2015-11-28

旬のお野菜

 日が益々短くなっているドイツでござます。

今時期の朝8時頃は、こんな感じの空模様と暗さ。
月曜日の朝、こんな感じの曇天ですと、お休みする人が多くなります。
何とも言えないグレーの日は、
『今日は何人欠勤するか…』と、想像してしまいます。

労働法が充実のドイツは、お休みしても有給を使いません。
体調不良や病気の場合、病欠ということで別枠扱い。

割と気を遣わずお休みできるところが日本との大きな違いでしょうか。
日本人なら、仕事が立て込んでると、具合が悪くても出社したり、
点滴打っても出勤することが珍しくはございませんが、
ドイツじゃそんなことは致しません。

風邪を引いて無理に出社した場合、コンコン咳ついていようものなら、
かえって他の人に風邪をうつすと、迷惑がられます。

病気の時は無理をしない。

ある意味、非常に人間的でございます。

さて、話は変わって…

秋終盤から冬にかけて、またいろんなお野菜が登場いたします。
最近はスーパーや市場でも見かけますが、
キャベツ類や白菜、ホウレン草がございます。
この写真左のとんがったキャベツはSpitzkohl (シュピッツコ―ル)と申します。
ザワークラウとに使うまん丸いキャベツは食感が固めですが、
このSpitzkohlは日本のキャベツに近い感じ。
炒めて良し、サラダに良しでございます。

右の小さなものは芽キャベツ(Rosenkohl)
冬のスープには欠かせない定番野菜です。

芽キャベツはスープ以外に、煮込んだものを食べたり、
キッシュに使ったりして頂きます。

それから、ホウレン草ですが、写真の物は日本のタイプと同じですが、
もっと小ぶりで葉の部分を袋に詰めたものが売られたりしています。

最近の休日の昼食はご飯が多い我が家。

ホウレン草と長いもでこんな感じ。
このオムレツは納豆オムレツ

本日は、このSpitzkohlを使って、お味噌仕立てのお鍋にする予定。

寒い季節にビタミンと食物繊維タップリで体調を整えたいと存じます。

2015-11-22

うれし、たのし、キッチン用品

この間、病院へ行った帰りにご近所のアンティークショップを覗いて見ました。

ウィンドウに素敵なものがたくさんございまして、ついつい見入ってしまう。
なかなか入るのは勇気がいるのですが、この度は入り口横にセール品発見。

小さな机の上に、お皿などがちらほら。

そこに、こんな可愛い木の型がございました。
クッキー用の木型

実は、フリーマーケットなどで、以前からクッキー用の木型を探しておりました。
ステンレス製やプラスチックは見かけるのですが、木製は少ない。

クリスマスの形ではございませんが、可愛いので即購入。

木型の裏は壁に掛けられるようになってます。 
これ、特売で2ユーロという安さ。
私にとっては掘り出し物でございます。

それから、とあるセカンドハンドのお店で陶製のパイ皿と計量カップを購入。
長い間探していたものだけに、満足度上昇。

パイ皿は4ユーロ、計量カップは3ユーロ
 ガラス製は新品でもお安く手に入りますが、陶器というのがなかなか無い。
しかもいずれも美品でこのお値段はお得でございます。
 パイ皿は欲しかった大きさで、嬉しいことこの上なし。

早速、パイ皿を使ってカボチャのタルトを焼きました。 

気に入った洋服を手に入れるより、
欲しかったお料理用のキッチングッズを見つけるのが何より至福。

また、ドイツならではの物や、他の欧州諸国の物が手に入るのも喜びの一つ。

私にとっては宝物探しのようなもの。
これでまた、お菓子作りが楽しくなるのでございます。

2015-11-21

レモンピールソルトとアサリのパスタ

 11月とは思えない温暖な毎日が続いておりましたが、寒くなって参りました。

そして、やはり11月は灰色月。

どんよりグレーの曇り空が多いのでございます。

黙っていたら、この灰色の空に気分が飲み込まれてしまいます。

そんな時は、重い腰を上げて食材調達へGO!

