2020-03-15

食べ物…ストック命

ドイツでも買い占め族が増員中。
大変なのはやはり現場です。
入荷して棚に商品を並べるのはお店のお仕事。
通常は1,2回で済んでいたストック補充も
3回しなければならい状況だそうです。

我が家もいざという時のために、
過度にならない程度で食料の準備を致しました。

たまたま白菜で新鮮なものが手に入ったので、
いざという時のために白いご飯と合うキムチを作りました。

こちらがキムチの元です。
この中に二時間塩漬けしたキムチをなじませるだけ。
思ったよりも旨辛でご飯が進みます。

そしてスロークッカーを使って焼き豚作り。
ひれ肉を醤油で煮込んだだけなのですが、
まんまで煮たので切るとぼろほろに。
これを冷凍してお料理に使います。
煮込んだお肉の残りタレはそのまま冷蔵庫へ。

これでお肉を少し入れ、野菜を加えて炊き込みご飯に。
何一つ無駄にはならずにウマウマでございます。

いざという時のために、
ニンジン、カリフラワーなどは刻んで冷凍。
もう我が家の冷凍庫はパンパンになっております。

添加物を使っているものより手作りが一番。
時間をかけることに楽しみがございます。

これぞスローライフ。
皆様もお試しくださいませ。

ドイツ国内の感染状況

ちょっと真面目なタイトルですが、
13日の金曜日から(あ、13日の金曜日!?)
ドイツ国内の状況が大きく変わりつつあります。

まず、感染者3,000名を超えた状況を受けて、
3月16日から幼稚園を初めてとして、
全国の学校が休校になります。
各大学もその流れで授業が休講になるようです。
劇場、映画館なども閉館です。

レストランはまだ営業しておりますが、
オーストラリアは営業時間に制限をかけはじめ、
ドイツとの国境も閉鎖しました。
ポーランド、スロバキア、チェコと次々に国境閉鎖です。

学校が休講になるということで、
スーパーには多くの人が詰めかけ買い占めに拍車がかかります。

ドイツはシングルマザーや夫婦がそれぞれ仕事をしている
という人が多いので、子供を預けられなのは至難。
皆さん、同僚や友人と協力してスケジュールを組んだり、
兼業主婦には結構大変な事態になっています。

ドイツの企業も一部、在宅ワークを始めているようですが、
もしかしたらイタリアのように、
国全体で就業をストップする可能性も考えられます。

今日はゲッティンゲンからデュッセルドルフへ向かいます。
いつもは混むはずの電車ですが、スカスカ。

何も変わらないのは車窓からの景色。 

サッカーのボルシア・ドルトムンドの選手一人が、
感染していたという報道がありました。
予定していた試合は完全に中止。
リーグ戦もしばらくはお休みです。

週明けにどんな展開がるのか。
ラジオ、ネットと情報をしっかり見極めつつ、
次の準備をしたいと思います。

2020-03-13

か、か、カギがっ!?

何故、買い占めるのか…などと以前書きました。
ハムスター買い行動の人間がドイツ中。
毎日、スーパーからトイレットペーパーが消えてゆく。

ドイツ人は「コロナはインフルエンザより軽い」などと、
全く気にしてもいないようですが買い占めます。
理由は自分が感染した場合を考えての事。
軽度の症状なら2週間、絶対に外出はしてはいけない。
その間の自分の食料などは、自分でアレンジしなくてはいけません。

また、NRW州のように、国の感染者の半数を抱えるところは、
買い物すること自体、感染のリスクを増やすため、
できるだけ早いうちに買いだめしておこうをいうもの。

私も時間がある今のうちに準備をと、
木曜日にせっせと買い占めいたしました、

購入したものは一旦地下室へ保管。
お米、缶詰、トイレットペーパー、洗剤、化粧品など。
ゴミ袋もストックを買置きしました。

 きちんと整理し、いつでも取り出しやすいように…
完璧に準備したことに満足し、地下室の物置に錠をかけた瞬間!

本当に、その数秒の時に頭の中をよぎったことが。
「家の鍵!?」

ああああああああ!

時すでに遅し。

アパートの入り口、家の鍵など、カギというカギ一式、
物置の中に置き忘れてしまったのです。

一人でビビる、焦る、うろたえる。

冷静になったところでどうしたものか。

ただ、不幸中の幸いなことが。

何気に買い物をしてまっすぐ地下へ下りたため、
外着のまま、リュックサックに財布とスマホが入ってました。
そして、一週間前に博士にスペアキーを渡していたので、
すぐに電話し、急遽ゲッティンゲンへ向かうことに。

チケット代、高いですが致し方なし。
買い物へ行って、外出時に着用したものは即洗濯のつもりだったので
またしても、超イケてないヨレヨレの格好だったのですが、
そんなのもうどうでもいい。
ICE(新幹線)に揺られて参りました。

フランクフルトで乗り換えて、
食堂車に陣取り、一人イケてない格好でワインを頂く。
正直、イケてなくてもドイツじゃ普通!?
あ~ここがドイツで良かった。

深夜23時を過ぎて、ゲッティンゲンにご到着。
信じられないところで、何かと守られていることに感謝。
今後はカギに敏感になりそうでございます。

2020-03-10

Curry なる都市伝説!?

