2016-04-22

腸びっくり!?

春のおとずれとともに、ご近所の猫も久々に登場。

どうやら覚えてくれていたようで、傍にきてこんなポーズに。
でぶっちょですが、どうやらご懐妊の模様。
しばらくゴロゴロして癒して頂きました。

さて、実は火曜日の夕方から急に体調が悪くなり、
関節は痛いわ、背中はざわざわするわ、どうすることもできないほどの不調。
食事もまともに取れずに就寝しましたが、具合の悪さは止まらない。

翌日、出社してからも背中のざわざわが消えないため、即、病院へ。
今回はいつもの病院ではなく、日本語が通じる町中の医院へ参りました。

お医者様はドイツ人の女医さんですが、日本語がペラペラ。
私の症状を聞いて、『鼻、いつも詰まった感じですか?』と、順にあれこれ質問。

で…先生から『腸の中のカンジダ菌が原因だと思います』と。
この菌、糖を餌に腸の中で繁殖するんだそうで、
チーズなど乳製品(バターを除く)の乳糖もお好みらしい。

まず、3日間ほど糖抜きの食事をし、
調子が良くなったと思ったら間違いなくこの菌の仕業だと。

糖抜き食事制限とはお菓子、乳製品そして果物や蜂蜜は摂ってはいけない。
私にとってはかなりストイックな食事制限でございます。

ところが、この具合の悪さはただ事ではなく、
糖を抜いても体調の不良は半端ないのです。

本日金曜日から来週の月曜日までゲッティンゲン行きでお休みの予定でしたが、
私だけおひとり様で自宅療養となりました。

あまりの具合の悪さに、本日の朝食はこんな感じ
ミント水と黒豆茶

しかし、長年のケーキ作りとチーズ好きがこんなところでタタリ目になるとは。

そして、今回の不調のきっかけは、会社で食べた三時のおやつ。
同僚のスペイン出張土産のチョコレート菓子。

一口食べて、なんて甘いっ!と思いましたが、
腸のカンジダ様にしてみれば、相当なおやつだったのかと。

お土産がお土産だけに、腸の中でフラメンコの乱舞だったに違いない。


お医者さま曰く、糖抜きをすると体の余分な水分が出るそうな。
なので、むくみが解消されるんだそうです。

私はもともとむくみやすい体質で、特にこの数年は酷かった。

そして、関節痛の原因もこの菌のせいだと判明し、
具合が悪くなったことで、今までの定期的な不調の原因もつきとめられ、
不幸中の幸いとはまさにこのこと。

ゲロゲロですが、不調の元を断って、
根本からの体質改善に努めたいと存じます。

何より、この原因を突き止めてくださったお医者さんに感謝です。

2016-04-19

電話回線不通

たま~に、太陽燦々の暖かい日に遭遇できるようになりました。
良いお天気はなかなか長続きしないのですが、
少し気温が上がった日は、気持ちビールを味わいたいもの。

こんな感じでベランダでクイッと…
まあ、我が家はたった一日だけビールとはおさらば。
やはり気温25℃以上じゃなければビール日和とは言えないかも。
美味しいけど寒いのです。

さて、3日前に突然テレビと電話、インターネットが繋がらなくなりました。
以前にも同じ問題を経験しているので、慌てたりは致しませんが、
ドイツ国内ではこんなことは普通におこることでございます。

電話回線の技術的不具合とやらで全く回線が通じなくなるのです。

ルーターは正常でも回線の元が問題なのですから。
手の施しようがないのでございます。

これが日本ならお客様からのクレームの嵐でしょうが、
ここドイツでは怒り狂ったりしても無駄な事。
繋がらないものは繋がらないのです。

3日間、電話なし、ネットなし、テレビなし。
博士が『本をよく読めるし、時間をたくさん使える』と。

そうなんです…時間を有効に使うことができるのです。

今から10数年前、テレビなしで生活をしたことがある私。
あの時はニュースはラジオとインターネットから得ておりました。
インターネットは映画などを見るときに使用するだけで、
今ほど長く見ておりませんので、情報はもっぱらラジオが主体。

このラジオというのは優れものだという発見をしたのもあのころ。
耳で情報を得るというのは、同時に他のことができますので、
作業効率が実によろしいのでございます。

今は何でも便利なものが沢山ありますが、
果たしてこれが本当によいのかどうか。

携帯電話が登場し、いつでもだれとでも繋がれる。
インターネットで世界中の情報を瞬時に入手できたり、
LINEでチャットを楽しんだり、
メールもスマホで瞬時に確認できるようになりました。

確かに便利…私も実際に使っております。

でも、便利を手にしたようですが、ここに時間を奪わているのでは?

