2015-08-05

3年ぶり!?日系美容室へ

暑かったり、寒かったりと定まらない天候のドイツでございます。

一方、日本は大変な猛暑のようですね。
札幌の友人に聞きましたら、帯広で38℃という記録的暑さだったとか。
もう、北海道が北海道じゃなくなってますね。

ドイツの寒暖差が激しいのも体に来まして大変ですが、
日本の皆様も体調管理しつつ、どうかこの猛暑を乗り切って下さいませ。


さて、話は変わりまして…
2か月前にカットした髪が、いよいようざうざになって参りました。
私、カットはお金をかけずにお安い近場の理美容室を使うか、
ゲッティンゲンへ足を運んだ際に娘に切ってもらっておりました。

デュッセルドルフへ来たての頃は、日系美容室だったのですが、
職場が片田舎にあったこと、仕事で体力消耗して町でカットが面倒になったこと、
そして、妙な節約心が働いて手近で済ませるようになっておりました。

ところが、今回はゲッティンゲンで時間があまり取れずに帰省。
あれこれ考えた末に、結果的に日系美容室を選ぶことに致しました。

理由は・・・私は襟足と右サイドに強い生え癖があり、ドイツの美容院じゃダメ。
こちらの美容師さん、そんな細かい事はお構いなしにザクザクいきます。

それに、私が美容室に通う頻度は、本来2か月~3カ月に一度。
ヘタなドイツの美容院へ毎月行くのを考えれば、節約の必要はありません。

ということで、仕事が丁寧な美容室『Mirage(ミラージュ)』へ。

インマーマン通りの美容室
実に3年ぶりの来店となりました。

美容師の金沢さんは癒し系ながら、仕事は超職人気質。

彼のカットの腕はかなりでございまして、私の生え癖を完璧カバー。
何といっても、カット一か月後でもスタイリングがしやすいというのが素晴らしい。
それから、彼のシャンプー技術、何故か気が和らぎます。

もともと東京の激戦区で腕を振るっていたのもあり、技術とセンスは確かなのでございます。

フランクフルトなど、わざわざ遠方から足を運ぶお客様もいるほど。

4年ぶりに足を運んで、久しぶりに心地よくカットして頂きました。

こちらへ赴任して、まだ特定の美容室がお決まりでない方。
是非一度、お試しくださいませ。

美容室ミラージュ http://www.mirage-duesseldorf.com/

2015-08-03

事前見学!?


 Göttingenへの週末旅行で、久しぶりにホテル宿泊することになりました。
各ホテルに空きがある状況ですが、ホテル代がお高めなのが頭の痛いところ。
夏の休暇シーズンというのもありまして、ホテルの値段は下がりません。

あれこれ調べて、朝食込でそこそこのお値段のところをチョイス。
昔住んでいた地域の奥にある宿泊施設に致しました。

パッと見、ホテルというよりマンション?
私は部屋の大きさと自然が多い場所というのでチョイスしたのですが、
実は、こちらのホテル、養護老人ホーム併設なのでございます。

緑に囲まれた環境
 年配の宿泊者の方が過ごしやすい設計になっております。

全室バリアフリーで、銀行、売店、美容院、ボーリング場、プール、レストラン完備。
トレーニングルームから小規模コンサートができる舞台設備もありという。

お部屋は簡易キッチン付で広々…窓から緑が見えます。
開放的な娯楽室あり
  裏庭で緑に囲まれ読書も可能
庭の池には鯉もおります

お部屋は広いし、清潔。しかもベッドのマットレスは高品質。

バルコニーから緑をながめつつ、博士とワインで乾杯
お店でチーズとワインを購入

虫の声を聞きながら、マイナスイオンを浴びての宴です。

老人ホーム併設なので、まるで二人で老後のための事前見学に来たような感じ!?

施設内は何でも揃っていて便利そうなのですが、若者の利用者はおりません。

私と博士はホテル受付の病院のような雰囲気にまずドン引き。
それから、部屋へ向かう途中、綺麗なバラの花と写真が目見止まる。

あれれ…と思ってよく見たら、『お悔やみコーナー』でした。
一瞬、もしや出るんじゃ…と躊躇しましたが、
まあ、どなたも90歳を超えられ、大往生のご様子。

気にせず部屋に向かって、最新ロックの鍵を開けたら人間の声らしい音がっ!!
博士と二人、『今、何か聞いたっ!?』とビビる。

いやいや…最新ロックなので、電子音がしただけです。(ほっ…)

まあ、二人とも悪い夢も見ずに、翌朝、朝食を頂くためにレストランへ。

滞在者と宿泊者は場所が別れておりまして、ブッフェ式朝食をとるようになっております。

皆様、とてもゆっくりお食事をしていらっしゃいまして、
まるで、私と博士が早飯したかと勘違いするほどでした。

緑に囲まれ、ほっとする空間を味わいつつも、
まだまだ元気でいたいと改めて思ってしまった。

お金持ちになれなくても、元気で健康でいられるように。
自由にパキパキあちこち行けるような体力を養いつつ、
良い老後を迎えたいと、二人で意見が一致したこの度の小旅行でございました。

