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2018-03-12

我が救世主、それは昆布!?

胃の不調から体調を崩し、もう数カ月で2年を迎えます。
我ながら、こんなに長い時間が経過しているとは。

病院で治療を受けつつ、食事のコントロールは毎度。
ハーブがベースの胃薬を長く服用し、調子は上場。
でも、問題はお薬が保険外のためお高い事と、
何より長く飲んで胃の機能に問題が出ないかという事。

できるだけ食事でカバーを心がけておりますが、
調子が悪いときはガス溜まりが酷くなり、食欲不振に。
とんでもなく不快でどうしたものかと悩んでおりました。

そこで、たまたま頂いた昆布食材の中から
あるものをチョイスした日の翌日の事。
信じられない、朝のおトイレタイム。
悪いものが全部排出された感がございました。

調べれば、調べるほど納得の答えの数々。

昆布は植物繊維が豊富で、余分な塩分や脂肪分を体外排出し、
胃の粘膜の補修とピロリ菌退治、そして整腸作用があるという。
こんな素晴らしいものを摂らないのは人生、大損でございます!

チョイスして結果を即実感したものが何かと申しますと、
『とろろこんぶ』

簡単に食べられるので、小腹が空いて食べたのが良かった。
キムさんのお店で『とろろこんぶ』を大量買い。

お腹の膨満感がなくなっただけではございません。
整腸作用が良いという事は、もう一つプラス効果。
アレルギー性の鼻炎も軽くなるのです。

私は合わないものを食べると、すぐに鼻に問題が出ます。
鼻水がダダ漏れになったりが軽くなるのです。

You Tubeで『ためしてガッテン』を観たりして、
出汁の取り方のポイントや美味しい食べ方もチャックしました。

我が家の昆布ストック 
以前にも冷蔵庫に一晩おいて昆布だしを作っていましたが、
出汁が出た後の昆布のストック処理が時々面倒でした。
でも、それも酢をかけておけば柔らかくなり、食感もよくなると分かり、
新しい食べ方も知ることができて、出汁もマメに作ろうと決意。

それから、酢に昆布をつけた『昆布酢』の便利も知り、
眼からウロコで早速お試し。
左が昆布酢

市販の白ワインビネガーに昆布を入れ、一時間漬ければ出来上がり。
昆布を入れることで、酢のツンとしたのが無くなるんだそうです。

私はこの昆布酢をあらゆる料理に応用。
試しにカレーに大匙2杯入れましたが、味はマイルドに変身。
しかもお肉が柔らかくなりました。
ポテトサラダのマヨネーズにも大さじ1杯。
一味美味しくなるので驚きです。

そして、昆布のだし汁ですが、沸騰させないのがポイントなんだとか。
沸騰させないほうが、旨味が増すんだそうです。

私はこの昆布出汁でお味噌汁かお吸い物を作り、
必ず「とろろこんぶ」を一つかみ投入。

そのおかげでお腹スッキリ、体重変動も無くなりました。

甲状腺に問題がある方には昆布はほどほどに…ですけれど、
内臓が不調だったり、血圧がお高めの方には是非ともおススメしたい。

高いお化粧を使うより、昆布を摂取すべし。
唇も肌も甦ること間違いなしです。

是非一度、昆布パワー、体感してみてはいかがでございましょうか。

2018-03-07

小春日和にポテトサラダ

連日の氷点下10℃が云々と書いておりましたが、
ひな祭りを過ぎてから、青空が広がり、温かくなっております。

朝晩の冷え込みはあるものの、日中の気温はマイルド。
お日様が顔を出した日には、
公園やバルコニーなどで日向ぼっこする人が沢山。

特に、私のお庭「大学植物園」は散歩する人が増えます。

私も買い物ついでに植物園を散歩。
花も咲き始めております。 

前にいた若者が、スマホで何か激写しております。
よ~く見てみますと… 
木の上に鷺らしき鳥が止まっております。 
なんだろう…気になります。
私もついでに激写して、園内を散歩。
ベンチで本を読む人、お茶を持参でお喋りする人。
なんとも和やかな雰囲気でございます。

