2017-10-16

秋晴れ20℃越え

ここ数日、快晴が続いております。
最高気温も20℃を超え、外出しなければ損。

ところが、街は人でごった返し。
どこのカフェも満員。
アイスクリーム屋さんは列ができるほど。

人がわんさかというのは、歩いていても心地よろしくない。
なので、中心部は避けてお散歩を楽しみました。

まずは、植物園を散策。

この時期はリスを見ることがしばしば。
ほぼ毎日、どこかでリスを見ております。

植物園を抜けてドイツ劇場のある場所へ。
この辺は一番のお気に入りで、ドイツ人の友人と
『私たちのパリ』と勝手に命名。 
劇用横のギムナジウム
この雰囲気がパリっぽい!?

 近隣の住宅街
 白樺が青空に映えて綺麗です。
 この教会の周辺は雰囲気があり、お気に入りの散歩コース
 木が絵になりますね。
中心部のカフェはどこも満席。
老舗のケーキ屋さんも人が多いので遠慮致しました。

それで、劇場から上手の穴場へ移動。
静かな場所にパン屋さんがあるので、そこでコーヒータイム。 
カフェと違い、パン屋さんの場合はお値段お安く、チップ無し。
それでお気軽にお茶タイムを楽しめます。

コーヒーとケーキで3ユーロほど 
今日は文庫本を持参していたので、
コーヒー飲みつつ、お一人様読書を満喫。

落ち着いた時間を過ごすことは、ストレス発散につながります。

家のバルコニーでお茶というのもたまに致しますが、
やはり陽気が良い日はこうして外へ出ることが大切。
特に一人で時間をだらっと過ごすことが不可欠でございます。

お友達とおしゃべりというのも勿論大切ですが、
年齢を重ねますと、一人時間が更に必要な気が致します。

何気に普段の景色を観たり、お茶を頂いたり。
時にはぼーっとしてみたり。

体から余分な空気を抜く感覚とでも言いますか。

この二日間、アク抜きさせて頂きました。

あと二日間、まだ天候が良さげなので、
秋のお一人様散策、大いに満喫させて頂きたいと存じます。

明日はどこへ行こうかしら。
楽しみ。

2017-10-06

嵐の名は『Xavier』

10月5日、早朝移動でデュッセルドルフへ参りました。
止むない事情で高いチケットを購入し、朝5時の列車に乗車。
外は真っ暗でも、早起きのドイツ人は沢山。
移動の列車は途中停車駅で乗客が増えていきます。

ところが、途中から天候がいまいちになり、到着が一時間遅延。
用が早めに終了し、予定より2時間ほど繰り上げて帰ることにしました。

電話で博士と列車のスケジュールを確認。
ハノーバー経由かフランクフルト経由で帰ろうかと思案。
ちょっと食材を買い込みたいので、
出発が少し遅いハノーバー経由を選ぶことにしました。

そして、いそいそと和食材を選びに参りました。
ところが、購入目的のマヨネーズが品切れ!

ここで、何となく早く帰りたくなり、
博士のお土産用にお寿司と自分のお弁当だけ買って駅へ。

結果的にフランクフルト経由に乗れることになりました。

この時の選択が後の旅程で運命を大きく分けるとは。

問題はフランクフルトで乗り換え、
ゲッティンゲンへ向かう列車で起こりました。

嵐の影響で列車が途中駅で停車するとのアナウンスが!!
大事なアナウンスの時に、私はトイレにおりまして、
いまいちよく事が呑み込めない。

すぐに席に戻り、隣の人に確認して真っ青!?
ゲッティンゲンまで帰れないかもしれない!!

