2015-12-06

ドイツのクリスマス定番!?

さて、12月の一週目が過ぎようとしております。
今更ですが、本当に一年なんてあっという間です。

ドイツでは11月中旬後半から既にクリスマスマーケットが軒を並べ、
巷では多くの人がクリスマスプレゼントの準備を本格的に始めます。
このプレゼント選びというのが、多くのドイツ人の頭を悩ませるという。

本当に、プレゼント、必要なのか?

そんなことを言いながらも、毎年準備してしまうのです。

以前、樹木希林さんが出演された番組を観て、なるほどと思いました。
彼女は人からの贈り物を一切受け取らない主義だとか。

受け取らない、そして人さまに贈る必要もない。

日本では最近、ミニマリストが妙にマスコミで取り上げられているようですが、
贈り物のやりとりをしないのも、ミニマリストの条件かと。

博士と私は、実用性重視なので、必要なものを買い合う。
プレゼントにはサプライズがつきものなのでしょうが、お互いそんなことにポイントは置かない。
サプライズより、必要性を重視するのが我が家ルールです。

さて、話は変わって…

クリスマスと言えば、我が古巣・札幌の場合、
ミュンヘンクリスマスマーケット、ホワイトイルミネーションと来ますが、
ここドイツはいかがかと。

テレビで毎年、良くも飽きないものだ…というくらい登場するものがございます。

12月に入ると、各テレビ局で必ず放送される映画がございます。

日本では«シンデレラ»になりますが、ドイツ語で申しますと、

Haselnüssとはヘーゼルナッツのことですが、この映画には魔法使いはおりません。
3つのヘーゼルナッツがシンデレラの願いを叶えるというもの。
DDR(旧東ドイツ)で製作されたメルヘン映画(1973年公開)

毎年、クリスマス時期に放送日、放送時間が話題になります。
今年の24日は、時間差で1日5回放送がございます。

ドイツ語があまり分からなくても、雰囲気を十分楽しめます。
何より、ロケ地のお城、自然が美しいのがヨロシイ。

そして、主人公を演じた女優さんはじめ、俳優陣もハマっておりまして素晴らしい。
一度は試しにご覧になって頂きたい映画なのでございます。

2015-12-05

お魚買うならNikolau

 今日は好きなものを食べたい!という衝動に駆られ、お魚屋さんへ。
Düsseldorf のHeersenftraßeにあるお店へ行きました。
日本人利用率がかなりお高いギリシャ食材専門店。
 ここはコスパに優れているという噂が高いところ。
私も話には聞いておりましたが、いつも行く機会を逃しておりました。

中に入ってみると倉庫のような感じで、ワイン、缶詰、お菓子などが大量に並んでおります。
ギリシャからのヨーグルト、チーズは勿論ですが、本場のオリーブオイルもズラリ。
日本語表記で「当店おススメ」とかあったりして。

オリーブオイルは試してみたかったので、おススメのを一本購入。

お店の奥にお魚コーナーがあるのですが、想像していたのとちょっと違う。
規模がかなり小さめなので、ちょっと拍子抜け。

貝類が美味しそうでしたが、博士が駄目なので購入は見合わせ。
無難なところでマスを一匹、5ユーロ程で買いました。

タコやイカにも目が行きましたが、申し訳ない!
鮮度の基準が北海道なので、こちらはどうも買う気になれずパスです。

魚は思ったより心躍らず。
まあ、スーパの冷凍ものでも別にいいか…と思ってしまう。
海に近いところに住んでるわけじゃありませんから、
贅沢言わず、身近で食せるものがあれば、それはそれでいいかと。

色んなものがございましたが、私の興味をそそったのはオリーブオイル。
その他、香辛料など、大量に安価で買えるのが魅力かと。

そして、レジの傍にあった石鹸を衝動買い。
一個95セントのオリーブオイル天然石鹸

余計なものをあまり使っていない模様。
洗顔用に試しに使ってみようかと思います。

帰宅後、お店おススメのオリーブオイルがどんなものかテイスティング。
これが、大ビンゴ!
苦みがあり、力強いお味のオリーブオイル。
スーパーで売られているものとは比べものになりません。

こんなに美味しいなら、生でじゃんじゃかサラダとか、好きなものにかけてしまいたい。

魚とか、そんなものどうでもいいです。
オリーブオイル、是非一度お試しくださいませ。

2015-12-04

I will do what I like !