自分の時間枠をこの便利なものに崩されているような。

いつだったか、ドイツのニュースで不便を味わうツアーとやらがあると。
何でも携帯、ネット、テレビなしの滞在がウリという。
3日間ほど外界と遮断した環境で原始的に過ごすだけ。
たき火を囲み、会話を楽しみ、食事を頂く。

こんなシンプルなツアーが大人気らしいのです。
しかもお値段が結構お高かったと記憶しております。

私も必要最低限の生活をやってみたいような。
でも、電話かインターネットは必要かな…どうだろう。
やはり、全部は切り離せない。難しいものでございます。

2016-04-10

体力回復と冷え取り

三月の年度末決算も無事に終了。


風邪が治りかけの状態で月末の4日間は残業でございましたが、
なんとか乗り切り、先週末はただひたすら眠りました。

そして迎えたこの週は、体力も回復。
ご近所の様子もすっかり春らしくなりました。

やっと通常のリズムに戻り、ホッとしております。

とにかく体調を整えるために、冷え取りは欠かさず。
昨年の6月上旬から始めた冷え取りですが、地道に続けております。

そうそう、自力整体は5月中旬、冷え取りは6月上旬から開始でした。

自力整体に関しては、体調がイマイチと思うときにやるようになり、
ペースとしては週2回ほどでしょうか。
冷え取りについては半身浴を週3回、靴下重ね履きは毎日。

我ながら長続きしていること。びっくりでございます。

桜も満開で心躍る季節の到来。

冷え取りで何が変わったかと申しますと、まず…
足の臭いが気にならなくなった。
足や手の肌のカサカサがなくなったこと。

冬は特にボディクリームを塗らねばならないほどの乾燥肌でしたが、
膝から下も今は何もつけなくともツルツルのお肌に。
ハンドクリームを使う頻度も以前の半分以下になりました。

『足元を固める』なんて言葉がありますが、
足を冷えから守るだけで信じられない効果があると驚きです。

簡単にできることで、思った以上の効果。
これからも地道に続けたいと存じます。

若かりし頃は、サプリを飲んだり、漢方薬を試したり、
高めの化粧品をあれこれ買い込んでみたり。
そして長続きせずに終わっていたのが常でございました。

この年齢になってお金かけずとも良いものを探り、
自分のために努力を続けられるようになりました。

歳を取ると忍耐強くなるのか?

それにしても、本当に『継続は力なり』なのでございます。

ちなみに…冷え取りにご興味御有りの方はこちらを参考に。

2016-03-28

冷蔵庫掃除

風邪をひく前は、イースター休暇中に家の中の片づけや、
窓磨き、バルコニーの掃除など沢山計画しておりました。

ですが、このヘンテコで厄介な風邪のためにすべての計画は白紙。
毎日、ただひたすら眠って体力の回復に努めました。

体調は90%回復致しましたので、博士よりリクエストがありました、
冷凍庫の霜とりをすることに致しました。

霜とりついでに冷凍庫整理と冷蔵庫の清掃ももちろん実施。

「冷蔵庫が苦しがっています」博士談
霜がつくと、冷蔵庫が唸り声をあげるのです。
「電気が浪費されています」と博士に言われ、
それでも重い腰をあげなかった私。

ドイツの冷蔵庫はうるさいなどと申しておりましたが、
やっぱり霜とりをしたら、違うのです。
ものすごく静かに稼働するので我ながらびっくり。
博士のいう通りだ…と反省した次第でございます。

冷蔵庫は月に一度のペースで清掃するのがよろしいそうな。

ぬるま湯に酢を混ぜて、きれいに中を拭き拭き。
余計なものは廃棄して、配置ルールにのっとって整理整頓。

野菜室はよく整理、清掃しておりましたが、
やっぱり一段ずつきれいに清掃するのは大事です。
かなり綺麗になりまして、月一の清掃実施を心に誓った次第です。

電気代もそうですが、家電製品を長く使うには手入れも大切。
これからも丁寧に使ってまいりたいと存じます。

2016-03-26

市場のモッツアレラ

イースターのお休みは、結果的に何にもできず。
出かけたのは土曜日の午前中のわずか30分。

いつも足を運ぶ市場へ卵とモッツアレラチーズを買いに外出。

この市場の八百屋さんで売っているモッツアレラをどうしても食べたくなったという。
風邪で具合悪いんですから、せめてモッツアレラだけでも。

まだダルイ体をひきずりつつ、市場まで参りました。

とろりと口当たり最高のモッツアレラ
この市場のモッツアレラは、たまたま横にいたイタリア人の男性が、
新鮮野菜のついでに「モッツアレラ下さい」との賜ったのがはじまり。