途中駅のフルダで乗客全員が降ろされる羽目に。
フルダはとって静かで、駅もこじんまりしているとこなのですが、
一挙に人がごった返して、右往左往で大変な状態に。

インフォメーションに並び、なんとか確認を取り、
臨時列車に乗り込んでカッセルまで行けると判明。

臨時列車は帰省ラッシュのごとく超満員で通路も人だらけ。
何とか詰めてもらって無理やり乗り込む。
ぎゅうぎゅう詰めで、みんなお怒りなのでは…と思いましたが、
一緒に乗っていたドイツ人は楽しい人ばかり。
もうみんなあきらめムードを通り越し、
超ハイになっておりまして、冗談は言う、笑いは止まらない。
楽しく目的地KASSEL-WILHEIMSHOEHEに到着。

で…到着駅はカオスです。
(写真:SPIEGEL ONLINEより)
インフォの前に人がおりますが、全然前に進まない。

北ドイツを嵐が襲い、北は全面運休状態。
ベルリンやハンブルグへ向かう人たちは全員途中下車。
先の列車がどうなるかわからないため、立ち往生です。

アナウンスで手持ちのチケットが翌日まで有効とありましたが、
宿泊しなければならないのか、臨時列車が出るのか、
駅の職員も対応に追われ、情報が遅いため大変なことに。

職員の案内で普通列車でゲッティンゲンまで行けることが判明。
ゆらりゆられて乗換駅まで…
日本語に訳すと『どんぐり山駅』
何年ぶりにこの駅で乗り換えるのかしらん。。。懐かしい。

ここまで来たら、家までもう少し。
疲れましたが、空には虹がかかり、青空がちらほら。
外の空気は『嵐なんて本当にあったのか?』と思うほど。

ところが、ゲッティンゲン駅に到着してびっくり。
これまた人、人、人でごったがえし。
外まで人が溢れておりました。

自宅へ戻って、どれほど嵐が酷かったのかニュースをチェック。
何と、嵐で死者7名というとんでもないことに。
おまけに飛行機も欠航、列車はほとんどが運行停止。

もしも、ハノーバー経由に乗車していたら、
私はどこかで一泊しなければならなかったと判明。
マヨネーズの在庫がキムさんの店になかったことが、
私の運命を大きく左右するとは。

ちなみに今回の嵐には名前がついております。
Xavier(ゼフィール)って発音するのかしら。

一夜明けてニュースはもっぱらXavier被害について。
空の便も列車もカオスが続いております。

2017-10-02

グルテンフリー商品と自家製ケークサレ

ゲッティンゲンで新しい主治医探しを続け、
何とかイケそうなドクターを見つけました。

デュッセルドルフへ通うほうが、日本語も通じますし良いのですが、
問題なのはやはり交通費。
毎回、50ユーロほどの列車運賃、
プラス昼食代などもろもろの出費がございます。

これをあと何か月続けなければならないのか。
ならば、日が短くなる冬が来る前に、地元通院というのがベスト。
それで、なんとか良さそうな医院を見つけて行って参りました。

それで、新しいお医者様より、グルテンフリー食を勧められる。
ドイツ語でセリアック病やグルテンアレルギーのサイトも見るように言われました。

基本的に、小麦もご飯も口にはできるのです。
ですが、問題は食べた後。
色々と体に変調があるため、やっぱり頂けない。

早速、調べてこんなものをスーパーで見つけました。

グルテンフリーのパンとマフィン
fria』というスウェーデンにある会社の商品は中々おススメ。
20年ほどグルテンフリーの冷凍食品を手掛けている会社なのですが、
なかなかクオリティが高いです。
ここのパンはラクトーゼフリー、卵も不使用、
米粉や大豆粉未使用のものもあるため、私には最適。

