2018-01-09

ドイツでギリシャの正月祭り!?

新年、明けましておめでとうございます。

2018年になりまして、私のドイツ生活も12年目に突入。
いやはや…12年住むことになっているとは、我ながらびっくり。
このドイツ生活で、消化器官がやられ、ピロリ菌も見つかり、
丸一年以上、食べることが楽しめなくなっておりますが、
私のこの長い不調の原因は食物不耐症でございました。

年末年始に友人宅に呼ばれたり、呼んだりでしたが、
それがいかにとんでもなく悪影響だったのか、
今になって明確になった次第でございます。

さて、話は変わって新年の話題。

この前、またデュッセルドルフへ行って参りました。
この度はAltstadtの小さなホテルに宿泊致しました。
泊りというのはたまに大事ですね。
良い気分転換になります。

それで、偶然にこんなものに出くわしました。

なんと、ギリシャ式のお正月を祝うお祭りです。
太鼓の音に合わせてグルグル回って踊ります。
途中、お代官様らしき人物が登場。
お客様の中から罪人を見つけ出し、しょっ引いて参ります。

お縄がかけられ…
お代官様は「この女人に口づけすれば許してやろう」と。
実はこの女人、ベールを取ったらただの髭おやじ!?
「ひぇぇっ!それだけは勘弁してくだせぇ」

見物人には多くのギリシャ人が。
そして、ギリシャの強いお酒『OUZO(ウゾ)』が振舞わられておりました。

Altstadtのメイン通り何か所かで同じ踊りが繰り返し見られました。
観光客や地元の人たちも写真を撮ったりと楽しい雰囲気。

ドイツにいながらギリシャのお正月気分を味わえるとは。

それにしても、本当にギリシャ人が沢山でした。
ドイツがいかに多民族国家なのか、改めて実感。

夕方から友人とイタリアンの食事を済ませてホテルへ。

こんな感じでにぎやかな通りに面したお部屋に宿泊。
これがどうして…便利な立地ですが、早朝からゴミ清掃車がうるさすぎ。

翌日、チェックアウトの時気が付いたのですが、
従業員は前日もこの日もイタリア人。

本当に、国際色が豊かなドイツなのでございます。

2017-12-31

大晦日と漢方薬

さて、2017年ももう終わりに近づいております。
日本はあと20数分で新年を迎えるのですね。
本当に一年が過ぎるのはあっという間です。

本日の大晦日、近隣の友人と過ごすことになっております。
アジア人中心のため、中国式しゃぶしゃぶを食します。

中国式と言えば、この前、中国系の友人から思わぬ頂き物が。
体調が悪いという私のために、漢方薬を頂きました。

インドネシアで入手できるという漢方。
補腎丸なる漢方薬です。

湿気防止のため、ワックスで固められております。
このワックスを外して頂きます。
この黒い玉が効くらしい。
3日に一粒食べてみると良いと言われました。

食べると言っても、飴玉をなめるように口に含んで頂きます。

これが、本当に何とも言えない漢方の味なのですが、
ガビガビにあれていた唇がもとに戻りました。

それから、ちょっと食欲が戻りました。

まだ本調子ではありませんが、体重が増えたという。
さすが、中国3千年の歴史です。

今まで飲んできたホメオパシーとかハーブとか、
あれはいったい何だったんだというくらい、効き目が凄い。

漢方薬買いにインドネシアか香港に行きたいくらい。
こんな年の瀬に漢方で蘇るとは!?

2017年、最後のびっくりでございます。

皆さま、健康で楽しい新年をお迎えくださいませ。

2017-12-30

12年目のクリスマス…ドイツ料理

12月26日のことでございます。
ドイツでは24日から26日の3日間がクリスマス休暇期間。
それで、大抵のご家庭では26日に家族で食事にお出かけ致します。

今年はファミリー総出で習慣にならい、ドイツ料理を頂くことに。

ご近所にあるドイツ料理レストランを予約
昔から気になっていたレストランだけに、
個人的には大変に盛り上がっておりました。

どんなドイツ料理が出てくるのか。

10分早めに到着し、寒いので中に入りましたら、
「予約が多いので、時間まで外で待って欲しい」と言われました。
小さいレストランなので、仕方なし。
外で待つこと10分。

お客が入れ替わり、ようやく入場致しましたが、
本当に狭いスペースにびっちりお客様が並び、
コートをかける場所もないた!?