風邪が少し良くなって水、木曜日とお仕事へ参りました。
しかしながら、仕事中に体がだるくなったりとイマイチ。
幸い、お仕事量が超軽量のため、今年残り1日の有給休暇をとることに致しました。

金曜日に休むのは、ちょっと勿体ない気がするのですが、ここは体調優先。

ところが、うちの博士が私の風邪を拾ってしまいダウン。
二人で夜中にゴホゴホとえらいことになっておりました。

それでも、なんとか回復方向の私は朝からキッチンへ。

本日はスーパーWAYOで購入したスペアリブを調理することに。

圧力鍋を使って白ワイン、みりん、お醤油で煮込む 
ここのお肉は本当に最高!柔らかジューシーな旨みのある煮豚が完成。

ビタミンBで体力強化でございます。
ご飯に納豆、梅干し、味海苔も一緒に…
体が欲するものは、やっぱり御飯。

ドイツへ来てもう何年も納豆なんて食べなくて平気だったというのに。
最近は、冷蔵庫に納豆がないことが信じられないくらい、ストックたっぷりです。

納豆を自宅で作ろうか…などという考えもありましたが、
聞くところによると、匂いが結構あるらしいので辞めました。

うちの博士は納豆が大丈夫なのですが、食べ方がどうも苦手。
そのため、博士に納豆を…というときは、オムレツとかオニギラズにしております。

本日は、毎日頑張っている自分に納豆ご褒美。

好きなものを好きな時に頂く。
幸せでございます。

私、今より太らなければ良い!という考えのもと、ダイエットは卒業。
人生あと30年生きるとしたら、太った痩せたというのは無用。
残りの人生、好きなものを食べ、楽しく過ごした方が健康的。
別に女優やモデルじゃございませんし、健康であれば痩せずとも好し。

自分の健康管理として、冷えとりや自力整体を続けつつ、
食事は好きなものを好きなワインと一緒に頂くのが理想なのでございます。

アラフィフの生き方として、自分の好きなことを自分流で選択していく。
それがとても大事だなぁと感じる今日この頃なのでございます。

2015-12-01

風邪と入浴

日曜の朝から、扁桃腺がイガイガ。
ちょっと不快感を抱きつつも、悪くならない、悪くならないと自己暗示。

ところが、月曜日は鼻水がダダ漏れ、咳とくちゃみの連発。
もう仕事に集中できず、たまりません。

帰宅してそのまま直ぐに半身浴してベッドへ。

ところが、夜中に鼻水が止まらず、横になっていても不快この上ない。
一人、湯たんぽ二つを抱えて居間のソファへ移動。
痰が詰まらないように、クッションで上半身を高くしてなんとか落ち着きました。

この間作った「蜂蜜レモン」をホッとにして深夜に頂く。
半身浴と蜂蜜レモンが効いたのか、扁桃腺は腫れが引いて、咳が止まりました。

それでも、鼻水がダダ漏れのため、有休を使ってお休みすることに致しました。
別に病欠でもよかったのですが、腸を壊してお休みしたばかりなので、
ここは日本人性格?といいうか、面倒くさいので有休を消化しました。

部屋で休みながらインターネットを検索しておりましたら、
ストレスを緩和し、免疫力を高めるということで、HSP入浴法なるものを発見。

日本はホント、健康オタク大国というか、情報が早い。
「へぇ~」と思うものがたくさんありますね。脱帽です。

ドイツでも昔からの方法として、風邪の際に短時間で入浴するというのはあります。
ハーブオイル、入浴剤などを使って20分程度入浴するというもの。
HSP入浴法というと、なんとなく近代的な発明のように聞こえますが、
本来は人間が生活の中で利用していた方法のひとつかと。
それを医学的にきっちり証明したところが今どきでございます。

ここで早速、今一つスッキリしない体に気合を入れようと、HSP入浴法を試す。
10分程度の入浴で体温を38℃以上に上げるというのですが、
まあ、これ…汗ダラダラ出ます。

入浴の後は体を冷やさず、ゆっくり休みました。
スッキリしますし、何よりお肌がピッと張りが戻ります。

昨今、ドイツのアパートでは浴槽なし、シャワーだけというところが増えております。
この入浴法、ドイツ人が知ったらどうなるか。
どう?節約がやっぱり優先になりますか。

私と致しましては、節約よりも健康管理が一番。
今後も半身浴同様、この入浴法、試してまいりたいと存じます。

2015-11-29

ドイツの代表的ミニマリスト

以前に「ミニマリスト」について少し書いたことがございます。
必要最低限の持ち物で暮らすという生き方。

実際に断捨離をされたりしている方のブログなども拝見したり、
ミニマリストとは何ぞや?という記事なども読んでみました。

ミニマリストはトランク一つの持ち物で、ホテル暮らし…というものあり、
ちょっとそれは私たちには無理っ!と思ったり。

さて…
ドイツにも、究極のミニマリストがいらっしゃいます。
ラファエル・フェルマー氏と家族
彼のことについては、ドイツ兼業主婦の台所で少し書きました。

彼は、生活費0円で暮らす究極のミニマリスト。

BIOショップで廃棄になるものを無料で頂き、自分の食費も0円。
そして、ご近所や知り合いの方にも頂いたものをシェア。

そのサイクルを更に拡大し、Foodsharingというネットワーク立ち上げにも参加。
※彼についての詳しい日本語説明はこちら ⇒ Never まとめ

彼のミニマリストな生き方には、消費社会への警告、環境問題と深いものがあり、
人間としての生き方そのものを考えさせられるものがございました。

また、今年見つけたミニマリストの一人にヒンディ・キフライさんという方がいらっしゃいます。
ラジオジャーナリストの彼女は、もともとファッション大好き。
しかしながら、洋服が大量に製造され、消費されている現状に疑問を抱き、
自らのクローゼットをゼロに。