写真下の黄色と赤のラベルSchaer社のパンなどは、
米粉などを使っていることが多く、保存料も含まれるためちょっとNG

fria社のりんごマフィン
4個入りで3.99EUR
普通の冷凍食品よりかなりお高め。

グルテンフリー食はアレルギーでなくとも、
ダイエット食としても最適ですが、お値段がヨロシ過ぎなのがちょっと。

まあ、パンは沢山食べるわけではないので、
一斤3.98EURでも仕方なしという感じなのですが、
やはり毎回の出費となると痛いことは確か。

それで、自宅であれこれ実験開始。
グルテンフリーでケークサレを作ってみることに致しました。

まずは、グリルしたジャガイモとかぼちゃの余りを使用。
米粉とココナツ粉を使ったケークサレ
牛乳を40ml、バターを50g、水を加えて混ぜます。
お味は砂糖と塩少々、パルミジャーノ。
ハーブはクミンシードを使いました。

これがなかなか美味しくできたため、また次なる実験。

ドラッグストアでヒマワリの種を粉にしたものを発見!
最近はビオ商品でグルテンフリーのものが多くなりました。
ドラッグストアやビオショップで色々な種類を目にします。

購入したヒマワリ種の粉を早速利用。
黒オリーブとジャガイモのケークサレ
タピオカ粉と片栗粉、ヒマワリ粉とお水があればOK!
茹でたジャガイモを荒くすり潰し、にんにくを少々混ぜ合わせます。
今回はすりおろしした林檎も入れてみました。
味付けは砂糖、塩を小さじ一杯ずつ。
仕上げにクミンシード、黒オリーブ、ペコリーノロマーノを投入。
サックリ混ぜてオーブンで20分ほど焼き上げました。

ベーキングパウダーを使わず、重曹とりんご酢を使用。
もっちりした食間でウマウマでございます。

グルテンフリーの材料もお高めではございますが、
冷凍や加工食品よりは経費がお安く済むのが良いところ。
それに保存料などを含みませんから、体にもヨロシイ。

手間はかかっても手作りが安心、安価と一石二鳥。
今後もグルテンフリーのレシピを考えようと思っております。

アレルギーではなくとも、グルテンフリーは健康にも良し。
特に下半身のむっちりが気になる方に、おススメでございます。

グルテンフリー食、是非一度お試しくださいませ。

2017-09-16

レトロなケーキ屋さんと入りにくい食堂

忘備録その3です。

たまたま路面電車で移動中、
目に留まってしまったお店がございます。
どうしても心惹かれてしまい、食後のデザートを食べに向かいました。

NordstrasseにあるLiebeck & Gabel
地味なケーキ屋さんでレトロ感あり。
あまり混んでもいなさそうなので、気軽に入店できました。

コーヒーを注文したしましたら、こんな感じで・・・ 
銀のトレーにミルクが何故か二つ
コーヒーの香り、お店の雰囲気が昭和です。

ケーキはボリューム満点 
友人と二人、レトロ感を満喫しておりましたら、
次々にいかにも常連というお客様がいらっしゃいました。

お客様の年齢層は60代~
レトロなワケが呑み込めました。

店内は古さはあっても非常に清掃が行き届き、
ゆったりと時間がながれております。
しかも、メニュー出された後は放っておいてくださるので、
気兼ねなく長居できるという心地よさがございます。

お陰でお喋りをたくさんすることができました。

そして、一度お店の前を通って超気になっていた食堂がございます。
Kaiserswertherstr.47 にあるお店『Dorflaedchen』
お店のホームページなどはございません。
ひっそりしてますが、入るには勇気がいる店構えなのです。

ですが、この度の診察終了後、ランチを求めて参りました。

入ったら、どうやって注文すりゃいいのか分からず。
ぼーっとしていたら、目の前の食事中の小母さんに声をかけて頂く。

メニューはお店のレジ付近に貼ってあり、
日替わりランチを5ユーロで頂けるようです。

この日はマッシュポテトとほうれん草に目玉焼きセット
注文をお願いして席につきましたが、
お客様は何故か皆さま年金生活の常連客ばかり。

先程のケーキ屋さん同様、近隣のご年配客に人気のようです。

おばあちゃんたちの会話は、糖尿病と神経痛をメインに
骨の病気がどうの・・・とか、もっぱら健康の話題が中心。

そんなところへ私の料理が運ばれ、
店主のおばあちゃんが、いきなりここで、
「今年いっぱいで店を閉めることにしたわ」と重大発表がっ!?