ですが、ここで初めて目にしてびっくりの若者二人。
中東系の若者ですが、ベンチに座って水たばこを吸っているという。
Shishaと呼ばれる水たばこ、普通は外で吸ったりしない。
長年ドイツにおりますが、こんな公共の場所で、
堂々とShishaを吸ってる若者なんぞ初めて見ました。
なんか、マナーってどうなのよと思ってしまった。

ちょっと悶々…ですが、気分を切り替え。

自宅のジャガイモの芽が出る前に、ストック整理。
たっぷりふかしてポテトサラダを作りました。 
材料は冷蔵庫にあるものばかり。
玉ねぎ、にんじんと和えました。

ドイツでポテトサラダやマッシュポテトに向いているのは
Mehligと記載があるものが「ほこほこ」系。
ポテトのクリームスープなどもこの種類が適しております。

今日は以前、YouTubeで拝見しレシピを参考に、
隠し味にお味噌をスプーン一匙加えてみました。
参考動画は偶然見つけた『食の贅沢/ Food luxury』

私はジャガイモをゆでる派ではなく、ふかす派。
投入するニンジンもジャガイモが出来上がったあとにさっとふかして調理。

マヨネーズと味噌、ちょっと和テイストでウマウマ。
おススメでございます。


今夜の一品に、ポテトサラダ、いかがでございましょうか。

2018-03-04

ひな祭りの夜

ドイツに長く住みますと、日本の行事を忘れがちになります。
三月三日はひな祭りでございます。

特に何をするというわけではございませんが、
季節の変わり目というか、春の到来を感じる行事の一つ。
気持ち、ゆるりとした週末を過ごすことに致しました。

博士と赤ワインを片手に夕方から映画を見ながら乾杯です。

お野菜たっぷりのお食事にはサラダ。
ニンジン、パプリカ、マッシュルームなど入れております。
こちらで初めて知ったのは、ブラウンマッシュルームを生で頂くという事。
最初は「きのこを生で!?」と驚きましたが、
ブラウンマッシュルーム、スライスしてサラダにすると美味しいのです。

それから、宅飲みには欠かせない、おつまみオンパレード。
チーズは5種類。
特に美味しかったのはチェダーチーズ。
フランス産のカマンベールもトロトロで美味しかったぁ。

ヨーロッパ暮らしでお得なのは、チーズがお安く頂けること。
食べ過ぎてはいけませんが、ウマウマでございます。

昆布の佃煮、チコリに鰹節をまぶして頂いたり、
牡蠣の燻製などもワインには合います。

我が家は鰹節と海苔は美味しいものを食しております。
東京に住む食通の友人が築地のものを送ってくれました。
これがどうして、うまうま。
本当に、ありがや…ありがたや。

赤ワイン片手にフランス映画を観ながら、
ひな祭りの夜は暮れていくのでありました。

2018-03-02

本日のランチ…ウマウマ

 ここのところ、北海道のような寒さが続いたせいか、
妙に温かい和食が食べたくなっております。

和食と言っても我が家の場合、かなりの自己流。
本日は博士用にこちらをご提供。

チャーハン、根菜とキノコのお味噌汁、キュウリの浅漬け 
これ、全く手が込んでおりません。
チャーハンは前日の残り物、ブロッコリーとトマトのオムレットを復活。
長ネギの青い部分と一緒にフライパンに放り込み、
ここに冷ご飯を投入して炒めるのみ。 
チャーハンの味付けは、塩、お醤油、お出汁、
そして、締めにふりかけを少し入れただけ。

お出汁は、乾燥キノコの戻し汁に昆布を入れて一夜つけたもの。 
ちょっとしたお料理に使えるのが便利です。

根菜のお味噌汁は、大根、ニンジン、ジャガイモとシメジ。
ご近所のアラブ系食材店で美味しいシメジが買えました。
キュウリの浅漬けは昨日のお昼に作ったもの。
一日置くと更に味が落ち着いてヨロシイ。