この一年間、365日古着でのコーディネートにチャレンジを開始致しました。
少ない出費で洋服のリサイクルを楽しむというもの。
(但し、古着は全て購入せず、クリーニングしてお店に戻したりしております)

カラになった彼女のクローゼットには、必要最低限の古着が並んでいるとか。

毎日ブログをチェックしておりますが、本当に楽しそう。
コーディネイトも参考になります。

お二人とも確たる信念があって行動をとっているところが素敵。

私も断捨離がなかなか難しいことではありますが、
せめて日常の生活で節約、倹約しながらものを大切に生活したいもの。

ドイツ人節約の美徳を追及したいものでございます。

2015-11-28

旬のお野菜

 日が益々短くなっているドイツでござます。

今時期の朝8時頃は、こんな感じの空模様と暗さ。
月曜日の朝、こんな感じの曇天ですと、お休みする人が多くなります。
何とも言えないグレーの日は、
『今日は何人欠勤するか…』と、想像してしまいます。

労働法が充実のドイツは、お休みしても有給を使いません。
体調不良や病気の場合、病欠ということで別枠扱い。

割と気を遣わずお休みできるところが日本との大きな違いでしょうか。
日本人なら、仕事が立て込んでると、具合が悪くても出社したり、
点滴打っても出勤することが珍しくはございませんが、
ドイツじゃそんなことは致しません。

風邪を引いて無理に出社した場合、コンコン咳ついていようものなら、
かえって他の人に風邪をうつすと、迷惑がられます。

病気の時は無理をしない。

ある意味、非常に人間的でございます。

さて、話は変わって…

秋終盤から冬にかけて、またいろんなお野菜が登場いたします。
最近はスーパーや市場でも見かけますが、
キャベツ類や白菜、ホウレン草がございます。
この写真左のとんがったキャベツはSpitzkohl (シュピッツコ―ル)と申します。
ザワークラウとに使うまん丸いキャベツは食感が固めですが、
このSpitzkohlは日本のキャベツに近い感じ。
炒めて良し、サラダに良しでございます。

右の小さなものは芽キャベツ(Rosenkohl)
冬のスープには欠かせない定番野菜です。

芽キャベツはスープ以外に、煮込んだものを食べたり、
キッシュに使ったりして頂きます。

それから、ホウレン草ですが、写真の物は日本のタイプと同じですが、
もっと小ぶりで葉の部分を袋に詰めたものが売られたりしています。

最近の休日の昼食はご飯が多い我が家。

ホウレン草と長いもでこんな感じ。
このオムレツは納豆オムレツ

本日は、このSpitzkohlを使って、お味噌仕立てのお鍋にする予定。

寒い季節にビタミンと食物繊維タップリで体調を整えたいと存じます。

2015-11-22

うれし、たのし、キッチン用品

この間、病院へ行った帰りにご近所のアンティークショップを覗いて見ました。

ウィンドウに素敵なものがたくさんございまして、ついつい見入ってしまう。
なかなか入るのは勇気がいるのですが、この度は入り口横にセール品発見。

小さな机の上に、お皿などがちらほら。

そこに、こんな可愛い木の型がございました。
クッキー用の木型

実は、フリーマーケットなどで、以前からクッキー用の木型を探しておりました。
ステンレス製やプラスチックは見かけるのですが、木製は少ない。

クリスマスの形ではございませんが、可愛いので即購入。

木型の裏は壁に掛けられるようになってます。 
これ、特売で2ユーロという安さ。
私にとっては掘り出し物でございます。

それから、とあるセカンドハンドのお店で陶製のパイ皿と計量カップを購入。
長い間探していたものだけに、満足度上昇。

パイ皿は4ユーロ、計量カップは3ユーロ
 ガラス製は新品でもお安く手に入りますが、陶器というのがなかなか無い。
しかもいずれも美品でこのお値段はお得でございます。
 パイ皿は欲しかった大きさで、嬉しいことこの上なし。

早速、パイ皿を使ってカボチャのタルトを焼きました。 

気に入った洋服を手に入れるより、
欲しかったお料理用のキッチングッズを見つけるのが何より至福。

また、ドイツならではの物や、他の欧州諸国の物が手に入るのも喜びの一つ。

私にとっては宝物探しのようなもの。
これでまた、お菓子作りが楽しくなるのでございます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...