です。
前日の朝10時過ぎに市内交通1日乗車券を買いましたので、
有効時間内に活用し、9時20分発の列車に乗車致しました。
(1日乗車券は購入してから24時間有効でございます)

ハンガリーKeleti駅から大学都市Szeged(セゲド)へ出発!
セゲドは博士が学生時代を過ごしたところ。

現在はインターナショナルな大学で、医学部などの講義は英語でございます。
なんでも世界95か国から留学生が集っているとか。
日本人留学生も50人ほど在学すると伺っております。

列車の中はこんな感じ 
2等車コンパートメントで快適 
ハンガリーの列車は年季が入っておりますが、車内は清掃が行き届いていて清潔。
特にトイレはいつもきれい。(掃除もそうですが、使う人も綺麗に使っている)

セゲドでの宿泊は合計6泊。
ここでもアパートメントホテルを予約致しました。

Bartok Apartment 
部屋が3つ、キッチンには洗濯機もあり便利 
市内中心部、市場は徒歩圏内で周辺環境も安全。
しかも一泊一室31ユーロ、長期滞在には最高のアパートでした。

ところが、問題がただ一つ。
部屋の玄関ドアなのですが、内側ドアと外は防犯用に格子ドアの二重構造。 

ですが、受付の担当者から頂いたのは、外側の格子ドアのみだった。(-_-;)
それがどうゆうことを意味するかと申しますと・・・
 
誰かが外から簡単に内側ドアを開けられるという事。
防犯の意味がこれじゃ成り立たない訳でございます。

セゲドは安全な街なので、まあどうという事はないのでしょうが、
そもそも何故二重ドアかと申しますと、空き巣の可能性があるからです。

後から電話をして内側ドアのカギを頂きましたが、これまた問題。
鍵穴がすり減っていて、鍵がかからなかったのでございます。

仕方がないので、博士が毎晩、防犯バリケードを準備する羽目になりました。
博士作、アナログ防犯ロック

この右端のブロックですが、なぜか清掃クローゼットにありました。
ピッタリサイズで大助かり。

毎朝早起きして市場へ新鮮なお野菜を買いに参りました。
地元の農家から獲れたての新鮮野菜を直接購入できるという素晴らしさ。
もちろん名産の蜂蜜、ソーセージも安価で買うことができます。

それから、宿の近所にお安い居酒屋発見。
ワイン一杯(2dl)1ユーロ
ハンガリーではワインをデシリットルで注文します。
ドリンクメニューの表にも 〇〇Ft/1dl と表記されております。

セゲド市は1879年のティサ川氾濫による大洪水で甚大な被害を受けたところ。
災害後の復旧に当たり、ヨーロッパ各国からの援助によって再建されるのですが、
再建にあたり、パリの街をモデルにしたそうです。 
ハンガリーの小パリなのでございます。

公園も美しく、市内のいたるところに銅像があるのもハンガリーの特徴。

 
 
 
 
 
 
 
 

そして、市内には築200年のアートな建築物が並びます。 
  
昔の市電もございます。
 
 
セゲドには温泉もございます。
市民が集うAnna温泉 
温泉の近くでは温泉水を無料で持ち帰りできます。
温泉水の味はイマイチですが、健康のためは我慢!? 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

そして、セゲドと言えばSzegede大聖堂 
 
壁画、ステンドグラスなどとにかく美しい
全てハンガリー式
天井のマリア像はハンガリーの民族衣装を身に着けています。
 
 
 
 
 
 


 
毎年夏になると大聖堂の前の広場に舞台が設置され、
様々な文化的プログラムを楽しめるのも特徴の一つ。

西のパリ、イタリアなども良いのでしょうが、
私はどこよりハンガリーをおススメしたい。
特にセゲドは小さい町ながらとても粋でお洒落なので、訪れて欲しい町。

年間、約200日が晴天という街。
パプリカの産地でもあり、ビタミンCが発見された街でもあります。
 
この町を語ればきりがないほど、私のお気に入りの街のひとつ。

次回も引き続き、セゲドについて書きたいと存じます。

2017-04-23

春のハンガリー旅行①

すっかりご無沙でございます。

桜前線が過ぎようとしているドイツですが、相変わらず寒いです。
今日も厚着をしてフリマへ行って参りました。

さて、ここでフリマのお話を…と行きたいところですが、
4月5日から二週間、ハンガリーを旅行してきたお話を書きたいと存じます。

旅立ちの日は幸いお天気にも恵まれました。
今回も飛行機ではなく列車での長丁場。
毎回、ドイツ鉄道の遅延で乗り継ぎに間に合うか、
ハラハラしながらの移動でございます。

この度は出発から遅延にぶち当たり。
ミュンヘンでの乗り継ぎが8分なので、もう出鼻をくじかれ、開き直りです。

遅れても行きは1Stクラスのチケットだったので、まずは文句もそこそこに…
で、ミュンヘン駅でチケットの遅延証明をしていただき、次の列車に変更をして頂く。
乗り継ぎまで1時間ちょっとありましたので、DBahn 1st class ラウンジで一息つくことに。