私はご飯は頂けませんので、具沢山のお味噌汁を頂く。
あ~日本人に生まれて良かったぁ。

ちなみに、本日のお味噌汁、日本の白みそに
韓国のお味噌とコチジャンを少々入れてみました。

安価ですが、栄養満点、味満点。
博士もおかわりに拍車がかかる。
本日もウマウマでございました。

2017-12-30

12年目のクリスマス…ドイツ料理

12月26日のことでございます。
ドイツでは24日から26日の3日間がクリスマス休暇期間。
それで、大抵のご家庭では26日に家族で食事にお出かけ致します。

今年はファミリー総出で習慣にならい、ドイツ料理を頂くことに。

ご近所にあるドイツ料理レストランを予約
昔から気になっていたレストランだけに、
個人的には大変に盛り上がっておりました。

どんなドイツ料理が出てくるのか。

10分早めに到着し、寒いので中に入りましたら、
「予約が多いので、時間まで外で待って欲しい」と言われました。
小さいレストランなので、仕方なし。
外で待つこと10分。

お客が入れ替わり、ようやく入場致しましたが、
本当に狭いスペースにびっちりお客様が並び、
コートをかける場所もないた!?

普通、レストランというと、ボーイがコートを取りに来て、
「マダムのコートはこちらに…」となるのですが、
ボーイさんたちも料理を運ぶのに手いっぱいで、
そんな余裕は皆無でございます。

レストランの女店主自らがオーダーを取っております。
店主も汗だくで、狭いテーブルの間を抜けながら仕事しております。

私は肉がダメなので、残念ながらジビエ料理はパス。
ラビオリを注文 
私の横で娘が注文した豚背肉のステーキ 
私と娘はコース料理は食べきれないのでアラカルト・メニュー。
一品だいたい15~16ユーロほど。

これは博士のコースメニューで鹿肉です。 
コースメニューは26~28ユーロほど。
スープ、サラダ、メインディッシュ、デザートですが、
何故かデザートにコーヒーも何もなかったのでびっくり。

それで、皆様…写真を観てお気づきでしょうか。
料理の飾りがみんな同じなのです。
どれもイチゴとオレンジ、パセリという組み合わせ。

ラビオリにこの彩組み合わせは無いだろう…
と、思っていたのですが、全料理の飾りがこれとは。

何より許せなかったのは、豚背肉のステーキにフライドポテト。

その辺のインビス並みの組み合わせ。

しかも注文したワイン、0.2Lで6ユーロほど。
ですが、とんでもなくわ期待外れ。
ビールを注文すべきだったと後悔。

申し訳ないのですが、デュッセルドルフと比較してしまう。
デュッセルドルフなら同じ値段で、もっと洗練されたものを頂ける。
ワインだってお安く、美味しいものがサーブされます。

まあ、お料理自体のお味は悪くはなかったのですが、
お値段との釣り合いは果たしていかに。

それでも大混雑のレストラン。
選択肢のなさがそうさせるのか…。

それでも皆でワイワイと楽しい料理会。
それだけで十分なのかもしれません。

来年はピザでも良いんじゃないか?
そんな結論になった次第でございます。

2017-12-12

大根とうどん

子供の頃から、何より食べるのが好きな私。
それなのに、食事制限は続いております。

症状から申し上げて、間違いなく胃潰瘍になっているよう。
消化器官専門医はじめ、内科まで受診の予約を試みましたが、
残念ながらクリスマス前のこのシーズン、予約は至難中の至難。
「年明けに連絡してください」とすげなく断られました。

まあ、病院へ行ったとしても、胃薬を処方され、
食事に気を付けて…と言われるのが関の山。

以前の胃潰瘍も薬が合わず、結果的には自力で治したため、
再び、食事を調整して焦らず対処することにしました。

朝食から順にゆっくりと分割して食事致します。

朝はりんご酢をミネラルウォーターで割ったものを飲み、
そこからハーブティ、そしてチキンブイヨンを頂きます。

11時過ぎに空腹を感じたところで、少しだけ大根餅、
もしくはバナナとヨーグルトを口にします。

そして、12時半から13時の間で少し重めの食事を摂ります。
本日は塩味
煮込みうどん
YouTubeで南極料理人の西村氏の究極節約メニューを拝見。
それを参考に、大根餅を作る際に絞った大根汁を利用。
ブイヨンに大根汁を加えた「大根汁煮込みうどん」

