2020-03-28

太陽燦々の週末

コロナ感染者数が信じられない勢いで増えてます。
NRW州、ついに10,000人を超えました。

接触禁止令が出たのに、あまり効果がないのか?
検査施設を設け、積極的に検査を始めたからかも。

接触禁止で1.5M間隔を守れと言われても、
なかなか…現実は厳しい。
例えば、電車は週末ダイヤ運航なので本数が少ないため、
逆に乗客が多くて間隔が保てないのが現実。

我が家は電車移動が必要な時は、
一番乗客が少ない路線を選んで利用しております。

気温が16度まで上がった本日。
土曜日ということもあり、町の通りも公園も人が出ておりました。

スーパーの前に並ぶ人も多めです。

公園とライン川周辺は散歩やジョギングの人がたくさん。
太陽が出るとやっぱり外へ出たくなるのは当たり前。
でも、どんなに注意しても幅の狭い道路では無理。
1.5Mなんて守れません。

博士は特に、ジョギングの人が横を通るのが駄目。
確かにハーハー息を吐いて真横を走って行くので…わかります。
正午を回ったころから人の波は多くなり、
即、帰路につくことにいたしました。
週末のお天気の良い日の散歩は、
人けの少ない午前中に限ります。

自宅へ戻って昼食を済ませ、ケーキを焼くことに。
黒糖を使ってバナナとリンゴのケーキ。
リンゴの並びが乱れてますが、味はヨロシイ。

それからバターミルク・ビスケットも焼いたので、
ひよこ豆を使ってHumusも作ってみました。
これが美味しいので食べると止まらない。

やっぱり料理は無心になれるので最高。
お店で買うより自分で作るのが楽しい。

市内のレストランは営業してますが、持ち帰りのみ可能。
でも、結構閉めてしまったレストランも多いです。

カフェ、居酒屋は閉店です。
本屋さんもすべて閉店になり、図書館も閉館。
本を買うならネットか街角にある無料のブックスタンドだけ。

花屋さんはまだ開いているので、立ち寄りました。
本日ゲットのお花とハンドクリーム

頻繁に手洗いと消毒液を使用したため、
両手が信じられないほどガサガサになってしまい、
皮膚が荒れて切れてしまうという事態になりました。
自宅のハンドクリームやホホバオイルも追いつかない。
それで、ちょっとだけお高めのセバメド・ハンドクリーム購入。

これが、なんと素晴らしい。
ガサガサがカサ程度に早変わり。
救われました。

別にセバメドからびた一文貰うわけではありませんが、
消毒液で手が荒れたご婦人たちにおススメです。
(ちなみに、私は昨日から消毒液の使用を止めました)
是非一度お試しあれ。

2020-03-23

免疫力とストレス発散

前回のブログでメルケル首相が感染…という話を書きましたが、
その後の検査の結果、大丈夫だっというニュースが流れました。

接触禁止令が出てから、メルケル首相もホームオフィス。
ドイツの各企業も軒並みホームオフィスを推進。
我が社もホームオフィスですが、
何が大変かと申しますと、ラップトップ。
注文しても手元に届くまで何週間もかかるという現状。

ちなみに、私にはラップトップが届いておりません。
ですので毎日会社へ通勤でございます。

でも、正直に申し上げ、通勤のほうが性に合ってます。

自宅だと時間に区切りをつけるのが難しい。
メリハリつけるのがメンタル的にもヨロシイのです。
我が社の素晴らしいところは、マスクと消毒液が完備。
しかもオフィスは広々、昼食も別室でゆったりとれるという。
至れり尽くせりの職場環境でございます。

なので、あとは自己管理をきっちりやらねば。
手洗い、うがいはもちろんですが、免疫力維持が観心。

免疫力は膝から下がポイントでございます。
自宅ではレッグウォーマーと靴下二枚履き。
足元を冷やさないことが大事なのでございます。

そして、週に一度はカレーを食す。
市内はレストランでの食事ができないので、
(持ち帰りは可能ですが)
スロークッカーを使って自前カレーです。
都市伝説かもしれませんが、カレー食べると調子が上がる。
何かが違うのでございます。

自分で料理をするのは私にとってストレス発散。
無になれるのが何よりよろしい。

そして時折入浴し、気持ちも体もゆるゆるに。
バスタブのある家を選んで本当に良かった。
(ドイツでは昨今、シャワーだけの物件が多いのです)