ミュンヘンはデュッセルドルフと違い、2nd classのラウンジもあり、
ソフトドリンクをセルフサービスで頂けると分かりました。

1st classはウェイトレスさんが注文を取りに来てくれます。
しかも、ワインやサンドイッチのオーダーが可能。
勿論、無料でございます。
博士は赤ワイン、私はスパークリングワインを注文。

ラウンジでブタペストの宿泊先へ遅れて到着する旨をご連絡。
とっても親切に対応して頂きました。

今回のお宿はGreen Bridge というアパートメントホテルに宿泊いたしました。
質素ですがキッチン付き 
清掃が行き届いていて文句なし 
これで博士と二人、2泊で58ユーロとお得! 
Liberty Bridgeから徒歩7~8分と便利なロケーション。
しかも周辺は安全かつ静か。
スーパーや食堂なあどもすぐ近くにあるので助かりました。

特にB級グルメおススメの食堂がここ。
メニュー390ft (1,50EUR=175円程)~ 
朝食を頂きたくて入ったのですが、11時からのランチ準備中。
親切なコックさんが「野菜のスープならあるよ」と。

青豆入りのスープを100円程度だったかな?安価なお値段で頂くことに。 
本日のランチメニューがホワイトボードにずらり。
いずれもお手頃価格です。 
で、折角なのでお昼に再び訪問し、博士とランチタイム。
私のメニューは豚肉とジャガイモ。
二人でたらふく頂いて800円程度というお得なお値段。

常連客はほとんどが学生さん。
お味もボリュームも文句なしのお店でございました。

それから、この食堂の少し先にお肉屋さんを発見。
アツアツのハンガリーソーセージやシュニツェルが頂けます。
しかも早朝6時からオープンで、朝から肉を頂く男たちに愛されている模様。

出勤前の腹ごしらえに男たちが入れ替わりで訪れておりました。

ハンガリーでは総菜は基本グラム売りです。
これが慣れると合理的で良いなと思えてしまう。
博士と二人で朝からミートに挑戦。

パワフルに腹ごしらえを致しまして、散歩へと向かった次第でございます。

2017-04-01

ゲッティンゲン、桜の季節

日本も桜前線が北上し、関東周辺は満開の時期になるのでしょうか。
デュッセルドルフは開花が終わり、今は八重桜のつぼみが開き始めております。

さて、先週ですが3日間滞在で古巣ゲッティンゲンへ参りました。
高気圧のおかげで、心地よい小春日和となりました。

青空ばっちり 
ちょうど桜が満開の時期
この町で桜と言えば、ゲッティンゲン大学でございます。

昼時、学生たちが賑わう図書館周辺の桜並木
並木…小さいですが、きれいに咲いておりました。
最高気温が18℃ですが、気が早いドイツ人は半袖多し。

キャンパスの芝生には日光浴する学生たちがたくさん。
バーベキューをやってる学生グループも一組。
皆さん、待ちに待った太陽をここぞとばかりに満喫です。

ドイツは南部を除き、平均して太陽の顔を拝めるのが少な目。
そのせいか、わりと鬱になるひとも多いとか。

聞くところによりますと、とある総合病院の精神科には砂があるとか。
ロビーのサンルームに砂を置き、気分の高揚に利用するらしい。
治療用に設置しているのだそうです。

それはさておき…
ゲッティンゲン大学も今年は開学280周年を迎えます。
(設立1734年からは283年目)

学生も3万人を超えるドイツ5大学のひとつ。
街を歩いて改めて思いましたが、ホント、若者が多いです。

私には、ドイツ生活第一歩を踏み出した思い出の町。
住んでいるときは町が小さすぎるなどと言っておりましたが、
やはり歴史がある町だけに落ち着くところでございます。

さて・・・実は、
この7月にゲッティンゲンへ引っ越すことになりました。
日本食充実のデュッセルドルフを離れるのは残念ですが、
日本食をあまり食べられなくなった私には、特別なこだわりもございません。

とは言っても、まだ新居が決まっておりませんが…(-_-;)

ゲッティンゲンは4年ほど前から住居探しが困難な都市のひとつになり、
とにかく物件が少ないという厳しい状況。
まあ、ミュンヘンなどの都市部よりはまだマシですが、
なかなかどうして、かなりハードでございます。

我が家が家賃1000ユーロも支払えるなら別でしょうが、
そんなハイソな暮らしは遠い話でございます。
(日系企業の駐在員なら、この2倍でも楽勝かと思いますが…)

住む場所が決まらずとも、ゲッティンゲンに戻るのは心が弾みます。
残り3カ月、デュッセルドルフの生活を楽しみつつ、
次の準備を整え、やりたいことに色々備えをしたいと存じます。

まずはその前に…水曜日からのハンガリーでの休暇を楽しんで参ります。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...