Göttingenでノスタルジー

気温が上がった快晴の土曜日、古巣Göttingenへ参りました。

駅前の大通りを渡ってすぐのところにWallpromenadeという散歩道ございます。

250年前のWallpromenadeの写真
 良く見て下さい…↓この右側、ホテルですが、写真のまま


市庁舎前のHiroshima Platz


 Göttingenの町中心部には古い建物が多く残っております

この建物、何年も修復に費やして再現されました。
街の歴史的建造物の一つ

 再現されてからレストランとして使用。しかしながら…今は閉店。
残念ながら、空き家になっております。

この薬局は創業1332年の老舗
 でも、こちらも閉店
 Marktplatzのバス乗り場の裏手にある教会
この教会の塔の上は、無料で住むことができるとのこと。
今もそうなのかどうか…詳細は分かりませんが、
ドイツ語コースの時の先生のご主人が、学生時代にここに住んでいたと聞きました。
水道、暖房設備なしなので、冬は極寒生活を強いられるとのこと。
Göttingenの名物のひとつです。

 博士と映画を観に行った映画館
今もコアな映画を扱っております。

壁に旗がかかげられおります、このものものしいアパート。
かなりリベラルな方々がお暮しになっていらっしゃいます。 
こちらの住人は、資本主義をあまり好ましく思っていらっしゃらない方が多いようです。
旗には『国境を開放せよ!』とか、いろいろ…

 ちなみに、この通りの名前は『Rote Str.(赤通り)』
 この通りを曲がると学生食堂(メンザ)がある明るい通りへ出ます。
 メンザがある広場前のお店でビールを注文
 一本飲んで、200円でおつりがくるという安さ!
ベンチでもビール片手の学生がちらほら…

278年の歴史を誇る大学が町を支えております。
大学はドイツ5大学の一つとして有名。
しかも、世界118か国からの秀英が集う学び舎としても知られております。

でも、大学なかったら何にもない町。
ただのゴーストタウンになってしまいます。

街の自慢は数多くの優れた学者、政治家を世界に送り出していること。

それに、この町は気象の影響を受けにくいということ、
山があることで雨は多いですが、水が美味しい。
喫茶店で日本のように、頼めばお水が無料で出てくるのもこの町ならでは。

ほど良い都会で自然も満喫できる学園都市Göttingen
機会がございましたら、是非一度訪れてみて下さいませ。

一ヶ月のご褒美

気温が上がらない秋のようなお天気続きの一週間でした。

Meerbuschの麦畑
 ポプラ並木 
 仕事は3週間を過ぎたあたりから、忙しくなっております。

ドイツ人スタッフ、まだ仕事がままならない状態でも、結構容赦ないです。
次から次に、あれもこれもと仕事を持って来て下さいます。
机の上、ファイルが積みあがっております。

大丈夫か?と様子見に来るものの、片手にしっかり何か持っている。
手ぶらで様子見に来るわけじゃございません。

『大丈夫か?(これもあるけど)』ってことでございます。

でも、同僚はじめ職場環境は言うことなし。
有難くお仕事させて頂いております。

お蔭様で、一ヶ月があっという間に過ぎました。

金曜日は、仕事帰りに博士と待ち合わせてお買い物へ。
暑さとメノパウゼと闘いつつ、頑張った自分へご褒美を買いました。

Meerbuschで美味しいケーキが買えるお店、Cafe & Confiserie Adams へ。
閉店間際だったので、あまり選べませんでしたが2個チョイス致しました。

左はマジパンとナッツ、右は卵のリキュールのケーキ
 このリキュールのケーキはお気に入りの一つ。
初めて試したマジパンとナッツのケーキはおススメ!
これはナッツの香ばしさ、生地のふわっとした仕上がりがよろしく美味。

このお店、移転してからCaféも併設し、お値段も少し上がりました。
でも、ケーキ、美味しいですから…地元では人気がございます。
(こういう洒落たケーキのお店はここ一か所だけですが…)

自分で作るのも良いですが、仕事していると買う方が便利。
それに、こういうお洒落なケーキを頂けるのはおみせならでは。

ちなみに、このお店の横にはチーズやワインを買えるファインコストのお店がございます。
そのうち、お試しに足を運んでみたいと存じます。

2015-07-28

テレビショッピングの影響で…

日本もドイツも、いやいや今や世界中ですね、テレビショッピング。
朝から晩まで、洋服、家電製品、宝石から化粧品、ダイエットマシーンと色々。
電話またはインターネットで欲しいものが買える時代でございます。