あとは運動不足にならないように通勤は徒歩。

でも、体重が増えたのは何故でしょう。
謎は深まるのでございます。

2020-03-22

外出禁止は免れましたが…

各国と並んで、州によって外出禁止が出ていたドイツ。
今日の首相と州知事の話し合いで
Kontaktverbot (接触禁止)が決まりました。

外出禁止よりまだ良かったと思えそうですが、
家族、パートナー、同居人以外の人との接触は認めない。
NRW州は公の場で3名以上で会うことは認めない。
仕事などで止むおえず人を接触する場合、
1.5メートルできれば2メートルの間隔をとること。

規則を破った場合、200ユーロもしくは
最高25,000ユーロの罰金を徴収されるか、5年以下の懲役だそうです。

だから、仕事をするために職場へ行っても良いですが、
間隔を保つことと、一か所に3名以上居てはいけない。
質問があれば、近くに居ても電話で聞かなくちゃいけません。(笑)

幸い、外へ出ることは問題がないので少し安心。
禁止で一番大切なことは、家族やパートナーではなく、
他人との接触に気をつけなければならないこと。

特に感染者が著しく多いNRW州は厳しく取り締まるようです。

私は明日、出社の予定ですが博士から教育的指導あり。
会社に確認して、できれば通勤証明を出してもらうよう言われました。

どうなるんだ…出勤しなくちゃならないの!?
と不安になりましたが、同僚から即、証明書が送られてきました。
さすがです!

とりあえず、この接触禁止は2週間の予定。
その先がどうなるかはわかりませんが、慣れるしかございません。

世の中が緊張状態ですが、季節は巡る。
春到来で桜が満開になっております。


自然は本当に偉大でございます。

明日の出勤、ちょっとだけ緊張。
どうなりますことやら。

追記ですが…メルケル首相がCOVID-19に感染したという。
驚きのニュースがございました。

2020-03-21

快晴の土曜日なり

今朝の最低気温は0℃と冷え込みました。
ですが、太陽が輝く最高のお天気。

いつ外出禁止令になってもおかしくない状況下ですが、
太陽の光を浴びに博士と午前中からお出かけ。
ご近所…と言っても徒歩20分の市場へ参りました。

見た目いつもと変わらないようですが…
写真には撮りませんでしたが、市場でも人が並んでお買い物。
青空市場なのに…と思いましたが、一人一人の対面接客です。


お年寄りが勝手がわからず、お肉屋さんにいつも通りに行くと、
神経質に「後ろに回って並んで!」と。
おばあちゃんは何の事だか分からない。
周りの人も誰も順番を譲るわけでも、助けるわけでもない。
なんか少し、悲しくなりました。

それからALDI(アルディ)にワインを買いに立ち寄る。
するとレジにこんな張り紙が。
「お一人二個までとさせていただきます」
トイレットペーパーと書いてあるのは読めたのですが、
もう一つは何だろう…???
しかも「なるべくカードでお支払いください」という
別の張り紙がレジの先に貼ってありました。
確かに…レジの人の健康を考えれば当然です。

あまりに天気が良かったので、博士とライン川までお散歩へ。
向かう途中で小腹が空いたのでパン屋さんへ立ち寄りました。

店内での飲食ができないとのこと。
ここは並ぶほどではなかったのでほっと致しました。

お天気が良ければ人がいっぱいのこの近辺も閑散としてます。
気が付いたのですが、いつもより空気がよろしい。
車が少ないってこういうことなのね。 
ジョギング、散歩の人もまばらです。 
ライン川が静かに流れるのみ。

医療従事者の方々も大変な状況下、頑張っておりますが、
パン屋さんやスーパーの従業員、.市場の方々も同様、
本当に早朝から棚卸、接客と感染のリスクを負いながら
皆、私たちのために頑張っているのです。

こんな状況下ですから、
神経質になるのもわかるような気がいたします。

あらゆる人の生活が一日も早く元に戻りますように。
祈らずにはいられないのでございます。

2020-03-20

こんな時ですが、初出勤!