消化促進のために、柔らかく煮込んで完成。

昨日は昆布とカツオでお出汁をとりましたが、
やっぱり和風だしが体に染みます。

結局、体調が悪いときは和風が一番。
行きつくところは、長年食べなれたものなんですねぇ。

うどんを食べられるお陰で、体重は少し増。

ストックの昆布とカツオが大活躍。
やっぱり和風食材は命の素。

少し調子が戻りつつあります。
あと数週間、忍耐で食事制限は続くのでございます。

2017-10-02

グルテンフリー商品と自家製ケークサレ

ゲッティンゲンで新しい主治医探しを続け、
何とかイケそうなドクターを見つけました。

デュッセルドルフへ通うほうが、日本語も通じますし良いのですが、
問題なのはやはり交通費。
毎回、50ユーロほどの列車運賃、
プラス昼食代などもろもろの出費がございます。

これをあと何か月続けなければならないのか。
ならば、日が短くなる冬が来る前に、地元通院というのがベスト。
それで、なんとか良さそうな医院を見つけて行って参りました。

それで、新しいお医者様より、グルテンフリー食を勧められる。
ドイツ語でセリアック病やグルテンアレルギーのサイトも見るように言われました。

基本的に、小麦もご飯も口にはできるのです。
ですが、問題は食べた後。
色々と体に変調があるため、やっぱり頂けない。

早速、調べてこんなものをスーパーで見つけました。

グルテンフリーのパンとマフィン
fria』というスウェーデンにある会社の商品は中々おススメ。
20年ほどグルテンフリーの冷凍食品を手掛けている会社なのですが、
なかなかクオリティが高いです。
ここのパンはラクトーゼフリー、卵も不使用、
米粉や大豆粉未使用のものもあるため、私には最適。

写真下の黄色と赤のラベルSchaer社のパンなどは、
米粉などを使っていることが多く、保存料も含まれるためちょっとNG

fria社のりんごマフィン
4個入りで3.99EUR
普通の冷凍食品よりかなりお高め。

グルテンフリー食はアレルギーでなくとも、
ダイエット食としても最適ですが、お値段がヨロシ過ぎなのがちょっと。

まあ、パンは沢山食べるわけではないので、
一斤3.98EURでも仕方なしという感じなのですが、
やはり毎回の出費となると痛いことは確か。

それで、自宅であれこれ実験開始。
グルテンフリーでケークサレを作ってみることに致しました。

まずは、グリルしたジャガイモとかぼちゃの余りを使用。
米粉とココナツ粉を使ったケークサレ
牛乳を40ml、バターを50g、水を加えて混ぜます。
お味は砂糖と塩少々、パルミジャーノ。
ハーブはクミンシードを使いました。

これがなかなか美味しくできたため、また次なる実験。

ドラッグストアでヒマワリの種を粉にしたものを発見!
最近はビオ商品でグルテンフリーのものが多くなりました。
ドラッグストアやビオショップで色々な種類を目にします。

購入したヒマワリ種の粉を早速利用。
黒オリーブとジャガイモのケークサレ
タピオカ粉と片栗粉、ヒマワリ粉とお水があればOK!
茹でたジャガイモを荒くすり潰し、にんにくを少々混ぜ合わせます。
今回はすりおろしした林檎も入れてみました。
味付けは砂糖、塩を小さじ一杯ずつ。
仕上げにクミンシード、黒オリーブ、ペコリーノロマーノを投入。
サックリ混ぜてオーブンで20分ほど焼き上げました。

