2016-06-15

ふすま漬け(麦糠漬け)

6月中旬を迎えておりますが、ここのところ寒い日が続いております。
今朝も外気は10℃と肌寒く、コートや厚手のストールが必要なほど。

日中の最高気温が19℃から20℃程度ですから、夏のスタイルは無理。
それでも、会社のドイツ人スタッフは半袖ポロとかですので、驚きです。

小耳にはさんだ話では、西洋人と東洋人は筋肉の厚さが違うらしい。
本当なんでしょうか…博士は寒がってますが。

秋冬物は簡単にしまい込めないのがドイツでございます。

さて、腸の回復のために食事をあれこれ工夫の毎日。
化学調味料は一切辞め、ハムなどの加工品も摂らなくなりました。
おまけに砂糖もなし、果物なし、乳製品なしでございますので、
スーパーのチラシも野菜、肉以外は見るところがございません。

お店に入っても誘惑のワインコーナーや甘いものの前も素通り。
食材購入も一時期は慣れずに散財しましたが、最近は冷静。
余計なものを買わず、質の良いものを少量だけという感じになりました。

週2回はブイヨン作りを楽しむのが新たな習慣となり、
そして腸のためには発酵食品!と糠漬けに初挑戦致しました。

日本へ一時帰国した友人に米ぬかを買ってきてもらいましたが、
糠漬け初心者なので失敗は許されない。

そこでプレ糠漬けとして、BIOショップで麦糠を購入。
糠は糠だから麦も米も関係ないだろうと、ネットでググってみますと、
既にお試ししている方たちがたくさんいらっしゃいました。

大根の端っこも漬けてみる
糠漬けは野菜を無駄なく使いきれるので、お財布にも環境にもよろしい。
ニンジンのヘタやキャベツのシンなんかも糠に放り込んでしまいます。
しんなり漬かったら、小さく刻んで炒め物などに使うのです。

私はNHK『きょうの料理』のぬか床の作り方の動画を参考にしまして、
発酵にプラス乳酸菌の力を借りるため、ヤクルトを少し加えて作りました。


そして…
麦糠漬けについてはこちらのブログをご参考にしていただければと…

YはYpsilonのY』 ドイツで簡単に糠漬けを
『いとしのイギリス』 イギリスにてぬか漬けーふすま漬けー

この他にYouTubeでパンを使ったものの動画もございました。
ドイツはビールがお安いですし、この次はこのパン床漬けに挑戦しようかと。

日本でもやらなかった糠漬けにドイツで目覚める。
これが結構手間にならず、漬かり具合を楽しみに日々を過ごせるという。
腸を壊して古き良き日本の食材にたどり着いた今日この頃でございます。

2016-06-12

ささやかなお一人様

ひと月余りで体重が落ちたため、洋服の選択が一苦労の毎日です。
太るよりは良いことなのですが、今までの洋服が着れなくなるという。

洋服選びに土曜日はお天気も良かったので、ぶらりと町へ出てみました。

ところが、洋服を見てもイマイチ自分でピンとくるものに出会えない。
ドイツへ来てから流行を追うような生活はしておりませんので、
ファッションに関しては自分の勝手気ままコーディネートで生きております。

だからと言って何でも良いわけではなく、それなりにこだわりというものもございます。

一時間少々時間を費やしましたが何も見つけられず。
お腹も空いたので、とっとと帰宅致しました。

本日のおひとり様ランチ
海老と春雨の炒め物

従来のお一人様に比べまして、実にシンプル。
大好きなワインもなしで、代わりに麦茶飲んでました。

食後はお買い物の疲れがドット出てしまい、少しお昼寝。
3時間ほど爆睡してしまいました。

夜は欧州サッカー選手権『ユーロ2016』をテレビ観戦。
ウエールズ VSスロバキアの試合を途中から観ましたが、
サッカーど素人の私が観ても面白い試合でございました。

さて、また月曜日からお仕事。
復帰第2週目でございますが、無理せず体調管理に努めながら過ごしたいと存じます。

さて、これから再び洋服整理をすると致しますか…

2016-06-10

塩ゆで豚

やっと一週間が無事に終了いたしました。

仕事をしてこんなに具合が悪くなるとは思っておりませんでした。
毎日帰宅し、夕方にはベッドへ入るというありさま。
背中はザワザワ致しますし、一体どうなっているんだろうという感じでした。

少しは体が慣れているのでしょうが、なかなかどうして時間がかかりそうです。

さて、たまには美味しいお肉を食べたいとWAYOへ立ち寄り。
いつものように豚のスペアリブとチャーシューを買い求めました。

そして、台所でコトコト…ポークブイヨン作り。
お出汁が出来上がったところで、具材を取り出してスープだけストックいたします。

そして、作り立てのポークブイヨンを使って塩ゆで豚を調理することに。

お出汁をとったお肉、昆布に大根を加えて再び圧力鍋で煮るのです。
大豆アレルギー故、味付けは塩だけというシンプル煮込み。

塩ゆで豚の完成!
これが出汁の旨味で言葉を失うほどの大ヒット。

ここにラーメンがあったら入れたいくらいスープがイケる。
醤油で煮込むより美味しいと思いました。

ほろほろになったお肉を頬張り、もう言うことなし。
これは我が家の十八番になりそうでございます。

食事制限の範囲でどれだけ美味しいものを作れるか。
ここは新たな発見があるかもしれません。

2016-06-08

Kikokの和風サラダ

Kikok鶏を使ってチキンブイヨンをいつものように作りました。
普段なら、お肉をそのままスープに入れてしますのですが、
ちょっとパターンを変えて応用することに。

柔らかく煮込んだ鶏肉を手でほぐし、あっさりのサラダを調理。

スープに使っただし昆布も加えて…
味付けは塩、スープストック、すりおろしにんにく、練りごま、亜麻仁油。
春ねぎと一緒に和えて出来上がりでございます。

亜麻仁油の代わりにオリーブオイルなどもよろしいかと。
また、練りごまなしでももちろんOKでございます。

これが、あっさりウマウマで言うことなし。
暖かい日にキリリと冷やした辛口白ワインと…相性ピッタリかと存じます。
(私は当分飲めませんが…)