ええっつという驚きの空気が店中に行きわたり、
思わず私まで、まあなんてこと…とつられてしまった。

「25年間働き続けたのよ。25年よ」と店主おばさま。
「店を継いでくれる人もいないしね・・・」

これを聞いて思わず、私がっ!って言いそうになったりして。
常連客の小母様たちの残念そうなため息とともに、
25年頑張ったわねという労いの言葉が口々に語られておりました。

すると、何故かここで店主おばちゃまからチョコプディングのおススメが。
なんと、タダでチョコプディングをデザートに頂くことに。

お料理で十分満腹だったのですが、
せっかっくのご好意をお断りするのはあまりにもはばかられ、
頑張って完食させて頂きました。
もう、お腹超はちきれそうなまま、お会計を済ませ、
お礼を言って帰路につきました。

本当はランチもデザートも写真を撮りたかったのですが、
パシャリとやるにはあまりにも勇気が要るため断念。

糖尿病や閉店話の最中に、シャッターは切れませんでした。

お料理は本当に、コスパに優れて最高でした。
年末の閉店前に、もう一度訪れてみたいお店でございます。

2017-09-13

ボリュームたっぷり、美味しいフレンチ

忘備録その2です。

私のテリトリー、デュッセルドルフのNordstrasse界隈。
気になっていたフレンチの小さなレストラン『RATATOULLE

可愛らしい店構え

デュッセルドルフの人気店として各誌に取り上げられているようです。
友人と二人、どんなものかと入店。

入るなり、お店のマダムにランチのコース料理を勧められる。
一人38.90EURのフルコースらしい。
まあ、それにワインかシャンパンを付ければ50EUR
決してお高くはないのでしょうが、
アレルギーのため、フルコースは丁重にお断り。

そして、サラダを注文 
マグロのニース風サラダ11.90EUR也
このサラダが実にボリュームたっぷりで美味しい!
ドレッシングの風味が特に素晴らしい。

友人はリゾットを注文 
この二人前でもイケるボリュームで13EURほど。
食通の友人も太鼓判のリゾット。

ここのお店はラタトュユがお勧めのようですが、
何食べても美味しいと思われます。
Googleの評価では3.8ポイントになっておりますが、
サービスとお料理のお味ではそれ以上です。
店内もお洒落です。

 
お店おススメのランチフルコースは10月8日までやっているらしい。
メインディッシュは牛フィレのステーキかホタテのグリルなので、
これに前菜、デザートで38.90EURなら、まあ許せるのかしら。

お店では、自宅にシェフが直接訪問で、
目の前でお料理を作ってくれるというケータリングもしているとのこと。

これからの時期、クリスマスや年末のパーティなど、
シェフ付きで出来立てのフレンチをご家族やお友達と…
というのにはお勧めかもしれません。

特に小さいお子さんが居て、外出がちょっと…という方には最適。
自宅で気軽にお料理でストレス発散できるという魅力あり。

お料理三品、お一人様42.90EURから
お家フレンチが楽しめます。

お申し込み、お問い合わせは…
Bistro & Restaurant Ratatouille
Tel.0211-17933677

機会がございましたら、是非一度お試しくださいませ。

2017-09-09

月一回の節約週間とかやくご飯

多くのドイツ人家庭では、一週間分の食材をまとめ買いするのが普通。
週末のスーパーで、買い物リストを片手に食材選びをするドイツ人多し。
金曜、土曜日がスーパーでの買い物ラッシュの天王山なんだそう。