普通、レストランというと、ボーイがコートを取りに来て、
「マダムのコートはこちらに…」となるのですが、
ボーイさんたちも料理を運ぶのに手いっぱいで、
そんな余裕は皆無でございます。

レストランの女店主自らがオーダーを取っております。
店主も汗だくで、狭いテーブルの間を抜けながら仕事しております。

私は肉がダメなので、残念ながらジビエ料理はパス。
ラビオリを注文 
私の横で娘が注文した豚背肉のステーキ 
私と娘はコース料理は食べきれないのでアラカルト・メニュー。
一品だいたい15~16ユーロほど。

これは博士のコースメニューで鹿肉です。 
コースメニューは26~28ユーロほど。
スープ、サラダ、メインディッシュ、デザートですが、
何故かデザートにコーヒーも何もなかったのでびっくり。

それで、皆様…写真を観てお気づきでしょうか。
料理の飾りがみんな同じなのです。
どれもイチゴとオレンジ、パセリという組み合わせ。

ラビオリにこの彩組み合わせは無いだろう…
と、思っていたのですが、全料理の飾りがこれとは。

何より許せなかったのは、豚背肉のステーキにフライドポテト。

その辺のインビス並みの組み合わせ。

しかも注文したワイン、0.2Lで6ユーロほど。
ですが、とんでもなくわ期待外れ。
ビールを注文すべきだったと後悔。

申し訳ないのですが、デュッセルドルフと比較してしまう。
デュッセルドルフなら同じ値段で、もっと洗練されたものを頂ける。
ワインだってお安く、美味しいものがサーブされます。

まあ、お料理自体のお味は悪くはなかったのですが、
お値段との釣り合いは果たしていかに。

それでも大混雑のレストラン。
選択肢のなさがそうさせるのか…。

それでも皆でワイワイと楽しい料理会。
それだけで十分なのかもしれません。

来年はピザでも良いんじゃないか?
そんな結論になった次第でございます。

2017-12-21

5年振りの友人宅訪問

 ゲッティンゲンへ戻って来て半年が経とうとしております。
時間って本当に早く過ぎますね。実感です。

ここで、やっとお互いの都合があって、友人宅へ。
私のドイツ生活初めに知り合ったドイツ人のお友達。
テレジアのところへやっと訪問が叶いました。

彼女の「ヘソクリ」で購入したというご自宅。
古いアパートなのですが、天井が高くて作りがお洒落。
特に私が気に入っているのがキッチン。
こちら…素敵なキッチンなのです。
椅子とか、小さい家具は大型ごみから拾ってきたという、
超掘り出し物があり、見事変身させて部屋に馴染んでます。

ライトを点けるとロマンチック
壁の絵は彼女の作品
インテリアなど、決してお金をかけていない。
それでいて、センスが良く、ものすごく素敵。
参考になること盛りだくさんのご自宅。
もうちょっと写真を撮ってくればよかった。

そして、二人で紅茶を飲みながら、しばしの人生談義。
女同士、共通の話題で盛り上がり、共感することも多し。

それから、彼女の提案で、暗くなる前に移動。
テレジア自慢のガーデンへ連れて行ってもらいました。
このガーデン、市から借りているそうなんですが、
なんと!年間賃料200ユーロという破格!

小さな小屋でお休みできる空間もあり。 
小屋の屋根はお嬢さんと二人で自力で修理したそう。

私がゲッティンゲンを離れている間に、彼女も孫ができ、
60歳を過ぎた今でも現役で仕事をし、多忙な日々を送っております。
そんな忙しい毎日でも、なんとか時間を作って畑作りもしている。
「自分のストレス発散」と言いますが、パワーあります。

春から秋まで、仕事を終えたその足で畑へ向かう。
そこで頭を空っぽにし、土いじりに没頭するのが良いのだとか。

お天気がよければ椅子に座って本を読み、
お日様の下でちょっとお昼寝。

なんともヨーロッパの人の贅沢な時間の過ごし方。
ゆったりしております。

私もガーデン、借りたいなぁ。
畑仕事に没頭してみたいものでございます。

2017-12-20

12年目のクリスマス

街には例年通りクリスマスマーケットが並び、
連日、沢山の人が訪れ、グリューワインを飲み、
めちゃ甘いスィーツ、そしてソーセージを食べる。
相変わらずのドイツの冬景色でございます。

この時期は、誰もがみんな陽気になり、親切になる。
一年で一番楽しい(?)季節。

今年はクリスマス前にデュッセルドルフへ行き、
Willichの大家さんのお宅へご挨拶に伺いました。

大家さん宅で、毎年恒例のアドベンツ・クッキーを頂く。
80歳になるご主人、今年も手作りクッキーを焼きました。
この猪のクッキーですが、古い木型で作るのですが、
馬やシュピッツ犬など、ドイツならではの動物の型がとれるそう。