昨日はインマーマンのHANAROことキムさんのお店でアサリを発見。

ここ数日、背中の肩甲骨当たりがツッパリ、どうにも不快な痛みあり。
「冷えとり」の本を調べてみると、どうも肝機能が弱っている模様。

肝機能回復にはタウリンがヨロシイ…というのをネットでググる。
そしてアサリなど貝類やエビが良いらしいとあったので、迷わずアサリ購入。

博士はホタテ以外の貝類はあまり得意ではないため、一人ボンゴレを作ることに。

ニンニク、ポロねぎ、ホウレン草とアサリを白ワインで… 
 ここで早速、この間作ったレモンピールの塩を使ってみました。
特に絶大な変化があるわけではありませんが、
ちょっとした味のアクセントと自己満足がございます。

それから、この季節は胡桃やヘーゼルナッツが旬でございます。
レモンピールソルトを使い、これまた山羊チーズのディップを作りました。

胡桃とピーナッツ、ヤギチーズ、ホウレン草、バジル、胡椒をミキサーにかけます。
少しさっぱり感が欲しいので、ギリシャヨーグルトも加えました。

手作りディップの完成!
 こんな感じでパンにつけても良し。

 そして、本日のお料理には博士セレクトの白ワイン。
シシリアのオーガニックワイン2.99EUR也

近所のBIOショップで購入しましたが、コスパに優れております。
柔らかいフルーツの香りと、爽やかなリンゴの風味が特徴。

美味しいワインと料理があれば気分は天国。
灰色の空もなんのそのでございます。

あ~幸せ…

2015-11-13

れもん、レモン、檸檬

お休みしながら、暇つぶしにYouTubeをダラダラと見ておりました。

私の最近のお気に入りは、Veggie Dishesというベジタリアンレシピの動画。
別に我が家はベジタリアンではございませんが、お料理の参考のために拝見してます。

普通のレシピでは思いつかない発見もございますので、結構見逃せない。
それに、バターや卵の代用品にどんなものを使えばいいのか分かるのが嬉しい。

Veggie Dishes

そのいくつかの料理レシピの中で、塩レモンを使ったものがございました。
  
『塩レモン』とは何ぞや!?

気になるものは、早速ググる。

何だかこれ、今年の4月くらいに日本ではメディアで取り上げられ、ブームだったとか。

日本のサイトとドイツのサイトを交互に調べると、作り方が数種ございました。

ドイツのサイトでは、モロッコ式と称しておりました、
檸檬を塩で一ヶ月ほど漬け込むというもので、20カ月保存可能とか。

それから、同じ塩レモンでも、レモンピールと塩を混ぜるものも発見。

見ていると、とにかくすぐに試したくなる。

でもって、家にあったBIOレモンで早速、調理開始!

手前のレモンピールは一個分。
これをペーパーの上に置いて、12時間ほど乾燥させます。
乾燥したものを塩と混ぜればOK.。

それから奥にある真ん中のものは蜂蜜檸檬。
漬け込んでホット檸檬などにして頂きます。

そして、右端のものが塩レモン。

レモン3個を盾に4つ切りにして塩を真ん中からたっぷり挟み込み。
それを瓶にビッチビチに詰め込んで蓋を致します。
このまま冷蔵庫で1ヵ月置いておくだけだそうでございます。

初塩レモン、どうなりますか…楽しみ。

クリスマスのローストチキンなどに使おうかと思っております。

それにしても、日本というは情報が豊富ですね。
逆輸入で学ばせて頂くこと多しでございます。

…12時間後

こんな感じで完成の乾燥レモンピールの塩!

日本人ならやっぱり御飯

お腹をやられておりましたが、体調はよろしくなってきております。

体が弱ると、どうもお米が恋しくなる。
やっぱり、日本人なのねぇ。

今日は冷蔵庫の食材整理も兼ねて、炊き込みご飯を作る。

この炊き込みご飯、以前、友人に教えて頂いたもの。
ツナ缶(小さいもの)1個、生姜、ニンジン、昆布茶を使って作るもの。
調味料としてお醤油とみりんを使います。

お米のカップにお醤油、みりん、昆布茶、水を混ぜて入れるだけ。
仕上がったらネギなどの薬味を混ぜ合わせて完成。

超手抜きの割には美味しい…
 冷凍室に眠っていた餃子をとろりスープに致しました。
これで厚焼き玉子があれば、なんとなく立派に見える昼食の完成。
博士には大いに受けまして、大満足。

こんな簡単なもので感謝されるなら言うことなしでございます。

さて、お米と言えば…

わが家は松竹オンラインショップで注文。
12月のクリスマス繁忙期に入る前に、さっさとお米を注文致しました。 
わが家は、このイタリア産の「ゆめにしき」が定番。
今回は、安いので試しにドダン米なるカリフォルニアのお米を注文致しました。

9㎏で19ユーロという破格なのですが、いかがなものか…楽しみでございます。

最近は、一番シンプルに白米と納豆、海苔という食事が妙に恋しい。
今まで考えられないほど納豆買っては冷凍してます。

ドイツで納豆はかなり贅沢品になりますが、体が欲しているのかイソフラボン。
これってメノパウゼの影響なのか!?

