2015-09-12

秋晴れ金曜日と風邪

今週も無事に一週間が終わろうとしております。

この3日間ほど心地よい秋晴れの日が続いておりますが、問題は朝夕の冷え込み。
疲れてソファで転寝してしまい、体をすっかり冷やした模様。
週中から鼻がぐずぐず…職場でもティッシュを手放せないという。

でもって、本日は朝から腹痛もあり、ご近所の行きつけ内科医院へ駆け込みました。

昔から、冷えにとても弱く、疲れたりするとすぐに膀胱炎のような症状になる体質。
早朝からなんとなく体調が優れないのでございました。

太陽ポカポカ…ご近所の猫も日向ぼっこ

病院の先生から、軽度の症状ならと、ハーブを使ったお薬を勧められる。
これなら処方箋なしに普通に薬局で購入できます。

Cystinol (システィノール)という錠剤
このお薬は錠剤と液体の2種類ございまして、どちらでもお好きな方を。
私は持ち歩きにも便利なように錠剤に致しました。

この錠剤、メロン色しておりまして、味もどこからかメロン風味が漂う気が致します。

昼、夜と飲みまして、症状がスッキリと改善致しました。

この他に、ハーブを使ったものでAngocinという錠剤もございます。
こちらも膀胱炎の時には効き目がございます。

日本のように漢方はなくとも、ドイツならではの薬草処方のお薬が手に入る。

ドイツ人は免疫力を活かす処方を好む方が多いような気が致します。
自己免疫力を崩さないように努めている人を沢山お見受けいたしました。

まず、風邪を引いた場合は、すぐに薬に手を出しません。
よほどの高熱や咳がひどい場合を除いて、
紅茶、ハーブティ、ホメオパシーという感じで風邪に対処する方がほとんど。

その他にも乳がんや子宮がんの手術をして、化学療法だけに頼らず、
ホメオパシーなどを併用し、副作用を和らげたり、免疫力を強化したり。
自然療法を上手に利用し、病気と向き合っていた方もいらっしゃいました。

私も、風邪の時は紅茶、そしてハーブティを飲み、とにかく寝る。
薬を飲んで無理に仕事に向かうということは致しません。

日本では、風邪を押して仕事をすることは美談になるかもしれませんが、
ドイツじゃそんなの『他人にうつす』という点で、まず迷惑。
それより、休んで早く治すことが大事でございます。

病気で会社をお休みする場合、病院でKrankmeldungという証明書を出して頂きます。
病気なので、何日お休みするという証明なのですが、
この原本を健康保険会社、複写を会社へ提出する仕組みでございます。