ベーキングパウダーを使わず、重曹とりんご酢を使用。
もっちりした食間でウマウマでございます。

グルテンフリーの材料もお高めではございますが、
冷凍や加工食品よりは経費がお安く済むのが良いところ。
それに保存料などを含みませんから、体にもヨロシイ。

手間はかかっても手作りが安心、安価と一石二鳥。
今後もグルテンフリーのレシピを考えようと思っております。

アレルギーではなくとも、グルテンフリーは健康にも良し。
特に下半身のむっちりが気になる方に、おススメでございます。

グルテンフリー食、是非一度お試しくださいませ。

2017-09-09

月一回の節約週間とかやくご飯

多くのドイツ人家庭では、一週間分の食材をまとめ買いするのが普通。
週末のスーパーで、買い物リストを片手に食材選びをするドイツ人多し。
金曜、土曜日がスーパーでの買い物ラッシュの天王山なんだそう。

車でスーパーへ繰り出し、大量の食材を乗せて帰るというスタイル。
ミネラルウォーターやビールなんて箱買いですから。

一週間分のまとめ買いをした場合、
他の曜日では買い物をしないというのがドイツ人ルール。
節約上手のドイツ人家庭では、無駄買い防止も兼ねて、
このルールを守っているようです。

でも、どうなのかぁ。
自宅で廃棄になる食材も多いようなので、
段々とそうではなくなっているのかもしれません。

さて、我が家では一週間分まとめ買いは致しません。
車がないので、必要なものをちょこっと買い派です。

でも、月に一度は、冷蔵庫のものを極力使い切るようにしたり、
余計な買い物を控える週間を設けております。

冷蔵庫内がスッキリすると同時に、
限られた食材でメニューを作るという楽しみがございます。

そんなときに、よく登場するのがこちら。

かやくご飯
いつでも食べられるように、おにぎりに致します。

ここに浅漬けや卵焼き、お味噌汁があれば十分。

我が家のかやくご飯は手抜きご飯。
水煮のツナ缶、ニンジン、マッシュルーム、生姜を
2合のご飯に投入。

味付けはこのスーパーで売られている液体スープの素。
スープと水をそれぞれカップ一杯加え、
みりん、お醤油、塩を少しのお水で溶かし入れるだけ。

お好みでバターを一かけら入れて炊くだけで完成。

液体スープがなければ、だしの素を溶かしたり、
顆粒のスープの素を使っても十分イケます。

よくドイツへ来たての日本人の方が、
「コンソメスープの素」が手に入らないとおっしゃるのを耳にします。

なんの、このような液体スープを使えばヨロシイ。
お水で割って使えば美味しいスープが作れますし、
こんな風にご飯にも応用が利くのです。

また、スープやお肉料理の仕込みなどに顆粒スープの素がございます。
Brueheといのですが、何てことはないブイヨンでございます。
Gemuesebruehe (野菜ブイヨン)
Haenschen Bruehe (チキンブイヨン)

というのが、スーパーやビオショップに沢山並んでございます。

これをお湯に溶かして、チキンを焼くときに塗ったり致しますと
絶品のローストチキンが出来上がり。

これから寒い季節になりますし、
お鍋やスープ作りに、どうぞ一度お試しくださいませ。

2017-09-08

グルテンフリーのバナナマフィン

娘の所へリノベの手伝いに行っていた博士から電話が。
「とても、とても熟したバナナ、必要ですか?」

あらら、バナナをたくさん買ったばかり。
要らないなぁ~と返答したのですが、
娘宅で捨てる寸前のものだったらしい。

食材を捨てるなどと、勿体ないっ!

ケーキにするということにして、博士に持ち帰りをお願い致しました。

黒い点々を通り越して、茶色に変色しかかったバナナ四本。
ココナツ粉とブラウン・ライス粉を使ってマフィンにすることに致しました。

レシピは超適当。
ココナツ粉100gとブラウン・ライス粉100gを用意して、
あとはそこへ卵2個、溶かしバター大さじ1くらい、
そして冷蔵庫にあった生クリーム残り、水適量で混ぜ混ぜ。

砂糖はバニラ砂糖を一パック、ブラウンシュガーを大さじ1
塩を一つまみ加え、型に入れてオーブンへ。

適当さが形から伝わるバナナマフィン
米粉を使っているので、温度は160℃。
焼いた時間は何分だったか?30分くらい?

