2014-08-09

1ユーロショップ

今日は博士と少しだけお散歩へ。

ぶらぶらとしておりましたら、1ユーロショップが目に入りました。
久々なのでちょっと寄り道で余計なお買い物をすることになりました。
«パセリ»と書かれたコースターくらいのサイズの板がございまして、これが簡易鉢植えだという。
あらら…興味そそられ衝動買いです。

350mlのお水を加えて待つこと数秒・・・板が土になりました。
ここに種を植えるだけの簡単さ。

種を植え付けてから冷静になって考えたのですが・・・

ディスカウントスーパーでパセリの鉢植え買った方が安かった!?
不覚にも1ユーロの誘惑にやられました。

日本の100円ショップもそうですが、足を運ぶとなんとなく買い物してしまいますね。
ドイツの1ユーロショップは日本ほど魅力はないのですが、今日はなんとなくパセリがツボでした。

果たして芽は出るのでしょうか・・・楽しみです。

話は変わって・・・

冷蔵庫のプラムを早く片付けねばならず、またケーキ作り。
今回は粉末のアーモンドを使った生地で甘さ控えめに致しました。
やはり自分で作るものが一番美味しい。
明日も元気が余っておりましたら、何か作りたいと思っております。


ブルーベリーでロールケーキでも作ろうかと。
それとも久々にパンでも焼いてみましょうか。

2014-08-07

やる気のない昼食

自宅療養で時間があるとは言うものの、結構することございます。
でもって気合が入れば家事もちゃっちゃとはかどるんでございますが、そうも行かない場合もあり。
特に料理というのは本当に気力を要します。
なんとも面倒っちいと思っても、博士が一緒にランチをする場合は作らねばならない。
この間もだらだらでしたが、目の前にあったものを思い付きで組み合わせてみました。

いずれも火を使わずのまぜまぜおかず

左はオイルサーディンの缶詰と紫玉ネギを使った和え物。
味付けはニンニク、レモン果汁、ブラックペッパー、岩塩とバルサミコ酢少々。
右はミニトマト、モッツアレラチーズ、バジル、岩塩少々にセサミオイルを加えたもの。
これをあったか御飯と韓国海苔などと一緒に頂くだけですが、これがあっさりでイケる。
思い付きの割にはまあまあ様になってよろしい。

特にモッツァレラチーズとトマトは、普通はイタリアンでオリーブオイルをたらりといくのですが、
BIOのセサミオイルを使うとこれまた風味が違って美味しい。
思わずお醤油も加えたくなるほど。

いつものBIOショップで購入のセサミオイル
このオイルは軽いゴマ風味でお上品な味

やる気がなくてもそれなりに・・・これは手抜きバージョンとして今後も使えそう。

それにしても、食事の献立って悩みますね。
一人なら毎日パスタとか、御飯に納豆でもOKなんですけど、相手がおりますとどうも・・・
働く女性にとって、日本のデパ地下のお弁当やお惣菜が、どんなに有難いか。
日本は本当に恵まれております。

2014-08-05

夏の天敵!小バエ

台風と猛暑の日本列島のようですが、42℃越えを記録したところがあるそうですね。
考えただけでも倒れそうです。

こちらドイツは本日最高気温23℃と過ごしやすく、なんだか秋のよう。
我が家は冷房も扇風機も無縁です。

さて、暑さ控えめとは言え、この季節になるとやってくる我が天敵«小バエ»がおります。
この間、ちょっと油断してフルーツを置いていたら、いつの間にか大量の小バエが・・・
思わず『ひゃぁぁぁ~っ』と声を上げてしまいました。

桃の種なんかシンクに置いていたら、あっという間に何匹も寄ってくるんです。
蓋つきのゴミ箱を使っておりますが、蓋を開けてびっくり・・・なんてことも。

小バエ退治についてはかなり昔、以前のブログに書いているのですが⇒小バエ退治

今回も例のごとく水、酢、食器用洗剤を混ぜて罠を仕掛けました。

簡単ですが、引っかかります

あとは生ごみをとにかく長く置いておかないよう、ドラッグストアで専用の紙ごみ袋を購入。

袋のまま生ゴミ用の収集箱へ捨てられます 

この袋、紙ですが水漏れなどは致しません。
ドイツは日本と違い、収集日だけ外にゴミを出すのではなく、各住宅ごとに専用のゴミ箱があります。
その収集用のゴミ箱に分別して好きな時に捨てておけばよいので、家の中で貯めずともよいのです。
このゴミ袋に生ゴミを入れ、2,3日おきに捨てて小バエにチャンスを与えないようにしております。