以前にも書きましたが、昨年の11月下旬から2月の末まで
短期のお仕事をしておりました。
そして、契約が終了する間際に面接があり、
次の就職先が決まり、今月16日から出勤。

当初は、三月はちょっとお休みして四月から…と、
のんきなことを考えておりましたが、
これが4月だったら、今回のコロナ感染の件で
就職活動どころではなかったです。

なんと言っても、初出勤する前の週から国内の状況が一変。
周辺各国の国境が閉鎖、
劇場、映画館、図書館、博物館、美術館も休業。
そんな中でのお仕事開始でしたが、
考えれば考えるほど、なんて幸運だったのかと。

採用を決めて下さった会社に感謝でございます。

ドイツ国内は先週末から毎日状況が変わっております。

レストランは18時までの営業制限が
翌日には15時に短縮され、電車も週末ダイヤで運行です。
各社は在宅勤務に切り替わり始め、
オフィス街は閑散としております。

私の新しい職場もオフィス街の一角にありますが、
実に静かで人も車も少なめ。

今日は社用で銀行へ行ったのですが、
会社の同僚と二人、電車を使わず徒歩で往復約一時間。
バックに消毒液持参でお出かけでした。

銀行では窓口にも「距離を保ちましょう」
という看板がございました。
銀行の方々もピリピリで、空気張りつめております。

その銀行の帰りにお疲れの同僚たちにケーキでも買おうと、
パン屋さんに立ち寄ってビックリ。

こんな張り紙がお店に
カウンターは(感染予防のため)1m間隔、
1.5m離れて(お客様同士の間隔)並んで下さい。
という内容。

その後、スーパーの前を通るとこんなことになっておりました。 
店内で人が密着しないように、入場制限中。

これ、ただ人がバラバラにいるのではありません。
入店できるのを待っている買い物客の列なのです。
感染しないように、皆さん間隔を置いて並んでおります。
でも、誰もマスクはしていない。

この辺りでマスクをしているのは、
 某中国系IT企業の社員か、ご近所中国人とうちの博士くらいです。
博士も授業ができなくなってデュッセルドルフ入り。
2つのスーツケースに食料とトイレットペーパー持参。

一人よりは二人でのほうが心強い。
何かと助かっております。

今日になってフライブルクなど一部の地域で
外出禁止を行うという発表がありました。

感染拡大が著しいNRW州がどうなるのかと思いましたが、
今朝の州知事の会見では自粛はお願いするが、
自由は必要なので外出禁止令は今のところはないとのこと。

ただ、日々状況が変わるので情報チェックは欠かせません。

つい最近まで「インフルエンザより軽い」と、なーんにも気にせず、
サッカー観戦だなんだと普通に生活していた人たちが、
人との距離を気にし始め、ものを触るにも神経質になりはじめました。

そして今日もトイレットペーパーは売切れのまま。

でも、毎日太陽は登り、沈んでいく。
外の桜はいつの間にか満開です。
こういう時だからこそ、1日の終わりに
今日を無事に過ごせたことに感謝し、
普通に食事をして、家族や友人と笑って、
生きている時間を大切にしたいと
考える今日この頃でございます。

コロナより、怖いのはパニック状態の人間。

さあ、呼吸して、心に安穏を…もう春です。

2020-03-15

食べ物…ストック命

ドイツでも買い占め族が増員中。
大変なのはやはり現場です。
入荷して棚に商品を並べるのはお店のお仕事。
通常は1,2回で済んでいたストック補充も
3回しなければならい状況だそうです。

我が家もいざという時のために、
過度にならない程度で食料の準備を致しました。

たまたま白菜で新鮮なものが手に入ったので、
いざという時のために白いご飯と合うキムチを作りました。

こちらがキムチの元です。
この中に二時間塩漬けしたキムチをなじませるだけ。
思ったよりも旨辛でご飯が進みます。

そしてスロークッカーを使って焼き豚作り。
ひれ肉を醤油で煮込んだだけなのですが、
まんまで煮たので切るとぼろほろに。
これを冷凍してお料理に使います。
煮込んだお肉の残りタレはそのまま冷蔵庫へ。

これでお肉を少し入れ、野菜を加えて炊き込みご飯に。
何一つ無駄にはならずにウマウマでございます。

いざという時のために、
ニンジン、カリフラワーなどは刻んで冷凍。
もう我が家の冷凍庫はパンパンになっております。

添加物を使っているものより手作りが一番。
時間をかけることに楽しみがございます。

これぞスローライフ。
皆様もお試しくださいませ。

ドイツ国内の感染状況

ちょっと真面目なタイトルですが、
13日の金曜日から(あ、13日の金曜日!?)
ドイツ国内の状況が大きく変わりつつあります。

まず、感染者3,000名を超えた状況を受けて、
3月16日から幼稚園を初めてとして、
全国の学校が休校になります。
各大学もその流れで授業が休講になるようです。
劇場、映画館なども閉館です。

