どこもかしこも変装をした人が目につきます。
先週の木曜日はWeiberfastnacht (ヴァイバーファストナハト)と言う女性無礼講の日。
この日は会社、商店などはどこも午後からお休みでございます。
何でもこの祝い事は、午前11時11分開始で、
女性が上司や同僚男性のネクタイを切りにやってまいります。
微笑ましい儀式!?
ネクタイ切られた後は、女性からキスのプレゼント…というのが習わしとか。
この日はどの男性も安いネクタイを着用、もしくはノーネクタイでご出社。
ブランド物などしていた日には、洒落にならない事態になってしまいます。
そして、午後からは街の酒屋はどこも女性客で満員御礼。
コスチュームを身にまとい、飲めや歌えの大騒ぎ
なんでもこの行事、1824年から続くというもの。
Niedersachsen州から移り住んだ我が家にはイマイチ馴染まない行事ではございますが、
まあ、みんな楽しんでおりますから、ここは大目に。
ただ、ここのところ町の通りや乗り物の中に酒瓶が捨てられていたりというマナーの悪さも。
これはWeiberfastnachtだけではなく、カーニバル期間中、どこもかしこもこんな感じ。
どんなに酔っ払っても公共のマナーを守るという、昔ながらのドイツ人であってほしいもの。
特に若い人には声を大にして言いたい、アラフィフの私でございます。
本日はバラの月曜日とやらで、多くの会社はお休み。
商店も午後から閉店という。
またまた、飲めや歌えの大騒ぎ。
こんな感じで、灰の水曜日と言われる今週18日まで、お祭りは続く。
我が家はアルコールなし、お祭り騒ぎなし。
やっぱりうちには無縁の行事でございます。