ところで・・・

昔は小バエなんかほとんど見なかった記憶があるのですが、それを言ったら博士が、

『小バエの天敵の害虫が少なくなったからでは?』と。

ほほ~なるほど、さすが博士。
農薬や殺虫剤、住環境などの影響で生態系が年々変化しているのかもしれません。

それにしても、ほんのちょっとでも油断したら、あっという間に10匹以上の集団になってしまう。
許せない小バエ。

まだまだキッチンでの攻防は止みそうにありません。

2014-08-03

ヨハネスベリーのジャム

ドイツは次から次と旬の果物を存分に味わえる季節でございます。
イチゴが旬の終わりに入り、サクランボ、プラム、アプリコット、桃、ネクタリンなどが今は食べ頃。
グーズベリーやラズベリー、ブラックベリーなども国産が出回っております。
同じベリー系の果物でヨハネスベリー(Johanisbeeren)も今が旬。
ビタミンCがとても豊富で甘酸っぱいベリーなのですが、ジャムにすると美味しい。
食べきれなかった分をコトコト煮込んで作ってみました。

赤い色が鮮やかなヨハネスベリージャム

甘さ控えめですが、やっぱり手作りはウマウマ。
市販のものよりお味よし、無添加と一石二鳥。

日本だと果物自体のお値段がお高いので、大量買いというのは考えられませんが、
ドイツだと500g、1㎏が通常の目安でお値段もお手頃。
最初のころは、市場でイチゴなんかを1㎏、2㎏箱で買う人を見て驚いておりましたが、
こちらの方々はジャムやケーキ作りで消費したり、保存したりするのを知って納得。
以前、こちらでお世話になった大家さんは1,2年分のジャムを作って地下室に保管しておりました。
私もその影響を受けまして、食べきれなかったものは捨てずに食べきるを実践。
そしてサプリメントの代わりに、たっぷり果物でビタミン補給をするようにしております。

昨日はスーパーでハンガリー産のプラムを発見。
ハンガリー産は旬が終わりなのでかなり熟しておりましたが、一箱(1.5Kg)で3ユーロだったので購入。

プラムケーキに再挑戦

今回のは温度とスポンジケーキ部分の柔らかさに注意して大成功。

お菓子作りについては、週末ごとに新しいものに挑戦しようかとネットなどで情報収集中。
旬のフルーツを使えるものを何種類か試し焼きしたいものです。

ああ、お菓子作りはやっぱり楽しい。
体重計に乗るのが怖くなりますけどね・・・

2014-07-29

プラムのケーキ

何か月ぶりでしょうか。
プラムを大量買いしましたが、食べるのが大変…置いておくと傷んでしまう。
そこで力を振り絞って久々にケーキを焼きました。


プラムのケーキ

何か月もケーキ作りをしておりませんでしたので、過去のレシピ帳やインターネットをググりました。
目にしたレシピを参考に、自宅にある材料でかなり適当分量ですが挑戦。
適当な割には上手く焼けたのでラッキー。

お砂糖は処理に困っていたパウダーシュガー(110gほど)を使用。
小麦粉200g、卵3個、ベーキングパウダー、バター150gに冷蔵庫整理を兼ねて余っていた乳製品投入。
型に流し込んだ生地の上にプラムを並べて焼くだけ。
甘さ控えめなデザートが簡単に出来上がり。

やっぱりお菓子作りは無になれるので、私のストレス発散に最適。
重い腰を上げるまで随分時間が掛かりましたが、やってみるものです。

少しずつ、もとのペースを取り戻したいものです。

2014-07-22

ハンガリーの思い出料理

ドイツもこの2日間は30℃越えとなりました。
でも、空の色がハンガリーと違う。ドイツは青空が薄いことに気が付きました。

さて、ハンガリー旅行の思い出をつづっておりますが、本日は食べ物について。
ハンガリー料理はあまりメジャーじゃございませんが、実に日本人の口によく合う。
とにかく、何を食べても美味しい。スィーツも絶品なんです。
しかもワインも安くて旨し。地元産のビールもイケるんです。



ハンガリービールとソーセージ、ザワークラウト
ドイツにもある組み合わせですが、ソーセージは絶対にハンガリーのものが美味しい。

お料理の前菜、キュウリのピクルス
このキュウリ、なぜか日本の漬物の味とそっくり。
思わず白いごはんが欲しくなりました。

このポテトフライは艶消しでしたが、豚肉はホットスパイスが効いて美味しい。 

これは博士の注文した料理なのですが、牛肉を煮込んだもの。絶品! 