レストランはまだ営業しておりますが、
オーストラリアは営業時間に制限をかけはじめ、
ドイツとの国境も閉鎖しました。
ポーランド、スロバキア、チェコと次々に国境閉鎖です。

学校が休講になるということで、
スーパーには多くの人が詰めかけ買い占めに拍車がかかります。

ドイツはシングルマザーや夫婦がそれぞれ仕事をしている
という人が多いので、子供を預けられなのは至難。
皆さん、同僚や友人と協力してスケジュールを組んだり、
兼業主婦には結構大変な事態になっています。

ドイツの企業も一部、在宅ワークを始めているようですが、
もしかしたらイタリアのように、
国全体で就業をストップする可能性も考えられます。

今日はゲッティンゲンからデュッセルドルフへ向かいます。
いつもは混むはずの電車ですが、スカスカ。

何も変わらないのは車窓からの景色。 

サッカーのボルシア・ドルトムンドの選手一人が、
感染していたという報道がありました。
予定していた試合は完全に中止。
リーグ戦もしばらくはお休みです。

週明けにどんな展開がるのか。
ラジオ、ネットと情報をしっかり見極めつつ、
次の準備をしたいと思います。

2020-03-13

か、か、カギがっ!?

何故、買い占めるのか…などと以前書きました。
ハムスター買い行動の人間がドイツ中。
毎日、スーパーからトイレットペーパーが消えてゆく。

ドイツ人は「コロナはインフルエンザより軽い」などと、
全く気にしてもいないようですが買い占めます。
理由は自分が感染した場合を考えての事。
軽度の症状なら2週間、絶対に外出はしてはいけない。
その間の自分の食料などは、自分でアレンジしなくてはいけません。

また、NRW州のように、国の感染者の半数を抱えるところは、
買い物すること自体、感染のリスクを増やすため、
できるだけ早いうちに買いだめしておこうをいうもの。

私も時間がある今のうちに準備をと、
木曜日にせっせと買い占めいたしました、

購入したものは一旦地下室へ保管。
お米、缶詰、トイレットペーパー、洗剤、化粧品など。
ゴミ袋もストックを買置きしました。

 きちんと整理し、いつでも取り出しやすいように…
完璧に準備したことに満足し、地下室の物置に錠をかけた瞬間!

本当に、その数秒の時に頭の中をよぎったことが。
「家の鍵!?」

ああああああああ!

時すでに遅し。

アパートの入り口、家の鍵など、カギというカギ一式、
物置の中に置き忘れてしまったのです。

一人でビビる、焦る、うろたえる。

冷静になったところでどうしたものか。

ただ、不幸中の幸いなことが。

何気に買い物をしてまっすぐ地下へ下りたため、
外着のまま、リュックサックに財布とスマホが入ってました。
そして、一週間前に博士にスペアキーを渡していたので、
すぐに電話し、急遽ゲッティンゲンへ向かうことに。

チケット代、高いですが致し方なし。
買い物へ行って、外出時に着用したものは即洗濯のつもりだったので
またしても、超イケてないヨレヨレの格好だったのですが、
そんなのもうどうでもいい。
ICE(新幹線)に揺られて参りました。

フランクフルトで乗り換えて、
食堂車に陣取り、一人イケてない格好でワインを頂く。
正直、イケてなくてもドイツじゃ普通!?
あ~ここがドイツで良かった。

深夜23時を過ぎて、ゲッティンゲンにご到着。
信じられないところで、何かと守られていることに感謝。
今後はカギに敏感になりそうでございます。

2020-03-10

Curry なる都市伝説!?