簡単ですがご飯のおかずにも酒の肴としてもおススメ。
是非一度、お試しくださいませ。

2016-06-07

お仕事復帰

我が家の裏庭も初夏の気配
体力も回復へ向かい、仕事にも復帰致しました。

お医者さまと一日の労働時間について相談し、証明書を出して頂く。
私個人としては、かなり体力が戻っていると思いましたので、
一日5時間の勤務で行けるんじゃないかと判断。

張り切ってお仕事へ向かいました。

人事へお医者様からの証明書を提出致しましたら、
『本当に5時間もいきなり働いて大丈夫?』との問いが。

そして、もしも途中で体調が優れなくなったら、無理は禁物。
すぐに病院の再診を受け、内容を変更するように念を押されました。

それで、席へ戻って仕事を再開しますと、
人事担当者の予感的中、まもなくゲロゲロに。

即刻、病院へ駆け込んで証明書の内容を変更。
数カ月かけて徐々に勤務時間を増やすことになりました。

再提出時に人事担当者から
『そうよ、これこそが正しい決定よ』と言われました。

私の見た目があまりにゲッソリしていたらしく、
人事の担当者はうちの同僚たちより驚いており、
私の健康状態について物凄く心配をして下さいました。

職場でもよく聞かれる質問は、『一体何を食べているんだ!?』
特にお米と大豆がダメという話をすると、
『和食が食べられないじゃない!』と驚かれること多し。

お寿司なんて当分食べられませんし、刺身を食べるときは醤油なし。

『じゃあ、今こそドイツ食を楽しめる時』と冗談を言われ大笑いしましたが、
ホント、ドイツのじゃがいもに助けられております。

アレルギー反応が収まり、普通に食事ができるのはいつの日か。
あと数カ月は忍耐の日々が続きそうなのでございます。

2016-06-05

卵不使用パスタ

つい最近まで食べていたものが食べられなくなる。
どうして突然そんなことになったのか、アレルギーには原因があるはず。

謎解きをしたいとは思いますが、今は空腹をいかに満たすかが大切。
何しろ体力落ち過ぎで疲れがすぐに出てしまいます。

Youtubeでグルテンアレルギーのディーン・フジオカを『気の毒な…』
と、他人事ですませておりましたが、今や私も彼の気持ちがよくわかる!?

米無し、大豆製品なし、卵なし、砂糖なし、果物なし、アルコール無し。

最初は『何を食べれば…』とストレスも感じましたが、
人間というのは慣れるもので、徐々に平常になってくるから驚き。

それに、今どきは食物アレルギーの人が多いので、商品も揃っております。

スーパーで卵不使用のパスタを購入
これでやっと人並みのお食事を楽しめます。

本日の昼食にパスタを調理 
味付けは塩、バター、オイル3種、練りごま。
アクセントにタンドリーチキン用のスパイスを使いました。

海老のシンプルな旨味を楽しみつつ、久々のパスタを食す。
パルメザンチーズは使えませんが、工夫次第でウマウマでございます。

選択肢が少ないながらも、いかに限られた材料で調理するか。
なかなか腕の見せ所でございます。

何せ化学調味料も使わないという、昔々の調理法。
一つ一つの素材の味を噛みしめながらのお食事。

にわかロハスも悪くないものでございます。

2016-06-04

Kikokという名の鶏

ここのところ毎週、必ずチキンブイヨン作りをしております。
一度に作りますと3,4日は冷蔵庫で持ちますので欠かせません。

スープ作りだけではなく、炒め物や煮物にも使用。
化学調味料を使わないため、自家製ブイヨンのストックは必需品です。

さて、ブイヨンに使うに素材でございますが、
市場の鶏専門お肉屋さんで見つけた優れた一品がございます。

『Kikok(キコック)』という鶏
写真ではよくわからないのですが、鶏皮が黄色みがかっているもの。
普通の鶏肉よりもお値段はお高い。

お店のお姉さんに何がそんなに違うのかを聞きましたところ、
『しっかり運動させ、良いエサも与えているので味が格段に違う』とのこと。
味は絶対に保証するから試してみるといいとプッシュされたのが購入のきっかけ。

お店のお姉さんの言葉に嘘はなく、口にすると本当に違いがわかります。

普通の鶏肉より臭みが少なく、お肉の味もしっかりしてて旨し。

違いを知って、我が家ではBIO鶏かKikokだけ頂くようになりました。

スープの味もウマウマに仕上がる
昨今、ドイツでも話題になるのが食肉用家畜の大量飼育。

劣悪な環境でぎゅうぎゅう詰めに育てられる家畜は衛生状態も悪く、
病気を回避するために抗生物質も与えられているというお話。
不健康な肉が市場に出回り、それを私たちも口にしているという。

食に関しては、肉以外もそうですが、分かると怖いことが多すぎます。

業者には利益になるのかもしれませんが、
知らずに食べている私たちにとっては、たまったもんじゃございません。

気にしすぎるのもなんですが、安全安心で食卓を楽しみたいもの。
最近は博士と『畑を持ちたい』という話をする我が家なのでございます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...