明日から新職場へ通勤致します。
それで、電車の定期券の解約をしていないことに気づく。
チョイご近所散歩の予定を急遽変更。
乗りたくなけど電車に揺られ、駅まで参りました。

次の職場がなんと自宅から徒歩20分。
定期券は色々と便利なので解約を悩みましたが、
ライン川を越えて町へ行かずとも、近隣で用が済むし、
何か必要なものはアマゾン頼りの今日この頃。
運動不足解消と節約を考えて、まずはお試しでございます。

定期の解約手続きの後、和食材でも買おうかと思いましたが、
足は全く別の方向へ進んで行きまして、おススメのインド料理店へ。

ちょっと喉がイガイガだったので、
「カレーは抗ウィルス作用がある!?」という
都市伝説を思い出して立ち寄りました。

まずはアルト・ビアでおひとり乾杯。
ベジタリアンセットを本日もご注文。
相変わらず満席。
人ごみは避けたほうが良いのでしょうが、今日は例外。
もう町へあまり来ることはないと思いますし、特別です。

本日のデザートはいつもと違う。
蜜がかかったココナッツ団子。
レストランに到着し、我に返ってハッとすることが。
実は、ご近所散歩で出たため、超ダサ普段着だったことを忘れてました。

コートを脱ぐ段になり、しまった…と。
でも、お客様の誰も私には目もくれていないので、
気にせず一人カレーに舌鼓をうったのでございます。

満腹で大満足のあと、お店の近くのスーパーへ。
お気に入りのEDEKA Zurheide(エデカ・ツァハイデ)
今日もやっぱりトイレットペーパーが売れている。
石鹸の棚はどこもこんな感じです。
ついでにハンドクリームとかもなくなっている。
お米のコーナーもずっとこんな感じでしょうかね。

小麦はセール品からなくなってます。 

パスタのコーナーも欠品、補充、欠品の繰り返し。 
今週の目玉商品はバリラのパスタでしたが、
広告掲載の値段より6セント高くなってました。
理由は売れすぎのため。

周囲のドイツ人はCOVID-19に対しては楽観的で
「インフルエンザより軽いから大丈夫」という感じ。

それなのになぜ買い占めるのか!?

理由は、自分が感染したときに自宅待機が義務づけられるから。
(もちろん、重度の場合は医療機関へ入院ですが)

私もその昔、日本で豚インフルエンザを発症した経験があり、
一週間外出禁止を言い渡されました。
その時は甥っ子が買い物を助けてくれたので、
問題はありませんでしたが大変でした。

ところで、人間とは不思議なもので、
商品がカラの棚を見てしまうと、
何か買わなくちゃいけない衝動にかられます。

私も思わずトイレットペーパーに手をかけそうになりました。
でも、買わなかったけど。

トマト缶が消えゆく中での例外はこちら。
我が好物「Mutti」のトマト缶は在庫がいっぱい。
お値段がお高いので、あまり手がかからないようです。

全てにおいて、お安い順からなくなっている。
さすが、ドイツ…こんな時も節約魂は健在でございます。

野菜、果物、お肉、魚の冷凍食品に次いで売れているのは、
何故かお手頃価格スィーツ 
どんなときも、デザートは欠かせないのね。

普段は食品の廃棄が問題になるほどでしたが、
今は全く真逆の現象。

イタリアでは北の人たちが南へ移動しようと
一部混乱があったようだと聞きます。

我がNRW州も他人事ではなくなるのでは。

不安は尽きませんが、生命力が勝負。
ふさぎこまずに、前向いて生きましょう!!

2020-03-09

どうなるブンデスリーガ

NRW州のCOVID-19感染がとんでもない拡大で
こちらとしても気が気ではございません。

人ごみを避けなくちゃ…
気をつけなければ…等々、
ニュースを聞いては不安がすっと心の奥に侵入してまいります。

そうなると人間不思議なもので、
気力が知らない間に奪われていく!!

恐ろしい。

これ、ちょっとまずいっ!
と思い、札幌の親友に電話してお互い励まし合い
(励ましてもらう(笑))
平常心を取り戻しました。

そして、
今朝のニュースでとうとう、
「1000人以上の規模でのイベントを中止するように」
というNRW州知事よりのご通達が出ました。

それでブンデスリーガの試合開催はどうなる!?

