今日は霧雨が降る中、骨密度検査へ参りました。
検査の申し込みをRadiologie(放射線科)がある施設や病院へしなければなりません。
これが実は厄介で、Radiologieは普通、個人が実費を支払うか、
ある程度の収入がある方が加入しているプライベート保険のみ対応というところが多い。
ネットで調べて何件が問い合わせましたが、
私のような法的保険加入者は自腹をきらねばならないとのこと。
紹介状を出してくれた主治医にどこか紹介してもらったほうが早いかも、
と、電話をしたところ、受付のドイツ人の担当者曰く、
『こういう検査は普通は実費がかかります』と。
それじゃあ何のために紹介状を出してくれたわけ!?
納得する気になれず、再びネットで調べまくる。
すると、紹介状があるなら保険適用になるとのこと。
ビンゴでございました。
ドイツでは、誰かに質問の答えを得ても、
同じ質問をもう一度別の人に聞きなおすということが非常に大事。
役所、銀行は特にそうで、担当者によって答えが違う場合があるのです。
この間も薬局へ処方箋を持参した際に、
『この薬はうちに在庫がないし、ドイツ国内でも入手困難になっている』と。
そんな手に入らなくなっているものを医者が処方するものか???
担当の薬剤師にお医者様に再確認しますからと、処方箋を戻してもらう。
そして、その足で別の薬局へ行ったら普通に買うことができました。
今回の一件も全く似たようなお話で、粘って調べてよかったと思いました。
さて、検査期間はネットの評判では星5つのうち2.3とイマイチのようでしたが、
実際に行ってみると特に問題はなし。
検査担当のおばさまもすっごく良い人で、私の肋骨テーピングを見るなり、
『あら、私もおんなじテーピングしてんのよ』と、自分の肩のテーピングを見せてくれた。
二人で、このテープはシャワーしても剥がれない優れものだ…などと意気投合。
楽しく検査を終了することができました。
検査の結果は主治医あてに文書通達という事で、まずは帰宅。
そして、昨日の夜に仕込んだザワークラウトをチェック。
初挑戦のザワークラウト
日本でも甘酒など発酵食品が見直されているようですが、
ここドイツでも同じような感じなのです。
この間購入したベジタリアンの専門料理雑誌では、
ピクルスなどの発酵保存食の特集をしていました。
私もふすま漬けをずっと続けておりますが、
せっかっくドイツに住んでいるのですから、何かドイツっぽいものはないものか…
と、あれこれググってザワークラウトにたどり着きました。
本当は、容器に入れる際、重しを一個入れるとよいようなのですが、
石を手に入れるのがちょっと難しい。
レシピの中で重し無しもありましたので、まずは試しに挑戦致しました。
私は日本風にアレンジをと思い、ここに昆布をプラス。
室温で3~4日ほどでできるようです。
どんな味に仕上がるのでしょう。
なかなかどうして楽しみでございます。
体を休めつつ、健康のためにも洋風発酵食品、試してまいります。