とにかく、私はダイエットは一切しないことにしまして、
体が欲するもの、好きなものをなるべく頂くようになりました。

お米食べて、ちょっと元気が戻りました。
日本人ならやっぱり米が一番なのでございます。

2015-11-12

ヒラメのムニエル

腸のバクテリア退治に、朝はリンゴのすりおろしに蜂蜜を加えて頂く。
お腹の調子がイマイチなときには、リンゴがどんな薬より効果的でございます。

少し調子が上向きになったところで、昼食にヒラメを頂くことにしました。

ヒラメのムニエルとトマトのマカロニ
冷凍物のヒラメではございますが、ウマウマ。

冷凍と言えどもヒラメはお値段少々お高め。
特売以外では我が家の食卓に上ることは殆どございません。

ニンニクとレモンで香り豊かに頂くヒラメ。
ちょっとゴージャスは気分の昼食でございます。

普段ならここにキリリと冷えた白ワインが登場するのですが…
体調が戻っておりませんので、当分はワイン自粛でございます。

明日こそ、お腹痛くならずに目覚めたいもの。

さて、またルイボスティーでも飲みますか…。

2015-11-11

風邪と鼻の吹き出物

11月だというのに、信じられない温かさ。
まるで春のような気温が続いているドイツでございます。

温かいのは良いのですが、朝夕の寒暖の差がございます。
こういうときは、風邪菌が拡散するため、すぐに体調をくずしがちになります。

週末、人ごみの中で過ごしたため、ちょっと体調に異変が。

扁桃腺がイガイガ、そして翌朝、久しぶりに腹痛で目が覚めました。

私の場合、お腹が不調だと腰も痛くなってしまうため、寝ていられない。
一日休んで出社しましたが、食欲もわかず、めちゃくちゃ不調。

おまけに、鼻の中(入り口部分)に出来物がっ!!
それが化膿してしまいまして、ズッキンズッキン痛いっ!

そして右顎下に吹き出物も…これが化膿しているらしく、触ると痛い。

全部内臓の不調からきている吹き出物。

病院へ駆け込むと、先生から腸にガスが貯まっていると指摘されました。
何でも、バクテリアが活発に動き出すと、こんなことになるらしい。

「玉ネギは食べないでね。とにかくお茶や水分を良くとって」とアドバイスあり。
そして、しばらく自宅で静養するように言われました。

まあ、お腹はなんとか、食事に気を付け、言われたことを守るだけ。
ところが、鼻の中のデキモノが酷くなり、真っ赤になってジクジク。

博士に言うと、鼻の中を洗浄してバクテリアを退治するようにと言われました。
そして、博士の鼻洗浄用の塩を頂く。

バクテリア対抗のナトロンと鼻洗浄用の塩
 左のKaiser Natronはドイツじゃ定番中の定番。
日本語で言うところの重曹なのですが、お菓子作りの外にも用途が色々。

ナトロンは100年以上、庶民の間の万能品として知られております。

そして右が鼻洗浄専用の塩。
薬局で処方箋なしでも購入できます。

鼻洗浄は、この一袋を250mlのお水に溶き、鼻の穴で吸い上げて出すというもの。
片方の鼻の穴を抑えて、思いっきり吸い上げるのですが、ゲロゲロ。

250mlを就寝前、翌朝の2回で分けて洗浄。
たった2回ですが、ジクジクだったデキモノ部分がかなり良くなりました。

おまけに鼻炎の鼻水ダダ漏れにも効果を発揮し、かなり楽に。

それから、鼻の周りもそうですが、顎の吹き出物もきになるので、ナトロン洗顔しました。

ぬるま湯1Lにティスプーン3~4杯のナトロンを溶かし、それで洗顔。
石鹸を使わず、バシャバシャと何度も気が済むまで洗う。

ナトロンはバクテリアを殺菌する働きがあるため、吹出物に効果的。
丁寧に洗顔させていただきました。

私は締めに水で50回すすぎ洗顔というのも致します。
これが、不思議と肌を引き締め、肌の調子が上がるのです。

あとは、手作りの化粧水とクリームで保湿。

何でも更年期障害(メノパウゼ)に入ると、肌も乾燥しやすくなるそうな。
肌環境がかわると吹き出物も出やすくなるんだそうです。

ナトロン洗顔、どの程度優れものなのか、しばらく実験したい。
キッチンにあるもので、美しくなれるのなら有難いもの。

色々と調べつつ、試していきたいものでございます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...