車でスーパーへ繰り出し、大量の食材を乗せて帰るというスタイル。
ミネラルウォーターやビールなんて箱買いですから。

一週間分のまとめ買いをした場合、
他の曜日では買い物をしないというのがドイツ人ルール。
節約上手のドイツ人家庭では、無駄買い防止も兼ねて、
このルールを守っているようです。

でも、どうなのかぁ。
自宅で廃棄になる食材も多いようなので、
段々とそうではなくなっているのかもしれません。

さて、我が家では一週間分まとめ買いは致しません。
車がないので、必要なものをちょこっと買い派です。

でも、月に一度は、冷蔵庫のものを極力使い切るようにしたり、
余計な買い物を控える週間を設けております。

冷蔵庫内がスッキリすると同時に、
限られた食材でメニューを作るという楽しみがございます。

そんなときに、よく登場するのがこちら。

かやくご飯
いつでも食べられるように、おにぎりに致します。

ここに浅漬けや卵焼き、お味噌汁があれば十分。

我が家のかやくご飯は手抜きご飯。
水煮のツナ缶、ニンジン、マッシュルーム、生姜を
2合のご飯に投入。

味付けはこのスーパーで売られている液体スープの素。
スープと水をそれぞれカップ一杯加え、
みりん、お醤油、塩を少しのお水で溶かし入れるだけ。

お好みでバターを一かけら入れて炊くだけで完成。

液体スープがなければ、だしの素を溶かしたり、
顆粒のスープの素を使っても十分イケます。

よくドイツへ来たての日本人の方が、
「コンソメスープの素」が手に入らないとおっしゃるのを耳にします。

なんの、このような液体スープを使えばヨロシイ。
お水で割って使えば美味しいスープが作れますし、
こんな風にご飯にも応用が利くのです。

また、スープやお肉料理の仕込みなどに顆粒スープの素がございます。
Brueheといのですが、何てことはないブイヨンでございます。
Gemuesebruehe (野菜ブイヨン)
Haenschen Bruehe (チキンブイヨン)

というのが、スーパーやビオショップに沢山並んでございます。

これをお湯に溶かして、チキンを焼くときに塗ったり致しますと
絶品のローストチキンが出来上がり。

これから寒い季節になりますし、
お鍋やスープ作りに、どうぞ一度お試しくださいませ。

2017-09-08

グルテンフリーのバナナマフィン

娘の所へリノベの手伝いに行っていた博士から電話が。
「とても、とても熟したバナナ、必要ですか?」

あらら、バナナをたくさん買ったばかり。
要らないなぁ~と返答したのですが、
娘宅で捨てる寸前のものだったらしい。

食材を捨てるなどと、勿体ないっ!

ケーキにするということにして、博士に持ち帰りをお願い致しました。

黒い点々を通り越して、茶色に変色しかかったバナナ四本。
ココナツ粉とブラウン・ライス粉を使ってマフィンにすることに致しました。

レシピは超適当。
ココナツ粉100gとブラウン・ライス粉100gを用意して、
あとはそこへ卵2個、溶かしバター大さじ1くらい、
そして冷蔵庫にあった生クリーム残り、水適量で混ぜ混ぜ。

砂糖はバニラ砂糖を一パック、ブラウンシュガーを大さじ1
塩を一つまみ加え、型に入れてオーブンへ。

適当さが形から伝わるバナナマフィン
米粉を使っているので、温度は160℃。
焼いた時間は何分だったか?30分くらい?