顔の濃いお兄さんが所望するなら何かありそうだ…と勘が働いたのです。

私も真似して購入し、口にしてみてびっくり。
今まで食べていたのは何だったのか。

以来、スーパーで売っているものは購入しなくなりました。

ゴルフボールを少し大きくしたくらいのサイズのものが5個入りで4.99ユーロ。
決してお安いわけではございませんが、お味は濃厚。
ちょっと好き嫌いはあるかもしれませんが、チーズ好きの方にはお勧めかと。

これから暖かくなる季節に冷えたロゼか白ワインにヨロシイ。
是非一度お試しいただきたいものでございます。

2016-03-25

風邪ときな粉もち

毎日、変わった風邪の症状に博士と二人で辟易しております。
下半身の筋肉がギシギシして痛くなったり、
脱力感で何をするにも力がはいらなかったり。

料理する気力なんて起きないのですが、
あまり不快な症状になえてる自分に腹が立つ。

おまけに外見りゃイースターだというのに毎日灰色。
裏庭をリスが走り回ってるのを見てもこんなんじゃ気が晴れない。

うぉりゃっ!!!と気合を入れて、ほぼヤケクソ状態でキッチンへ。
料理が面倒なので、そのついでに冷凍庫整理をすることに。

そこで見つけた掘り出し物。
以前、友人に頂いたお餅が眠っておりました。

オーブンで焼いて、きな粉もちの完成!
幸い(?)博士は餅が苦手なため、全部ひとり占め。
病の時は和に限る。

それから調子に乗って素麺を暖かく、鶏がらスープ味でいただく。

きな粉もちで心も体も軽くなったような気がいたします。
やっぱり、日本人はケーキより和物でございます。

力餅で勢いがついたところで…

餅が食べられない博士には、
ハンガリーのクレープ「パラチンタ」を焼いてあげました。

2016-03-24

風邪と冷え取り

先週頭から博士が風邪で珍しく熱を出しました。
嫌がるご本人に無理やり体温計を差し出して、強制計測。
なんと、38.5℃と高熱でございました。
とにかくどうすることもできず、安静に眠らせるのみ。

ご本人は薬を飲まない派なので、点鼻薬のほかにすることはなし。
ドイツ式に暖かいお茶をとにかくひっきりなしに飲むだけ。

ご近所の薬局へ点鼻薬を買いに行った際に、お知恵を拝借。
薬局のおばさま曰く、ドイツ人は風邪で薬はあまり飲まないもの。
これは、免疫力を崩さないためのドイツ人の昔からの考え方。

風邪の時はお茶をたくさん飲んで、とにかく休息をとるというのが普通。
そこに薬局のおばさまからプラスのお勧めがございました。

「ふくらはぎに暖かいタオルを巻きつける」

この前のテレビの番組でも「足元を温める」っていうのがありました。

何でも足を温めるのは免疫力を高めるらしい。

私が去年から始めた「冷え取り」に相通じるものでございます。

それで、早速博士に足元を温めるように進言。
でも、「私は西洋人ですから…」と言って消極的。
せいぜい靴下2枚履き程度で私の言葉には耳を貸しません。

博士ごほごほの横で、私はぴんぴんしておりましたが、
疲れがたまった週末にとうとう私にも風邪菌が入ってしまいました。

熱が出る前に速攻で入浴。(風邪と入浴)
靴下4枚履きで就寝し、翌日は出社致しました。

あのベルギーでのテロ事件のニュースが流れる中、鼻水ダダ漏れでお仕事。
ですが、あまりのダダ漏れ具合に業を煮やして病院へ直行。
そのままイースターまでお休みをいただくことにして帰宅致しました。

仕事があったのでアスピリンコンプレックスなる薬を飲んでおりましたが、
とにかく頭痛がひどい。
熱が出ない代わりに、頭が締め付けられるような痛さが丸2日間。
それが消えたと思いましたら、後頭部の下のほうが数分間に一度痛くなる。
ざわざわするわ、夜中に腹痛で目が覚めるわ、こんな風邪は初めてです。

熱が出なかったのは冷え取りのおかげかも。
でも、その代わりに変な症状いっぱいで不快この上ない。

まあ、どんな健康法を実践しても風邪は引くのでございます。
過去に呼んだ野口整体などもそうですが、風邪は体の毒だし。
引いたからにはひたすら休むに限ります。

幸い、ドイツは風邪ひいてまで仕事…という雰囲気はなし。
日本なら点滴打って、薬の飲み飲み仕事するというところでしょうが、
ドイツはこういうところが日本より遥かに人間的でございます。

明日はイースターの金曜日。
初めて何にもせずにベッドで過ごすことになりそう。
体力回復の休暇になろうとは…とほほなのでございます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...