それで正々堂々、決められた期間をお休みできるのでございます。

少し体調がよくなりましたが、今週はとかく無理せず静養でございます。

2015-09-06

十勝小豆と初おはぎ

最近は、やたらと和物のお菓子を戴きたい衝動に駆られます。
栗まんじゅうや草餅の冷凍を買ってきてストックしたりも致しました。

でも、この度は、おはぎを自分で手作りしてみようと思い立ちました。

おはぎ、わが家風には『ぼた餅』ですが、祖母の大好物でもありまして、
子供の頃、祖母がよく大量に作っていたのを記憶しております。

考えてみれば、子供の頃の甘い記憶というのは、
祖母や母が作る『ぼた餅』や甘納豆を使ったお赤飯。
それからお正月に作る大福。

だいたい、ケーキは私が5歳くらいのときに初めて登場したという代物。
それもクリスマスと誕生日だけの記憶が…日常ではめったにないものでございました。

しかも生クリームを使ったケーキなんて高級品。
普通、お誕生日のケーキなんかはバタークリームでございました。

大人になって、何でも簡単に味わえる世の中になりましたが、
年齢と共に、食指が和風に逆戻りしているという昨今。

ケーキも手作りで随分頂きましたが、今は餡が恋しいと思うようになりました。

YouTubeなどで作り方を学びつつ、オール手作りのおはぎに挑戦。

実は先週、一度試験的に挑戦をしておりましたが、餡作りでつまづく。
餡が少し硬めに仕上がってしまい、なんとも不発なおはぎでございました。

本日は、プレおはぎでの失敗を活かしての挑戦です。

餡も柔らかく煮込めて大成功!
やはり私は粒あん派… 
餡には、以前日本の友人が送ってくれた十勝産の小豆を使いました。

こちらのBIOショップやアジア系の食材店でも小豆は買えますが、
やはり、十勝の小豆は美味さが違うと改めて実感。

十勝の小豆は世界レベルで堂々ナンバーワンかと。
艶、食感、甘みともに最高のバランス。
さすが、美食王国北海道が生んだ逸品でございます。

日本茶と一緒に頂く初おはぎはウマウマ。
幸せな日曜のお茶タイムとなりました。

雨の土曜とミートソース

 土曜日は朝から雨という、パッとしないお天気。

雨が上がった隙を狙って、博士と速攻でお買い物を済ませて帰宅。
午後は自宅でゆっくり過ごしました。

夕食はストックのミートソースとジャガイモをドッキングさせて簡単に。

赤ワインと一緒に頂きました。
ミートソースは大量に作って冷凍しておくと本当に便利。
ピザやドリアを作るときにささっと使えて手間いらずでございます。

お料理をオーブンに入れている間に、完熟したバナナでケーキの準備。

夕食を食べつつ、バナナケーキを焼いてデザートも頂けました。

休みにキッチンで時間を過ごすことは楽しいもの。
頭の中を空っぽにして、作ることに集中すると疲れないものです。

仕事で好きな料理の時間を失っているという感覚を持つと逆効果。
それより、平日のちょっとした時間を活かしたり、
週末に思いっきり集中して台所に籠るのを大いに楽しむほうが価値的だと思いました。

手間をかけずに簡単に作れるものを発見したり、博士と家事分担したり。

私は料理、博士は片付け担当という我が家ルールがございます。

『こうすればお互い、脳活になっていいねぇ』と笑いながら、
それぞれの役割を今日も楽しくこなしているのでございます。

2015-09-05

秋の気配と金曜のおつまみ

9月を迎えると同時に気温が一気に下がりました。

最高気温が20℃程度、雨が降ると肌寒いドイツ。
朝の通勤時にはダウンを着ている人を見かけるほどでございます。

また今週も無事に一週間が終わろうとしております。

月末月初は久しぶりに残業というものを致しました。
ちょっと仕事をしたという実感を久々に味わいましたが、体が慣れておりません。
水曜日の夜は夕飯を食べた後、知らない間にベッドに入っておりました。

今週も頑張った自分にご褒美。
博士と二人、ワインで乾杯。

今日のメニューは簡単、あっさり、白ワインに合わせたものに致しました。

秋茄子とネクタリンのソテーにギリシャヨーグルトソース

オイルサーディンとネギのスパイシーソルト炒め

オイルサーディンはスモークされているものなのですが、これが結構イケる味。
フライパンで熱を加えてスパイシーソルトでちょっと味を加えればお洒落なつまみに変身。
独身時代からの酒の肴メニューでございます。

今週は、残業しつつも突然、ストック用のミートソースを作ったりも致しました。
料理の時は、本当に頭が空っぽになるのを実感。

ストレス発散と気分転換に、料理は最高のセラピーなのかもしれません。

さて、お休みの日もキッチンで頭の中を空っぽにしたいと存じます。

2015-08-30

1111年目のHeimatfest in Mettmann

本日は信じられない、最高気温33℃でございます。
ビールがまだまだイケる一日となりました。

太陽燦々の中、MettmannのHeimatfest(ハイマットフェスト)へ足を運びました。
Mettmannはデュッセルドルフ近郊の小さな町。
そして、街としての歴史が非常に古いところでございます。

