2017-08-30

世界のお料理会とイランのディーツ

 ほぼ毎週、火曜か水曜日には必ず娘と我が家で昼食会。
彼女の職場が近いため、一緒にお昼を摂るようになりました。

そんな準備をしている最中、イラン人の友人から電話が。
近くの小学校でお料理会があるので、興味があるなら参加しないとのこと。
すぐに昼のメニューを変更し、博士に後を託して行くことに致しました。

学校は自宅から徒歩5分のところにございます。

到着するなり良い香りがホールに漂っておりました。

学校のキッチンには美味しそうなアフリカ料理が…
このパンケーキに上のピリ辛ソースを付けて頂くのです。
簡単そうなパンケーキですが、小麦と水を混ぜ、一晩おいてから焼くんだそうです。
ちょっと酸味があって、お肉のソースとよく合います。

参加している女性たちは10数人ほどなのですが、
イラン、アフガニスタン、チュニジア、トルコ、アルバニアと多国籍。

何でも行政主催で外国人家族の交流推進をしているものらしい。
この料理会はご婦人たちの集いでして、月2回定期開催だとか。

参加すると自分のお国料理を順番で作らなければならないそうです。
とっても面白そうですし、何よりいろんな国の料理に出会えるという得点あり。
それに、私の他にも日本人が一人いらして、何とも心強い。
これは絶対に参加すべし!です。

料理会にはデュッセルドル出身のドイツ人の方も居て、
デュッセルドルフ話に花が咲き、楽しいひと時を過ごせました。
誘ってくれたイラン人の親友に本当に感謝です。

次回は9月13日でアフガニスタン料理だそうです。
楽しみ…そして、日本料理の出番に何作ろうか思案開始です。

お腹いっぱいになったところで、帰りは友人とちょっと散歩。
彼女からペルシャ情報も聞きつつ、流れで近所の中東系食材店へ。

そこで、彼女に教えてもらったのがこれ。
イラン直輸入のナツメヤシの実"ディーツ"
ドイツでも『砂漠のパン』と呼ばれるほど栄養価が高い。
ビタミンB、カリウム、カルシウム、ミネラルに繊維質豊富という優れもの。

日本のサイトでは一日3粒の食用が目安と書いてありました。

ドイツで『砂漠のパン』というくらい、扱いは炭水化物と同じ。
体に良くても偏りはないように…過ぎるのはいけません。

ドイツでは普通にスーパーでもお安い値段で買えるのですが、
このイランのディーツは一味違う。

友人曰く、イラン産はしっとり、柔らかが特徴とのこと。

実際に食べてびっくりでしたが、全然違う。
エジプト産などとは比べ物になりません。

ダイエットや妊娠中の栄養補給にも最適。
また美肌効果もあるらしい。

機会がございましたら、是非一度お試しくださいませ。

2017-08-28

その後のバルコニー園芸

以前のブログで、バルコニー園芸をしている話を書きました。

その後は、プランターのミントも花を咲かせ、
こんなに小さかったマジョラム(オレガノと書きましたが間違い)も
今はこんなに育っております。
細いけどすくすく成長

それから、何が驚きかと申しますと、このバジル 
野菜売り場で売っている鉢植えハーブですが、
普通は買っても数週間しか持たない。
特にディスカウントスーパーのものは、途中で虫がわいたりします。
なので、使い切れずに廃棄処分ということが多い。

ところが、ネットで調べた際に、
一鉢をこんな風に分けて植え替えると長く持つとありました。
それで、この度実験も兼ねてやってみたのですが、
本当に驚くほど長持ち。
あと数カ月はバジル買わずとも十分足ります。

これに味を占め、近々数種類のハーブも同じ方法で植え替える予定。
永く持つことは節約にもなり、環境にも優しい。
一石二鳥でございます。

それから、スプラウト作りですが、ハマりにハマっております。
これはバイオレット・カイワレ大根
この度、思い付きで牛乳パックを使ってみたのですが、
これが大いに当たりなのでございます。

同じ時期に植えたガラスのプランターと比較すると良く分かる。
牛乳パックのほうがすくすく成長しているのです。

多分、牛乳パックのほうが温かいのでしょう。
これは思わぬ結果で、まさに瓢箪から駒!?

