365日、セカンドハンドショップやフリーマーケットで購入したものだけで、
自分なりのファッションコーディネイトを楽しむ取り組みを始めた女性がいます。
フランクフルトのジャーナリスト、Hindi Kiflaiさん。
ドイツでは年間、750,000トンもの衣類がゴミになり、そのうち半分は古着になるとのこと。
また、大手アパレルメーカーがインドなどで過酷な労働を強いり、
大量生産、大量消費を世界的に行っているという現状に対するアピールも含め、
この一年間、古着でのコーディネイトを試みることを決めたそうです。
なんでも、人は洋服ダンスの40%しか洋服を利用していないという統計があるとか。
それでも年間一人平均60着の洋服を新たに購入しているんだそうです。
DailyRewind というブログで、毎日彼女のコーディネイトを見ることができます。
私はドイツに来てから節約を大前提に、フリマ、セカンドハンドを愛用しております。
でも、彼女同様にある日気が付いたのですが、
セカンドハンドでは良い素材の商品を安く購入できるという利点があることを発見。
私は上質の冬物コートを2着持っていますが、2着併せて5.50ユーロで購入。
一着は5年近く着用してますが、生地はまったく傷んでませんし、まだまだ着られる。
でも、安価に大量生産で売られている某メーカーのものは寿命が短かった。
結局は、フリマで売ってしまいました。
彼女のようなドイツ人は他にも多い。
節約好きでケチなわけではなく、ポリシーがしっかりあるエコ志向。
見習いたいものでございます。