大家さんご夫妻、今年のクリスマスは
ボルドーに住むご子息のところで迎えるとのこと。
三人のお孫さんのために、木型で作ったクッキーを持参するんだそうです。

テーブルの上にはアドベンツ・キャンドル 
クッキーとお茶を頂きながら、歓談は盛り上がる。

ちょっとだけお邪魔のつもりが、居心地が良くて帰れない。(笑)
宿泊する友人宅へ早めにバスで移動…と思っておりましたが、
大家さんから「送って行くから、時間を気にするんじゃない」と。

陽が暮れるまで話っぱなしでございました。

ドイツに暮らして12年。
色んな国の人たちと巡り合うことができました。
その中でも、大家さんは私にとって特別な存在。
ドイツの両親のようなものでしょうか。

お二人が長く健在であるように祈りつつ、
また、年が明けたら会いに行こうと思います。

ドイツ生活のつつましく、豊かな生活を教えて下さった大家さんご夫妻。
本当に、いつまでも元気でいて欲しい存在なのでございます。

2017-12-12

大根とうどん

子供の頃から、何より食べるのが好きな私。
それなのに、食事制限は続いております。

症状から申し上げて、間違いなく胃潰瘍になっているよう。
消化器官専門医はじめ、内科まで受診の予約を試みましたが、
残念ながらクリスマス前のこのシーズン、予約は至難中の至難。
「年明けに連絡してください」とすげなく断られました。

まあ、病院へ行ったとしても、胃薬を処方され、
食事に気を付けて…と言われるのが関の山。

以前の胃潰瘍も薬が合わず、結果的には自力で治したため、
再び、食事を調整して焦らず対処することにしました。

朝食から順にゆっくりと分割して食事致します。

朝はりんご酢をミネラルウォーターで割ったものを飲み、
そこからハーブティ、そしてチキンブイヨンを頂きます。

11時過ぎに空腹を感じたところで、少しだけ大根餅、
もしくはバナナとヨーグルトを口にします。

そして、12時半から13時の間で少し重めの食事を摂ります。
本日は塩味
煮込みうどん
YouTubeで南極料理人の西村氏の究極節約メニューを拝見。
それを参考に、大根餅を作る際に絞った大根汁を利用。
ブイヨンに大根汁を加えた「大根汁煮込みうどん」

消化促進のために、柔らかく煮込んで完成。

昨日は昆布とカツオでお出汁をとりましたが、
やっぱり和風だしが体に染みます。

結局、体調が悪いときは和風が一番。
行きつくところは、長年食べなれたものなんですねぇ。

うどんを食べられるお陰で、体重は少し増。

ストックの昆布とカツオが大活躍。
やっぱり和風食材は命の素。

少し調子が戻りつつあります。
あと数週間、忍耐で食事制限は続くのでございます。

2017-12-10

ミニ園芸マジョラムと大根餅

夏にバルコニーでちょっとしたミニ園芸を楽しみましたが、
すっかり寒くなって植物たちは姿を消しました。
そんな中で、マイナス気温になっても育ち続けたものがございます。
なんと、種から植えたマジョラム。

寒いので居間へ移動しました。
このマジョラム、試しに植えただけのもの。
鉢を植え替えした生のバジルなどは既に先立ちましたが、
これだけはピンピンしております。

育つのに時間はかかっても、長持ちするという強さ。
あっぱれでございます。
来年は数種類、試してみたいと存じます。

さて、ここにきて消化に問題の日々でございますが、
お腹は空くが、食べると大変という状態。
別にダイエットしてるわけではございませんが、
お楽しみメニューはこんな感じ。 
大根餅

唇は荒れ、鼻腔の出来物が消えません。
調べたらどちらも大腸に問題があるようなので、
(大腸不調の原因はもちろん胃でございますが…)
完全に甘いものを断ち、添加物もシャットアウト。
味付けはもっぱらお塩と自分で採った出汁のみ。

胃には大根がよろしいというもあり、
大根フル活用のここ数日でございます。

便利なもので、大根や白菜は近所のスーパーで買えるため、
ドイツに居ながら大根餅を味わっております。

こんな食事制限のため、12月の家族行事は私だけ不参加。
申し訳ないですが、食卓を囲むのは苦痛のため、
お一人様で大根かじっております。(笑)

それにしても、ドイツに名医はいるのだろうか。
お願いだ…早く肉や魚を食べられるようにしておくれ。

食って本当に大切でございますね。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...