バナナのほんのり甘味でウマウマ。

一つ味見をしてみましたが、ちょっとアレルギー反応が…(-_-;)
グルテンフリーでもアレルギー反応が出るのです。
ある種類のタンパク質が元なので、食べてみないと分からない。
でも、一個完食。(笑)

基本的に何でも口にはできるのです。

食べてみないと分からない=食べた後に問題が発生

なので、早ければ、口にして数分で汗がにじみ、鼻水が出るか、
2,3時間後に体中が熱くなって、足がムズムズ。
そして、口の中が痒くなるとか。

酷いときは、食べたものがなかなか消化せず、
吐き気がしたり、しゃっくりが止まらなかったり。

それでも時々、誘惑に負けて何でも口にする私。

博士に「いけません。気を付けて」と言われても、
キッチンで悪さをしてしまうのです。

2017-09-06

秋散歩の楽しみと自重トレーニング

最近、散歩へ出かける際、必ず持参しているものがございます。
それはビニール袋。

何故なら、実りの秋ゆえ、あちこちでこんなものが拾えるからです。

ヘーゼルナッツ
ヘーゼルナッツと言えど、これはBaum-Haselという種類。
調べたら、食べられると分かり、集めております。

大学の敷地にボロボロ落ちております。
リス以外、持って行く輩無し。
タダなんだから、拾わないのは損でございます。

森に行けば、クルミも拾える場所があるようで、
お天気が良い時にちょっと出かけてみようと思案中です。

他にも木の実とか食べられそうなものがかなりある。
そしてローズヒップも。
基本、ドイツ人は自然の中にあるものを摂らないので、
(自然のものは森の動物たちのものなので、)
採取するには勇気が必要。
ちょっと葛藤を要しますが、ローズヒップは欲しいと思う今日この頃。
清水の舞台を飛び降りることはできるのか…(笑)

さて、健康のためにほぼ毎日散歩をしております。
しかしながら、体重減少と共に筋力低下を実感。
散歩だけでは筋肉を鍛えるというのは難しいものです。

どうしたものか…と思い悩むところにこんなものが。

自重トレーニングなるもの
マシーンがなくても筋肉は鍛えられるという。

最近、ドイツではちょっとしたフィットネスブームで、
トレーニング用のウエアがチョイ流行したり、
ジムへ通う人も増えております。

ダイエットや体を鍛えるためにジムに通うってどうも。
この年齢になりますとなかなか重い腰があがりません。

でも、この自重トレーニングならマシーンもジムも不要。
場所も取らず、自宅で気軽にできます。

特に、50歳を過ぎると、無理をして体を傷める可能性も。
なので、簡単な動きでも筋肉を鍛えられるのが一番。
一週間に2回集中してやるだけで効果はあるというのもヨロシイ。

試しにスクワット、やってみました。
太ももの筋肉、めちゃくちゃ弱ってるのを実感致しました。

私は週2回集中というより、
思い立った時にクランチやスクワットを試すチョコっと型。
自力整体と合わせて、無理のない範囲で運動しております。

年齢とともに、やはり何らかの努力は必要。
健康で楽しい老後を過ごすには、コツコツ運動は欠かせません。

この秋はたるんだ筋肉に喝!

機会がございましたら『自重トレーニング』、お試しくださいませ。

2017-09-05

手作りトマトソースと『ジャーダのカジュアルクッキング』

9月に入り、夏物と秋冬物の入れ替えを始めております。
夏物の靴はもうしまってしまいました。
洋服に関しては、時々暖かい日もあるので、ゆっくり移行。

コートやジャケットは日常でよく使うようになりました。

日本のように毎日ムシムシというのが余りないドイツ。
特に我が町ゲッティンゲンは、汗かくほど暑いことが少ない。
さほど夏を満喫することもなく、秋を迎えております。

秋と言えば、食欲の秋ですが、去年に引き続き、満喫できない私です。
それでも、キッチンに立つのは辞めておりません。

トマトホール缶の大きいのが78セントとお安かったので購入。
それで、せっせとトマトソースを作りました。

情熱の赤…手作りトマトソース
急な来客や家族の食事用に作り置きすると便利です。
これさえあれば、パスタ、ラザニア、ピザ、ドリア、オムレツと変幻自在。
作る時は手間がかかると思いがちですが、意外に簡単。

