日本も桜前線が北上し、関東周辺は満開の時期になるのでしょうか。
デュッセルドルフは開花が終わり、今は八重桜のつぼみが開き始めております。
さて、先週ですが3日間滞在で古巣ゲッティンゲンへ参りました。
高気圧のおかげで、心地よい小春日和となりました。
青空ばっちり
ちょうど桜が満開の時期
この町で桜と言えば、ゲッティンゲン大学でございます。
昼時、学生たちが賑わう図書館周辺の桜並木
並木…小さいですが、きれいに咲いておりました。
最高気温が18℃ですが、気が早いドイツ人は半袖多し。
キャンパスの芝生には日光浴する学生たちがたくさん。
バーベキューをやってる学生グループも一組。
皆さん、待ちに待った太陽をここぞとばかりに満喫です。
ドイツは南部を除き、平均して太陽の顔を拝めるのが少な目。
そのせいか、わりと鬱になるひとも多いとか。
聞くところによりますと、とある総合病院の精神科には砂があるとか。
ロビーのサンルームに砂を置き、気分の高揚に利用するらしい。
治療用に設置しているのだそうです。
それはさておき…
ゲッティンゲン大学も今年は開学280周年を迎えます。
(設立1734年からは283年目)
学生も3万人を超えるドイツ5大学のひとつ。
街を歩いて改めて思いましたが、ホント、若者が多いです。
私には、ドイツ生活第一歩を踏み出した思い出の町。
住んでいるときは町が小さすぎるなどと言っておりましたが、
やはり歴史がある町だけに落ち着くところでございます。
さて・・・実は、
この7月にゲッティンゲンへ引っ越すことになりました。
日本食充実のデュッセルドルフを離れるのは残念ですが、
日本食をあまり食べられなくなった私には、特別なこだわりもございません。
とは言っても、まだ新居が決まっておりませんが…(-_-;)
ゲッティンゲンは4年ほど前から住居探しが困難な都市のひとつになり、
とにかく物件が少ないという厳しい状況。
まあ、ミュンヘンなどの都市部よりはまだマシですが、
なかなかどうして、かなりハードでございます。
我が家が家賃1000ユーロも支払えるなら別でしょうが、
そんなハイソな暮らしは遠い話でございます。
(日系企業の駐在員なら、この2倍でも楽勝かと思いますが…)
住む場所が決まらずとも、ゲッティンゲンに戻るのは心が弾みます。
残り3カ月、デュッセルドルフの生活を楽しみつつ、
次の準備を整え、やりたいことに色々備えをしたいと存じます。
まずはその前に…水曜日からのハンガリーでの休暇を楽しんで参ります。