サラダによく使い、うまうまで頂いております。

友人の勧めもあり、来年はバルコニーで豆とトマトを育てる予定。
なんちゃって園芸にすっかりハマっているのでございます。

2017-08-26

ミニマリスト友人のラベンダー

ゲッティンゲンへ住んで間もなくのこと。
全くドイツ語が話せない時期に知り合った友人がおります。

その彼女を新居のティータイムにお誘いした際、頂いたものがこちら。
ドライ・ラベンダー
彼女が借りているガーデンで採れたもの。

こちらの方たちは、贈り物が粋でございます。

日本の場合ですとお金をかけたものが多いのですが、
お金よりも手間というか、手作り感があるというのが欧州かと。

ドイツで何が楽かと申しますと、訪問したり、されたりの時の贈り物。
特に値の張るものを用意することなど不要だからです。

例えば、友人宅に招かれた際は、手作りケーキやキッシュを持参したり、
お礼などに自分が美味しいと思うお手ごろ価格のワインを贈ったりという感じ。

日本より気遣いが少ないので、お付き合いがとても楽。

このラベンダーを贈ってくれたドイツ人の友人ですが、
市営のガーデンを年間契約で借り、
そこで野菜なども育てているとのこと。

昔からとってもマメな人で、拾ってきた椅子を修理して使ったり、
森に落ちている小枝をキッチンに使ったりとか、
とにかく生活上手でお洒落な人なのでございます。

その彼女、アラカンを迎えたあたりから、物を減らしているという。
年齢と共に断捨離をしているんだそうです。

私も断捨離をしつつありますが、これは勇気がいるというか、
決断力が必要でございますね。

引っ越しの際、かなり減らしたつもりですが、
まだまだ余計なものが沢山ございます。

まあ、無理にものを減らさなくとも良いのでしょうが、
すっきりした空間を生むためにも、定期的な断捨離は必要かも。

徐々に生活スタイルを簡素化するのも大切なことでしょうか。

友人から頂いたラベンダーの香りを楽しみながら、
部屋の整理にいそしむ今日この頃なのでございます。

2017-08-25

ゲッティンゲンの新発見!天然塩

三回目のピロリ菌除菌を無事に終えましたが、
普通に食事を摂るにはまだまだ。
消化力が弱いため、結構気を遣いながらの毎日。
そのため、まだお肉が食べられないので、野菜中心は変わりなしです。

そんなビーガンもどきの日々ですが、ここに来て新たな発見が。

実は私、塩に少々こだわりがございまして、
自宅では通常3~5種類ほどの塩を使っております。

現在のラインナップはこちら 
左から、韓国、ドイツ、フランス、イタリアと並びます。
(手前のブルーラベルはドイツ)
イタリアの海塩はハーブ入りで、お肉のローストなどに使用。
何の努力もせずとも、肉が美味しく仕上がるので便利。
もちろん、魚のグリルでもOKです。

塩はそれぞれ味がありまして、お気に入りはフランス産のものでした。
これはオーバーカッセルのBIOショップで購入したもので、
かなり粗目の粒塩なのですが、角がなくまろやか。
この前のザワークラウト作りに使用しました。

そんな塩フェチ(?)の私ですが、偶然巡り合ったのがこちら。 
なんと、地元ゲッティンゲン産の天然塩

たまたまお洒落スーパーTegut(テグート)で見つけたのですが、
ゲッティンゲンで塩が採れているとは知らなかった。

1854年創業のSaline Luisenhall社という会社の塩なのですが、
以前、何度かバスで前を通ったことがあり、温泉だと聞いておりました。

その時も表に看板が出ていて『塩売ります』と記載がございました。
なんで温泉で塩を売るんだろうと不思議に思ったのですが、
ここで製塩業者と分かり、長年の疑問が晴れたわけでございます。

もう一つ凄いのが、ここのスパ。
もちろん、自社の天然塩を使ったもの。

治療目的で訪れる人がほとんどで、
なんでもアトピーに非常に効果的なんだそうです。
そのほかにも血圧や関節の痛みにも効果があるらしく、
知る人ぞ知るの治癒の湯だというから驚き。

2億5千年蓄積された塩の結晶が味覚と健康に役立っているという。
こんな素晴らしい会社が身近にあったとは、まさに灯台下暗し。

『塩は美食なり』というポリシーのもと、独自の精製技術で
ミネラル豊富でクオリティの高い塩を作り出しているそうです。

こちらの社長様曰く、「本来、本物の(天然の)塩に賞味期限はない」

そう、普通はこんな風に賞味期限が記載されているのです。
これは2022年3月の記載が…

この会社のものは、賞味期限ではなく採取日が記載されております。
早速、この塩でシンプルに春雨料理を作った私。
これが食べてビックリ。
旨味があって、塩だけで作ったものとは思えないお味。