バナナのほんのり甘味でウマウマ。

一つ味見をしてみましたが、ちょっとアレルギー反応が…(-_-;)
グルテンフリーでもアレルギー反応が出るのです。
ある種類のタンパク質が元なので、食べてみないと分からない。
でも、一個完食。(笑)

基本的に何でも口にはできるのです。

食べてみないと分からない=食べた後に問題が発生

なので、早ければ、口にして数分で汗がにじみ、鼻水が出るか、
2,3時間後に体中が熱くなって、足がムズムズ。
そして、口の中が痒くなるとか。

酷いときは、食べたものがなかなか消化せず、
吐き気がしたり、しゃっくりが止まらなかったり。

それでも時々、誘惑に負けて何でも口にする私。

博士に「いけません。気を付けて」と言われても、
キッチンで悪さをしてしまうのです。

2017-09-05

手作りトマトソースと『ジャーダのカジュアルクッキング』

9月に入り、夏物と秋冬物の入れ替えを始めております。
夏物の靴はもうしまってしまいました。
洋服に関しては、時々暖かい日もあるので、ゆっくり移行。

コートやジャケットは日常でよく使うようになりました。

日本のように毎日ムシムシというのが余りないドイツ。
特に我が町ゲッティンゲンは、汗かくほど暑いことが少ない。
さほど夏を満喫することもなく、秋を迎えております。

秋と言えば、食欲の秋ですが、去年に引き続き、満喫できない私です。
それでも、キッチンに立つのは辞めておりません。

トマトホール缶の大きいのが78セントとお安かったので購入。
それで、せっせとトマトソースを作りました。

情熱の赤…手作りトマトソース
急な来客や家族の食事用に作り置きすると便利です。
これさえあれば、パスタ、ラザニア、ピザ、ドリア、オムレツと変幻自在。
作る時は手間がかかると思いがちですが、意外に簡単。

玉ねぎ、にんにく、バジルがあればすぐできます。
オレガノがあれば尚良しです。

この度は玉ねぎとエシャロットを使いました。
ニンニクと一緒に玉ねぎを透明になるまで炒め、トマトホール缶を投入。
さっと塩、胡椒を加え、ある程度水分がなくなるまで煮込むのみ。

気を付けなければいけないのは、ハーブを入れるタイミング。
必ず出来上がりの締めにハーブを投入して火を止めます。

トマトソースと言えば、最近ハマった料理番組がございます。

この料理番組、もともとはアメリカで放送されたもの。
日本では『毎日がイタリアン-ジャーダのカジュアルクッキング』
というタイトルでNHK教育で過去に放送されているようですが、
(WikipediaにはBS日テレの記載もあり)
今、ドイツ語吹き替えで毎週土曜日放送になっております。

『Everyday italian』
YouTubeで彼女の英語バージョンレシピをいくらでも観られます。

材料が日本では割高なパルミジャーノや手に入りにくい野菜などで、
ちょっと現実味がないと思われる節も無きにしも非ず。
でも、お料理のヒントを得ることは有りでございます。

そして、特にドイツ在住者にとっては、
いずれも手軽にスーパーで買える材料ばかり。
なので、割と楽しんでイタリアンに挑戦できるきっかけになるかと。

私のトマトソースは彼女のレシピではございませんが、
次はちょっと試してみようかと思っております。

ジャーダのパルメザン・トマトソースの作り方
ご近所スーパーで材料をゲットしたら、
是非一度、このレシピに挑戦してみてはいかがでしょうか。

お試しあれ!

