それで昨日は本年締めくくりの休日散歩のため、博士とKöln(ケルン)へ参りました。
デュッセルドルフから普通列車で30分という近さ。
駅を降り立ちましたら、すぐに世界遺産の大聖堂がお出迎え。
これが正面入り口
ステンドグラスは一つのストリーになっております。
世界各国からの観光客でごった返しております。
大聖堂の前にはローマ帝国時代の遺跡の一部が残っております。
大聖堂のすぐ目の前に観光向けのインフォメーションセンターあり。
ケルンをくまなく歩くには、まず地図と交通機関の路線図画必要。
ここで博士が50セントで地図を購入。
地図には交通機関の路線図も載っております。便利。
ここから今回の旅の目的 Köln Kalk へ向かうことに致しました。
何故 Kalk かと申しますと、その昔、ドイツで人気だったコメディ番組
"Hausmeister Krause (ハウスマイスター・クラウゼ)" なるものがございます。
博士と私はこの番組の大ファンでございまして、自宅にDVDがあるくらい。
ドイツ語での慣用句などを学ぶこと出来るため、私も楽しんで観ております。
このドラマの舞台がケルン・カルクという地域。
一体どんな地域なのか、一度は見てみたいという好奇心から行ってみることに致しました。
電車を降りるとごくごく普通の下町でございます。
足を運ぶとあちこちからドイツ語以外の言葉が聞こえてまいります。
通りもよく観るとトルコ式のインビスが立ち並び、ドイツ人の数が圧倒的に少ない。
しかしながら、美容室はカット&ブローで13ユーロというお値段。
男性のカットのみなら8ユーロという安さです。
私が通っている美容室もデュッセルドルフじゃかなり安いのですが、ここの値段には負けました。
Kalk Postという次の駅前まで徒歩で移動しておりましたら、ショッピングセンター発見。
中に入ってみますと、Legoブロックの展示がしてありました。
レゴブロックの大聖堂あり
スターウォーズレゴ
ドイツといえばやっぱりレゴ。
大人も子供も写真をパチリと撮っておりました。
そこから電車でHeumarkt(ホイマルクト)というところへ。
そこでは露店と何故かスケートリンクあり。
露店の屋根の上に白熊発見!片手にあるのはビールです。
この時期、どこも似たような感じで露店が立ち並びます。
単にクリスマス・マーケットの延長なんですが・・・年末まではどこもこんな感じ。
気温は冷え込んだのですが、とにかく太陽燦々でいいお天気。
沢山の人でどこもかしこも賑わっております。
この2体の銅像ですが、鼻が妙に光っております。
鼻を触ると幸運が舞い降りるらしい・・・で、皆さん触るので鼻だけ光ってると言う。
この教会付近の建物が可愛い。
絵本に出てきそうな雰囲気があります。それから、玄関先にこんな装飾が…魔よけ!?
デュセルドルフより街は大きく、より国際的なケルン。
何故州都じゃないのか不思議です。
ケルンは何でもテレビや映画のロケ地としての利用がデュッセルドルフの3倍とか。
人口もこちらのほうがダントツで勝っております。
デュッセルドルフより都会的な雰囲気があると思うのですが・・・。
やはり経済力のあるデュッセルドルフが勝っていると言うことか。
そんなスノッブさがケルン市民の神経を逆なでするのでしょうか。
昔からケルンとデュッセルドルフは仲がよろしくないそうです。
特に、アイスホッケーの試合でケルンとデュッセルドルフのチームの対戦となりますと、
そりゃあスゴイ盛り上がりだそうな。
リンクも客席も火花バチバチで異常な白熱戦になるそうです。
陽が落ちる前にライン川にかかる橋のところまで足を運びました。
ケルン大聖堂の後姿を写真に収め、最後は橋の金網部分につけられた鍵の山を見学。
これはカップルが愛を誓い合う証として鍵をかけていくと言うもの。
それぞれの鍵に日付けとカップルの名前が刻まれております。
沢山のカップルがこの鍵をバックに記念撮影をする光景がちらほら。
いいですねぇ。
暖かい季節にもう一度訪れたいケルンでございます。