明日から新職場へ通勤致します。
それで、電車の定期券の解約をしていないことに気づく。
チョイご近所散歩の予定を急遽変更。
乗りたくなけど電車に揺られ、駅まで参りました。

次の職場がなんと自宅から徒歩20分。
定期券は色々と便利なので解約を悩みましたが、
ライン川を越えて町へ行かずとも、近隣で用が済むし、
何か必要なものはアマゾン頼りの今日この頃。
運動不足解消と節約を考えて、まずはお試しでございます。

定期の解約手続きの後、和食材でも買おうかと思いましたが、
足は全く別の方向へ進んで行きまして、おススメのインド料理店へ。

ちょっと喉がイガイガだったので、
「カレーは抗ウィルス作用がある!?」という
都市伝説を思い出して立ち寄りました。

まずはアルト・ビアでおひとり乾杯。
ベジタリアンセットを本日もご注文。
相変わらず満席。
人ごみは避けたほうが良いのでしょうが、今日は例外。
もう町へあまり来ることはないと思いますし、特別です。

本日のデザートはいつもと違う。
蜜がかかったココナッツ団子。
レストランに到着し、我に返ってハッとすることが。
実は、ご近所散歩で出たため、超ダサ普段着だったことを忘れてました。

コートを脱ぐ段になり、しまった…と。
でも、お客様の誰も私には目もくれていないので、
気にせず一人カレーに舌鼓をうったのでございます。

満腹で大満足のあと、お店の近くのスーパーへ。
お気に入りのEDEKA Zurheide(エデカ・ツァハイデ)
今日もやっぱりトイレットペーパーが売れている。
石鹸の棚はどこもこんな感じです。
ついでにハンドクリームとかもなくなっている。
お米のコーナーもずっとこんな感じでしょうかね。

小麦はセール品からなくなってます。 

パスタのコーナーも欠品、補充、欠品の繰り返し。 
今週の目玉商品はバリラのパスタでしたが、
広告掲載の値段より6セント高くなってました。
理由は売れすぎのため。

周囲のドイツ人はCOVID-19に対しては楽観的で
「インフルエンザより軽いから大丈夫」という感じ。

それなのになぜ買い占めるのか!?

理由は、自分が感染したときに自宅待機が義務づけられるから。
(もちろん、重度の場合は医療機関へ入院ですが)

私もその昔、日本で豚インフルエンザを発症した経験があり、
一週間外出禁止を言い渡されました。
その時は甥っ子が買い物を助けてくれたので、
問題はありませんでしたが大変でした。

ところで、人間とは不思議なもので、
商品がカラの棚を見てしまうと、
何か買わなくちゃいけない衝動にかられます。

私も思わずトイレットペーパーに手をかけそうになりました。
でも、買わなかったけど。

トマト缶が消えゆく中での例外はこちら。
我が好物「Mutti」のトマト缶は在庫がいっぱい。
お値段がお高いので、あまり手がかからないようです。

全てにおいて、お安い順からなくなっている。
さすが、ドイツ…こんな時も節約魂は健在でございます。

野菜、果物、お肉、魚の冷凍食品に次いで売れているのは、
何故かお手頃価格スィーツ 
どんなときも、デザートは欠かせないのね。

普段は食品の廃棄が問題になるほどでしたが、
今は全く真逆の現象。

イタリアでは北の人たちが南へ移動しようと
一部混乱があったようだと聞きます。

我がNRW州も他人事ではなくなるのでは。

不安は尽きませんが、生命力が勝負。
ふさぎこまずに、前向いて生きましょう!!

2020-03-09

どうなるブンデスリーガ

NRW州のCOVID-19感染がとんでもない拡大で
こちらとしても気が気ではございません。

人ごみを避けなくちゃ…
気をつけなければ…等々、
ニュースを聞いては不安がすっと心の奥に侵入してまいります。

そうなると人間不思議なもので、
気力が知らない間に奪われていく!!

恐ろしい。

これ、ちょっとまずいっ!
と思い、札幌の親友に電話してお互い励まし合い
(励ましてもらう(笑))
平常心を取り戻しました。

そして、
今朝のニュースでとうとう、
「1000人以上の規模でのイベントを中止するように」
というNRW州知事よりのご通達が出ました。

それでブンデスリーガの試合開催はどうなる!?