2017-08-23

ピロリ三次除菌終了とザワークラウト

昨日でやっとピロリ菌の三回目の除菌が終わりました!(拍手)

二次除菌は抗生物質を2週間飲まなければなりませんでしたので、
それよりは10日間と短かったのが何よりですが、
投薬前より副作用の話を聞いていたので、恐々でした。

初日は「楽勝かも…」と、口笛吹いておりました。
しかし、3日目から様々な反応が発生。(-_-;)

夜中に汗、背中ザワザワ、おまけに吐き気と頻尿。
日中も食欲減退にめまいと参りました。
10日間、ゲロゲロと奮闘した自分を褒めてやりたい。

あとは六週間後の検査で、ピロリ菌が全滅したか確認するのみです。

除菌が終了したからと言って油断は禁物。

それに消化力が弱ってますので、食べ物にも注意が必要。
胃腸のケアを考えて、朝からザワークラウト作りに精を出しました。

日本でも『乳酸キャベツ』でちょい流行したと聞きました。

自家製の和風ザワークラウト
最後に余ったのを右の小さな瓶に詰め詰め。
重石を使わなくてもOKです。

我が家バージョンは鷹の爪、ニンニク、昆布入りでございます。
横文字でザワークラウトと言っても、早い話が漬物。
だったら和風にしてしまおうと、昆布を一度入れてみたことがございます。
まあこれが意外にもイケたので、この度も復活。

瓶にびっちびっちに詰めて、室温で3日間放置するのみ。 
発酵して水が上がって来るので、こんな風にウケ皿をするとよろしい。
蓋はちょい軽めに閉じ、日に何度か空けてあげます。

ドイツのレシピでキャベツと一緒にりんごを入れるものもあり。
以前に一度試してみたのですが、よく発酵し味もまろやかになります。
この度はりんごがないので、りんご酢を小さじ一杯ほど混ぜました。

キャベツですが、Spitzkhol(シュピッツコール)を使用。
三角帽子のようにとがったキャベツなのですが、
柔らかくて日本のキャベツに一番近い食感です。

旬は5,6月なので、本当は収穫時期が長いWeißkohlが良いのでしょうが、
和風にするならやっぱりねぇ、こだわりがございます。

まだ調子はバリバリ全開!?ってなわけではございませんが、
ザワークラウト食べながら、気長に養生したいと存じます。

あ~それにしても、健康に何でも食べられるって、
本当に幸せな事ですね。

今日も芋を片手に、早期回復を目指すのでございます。

2017-08-07

冷え込む朝と69セントのバゲット

昨日、今日と朝の最低気温10℃を下回っております。

本日6時45分の外気は6.5℃
札幌より寒い。

でも、こんな風に冷えた日は、すっきり青空が広がるので、
最高の散歩日和になるのです。

八月に入りましたが、徐々に日も短くなり、確実に秋に向かっている感がございます。

博士とハンガリーの太陽が恋しいと話しているのですが、
セゲド市の友人から40℃が連日続いていると聞いてびっくり。
今年は猛暑のようで、サハラ砂漠にいるみたいだと申しておりました。

さて、話は変わって…

たま~にパンを食べられるようになり、大好きなクロワッサンを朝食に頂いたり、
美味しいバゲットを時々探したりしております。

バゲットは、何故かゲッティンゲンは価格がデュッセルより高め。
しかも値段の割にはちょっと…という感じでハズレが続きました。

たまたま買ったこのバゲットはスカスカ
軽量バゲットなのに2.95ユーロ!?
スーパーで売ってる安いバゲットのほうがはるかにマシ。

まあ、これは好みの問題なので、どれがどうとは言ってはいけませんが、
私の好きな外はパリッと中がしっとりという感じとは程遠い。

本場フランスでいただくバゲットのお味は存じ上げてはおりませんが、
よくフランスへ足を運ぶドイツ人の小母様によれば、
スーパー「REWE」で売られているのが食感が一番近いとか。

一度パリへ本場のフランスパンを試食しにいかねば…です。

この度はREWEではなく、私の好きなスーパーTegut(テグート)でお買い物。
ビオ商品が多く並び、割とお値段お高めのスーパーなのですが、
たまに足を運ぶと掘り出し物があるので楽しい。

ここの69セントのフランスパンを試すことに。
まあ、にゅんわり柔らかくて、パリッと感ゼロなのですが購入。

そこで、冷蔵庫整理も兼ねて、パンにひと工夫してみることに致しました。

ラザニア用の手作りミートソースとモッツアレラチーズを組み合わせ。 
バゲットに軽くオリーブオイル、刻みガーリック、
ミートソース、生のバジル、モッツアレラチーズの順でON