我が家はそんなショッピングチャンネルとはあまり縁がないのですが、
以前、偶然に目にした商品にずっと興味がございました。

テレビでは『Cerafit Fusion』なる名前で売り出し中のセラミックフライパン。
従来のテフロン加工のものより、傷はつかない、手入れも簡単と。
まるで夢のような宣伝に、思ず買いたいという衝動に駆られました。

これには博士も乗り気で、購入に即、Goサイン。

でも、ケチケチの私は、お値段が少しでも安くなるのを待つと決め、
ずっと買わずに粘っておりました。

しかしながら、人気商品でもあるようで、お値段なかなかお安くなりません。

それで、いろいろ調べて名前は違いますが、ほぼ同じような商品を発見。

お値段もぐっとお安くなるため、得意のAmazonで注文。

日曜日に発注して、本日火曜日に到着

そして、買い物ついでにエスプレッソ用のポットも買ってしまいました。

このフライパン、取っ手が取り外しできるところがミソ。

早速、ジャガイモ炒めたりと使いましたが、軽くてヨロシイ。

テレビショッピングのように、お手入れも簡単でございます。
蓋が付いたセットもあるのですが、私は蓋なしを注文。
自宅に今まで使った28センチのものがありますし、蓋は収納場所をとるので邪魔。
代用できるものがあれば、必要最低限でものをそろえるのがベスト。

どの程度、使い勝手がよろしいものか、試したいと存じます。

それにしても、すっかりAmazonの買い物にハマっております。
気を付けないと…浪費注意でございます。

2015-07-27

癒しの音

若かりし頃は、70、80年代ロックにハマり、
モータウンミュージック,そしてJazzにスウィングしつつ、ブルースやフュージョン系もあり。

20代半ばから今も時々聴いているのはKenny Gでしょうかね。

30代半ばから、歌詞が耳に邪魔にならないクラッシックを聴くのが日常となり、
自宅での時間はピアノやチェロ演奏、時にオーケストラも楽しんでみたり。

オペラは子供の頃から好きな方なので、
ストレス発散に、大好きなカルメンを年に2,3回、ボリューム高めで聴くのが好み。

博士と知り合ってから、沖縄音楽も好みとなり、
りんけんバンドの年越しライブを観に行ったこともございました。

現在は、博士はすっかりインドネシア音楽に心奪われ、
毎日、バタックやミナンカバウの歌手が歌う唄が居間に流れております。
そのお蔭?で、私の耳にもインドネシア音楽がしみついております。

博士の楽しみを邪魔するつもりは毛頭ございませんので、
私は静かに自室にこもり、音なし世界で裏庭の小鳥の声、
そして時々の飛行機の騒音にイラッとしながら、自分の時間を過ごしております。

最近、早朝の小鳥の声が一番心地よいことに気づきました。

それで、時々、リラックスしたいときは、音楽ではなく自然音を楽しむようになりました。

ドイツの朝や夕方は、小鳥の声に癒されます。
どんな感じかと申しますと、こんな感じ…

この透明感のある小鳥の声がなんとも心地よいのでございます。

それから、水の音というのはとても耳に優しいと感じるようになりました。
最近よく聞いているのはこの二つ。


そして、眠る前に心地よいのが海の音。


波の寄せて返す音というのは心が静まる気がするもの。

ああ、ここでまた飛行機の騒音が…台無し。

もともと、北海道で生活しておりましたので、どうも機械的な騒音は苦手。
北海道の場合、車の音はドイツほど気にならないし。(広いから…)

ここの飛行機の騒音、少し慣れましたが、嫌なものです。

だったら引越せば?とお思いでしょうが、ここ治安が良いのです。
それに、今は通勤至便となり、当分は引っ越しする気はございません。

しかもドイツの主要都市部は物件探しが超至難でございます。
高いし、条件に合うところを見つけるまで、かなりの苦労を要します。

ただ、60歳を目前に、人生あと一回は引っ越しするかと。
その時は、絶対に森が近いか、海が近いところで生活したいと夢見ているのでございます。

2015-07-26

カレーのついでに…鶏皮メニュー

早起きした朝は、博士用にチキンカレーを作りました。
BIOの鶏レッグ2本を使って、季節の野菜こんもりのカレーをグツグツ…。

鶏のレッグは、博士のために皮を引っ剥がさねばなりません。
博士、鶏皮がかなり苦手でございまして、ローストチキンなども皮を捨てるタイプ。

私はコラーゲン摂取も含め、プリプリ鶏皮大好物。
皮を捨てるなんてもっての外でございます。

そこで、自分のために鶏皮珍味を作ることに。

鶏皮と新玉ねぎの塩コショウ炒め
ニンニクもタップリ効かせてございます。

これに白いご飯と海苔があれば幸せ。

太るとか、カロリーがどうのとか、そんなことどうでもよろしい。
ご飯は好きなものを美味しくいただくのが一番でございます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...