気温が上がった快晴の土曜日、古巣Göttingenへ参りました。
駅前の大通りを渡ってすぐのところにWallpromenadeという散歩道ございます。
250年前のWallpromenadeの写真
良く見て下さい…↓この右側、ホテルですが、写真のまま
市庁舎前のHiroshima Platz
Göttingenの町中心部には古い建物が多く残っております
この建物、何年も修復に費やして再現されました。
街の歴史的建造物の一つ
再現されてからレストランとして使用。しかしながら…今は閉店。
残念ながら、空き家になっております。
この薬局は創業1332年の老舗
でも、こちらも閉店
Marktplatzのバス乗り場の裏手にある教会
この教会の塔の上は、無料で住むことができるとのこと。
今もそうなのかどうか…詳細は分かりませんが、
ドイツ語コースの時の先生のご主人が、学生時代にここに住んでいたと聞きました。
水道、暖房設備なしなので、冬は極寒生活を強いられるとのこと。
Göttingenの名物のひとつです。
博士と映画を観に行った映画館
今もコアな映画を扱っております。
壁に旗がかかげられおります、このものものしいアパート。
かなりリベラルな方々がお暮しになっていらっしゃいます。
こちらの住人は、資本主義をあまり好ましく思っていらっしゃらない方が多いようです。
旗には『国境を開放せよ!』とか、いろいろ…
ちなみに、この通りの名前は『Rote Str.(赤通り)』
この通りを曲がると学生食堂(メンザ)がある明るい通りへ出ます。
メンザがある広場前のお店でビールを注文
一本飲んで、200円でおつりがくるという安さ!
ベンチでもビール片手の学生がちらほら…
278年の歴史を誇る大学が町を支えております。
大学はドイツ5大学の一つとして有名。
しかも、世界118か国からの秀英が集う学び舎としても知られております。
でも、大学なかったら何にもない町。
ただのゴーストタウンになってしまいます。
街の自慢は数多くの優れた学者、政治家を世界に送り出していること。
それに、この町は気象の影響を受けにくいということ、
山があることで雨は多いですが、水が美味しい。
喫茶店で日本のように、頼めばお水が無料で出てくるのもこの町ならでは。
ほど良い都会で自然も満喫できる学園都市Göttingen
機会がございましたら、是非一度訪れてみて下さいませ。