『塩は美食なり』
なるほど、納得の一品でございます。

たかが塩、されど塩。

会社ホームページにはオンラインショップもございます。
機会がございましたら、是非一度お試しくださいませ。

2017-08-23

ピロリ三次除菌終了とザワークラウト

昨日でやっとピロリ菌の三回目の除菌が終わりました!(拍手)

二次除菌は抗生物質を2週間飲まなければなりませんでしたので、
それよりは10日間と短かったのが何よりですが、
投薬前より副作用の話を聞いていたので、恐々でした。

初日は「楽勝かも…」と、口笛吹いておりました。
しかし、3日目から様々な反応が発生。(-_-;)

夜中に汗、背中ザワザワ、おまけに吐き気と頻尿。
日中も食欲減退にめまいと参りました。
10日間、ゲロゲロと奮闘した自分を褒めてやりたい。

あとは六週間後の検査で、ピロリ菌が全滅したか確認するのみです。

除菌が終了したからと言って油断は禁物。

それに消化力が弱ってますので、食べ物にも注意が必要。
胃腸のケアを考えて、朝からザワークラウト作りに精を出しました。

日本でも『乳酸キャベツ』でちょい流行したと聞きました。

自家製の和風ザワークラウト
最後に余ったのを右の小さな瓶に詰め詰め。
重石を使わなくてもOKです。

我が家バージョンは鷹の爪、ニンニク、昆布入りでございます。
横文字でザワークラウトと言っても、早い話が漬物。
だったら和風にしてしまおうと、昆布を一度入れてみたことがございます。
まあこれが意外にもイケたので、この度も復活。

瓶にびっちびっちに詰めて、室温で3日間放置するのみ。 
発酵して水が上がって来るので、こんな風にウケ皿をするとよろしい。
蓋はちょい軽めに閉じ、日に何度か空けてあげます。

ドイツのレシピでキャベツと一緒にりんごを入れるものもあり。
以前に一度試してみたのですが、よく発酵し味もまろやかになります。
この度はりんごがないので、りんご酢を小さじ一杯ほど混ぜました。

キャベツですが、Spitzkhol(シュピッツコール)を使用。
三角帽子のようにとがったキャベツなのですが、
柔らかくて日本のキャベツに一番近い食感です。

旬は5,6月なので、本当は収穫時期が長いWeißkohlが良いのでしょうが、
和風にするならやっぱりねぇ、こだわりがございます。

まだ調子はバリバリ全開!?ってなわけではございませんが、
ザワークラウト食べながら、気長に養生したいと存じます。

あ~それにしても、健康に何でも食べられるって、
本当に幸せな事ですね。

今日も芋を片手に、早期回復を目指すのでございます。

2017-08-12

ピロリ菌三次除菌のその前に…

約一年の体調不良の最大の原因ピロリ菌。
既に2回の除菌を経験しましたが、残念なことに私の中のピロリは健在。

恐らく、二度目の除菌の時などは、ピロリは『余裕~』だったかと。
三回目の除菌は、専門医から「かなりハード」だと言われ、
ビビった私は他に選択肢がないか主治医に相談。

主治医の「ピロリ菌はパラサイトだから」に青ざめる。

体のあちこちで悪さを働き、挙句には癌になると言われ、
三回目の除菌に挑戦することに致しました。

現実に私、関節のあらぬ痛みに苦しんでおりまして、
専門医からも除菌すると痛みは消えるはずだと言われたこともあり、
じたばたするのは辞めに致しました。

世の中には、もっと大変な病で苦しみ、
その病と向き合っている人が大勢いらっしゃいます。

それに比べれば、ちょっと手強いピロリ菌の除菌など屁のようなもの。
しかもドイツは三次除菌も保険が適用になるのですし。

二万円以上の自腹を切る日本に比べれば、
薬代わずか10ユーロでピロリとおさらばできるのですから。
これが三次除菌セット
左は胃薬です。
右がピロリ菌を退治するお薬。