オーブンで軽く焼き、モッツアレラがとろりとしたら出来上がり。

 焼き上がりはサックリ
使い切れなかったパスタソースなど、こんな風に試すといかがかと。

69セントのバゲットも洒落たカフェの味に変身です。

バゲットがイマイチだったら、こんな風に味わえば良いのだと、
また新たな発見ができ、これまた楽しい。

フレンチトースト以外にも楽しみ方は色々でございます。
パンを無駄にせず、美味しく工夫…それが欧州なのかしら。

2017-08-02

思い付きサンドと当たりのコーヒー

今日は何だか朝から忙しい一日でした。
何時間キッチンにいたのでしょうか。

朝食を軽く済ませてから、娘とのお昼ランチを用意するため買い物へ。
ランチメニューは昨日は孫が来てラザニアだったので、
今日はちょっと簡単なものにすることに致しました。

それで、ハンバーガー…と思ったのですが、
ご近所のトルコ食材店でトルコパンを購入。
簡単な照り焼きサンドを作りました。

大きいのが照り焼きバーグ、手前の小さいのはテンペ・サンド
地元産のトマト、ズッキーニ、チーズを挟みました。
簡単ですがボリューム満点、ウマウマでございました。

お昼に合うようにコーヒーも用意です。

コーヒーと言えば、ずっとデュセルドルフのDie Kaffeeのものを飲んでおります。
Die Kaffeeのブログ記事『自家焙煎珈琲 Die Kaffee
こちらのコーヒーの大ファンではありますが、ちょっと地元のものも探してみました。

2日前、ゲッティンゲンのとある喫茶店兼雑貨屋へ勇気を出して突入。
平日ということもあり、お客様が二名。
静かすぎる店内でしたが、じっくり何があるのかリサーチです。

そこで、かなり色々な種類の有機栽培(Bio)コーヒーが目に留まりました。
ちょっと試してみようと、手ごろなお値段のエスプレッソをチョイス。
エスプレッソ250g入り4ユーロ也
本日のランチに淹れてみることに。 
我が家はコーヒーメーカーを辞めてずいぶん経ちました。
現在はこれ↓でアナログにコーヒーを淹れております。 
そして・・・
飲んでびっくり、意外にイケる味。
しかも私の好みでございます。

思わぬところで当たりのコーヒーに出会うという。
なんてラッキーなのでございましょうか。

また近いうちに同じお店を覗いてみたいと存じます。

2017-07-19

アプリコットケーキと甘酢漬け

旬のアプリコットをまたまた購入。
今回は一つ一つ皮を剥き、手間をかけたケーキを手作り。

アプリコットのStreusel Kuchen
サクサク生地のケーキの出来上がり。
初挑戦にしてはウマウマでございました。

今週はサクランボで同じタイプのケーキを作る予定。
またレシピが増えるという楽しみつき。

それから、スーパーでカブを特売していたので迷わず買いました。
あれこれ考え、甘酢漬けに致しました。
さっぱり感を出すためにビオ・レモンの皮を加えます。

お酢は白ワインビネガーを使用。
酸味柔らかな食べやすい甘酢漬けの完成です。

日本の友達に聞いたら、最近、ピクルスなどお酢を使ったものがブームらしいですね。
この前は乳酸キャベツが流行っていたと聞きました。

日本は凄い速さでブームが移り変わります。
お酢の次は何が来るのか…興味深々です。

私はブームがとうに去ったカスピ海ヨーグルトをずっと続けています。
ぬか漬けは辞めましたけど…面倒なので。

以前、ドイツ人の友人に、日本でバナナダイエットがブームになった時、
スーパーのバナナが品切れになったという話を致しました。
それを聞いた友人は、そういうことはドイツじゃあり得ないと一言。

確かに、ドイツで日本のようなそういう現象、お目にかかったことがございません。
なんかこちらの方たちは、マイペースというか、それぞれですね。
自分が良いと思うもの、思う事を長く…というスタンス。
何事にも手堅さが感じられるところがドイツでしょうか。

見習いたいものでございます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...