2016-09-19

パン酵母のお話

毎月、BIOショップで手に入る無料の雑誌『Schrot & Korn』 というのがございます。
今どきの農業事情や旬の食材レシピなど、なかなかためになる雑誌。

しばらく手に取る機会がなかったのですが、
BIOショップの近くに引っ越したのをきっかけに、再読するようになりました。

実は、9月号の特集が、今一番気になる話題の『パン』についてでした。
雑誌Shrot & Korn とBIOの生酵母、ドライ酵母

記事によると、イースト菌は天然と糖蜜で作る2種類。
天然酵母は昔からの手法で、穀物から菌を培養したもの。

糖蜜を使って培養する『イースト菌』が現在主流となっておりますが、
これは第一次世界大戦の際、穀物入手が困難になったことから、
その代用として使われたことが始まりだそう。

砂糖を生産する際の副産物として出される糖蜜を使用することで、
安価でパンを作れるようになった…と書かれております。
BIOのパン酵母は、従来の手法の天然酵母なのだそうです。
しかも、ドライの酵母は低温でゆっくり乾燥されるという手順を踏むため、
酵母力が生より強めなんだとか。

なるほど…勉強になりました。

今回は、興味をそそるパンレシピも色々掲載

天然酵母をググりますと、葡萄やレモン、ヨーグルトを使ったものなど、
色んな手法を使ったパンレシピや動画を観ることができました。

それで自分も実験はしてみたものの、結果はイマイチ。

手間と予算を考えて、BIO酵母を買っております。

昨日は食パンの型を購入致しました。

週末は食パン作りをしたいと存じます。

2016-09-17

目指せ、健康生活

ピロリ菌が原因の体調不良から、食事の徹底見直しを致しました。

キッチンにストックしていた即席のブイヨン、ダシの素は一切辞め。
添加物を極力摂らないことにいたしました。

今は天然素材で昆布、かつおだしが中心。
塩はフランスとドイツの天然塩、お砂糖は黒糖に切り替えました。

塩が美味しければ、料理も美味しくなるもの。
調理にお醤油が登場することは、とても少なくなりました。

週末は朝からパンを焼き、旬のかぼちゃでスープ作り。
今日のベーグルはヒマワリの種とバナナを使用。
ふんわり、美味しく焼きあがりました。

パンプキンスープはニンニク、ショウガ、玉ねぎを味のアクセントに。
味付けはお塩だけですが、素材の旨味で口当たりがとてもよろしい。
シナモンをふりかけて頂きました。

