引っ越し前に絶対に訪問をしたい場所がありました。
最高気温が今年最高を記録した木曜日、バスに揺られて出発。
車窓から見えるのは畑のみ…
こちらで最初に仕事をした思い出の土地Willichへ
2012年の9月から約半年間お世話になった大家さんのお宅へ伺いました。
二部屋38平米キッチン付きで一カ月、
光熱費込みで350ユーロという破格のお家賃で間借りしておりました。
何といっても、50歳を過ぎてからのドイツ一人暮らしを経験した場所。
お部屋は大家さんのお宅と一枚ドアでつながる至近距離(?)
最初はちょっと抵抗がありましたが、この格安家賃には敵いません。
気を遣いつつも親切な大家さんご夫妻のおかげで、
とても多くの思い出を作ることができたのです。
こんな素敵なお部屋を独り占め
部屋から見える庭の景色
今はもう賃貸するのを辞めてしまったそうですが、
『いつでも泊まりに来なさい』と、おっしゃっていただきました。
午後のティータイムは奥様お手製のアプリコットケーキ
お茶を頂いてから、広いお庭の見学もさせていただきました。
ここにお世話になっていた時期は、ちょうど秋から冬だったので、
この広いお庭は窓から鑑賞するだけで、実際にでることはありませんでした。
お庭にはヨハネスベリーやラズベリーの木が。
これで奥様は毎年、沢山の手作りジャムを作ります。
お天気が良い日は、この池の上にあるベンチで読書をするんだとか。
ご主人は昨年80歳を迎えたそうです。
いつまでも素敵な大家さんご夫妻
大家さんご夫妻との出会いは本当に不思議な縁を感じます。
お二人にはドイツのゆったりした生活の素晴らしさを教えていただきました。
ご夫妻がお元気でいる間に、できるだけ訪れたいもの。
最高の半年間を過ごせたことに、心から感謝でございました。