ということで、ざわつき始めております。

特に明後日水曜日に試合を控えた
Mönchengladbach VS FC Köln 
チーム監督は中止する気はなしで、闘う気満々。

それで、開催は観客なしの試合になるのか、
それともやっぱり中止になるのかと注目を集めております。
どうなるかは明日10日火曜日に結論が出るらしい。

こんなことが話題になると、
ピリピリ感がドイツ人にも出始めるのか。

実は今朝、某ディスカウントスーパーで
旅行用の携帯消毒液が今週の商品で店頭に並ぶと
ラジオで情報が流れたので行ってみました。

ですが、開店一時間半の時点で完売。

「なんで消毒液がもうないんだっ!」と、
店員さんに向かってキレるドイツ人を初めて目の当たりにしました。

でも、こちらの店員さんは日本と違って強気なので、
「ないものはない。追加入荷するかもわからない」
申し訳ございませんの一言もなしに、冷たく言い放つ。

そんなことより、俺たちは品出しに忙しいんだ。
というオーラが強く、お客様の事など見ておりません。
労働者が強いドイツなのでございます。

さて、もやもやしていてもしょうがないので、
今日は朝から掃除、家具の移動などに精を出し、
それからキムチ作りを致しました。

只今、白菜を寝かせ中でお茶タイム
スパイシィなチャイでバターミルク・ビスケットを頂く。

明後日からお仕事の引継ぎが急遽入りましたので、
今日と明日でやりたいことをテキパキ済まさねばなりません。

明日はニンジンを冷凍パックし、読書の予定。

コロナ騒ぎに心をかき乱されることなかれ。

時間を大切に。丁寧に。
少しでも楽しくなるように前向きで参りたいもの。

でもやっぱり、人ごみは避けたいと存じます。
皆様もどうぞご自愛くださいませ。

2020-03-08

気分転換に…手作りバターミルク・ビスケット

COVID-19で鬱々していてはいけません。
気分転換には「ものづくり」が一番。

博士と一緒に朝食を…ということで、
手作り「バターミルク・ビスケット」
Facebookつながりでシカゴ在住のプレスリーさんが
とっても美味しそうなバターミルク・ビスケットを焼いていたいので、
これは私も真似てみたいと、レシピをあれこれ検索。

アメリカ人のレシピはグラムではなく、
カップ単位が中心なので、なかなかピンとこない。
何度か試作して、なんとなくそれっぽくなりました。

博士曰く、「これはポガーチャです!」

アメリカ人がハンガリーのお菓子を真似たのか。
「ビスケットではありません!絶対にポガーチャです!」

博士の主張は続くのでございます。

このビスケット、マクドナルド・メニューにありましたよね。
蜂蜜をかけて食べた記憶がございます。

バターミルクを使うことが、サックリ仕上がるポイントらしい。
ものすごく簡単にできるので朝食に焼きたてがおススメ。

是非一度お試しくださいませ。

2020-03-07

COVID-19 in NRW

COVID-19のNRW(Nordrhein Westfalen)州の感染拡大が止まりません。

 皆さんご存じ、NRWはデュッセルドルフを州都とする
ドイツ国内で一番、日系企業が多い地域。
3月7日付で約400名の感染確認があり、
日本の感染者数を間もなく超えると思われます。

しかもこの感染数の3分の2はHeinsberg(ハンインズベルグ)という
オランダ国境沿い、人口約4万2千人の町が発症もと。
感染拡大の要因はカーニバルで北イタリア旅行から戻った人が、
またまたカーニバルのお祝いを隣町で
友人、知人と一緒に飲めや歌えを楽しんだから。

この町からデュッセルドルフ市内や近郊に
通勤していた感染者がいたこともわかりました。

そして、とうとう、
NRWへの旅行を避けるようにという勧告が出ました。

こんな風に、カレー食べながらビールで乾杯… 
これが今年最後の我が家の外食!?
インド・カリーの抗ウィルス作用はあるのか…

市内の一部日系企業もホームオフィスに切り替えたところもあり。
でも、一部…うちはどうなるのかしら。

それにしても…

多くの邦人の方々が、安全を考え日本への一時帰国を中止したのに、
NRWの感染者数が日本より多くなりつつあるというのを
一体、どう受け止めれば良いものか。

周囲のドイツ人は平静を装っているように見えますが、
やっぱり大多数の人がトイレットペーパーを買い込んでます。

スーパーの品ぞろえはそんなにひどい状況ではなくなりましたが、
何故かトイレットペーパーとキッチンペーパーが
今週も飛ぶように売れておりました。

学校が休校になっているのは一部だけ、
ところが教師たちが病気を理由に休み始めているところもあり。

ドイツは毎年、インフルエンザで亡くなる人が2万人ほどいるんだそうです。
ここでそんな数字を言われても「ふーん」という感じかも。

ドイツの政府と日本を比較してしまう昨今。
個人的に、やっぱり日本は頑張っていると思うのでございます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...