今や習慣となったベーグル作り。
天然酵母のベーグルは、市販のパンでは味わえない美味しさ。
手間ひまはかかりますが、辞めることができません。

今までも手作りを心がけてはおりましたが、
使う材料や添加物まであまり細かく気を付けておりませんでした。

甘いクッキーやチョコレートは全く摂らなくなり、
今は食べたいとは思わなくなりました。

何より、砂糖の摂取を辞めるだけで、体調は激変致します。
最初は自分には無理と思っておりましたが、
健康を害するという極限で、人間というは出来るものなのです。

ダイエットのために無理な食事制限やジム通いをするより、
砂糖(果糖、乳糖も)を辞めて、定期的に散歩をするほうが安上がり。

しかも肌のきめが良くなるというおまけ付き。

それに、内臓が正常に働くことで、肌のみならず、
固かった関節が柔らかくなり、むくみが消えるのでございます。

今後は手作りやお安い化粧品で、
美肌をどこまで取り戻せるか、長期で試そうと決めました。

食事でどこまで美しくなれるものなのか。
実験開始でございます。

ピロリ菌退治

十五夜も過ぎまして、日も徐々に短くなっておりますドイツ。
朝の明けも6時過ぎても暗くなり、日の入りも2時間少々短くなりました。

10月30日には、また冬時間に切り替わるのを考えますとトーンダウン致します。

さて、話は変わりまして…

人生初の胃カメラ体験のその後、細胞診でピロリ菌が見つかりました。

最初は腸カンジダ菌が悪さを働いていると言われましたが、
何を食べても具合の悪さは変わらない。

そのすべての原因はこのピロリ菌だったという結末。

『ピロリ』という響きで、なんか軽いバイキンだと思ってしまいますが、
侮ることなかれ、とんでもなく恐ろしいバクテリアでございます。

主治医曰く、ピロリ菌は除菌しても、後からまた復活するとか。
何でそんなものが人間の体に巣食うのか。

二度とピロリ菌に胃袋を荒らされないように、
食事や生活リズムも見直さねばなりません。

ドイツのピロリ菌除菌の抗生物質
箱の大きさと錠剤の大きさを見比べてくださいませ。

一錠が人差し指の第一関節くらいまでございます。
日本だと飲みやすい大きさで、薬は小ぶりでございますが、
ドイツ人の喉は太いのだろうか…とにかく一粒が大きすぎる。

これを朝晩2回、一錠ずつ飲んでおります。

飲むと気分が悪くなることが多いらしいので、
お医者様から仕事に影響のない週末から試すようにアドバイスを頂く。

でも、私の性格上、待つことは無理。

処方して頂いた翌日から、除菌開始を致しました。

私の場合、気分が悪く…といっても、
この数カ月の不調を経験しているが故に、どうってことない。
むしろ日増しに胃は快適さをましておりまして、
数カ月ぶりに食事を美味しく頂きました。

4月の下旬から苦しむこと5カ月。
でも、このカンジダ菌とピロリ菌のおかげで、
今や20代の頃の体重を取り戻しました。

病気も最後に健康になって締めくくれば良し。
あとは病の時に得た教訓を活かし、健康生活を維持することです。

除菌期間は一週間。
ピロリ菌との決別まで、残すところあと3日。

最後まで徹底抗戦でございます。

2016-09-11

フリーマーケット in Neuss

快晴の日曜日。
バスに揺られて15分。
お隣り町Neuss(ノイス)のフリーマーケットへ行って参りました。

町のメインストリートにびっしりと出店されて、最大規模のフリマ。
見るだけでもエネルギーがかなり必要。
端から端まで物色し、折り返しで既に疲労困憊の博士と私。

途中、パン屋さんで休憩して息を吹き返し、後半を何とか乗り切る。

こちらは細い小路に並ぶフリマ

出店数はかなりの数ですが、ピンとくるものや探しているものは見つからない。
ビビッとくるものに出会うのは、なかなか至難でございます。

それでも新品のパンツを3ユーロでゲットしたり、
可愛いカフェカーテンを見つけたり。

まあまあ満足のいくお買い物ができました。

博士曰く、『(購入したものより) 食べたものの代金のほうが高くついた』
ははは…なるほど、その通り。
途中で腹ごしらえしたものへの出費のほうが多いとは。
私たちにしては珍しいこと。

まあ、お天気も良かったし、楽しかったので。
これはこれで良しといたしましょう。

それにしても、ドイツのフリマは本当に合理的。
探しているものが見つかれば、お安く買い物ができるわけですから、
節約上手な人たちには欠かせない存在。

私はドイツでフリマやセカンドハンドに目覚めました。

ちなみに、私のワードローブの8割が古着でございます。(但し、下着は除く)
バックや靴も例外ではございません。
流行にこだわりは全くございませんので、気にならない。

いまどきのモードを追いかけるような生活はしておりません。
ブランド音痴ですし、自分が気に入って、似合っているものであればそれでよし。

来週末は地元でのフリマがございます。
今回は見つけられなかったパンの型、なんとか見つけたいと存じます。

2016-09-10

失敗しました…天然酵母

パン酵母に目覚めて、見よう見まねで自家製天然酵母作りに挑戦してみました。

干し葡萄とライムを試してみる
真ん中は発酵液で作ったパン種

大丈夫かなぁと不安を抱きつつ、初めてのパン種でプチパンを作ったのですが、
パンらしく膨らんだものの、博士から『不味い』とクレームが。

時間と材料費を考えますと、BIOのパン酵母を買ったほうが安上がり。
わざわざスローライフを体現するために、自家製を追求する必要はいかがなものか。

しかも失敗作のパンは廃棄処分。

ご近所に新しいBIOショップもオープンしたことですし、
今後は普通に1個49セントのパン酵母を買うことに致しました。

ドイツはパンのお国ですから、BIOの材料も日本よりはお安いですし。
手作りの美味しいパンを思う存分作れます。

次はパンの型を中古品で購入したいもの。

週末のフリーマーケットでの楽しみが一つ増えました。

2016-09-07

BIOのパン酵母

胃潰瘍の薬で副作用が出てしまい、ちょっとゲロゲロでございます。
すぐに通っている病院へ連絡し、しばし薬は中断。
自宅で胃に負担のない食事をとりつつ、様子を見ることになりました。