明日から10日間、投薬開始でございます。

投薬中は、乳製品とカルシウムの摂取をしてはいけません。

食事も消化の良いものをと言われ、
専門医は「和食が一番いい」と申しておりました。

実は、除菌を前にして、居候ピロリ菌があれこれ悪さをしているようで、
もう調子が悪いのなんの。
食事の後、急に背中がざわざわしたり、眠れなかったり。

それで、もっぱら食事は野菜中心。
育てたスプラウトも活躍中。

やはり小麦、お米、大豆、卵が要注意。
食べられるのですが、消化力が落ちているため具合が悪くなる。
なので、体調が良いとき、白米を少し頂く程度。

このゲロゲロさとも10日後にはおさらばと思えば、
やはり除菌の決断は間違いなかったと思います。

さて、今日は除菌前に友人とお茶会でございます。
グルテンフリーのキッシュと
 マスカルポーネ・アーモンドケーキ
いずれも小麦抜きで作りました。

私は卵もアウトなので、ケーキだけ頂きます。

では皆様、10日後のブログアップまでごきげんよう。

2017-08-10

イタリア食材店"Lettinis"

デュッセルドルフでパリを味わえるお話を書きましたが、
本日はイタリア食材を買い求めるにはお勧めのお店についてご紹介。

この間、診察のためデュッセルドルフへ。
地元ゲッティンゲンで通院したかったのですが、
お医者さん探しというのはなかなか難しいもの。
ましてや新しい病院となりますと、担当医に一から説明しなければならず、
しかもドイツ語で…プラスお医者様との相性というのもありますし。

それで、一区切りつくまでは遠距離通院することに致しました。

列車で片道約4時間の道のり。
診察を含めた滞在時間は3~4時間。

このわずかな滞在時間を無駄なく過ごさねば、交通費かけた意味がございません。

この度は列車の遅延到着にはじまり、診察の待ち時間が1時間ほどかかり、
スケジュール押し押しとなりました。

約5年住んで、最後に見つけた気になるお店。

それが、イタリア食材店"Lettisis"
通りにお店が面しているのではないので、この看板を探すべし。
Königsallee/Steinstrasseから路面電車701でLuisenstrasse下車。
(Johnstrasse 38)

車で行っても大丈夫…駐車場がこの奥にございます。 
このいかにも穴場という感じ。
そして、真っ赤な可愛いお店が登場。
お店の人に写真を撮ってもいいか確認いたしますと、
とっても快く了解してくださいました。

イタリア直輸入のワインがたくさん! 
まあまあの価格帯から、日常に頂くお手頃価格のものまでズラリ。 
ハーブソルトやスパイス、パスタ、スィーツまで勢ぞろいです。
食事ができるかなと思っていたのですが、ここは食材のみ販売。
食事は姉妹レストランLettinis Gusteria (Haroldstrasse 3) で頂けるとのこと。
レストランについては次回試してみたいと存じます。

食材を色々と選んでいたら、お店の方が飲み物を勧めて下さいました。
カプチーノとクッキーを無料サービスで味わうことができました。
とってもサービスが良いお店で驚き。

せっかくなので、私はおススメのバルサミコ酢と気になるハーブ入りの塩を購入。
お料理の楽しみがひとつ増えました。

接客して下さったイタリア人の店員さん、とっても気さくなお姉さまでした。
お店ではイタリア食材を試食するイベントもあるそう。
こちらもかなり興味ありです。
いつか機会があったら参加してみたいです。

それにしてもデュッセルドルフはお洒落な店が多い。
しかも美味しいものが手に入りやすいという環境。

住んでいるときにもっと探っておけば良かった。

お誕生日など贈答品に迷ったら、こちらのお店を試してみては?

機会がございましたら、是非一度足を運んでみて下さいませ。

2017-08-09

デュッセルドルフでパリを味わう

 秋が確実に訪れております、ドイツでございます。
美味しい実りの秋が本格到来する前に、ちょっとここで忘備録を。

タブレットの写真データ整理をしておりましたところ、
古巣デュッセルドルフのご紹介してないお店の写真がございました。

私の大好きテリトリー‘Nordstrasse’にあるお店、
地下鉄駅から徒歩5分とかからない。

通りを歩いているとパっと目に入るお店。
引っ越し前に絶対に行こうと決めておりました。

フランスの焼き菓子もずらり

日曜日に訪れたお店ですが、ランチビュッフェを勧められました。
美味しそう~と思ってお値段を伺いましたところ、
20ユーロを超えていたので即却下。

まあ、朝食が遅かったので、お腹が空いていなかったのもあり、
ここはお店をにわか体験するためにも、ちょっと軽いものを注文することに。

大好物のシュークリームに目が留まる。
久々に美味しいシュークリームを頂きました。

お店は挨拶から注文、サーブまでフランス語。
同行の友人がフランス通だったので、ちょっと盛り上がる。
ところが、テンパった私は間違ってスペイン語を使ってしまうという失態を。(-_-;)
(ミスタービーンの映画を思い出しました)

