さっき、ドイツのUtopiaというサイトで
「コロナ・ヒステリィ」なるタイトルの記事がありました。
みんな過敏に反応しすぎだと。
実は先週の金、土曜日と一部地域で買い占めが続出。
ドイツ語でHamsterkaeufe(ハムスターコイフェ)と申しますが、
ハムスター買いって言えばよろしいのでしょうか。
米、パスタ、小麦粉が一部地域で売切れ。
消毒系のものは一切買えず。
ビタミン剤もあっという間に消えました。
さすがにトイレットペーパーまではなくなりませんが、
冷凍食品も棚がカラになったスーパーもあったようです。
ゲッティンゲンも土曜日のドラッグストアは人でごった返しでした。
私はドラッグストアの空気の悪さにやられ、速攻で外へ避難。
こんなところで買い物してたら病気になってしまいます。
一番のびっくりは、
ネットでマスクが10枚1,000ユーロで売られていたこと。
どこの国にもこういう輩はいるのです。
ハムスター買いは「やりすぎ」と批判も。
「ものを沢山買いだめしても、何の解決にもならない」と。
週が明けてゲッティンゲンは普通の空気に包まれておりますが、
そんなところに出たネットの記事では、
冷蔵庫にコロナ・ビールを置いて、
他の飲み物にマスクをつけた写真が掲載されてたりして。
「この状況をユーモアに変えて乗り切るべき」とか。
同じことを日本でやったら炎上するかも。
ラジオでは「こういう時こそポジティブ思考で…」と
心理学の先生が意見を述べたりしておりました。
ラジオを聴いて感じたのですが、
朝からポップな音楽を良く流すようになり、
ディスコ調の懐かしいものから、
ほっとするような曲調のものがほとんど。
80~90年代の曲が良くかかっております。
ピリピリ感が全くないわけではありませんが、
国民性というか、文化の違いを感じます。
一日も早く、普通の生活に戻れる日を信じて、
自分自身も平常心を取り戻していこうと存じます。