ネアンデルタール人が発見された場所として有名な町でもあります。

この町の故郷祭りとでも申しましょうか、Heimatfestがございまして、
この度は1111年目という記念すべき祭典となっております。

日曜の呼び物は盛大なフリーマーケット
いつもの2倍ほどの規模でございました。

ガラクタとしか思えないものから目玉品まで、何でもござれ。

私の本日の戦利品はこちら・・・
手書きの模様が可愛い、木製トレイ2EUR

博士は相変わらず、本とDVDを物色。
結構なお宝をゲットしたようでございます。

小腹がすいたところで、ジャンクなグルメを堪能。

どっぷりマヨ付ポメス

ドイツと言えばカリーブルスト 

そしてフリカデッレ 

いずれも血流が悪くなりそうなメニューですが、ビール飲み飲み頂きました。

腹ごしらえを済ませてから、街の歴史を紹介するコーナも見学。

映画にも登場したことがある教会

教会を囲む古い建物。
この建物は1387年(だったかな?)築のもの。 

教会の広場から下へ向かう途中にあった手作りジュエリーのお店がなくなりました。
気に入っていたお店だけに、とても残念。

ここはデュッセルドルフまでS-Bahnで20分。
町はこじんまりしておりますが、近郊には森もあり魅力的な場所。

本当はこの町に住みたかったのですが…諸事情により断念致しました。
今はたま~に散策に来るのが楽しみのひとつです。

さて、今夜は博士とDVD鑑賞をしながら過ごしたいと存じます。

2015-08-29

頂きもののトマト、そしてジャガイモのスープ

脳の活性化に料理をすることが良いらしいとネットの記事にございました。
仕事で疲れて、そんな気力はない平日ですが、せめて週末ならばなんとか。

太陽燦々の手作りトマトを頂いたこともあり、ちょっとだけ手間ひまかけてみることに。

まずは、十八番のトマトとモッツアレラのサラダ。

生のバジル、塩、オリーブオイルで完成
 この組み合わせがシンプルですが贅沢。
夏はよく食卓に登場致します。

それから、博士が歯を抜いたので、固いものがいただけません。
麺類なんかも食べにくいらしく、食事がつらそうです。

そこで、今朝の朝食に前日残りの茹でたジャガイモを再利用。
完熟トマトも加えてポタージュスープを作りました。

ジャガイモの食感を少し残して… 
バジルを加えて彩り爽やか

固いパンが駄目なので、本日はマフィンを温めての朝食です。

シンプルですが、うまうま

料理の苦手な博士が、最近はちょっと夕飯など作ってくれるようになりました。
作る?いや、用意するが正しいでしょうか。

先週の一番手の込んだ料理は、茹でたジャガイモと市販のフリカデッレ。
フリカデッレはハンバーグのようなドイツの定番料理。
スーパーで出来合いのものがパックになって売られております。

それを博士がフライパンを使って温め、ジャガイモを添えて完成。
うっかり写真撮るのを忘れてしまったのが悔やまれます。

その博士手作りのジャガイモを余すことなくスープでも生き返らせる。

夫婦連携リレーで生まれた、本日の傑作スープでございます。
ちょっとの手を加えるだけで、ウマウマの朝食。

博士も喜び、体も喜ぶ。
料理とは、やはり楽しいものなのでございます。

2015-08-28

お疲れ一週間とお気に入りワイン

凹んで立ち直って、そしてまた少し凹んでの一週間が終わりました。

なんか、どうしたんだ集中力っ!?って、叫びたくなること多々あり。
簡単な見落としとミスなどがあり、ホントに疲れました。

年齢のせいか…と思いましたが、ネットをググるとそうじゃない。
シニアになっても脳は活性化できるという。

どうもインプット、アウトプットの鍛錬次第のようでございます。

それから、脳は刺激することで活性化できるとも。
好奇心を抱くことも良いらしい。

そういえば、韓流スターに恋したおば様たちが、
韓国語をマスターしたりというお話がございました。

楽しくチャレンジできるというのが、何より大切なようでございます。

さて、話は変わって…

こちらは↓ 最近はまっているドイツの白ワイン。

Baden-Kaiserstuhl(バーデンカイザーストゥール)のワイン
一本4.99EUR也

酸味のバランスがヨロシイ辛口タイプ。
このワインであれば、鼻水ダダ漏れなしでございます。

今週の頑張りに一本…と言いたいところですが、ここで自粛でございます。

季節の変わり目でもあり、どうも体調がイマイチ。
アレルギー症状のようなくしゃみ、鼻水が多いこの頃。
ここは一休みのメンテナンスが必要と。

冷えとりの半身浴をしつつ、免疫力をアップさせたいものでございます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...