お店には本場フランスからのハム、ソーセージ
そして、今はあまり食べられないですが、私の大好物が!
フロマージュの数々 
お店でも頂けますし、もちろんお持ち帰りも可能。

店内はいたるところフランスカラー
軽食を楽しめるほかには、フランス直輸入のワイン、スパイスなども購入可能。 
ワインはお手頃価格のものから良いお値段のものまで色々。

フランスの調味料もズラリ 
スパイスなど、お店の人にアドバイスを頂きながら買うのもよろしいかと。

フランス旅行前のちょっとしたフランス語の練習と、
旅行後に思い出に浸りたい方にはおススメのお店かと存じます。

また、フランスへ行かずともフランスが好きな方にもお勧め。

機会がございましたら、パリ気分を味わうために、
是非一度お試しくださいませ。

2017-08-07

冷え込む朝と69セントのバゲット

昨日、今日と朝の最低気温10℃を下回っております。

本日6時45分の外気は6.5℃
札幌より寒い。

でも、こんな風に冷えた日は、すっきり青空が広がるので、
最高の散歩日和になるのです。

八月に入りましたが、徐々に日も短くなり、確実に秋に向かっている感がございます。

博士とハンガリーの太陽が恋しいと話しているのですが、
セゲド市の友人から40℃が連日続いていると聞いてびっくり。
今年は猛暑のようで、サハラ砂漠にいるみたいだと申しておりました。

さて、話は変わって…

たま~にパンを食べられるようになり、大好きなクロワッサンを朝食に頂いたり、
美味しいバゲットを時々探したりしております。

バゲットは、何故かゲッティンゲンは価格がデュッセルより高め。
しかも値段の割にはちょっと…という感じでハズレが続きました。

たまたま買ったこのバゲットはスカスカ
軽量バゲットなのに2.95ユーロ!?
スーパーで売ってる安いバゲットのほうがはるかにマシ。

まあ、これは好みの問題なので、どれがどうとは言ってはいけませんが、
私の好きな外はパリッと中がしっとりという感じとは程遠い。

本場フランスでいただくバゲットのお味は存じ上げてはおりませんが、
よくフランスへ足を運ぶドイツ人の小母様によれば、
スーパー「REWE」で売られているのが食感が一番近いとか。

一度パリへ本場のフランスパンを試食しにいかねば…です。

この度はREWEではなく、私の好きなスーパーTegut(テグート)でお買い物。
ビオ商品が多く並び、割とお値段お高めのスーパーなのですが、
たまに足を運ぶと掘り出し物があるので楽しい。

ここの69セントのフランスパンを試すことに。
まあ、にゅんわり柔らかくて、パリッと感ゼロなのですが購入。

そこで、冷蔵庫整理も兼ねて、パンにひと工夫してみることに致しました。

ラザニア用の手作りミートソースとモッツアレラチーズを組み合わせ。 
バゲットに軽くオリーブオイル、刻みガーリック、
ミートソース、生のバジル、モッツアレラチーズの順でON

オーブンで軽く焼き、モッツアレラがとろりとしたら出来上がり。

 焼き上がりはサックリ
使い切れなかったパスタソースなど、こんな風に試すといかがかと。

69セントのバゲットも洒落たカフェの味に変身です。

バゲットがイマイチだったら、こんな風に味わえば良いのだと、
また新たな発見ができ、これまた楽しい。

フレンチトースト以外にも楽しみ方は色々でございます。
パンを無駄にせず、美味しく工夫…それが欧州なのかしら。

2017-08-03

テンペとスプラウト

すっかり仕事から離れて数カ月。
ゲッティンゲンではゆったり毎日を過ごております…と言いたいところですが、
根っから貧乏性なのか、何かをしていないと気がすまない性格。

でも、一日というのは本当にあっという間。
朝起きて朝食の準備をしたかと思うと、また昼食の準備。
少し休んで散歩して、夕方からネットで調べものをしたり、本を読んだり。
気が付けば21時をとうに回っていて、メールチェックとか家計簿つけたりとか。
そして、シャワーを浴びて就寝は23時という最近のリズム。

