多くのドイツ人家庭では、一週間分の食材をまとめ買いするのが普通。
週末のスーパーで、買い物リストを片手に食材選びをするドイツ人多し。
金曜、土曜日がスーパーでの買い物ラッシュの天王山なんだそう。
車でスーパーへ繰り出し、大量の食材を乗せて帰るというスタイル。
ミネラルウォーターやビールなんて箱買いですから。
一週間分のまとめ買いをした場合、
他の曜日では買い物をしないというのがドイツ人ルール。
節約上手のドイツ人家庭では、無駄買い防止も兼ねて、
このルールを守っているようです。
でも、どうなのかぁ。
自宅で廃棄になる食材も多いようなので、
段々とそうではなくなっているのかもしれません。
さて、我が家では一週間分まとめ買いは致しません。
車がないので、必要なものをちょこっと買い派です。
でも、月に一度は、冷蔵庫のものを極力使い切るようにしたり、
余計な買い物を控える週間を設けております。
冷蔵庫内がスッキリすると同時に、
限られた食材でメニューを作るという楽しみがございます。
そんなときに、よく登場するのがこちら。
かやくご飯
いつでも食べられるように、おにぎりに致します。
ここに浅漬けや卵焼き、お味噌汁があれば十分。
我が家のかやくご飯は手抜きご飯。
水煮のツナ缶、ニンジン、マッシュルーム、生姜を
2合のご飯に投入。
味付けはこのスーパーで売られている液体スープの素。
スープと水をそれぞれカップ一杯加え、
みりん、お醤油、塩を少しのお水で溶かし入れるだけ。
お好みでバターを一かけら入れて炊くだけで完成。
液体スープがなければ、だしの素を溶かしたり、
顆粒のスープの素を使っても十分イケます。
よくドイツへ来たての日本人の方が、
「コンソメスープの素」が手に入らないとおっしゃるのを耳にします。
なんの、このような液体スープを使えばヨロシイ。
お水で割って使えば美味しいスープが作れますし、
こんな風にご飯にも応用が利くのです。
また、スープやお肉料理の仕込みなどに顆粒スープの素がございます。
Brueheといのですが、何てことはないブイヨンでございます。
Gemuesebruehe (野菜ブイヨン)
Haenschen Bruehe (チキンブイヨン)
というのが、スーパーやビオショップに沢山並んでございます。
これをお湯に溶かして、チキンを焼くときに塗ったり致しますと
絶品のローストチキンが出来上がり。
これから寒い季節になりますし、
お鍋やスープ作りに、どうぞ一度お試しくださいませ。