ということで、ざわつき始めております。

特に明後日水曜日に試合を控えた
Mönchengladbach VS FC Köln 
チーム監督は中止する気はなしで、闘う気満々。

それで、開催は観客なしの試合になるのか、
それともやっぱり中止になるのかと注目を集めております。
どうなるかは明日10日火曜日に結論が出るらしい。

こんなことが話題になると、
ピリピリ感がドイツ人にも出始めるのか。

実は今朝、某ディスカウントスーパーで
旅行用の携帯消毒液が今週の商品で店頭に並ぶと
ラジオで情報が流れたので行ってみました。

ですが、開店一時間半の時点で完売。

「なんで消毒液がもうないんだっ!」と、
店員さんに向かってキレるドイツ人を初めて目の当たりにしました。

でも、こちらの店員さんは日本と違って強気なので、
「ないものはない。追加入荷するかもわからない」
申し訳ございませんの一言もなしに、冷たく言い放つ。

そんなことより、俺たちは品出しに忙しいんだ。
というオーラが強く、お客様の事など見ておりません。
労働者が強いドイツなのでございます。

さて、もやもやしていてもしょうがないので、
今日は朝から掃除、家具の移動などに精を出し、
それからキムチ作りを致しました。

只今、白菜を寝かせ中でお茶タイム
スパイシィなチャイでバターミルク・ビスケットを頂く。

明後日からお仕事の引継ぎが急遽入りましたので、
今日と明日でやりたいことをテキパキ済まさねばなりません。

明日はニンジンを冷凍パックし、読書の予定。

コロナ騒ぎに心をかき乱されることなかれ。

時間を大切に。丁寧に。
少しでも楽しくなるように前向きで参りたいもの。

でもやっぱり、人ごみは避けたいと存じます。
皆様もどうぞご自愛くださいませ。

2020-03-08

気分転換に…手作りバターミルク・ビスケット

COVID-19で鬱々していてはいけません。
気分転換には「ものづくり」が一番。

博士と一緒に朝食を…ということで、
手作り「バターミルク・ビスケット」
Facebookつながりでシカゴ在住のプレスリーさんが
とっても美味しそうなバターミルク・ビスケットを焼いていたいので、
これは私も真似てみたいと、レシピをあれこれ検索。

アメリカ人のレシピはグラムではなく、
カップ単位が中心なので、なかなかピンとこない。
何度か試作して、なんとなくそれっぽくなりました。

博士曰く、「これはポガーチャです!」

アメリカ人がハンガリーのお菓子を真似たのか。
「ビスケットではありません!絶対にポガーチャです!」

博士の主張は続くのでございます。

このビスケット、マクドナルド・メニューにありましたよね。
蜂蜜をかけて食べた記憶がございます。

バターミルクを使うことが、サックリ仕上がるポイントらしい。
ものすごく簡単にできるので朝食に焼きたてがおススメ。

是非一度お試しくださいませ。

2020-03-07

COVID-19 in NRW

COVID-19のNRW(Nordrhein Westfalen)州の感染拡大が止まりません。

 皆さんご存じ、NRWはデュッセルドルフを州都とする
ドイツ国内で一番、日系企業が多い地域。
3月7日付で約400名の感染確認があり、
日本の感染者数を間もなく超えると思われます。

しかもこの感染数の3分の2はHeinsberg(ハンインズベルグ)という
オランダ国境沿い、人口約4万2千人の町が発症もと。
感染拡大の要因はカーニバルで北イタリア旅行から戻った人が、
またまたカーニバルのお祝いを隣町で
友人、知人と一緒に飲めや歌えを楽しんだから。