セゲドの友人宅の昼食にお呼ばれされました。
ハンガリー人はお客様を招くと、とにかくたっぷりの量の食事を作ってくださいます。
出されたら全部食べなきゃいけないという慣わしだそうな・・・お腹はちきれます。

鶏と豚肉のフライ 

こちらはシャンピニオンとカリフラワーのフライ 

右はパイ生地の中に豚のひれ肉などが詰まってます。
『処女焼き』というらしい。 

これ、デザートなのですが、パイ生地風のものに羊のチーズ、フェンネルを挟み込み。
さっくりで美味しい!もう一度食べたいお味でした。

食事がすんでしばらくしてから、ハンガリーシリーズということで、
羊のフレッシュチーズ、パプリカソーセージ、サロナ(豚の脂肪の加工品)登場。
全て手作りのもなので、市販のものとは味がダントツに違います。とにかく美味。 

ご近所の庭で捕れた桃 
この桃、ナイフを入れると果汁がジュワ~っ。信じられないほど新鮮。


友人宅には食べる飲むで8時間。とにかく話が終わらない。
とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。


ハンガリー最終日に博士とセゲドのカフェでスィーツの食べ収め。



ハンガリースィーツは甘さも控えめ。スポンジ生地はドイツのものより繊細。
フルーツを使ったものなどは酸味と甘みのバランスが良く、いくつでも入りそう。

この他にも美味しいものを沢山頂いたのですが、食べるときに限って写真撮るの忘れてしまいます。
次の訪問時は更に新しいメニューを食してみたいもの。
特にスィーツは奥が深そうなので、もっと探究しつつレシピもゲットしたいと思っております。


セゲドからブタペストまでの列車内。

列車の窓から見える向日葵畑



体重増量でドイツへ戻りましたが、増えた体重って頑固なもの。

博士から、『横から見たらまるで豚ですよ・・・』と言われ、とうとうダイエットを開始いたしました。
とにかく、健康のためにも減量致します。

2014-07-18

人口1700人の村

ハンガリー滞在5日目、博士の高校時代の親友を訪ねて Telekgerendas(テレゲレンダーシュ)という村へ。
人口1700人の村なのですが、電車が止まるという便利さ。



村のメインストリートを歩く 

道の両脇にはたわわに実ったプラム、サクランボの木がございます。
家の人が手入れしているもの以外、自由に採ったり、食べたりしてもOK。
博士と試しましたが、甘くて美味しい。 

自宅で鶏や豚、ガチョウを飼っている人が多いので驚き。
鶏も柵を越えて餌を食べに道端に出ております。


博士とそのご友人、なんと40数年ぶりの再会。
お互い孫もでき、あれこれ話が尽きません。

三歳になるお孫さん・・・可愛い

このお孫さんがちょろちょろしながら何か唄っておりまして、何の歌かと博士に聞くと・・・

«トルコ軍が来る・・・»って歌っていると。
私、これを聞いて大笑いしてしまいました。
もう笑いのツボにドンピシャ。

300年前にトルコ侵略をうけたハンガリー。
その当時、トルコ軍がハンガリー人をどう扱ったのかが歌い継がれております。

♪ トルコ軍が来る。♪
♪トルコ軍があなたを捕まえて、塩を入れた井戸に放り込む。♪
♪縛り上げて車輪に顔をあて、歯をボロボロに折る。♪
♪トルコ軍があなたを撃ち殺す。♪

内容は決して笑えないのですが、これが延々と歌い継がれているから驚き。
博士の世代でも同じ内容でみんな唄っていたそうです。


時間があっという間に過ぎて、最終電車に間に合うように帰路につきました。


なんかのどかな田舎。

これは昔、養豚に使っていた小屋 

駅のホーム 



ホームのベンチがなんともレトロ感満点



駅に向かう途中、偶然にもう一人のクラスメイトに遭遇。
髪の毛も薄くなり、風貌も変わっていたらしいのですが、声を聞いてだれかすぐ分かったそう。

男三人、おーおーという感じで何やら話しておりました。
二人の息子さんは結婚して独立しているという話を聞いて、博士は早速、

『君のところ、孫はもういるのかい?』と聞くと、

『なんとか(息子夫婦は)頑張っているんだけど、まだなんだぁ』

『それじゃ、君も頑張って助けてあげなきゃ』

『俺が助けちゃ、そりゃ孫じゃなくなるだろう・・・』

ハンガリー人らしいユーモアセンス。座布団一枚。

村にお店は一軒だけ。
小さな村ですが、自然にあふれて時間がゆったりとしておりました。
また訪れてみたい場所の一つとなりました。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...