大晦日、元旦が終わり、ドイツは2日から通常モードでございます。
クリスマス前からのあの慌ただしさが嘘のようでございます。
新年が明けますと、大抵のドイツ人は、何か新しい事を始めたりということが多いとのこと。
日本でも一年の目標などを立てたりと、
まあ、人間どこの国でも年のスタートに変わりはないようでございます。
我が家の今年のテーマはスローフード。
博士ともども、50年以上使ってきた体のメンテナンスが必要と考え始めました。
あっちが痛い、ここが痛いというセリフが出始める年齢。
私自身、去年は仕事のストレスから体調を崩し、考えること多し。
しかも退職と同時にすっかり太ってしまい、これは問題だということで、
日々の食事について改めて考え直すことに致しました。
博士については、私との別居生活期間にパン食中心という最悪の食生活からお腹ポッコリ。
原因は当然、市販のパンとマーガリン。
私もドイツに来たての頃、訳も分からず肥った原因はこの食生活の変化でした。
マーガリンをはじめ、添加物たっぷりの市販の菓子類、顆粒スープストックなど、
便利だと思っていたもの全てが体に悪影響を与えていたと分かり、ちょっと再考。
年の瀬から添加物を含んだものを極力排除し、素材そのものの味を生かした調理を始めました。
(インスタントラーメンなんてもっての外なので禁止です)
ドイツの本屋さんで見つけた手作りおススメの雑誌
フォンドボーから作るスープの作り方が丁寧に書かれてます。
数日間の実践で感じたことは、消化吸収が格段に違うということ。
添加物を加えた旨味調味料を使うと、消化器官が反応し、動きが鈍るんだそうです。
それをはっきりと実感でき、お通じも普段よりかなり良くなりました。
特に、ここだけのお恥ずかしい話なのですが…
お尻(ちに濁点)が問題だったのですが、薬の使用が必要にならなくなりました。
味付けはお出汁をとるとか、塩、胡椒だけで素材を煮込んで旨味を出すとか、
時間をかけてもシンプルに食事を作ることを心がけています。
それで、今夜も簡単便利な«ちらし寿司»を頂きました。
洋風仕上げでウマウマ
今は時間があるので、パンもお菓子もしっかり手作りしていくことにいたしました。
自分流の簡単スローライフメニューを色々試して参りたいと存じます。