さて、話は変わって…
最近、すっかりハマっておりますパン作り。
此の度はビオショップで生のパン酵母を買ってまいりました。

1個49セントとお安いとお思いでしょうが、
ディスカウントスーパーのお値段は9~15セントが相場。
それと比較致しますと、49セントと言えども良いお値段なのでございます。

BIOのパン酵母は昔ながらの天然発酵

酵母は少し葡萄の香りがいたしまして、明らかに違いがわかる。
ベーグルをいつも通りに焼いたのですが、仕上がりがふんわり。
しかもパンが本当に美味しいのでびっくりです。

『このパンが今までで一番おいしい』と博士も絶賛。

すっかり酵母に目覚めてしまい、次は自分で作ろうかと思いたつ。

ネットをググれば天然酵母の作り方がザックザック出ておりまして、
どれにしようか迷うくらいでございました。

自分で天然酵母を作って、果たして上手くいくのか微妙ですが、
失敗は成功の素とも言いますし、何事も挑戦が大事でございます。

現在、ライムと干しブドウで酵母液作りをお試し中。
どうなるのか…第一回目の試みやいかに。

そう言えば、天然酵母をググって知ったのですが、
日本で酵素ジュースが流行っているのでしょうか。
動画やレシピが結構あったので、思わず見入ってしまいました。

お砂糖を使うので、私には不向きなのですが、
塩レモン、塩麹など本当に健康にまつわるものの情報が多い日本。

ホメオパシーや自然療法が普通の暮らしにあるドイツも顔負け。
この度も多くを学ばせて頂きました。

さてさて、本日はハーブを使ったベーグルを焼く予定。
楽しみでございます。

2016-09-02

人生初の胃カメラ検査

暦が9月に入りましたが、心地よいお天気が続いております。
町のカフェでは、テラスに座って…という人が沢山。
とにかく太陽を今のうちに満喫しようという感じでしょうか。

さて、昨日ですが、53年間生きてきて、初めて胃カメラ検査を致しました。
日本でも決してすることがなかった胃カメラ。
それをドイツで初体験とは。

日本の友人に電話して、検査がどんなものかを聞いてみる。
今や日本は鼻からカメラというのが主流のようですが、
鼻から…と聞いて、ちょっと抵抗が。
口からってのも嫌ですけど、鼻・・・どんなものか。

検査当日、緊張しているのを先生に察知され、
『大丈夫、大丈夫。ほれ、検査の機械は日本製だし』と、
リラックスるするように促される。

お医者様は前回の大腸検査と同様のフレンドリー医師。
『全然痛くないし、安心してね~』と言いつつ、また麻酔を打たれました。

で、あっという間に検査終了。

検査が終わってマウスピースを外され、胃液がゲロ!?
普通なら、きゃーーーーーとうろたえるところですが、
麻酔が効いているので、とっさに反応できなかった。

焦った先生が、ティッシュをわしづかみにして口に当ててくれました。

そして検査の結果でございますが、なんと胃潰瘍でございました。

どうりで何を食べても具合が悪いはずでございます。

胃と腸って繋がってますから、早い段階で両方見てもらっていれば…
治療から5か月目にして、胃潰瘍。
痛くもなんとも自覚がなかったので、よもやまさかの結果でございます。

次はピロリ菌の検査もしなければならないという。
これまた人生初のピロリ菌検査。

消化器官の検査に初体験が続く。
ドイツと日本の検査事情の違いもわかり、これまた好奇心がそそられる。

この際だ、とことん調べてもらいましょう。

そして、仕事忘れないうちに職場復帰したいものです。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...