専業主婦の見習いのような毎日を送っておりますが、
自分の時間を持てる割合は、仕事をしていた時とあまり変わらないかも。
家の中の仕事というのはキリがないもの。
することは頭で考えるよりたくさんあります。

さて、そんな毎日ですが、最近あらたにハマっりつつあるものがございます。

欧米ではビーガンに人気のテンペでございます。

実は近所のトルコ系食材店で見つけました。
一本395gで1.50ユーロというお手軽値段。
インドネシア代表の大豆発酵食品を気軽に味わえます。

調理法はとっても簡単。
炒めるか蒸すか揚げるかです。

私の好みはテンペステーキ。
そのままだと味が何にもないので、お醤油や塩で味付け。

私はガーリックを利かせて塩、胡椒したり、照り焼き風にしたり致しております。

博士にも試してみていただきましたが、お好みではないよう。
でも、私はとっても気に入ってしまいました。

たんぱくでくせがなく、食べやすい。
食間も匂いのない納豆をまとめて食べているようで、違和感なし。
冷蔵庫のストック必需品となりました。

さて、テンペでゆるロハスをしているついでにもう一つ。

種から植えたオレガノがすくすく育っております。 
ドイツは卵のケースが紙でできておりまして、
最近のエコ志向の方は、こんな↑風に鉢植え前にケースを再利用しております。
芽が少し大きくなったら、これをそのまま鉢へ植えるというもの。

それから、胃腸によろしいという記事を読んで、スプラウト作りに挑戦中。

カイワレ
クレス 
クレスは一度、小さな容器で実験済み。
カイワレ大根はどんな感じになるか、初挑戦です。

カイワレが上手に出来た暁には、もやしに挑戦してみようかと。
YouTubeとか見ると、とっても簡単にできるようなので、
是非ともやってみたいと思っております。

昨今は、GoogleとかYouTubeでいろんな情報を入手できるようになりました。
いちいち図書館に行って、本で調べて…なんて手間がかからない世の中。
PCかスマホがあれば、なんでも素早くゲットできるという便利な時代になりました。

それでも自分の時間というか、余裕の時間というのは増えないのは何故なのか。
SNS見たりに費やす時間が結構多かったりする。
PCでの調べものも、ハマると際限なかったり…(-_-;)

テレビの時間がスマホとPCに変わっただけかと。

ラジオを聞きながら、タブレット見て時間が過ぎる。
過ぎた時間に思わずハッとすること多々あり。

もうちょっとアナログになりたいと考える、今日この頃なのでございます。

2017-08-02

思い付きサンドと当たりのコーヒー

今日は何だか朝から忙しい一日でした。
何時間キッチンにいたのでしょうか。

朝食を軽く済ませてから、娘とのお昼ランチを用意するため買い物へ。
ランチメニューは昨日は孫が来てラザニアだったので、
今日はちょっと簡単なものにすることに致しました。

それで、ハンバーガー…と思ったのですが、
ご近所のトルコ食材店でトルコパンを購入。
簡単な照り焼きサンドを作りました。

大きいのが照り焼きバーグ、手前の小さいのはテンペ・サンド
地元産のトマト、ズッキーニ、チーズを挟みました。
簡単ですがボリューム満点、ウマウマでございました。

お昼に合うようにコーヒーも用意です。

コーヒーと言えば、ずっとデュセルドルフのDie Kaffeeのものを飲んでおります。
Die Kaffeeのブログ記事『自家焙煎珈琲 Die Kaffee
こちらのコーヒーの大ファンではありますが、ちょっと地元のものも探してみました。

2日前、ゲッティンゲンのとある喫茶店兼雑貨屋へ勇気を出して突入。
平日ということもあり、お客様が二名。
静かすぎる店内でしたが、じっくり何があるのかリサーチです。

そこで、かなり色々な種類の有機栽培(Bio)コーヒーが目に留まりました。
ちょっと試してみようと、手ごろなお値段のエスプレッソをチョイス。
エスプレッソ250g入り4ユーロ也
本日のランチに淹れてみることに。 
我が家はコーヒーメーカーを辞めてずいぶん経ちました。
現在はこれ↓でアナログにコーヒーを淹れております。 
そして・・・
飲んでびっくり、意外にイケる味。
しかも私の好みでございます。

思わぬところで当たりのコーヒーに出会うという。
なんてラッキーなのでございましょうか。

また近いうちに同じお店を覗いてみたいと存じます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...