玉ねぎ、にんにく、バジルがあればすぐできます。
オレガノがあれば尚良しです。

この度は玉ねぎとエシャロットを使いました。
ニンニクと一緒に玉ねぎを透明になるまで炒め、トマトホール缶を投入。
さっと塩、胡椒を加え、ある程度水分がなくなるまで煮込むのみ。

気を付けなければいけないのは、ハーブを入れるタイミング。
必ず出来上がりの締めにハーブを投入して火を止めます。

トマトソースと言えば、最近ハマった料理番組がございます。

この料理番組、もともとはアメリカで放送されたもの。
日本では『毎日がイタリアン-ジャーダのカジュアルクッキング』
というタイトルでNHK教育で過去に放送されているようですが、
(WikipediaにはBS日テレの記載もあり)
今、ドイツ語吹き替えで毎週土曜日放送になっております。

『Everyday italian』
YouTubeで彼女の英語バージョンレシピをいくらでも観られます。

材料が日本では割高なパルミジャーノや手に入りにくい野菜などで、
ちょっと現実味がないと思われる節も無きにしも非ず。
でも、お料理のヒントを得ることは有りでございます。

そして、特にドイツ在住者にとっては、
いずれも手軽にスーパーで買える材料ばかり。
なので、割と楽しんでイタリアンに挑戦できるきっかけになるかと。

私のトマトソースは彼女のレシピではございませんが、
次はちょっと試してみようかと思っております。

ジャーダのパルメザン・トマトソースの作り方
ご近所スーパーで材料をゲットしたら、
是非一度、このレシピに挑戦してみてはいかがでしょうか。

お試しあれ!

2017-09-04

朝の大学構内とビタミンB

 実は、一週間ほど前から妙なことになっております。
朝、目が覚めて口の中に違和感がございました。

出来物が出来たわけではないのですが、
胃が悪くなると口の中も気持ち悪くなるではありませんか。
その感覚が蘇ったのでございます。(-_-;)

飛び起きてバスルームに駆け込む。
鏡をのぞいて…あーーーっ!
舌が舌苔で真っ白けっけになっているではございませんか!?

食事は普段以上に気を付けているはずなのに、何故???

とにかく、胃の薬を飲み、更に食事に気を遣う。

ところが、何をどうやっても舌苔はびっしりで口の中も気持ち悪い。
そして、胃の調子も悪いのです。
胃の薬が全く効かない。

抗生物質を飲んだ後なので、完璧に胃が弱っているのは確か。
ですが、食べるようになったはずのご飯がアウトになり、
遂には魚にも反応するようになってしまったから大変。
チーズも全くダメなので、これはどうもタンパク質に過敏反応している模様。

一応、今日、明日と様子をみてから、
胃腸専門医のところへ行くことにしました。

で、自分で色々と不足していると思われる栄養素を調べました。
どうやらビタミンB6が欠乏している模様。

それで、まずは駄目でもともとと、早朝散歩しながら薬局へ向かいました。

大学の構内を抜けてゆっくり散歩
ゲッティンゲン大学は本当に敷地が広く、緑が豊富。
街の中心部から、北キャンパスといたるところに施設があります。

北海道大学のキャンパスも相当広いのですが、
こちらゲッティンゲン大学は更に規模が大きい。
ベンチがあって一休みできます。 
朝の新鮮な空気を味わいながら、太陽の光を浴びて気持ちいい。
やっぱりゲッティンゲンへ戻ってきて良かったぁ。

さて、キャンパスを抜けた先にある薬局で早速購入。
ビタミンB総合のほうが効き目が良いと言われ、これを買いました。 
一日一錠飲むんだそうです。

再び、春雨毎日の食事になっており、滅入ってしまいそうですが、
ここまで来たら、病気に負けるわけには参りません。

健康を取り戻すまで、徹底抗戦でございます。

肉をむさぼり、寿司をたらふく食べられる日まで、
闘いは続くのでございます。

この際、いろんな健康法も学びつつ、
毎日を大いに楽しみたいと存じます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...