この町からデュッセルドルフ市内や近郊に
通勤していた感染者がいたこともわかりました。

そして、とうとう、
NRWへの旅行を避けるようにという勧告が出ました。

こんな風に、カレー食べながらビールで乾杯… 
これが今年最後の我が家の外食!?
インド・カリーの抗ウィルス作用はあるのか…

市内の一部日系企業もホームオフィスに切り替えたところもあり。
でも、一部…うちはどうなるのかしら。

それにしても…

多くの邦人の方々が、安全を考え日本への一時帰国を中止したのに、
NRWの感染者数が日本より多くなりつつあるというのを
一体、どう受け止めれば良いものか。

周囲のドイツ人は平静を装っているように見えますが、
やっぱり大多数の人がトイレットペーパーを買い込んでます。

スーパーの品ぞろえはそんなにひどい状況ではなくなりましたが、
何故かトイレットペーパーとキッチンペーパーが
今週も飛ぶように売れておりました。

学校が休校になっているのは一部だけ、
ところが教師たちが病気を理由に休み始めているところもあり。

ドイツは毎年、インフルエンザで亡くなる人が2万人ほどいるんだそうです。
ここでそんな数字を言われても「ふーん」という感じかも。

ドイツの政府と日本を比較してしまう昨今。
個人的に、やっぱり日本は頑張っていると思うのでございます。

2020-03-05

何故、買い占めるのか

コロナの感染がドイツでも拡大しております。
それで、2月末の週末から買い占め行動があちこちで。

ゲッティンゲンはまだベルリンや都市部ほど酷くはありませんが、
昨日のドラッグストアの状態はこんな感じ。
消毒系の石鹸や液体など入手不可能。

それにつられるように普通の石鹸も徐々に品薄になっております。 
「消毒系のものは入手が困難になりました」
という表示もあり。

日本のようなフェイクニュースが流れたわけでもないのに、
やっぱりトイレットペーパーを大量買いする人が続出。
外出を極力控えなければなら時のためなのか、
トイレットペーパーは大きいパックのものから消えてます。

でも、今朝のネットの記事で
「売り切れになっているジェル消毒液などは役に立たない」と。
アルコール度数の高いエタノール系でなければ
ウィルスに対して効力がないのだと書かれておりました。

一番の抗ウィルス対策は
「石鹸を使ったまめな手洗い」

だそうです。

小麦がスーパーから消え、ビタミン剤も飛ぶように売れている。

それなのに、感染拡大地域以外は普通に時間が動いている感じ。

驚くのはサッカーのブンデスリーグの試合は普通に行われること。
でも、見えないとこで人間の心には恐怖があるのか。
トイレットペーパーは消えてゆくのです。

何とも言えないこの感じ。

日本が大げさなのか…
私は決してそうは思わない。
いざというときの自己管理だけはしませんと。

そのうえで、一日一日を大事に過ごしたいと思うのでございます。

2020-03-03

ご近所インド料理

日本はずっとCovid-19 のニュースが連日報道ですが、
イタリア北部の感染拡大に続き、とうとうドイツにも感染確認が出ました。
しかも、私が住んでるNRW (Nordrhein Westfalen)州、
ドイツで今日現在確認が取れている約170のうち
約90数名の感染者がおり、今後も拡大が予想されています。

北海道の感染数をわずか5日間で上回りました。
こちらも日本同様、手洗い、うがい、咳エチケット励行を
ラジオ、テレビ、ネットで呼びかけています。

でも、ドイツ人はおおらかなのか…レストランへ行っても
誰も手を洗いに行ったりしないのです。
ナイフとフォークを使うから、関係ないのでしょうが、
常に食事前に手を洗う我が家としては信じられません。

そんなこんなの巷ですが、
ゲッテインゲンでの滞在を楽しもうと、博士とインド料理を堪能。

まずは、中心街にある「Maharadschaマハラジャ」へ。
ランチタイムのセットを注文しましたが、
美味しかったのはこちらのChaiだけ。
スパイスの香りがほんのり。

私はひよこ豆のカレーと食べたのですが、
味付けが塩味きつめでドイツ人向きかと。
星2つという感じで、写真も撮らずに終了。
ところが、12時30分を過ぎたあたりから、
続々とお客様が詰めかけてました。

客層はほとんどがドイツ人。


博士から自宅近くのインド料理店のおすすめを受け、
先程、一人でランチに参りました。

街はずれなので、ひっそり…ですが、以前から気になっていたお店。
Madras Vanakamマドラス・バナカム」
ここはランチのお値段が超お得。
まずはChaiを注文。
2ユーロと破格。しかも美味しいっ!

街のレストラン、高いのにこれがなかった。
豆をつかったこのヒラヒラ↓ 

茄子のベジカレーを頼んだのですが、お見事。
ナンもご飯もついて、お値段6.50ユーロです。 
信じられない良心価格。
しかもカレーが冷めないように、温めてます。
ナンはモチモチ、本格派。 
郊外なのに以外に混んでいおります。

この価格と内容を考えたら、来る意味あり。
お味もよろしく星4つです。

街のマハラジャ・レストランの一人前のお値段で、
好物サモサの持ち帰りができるというお得感。
こんな安くていいのだろうか。

デュッセルドルフでこの価格帯はあり得ない。
ゲッティンゲン郊外だからイケるのかも。
帰る前にもう一回行きたいと存じます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...