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2017-04-01

ゲッティンゲン、桜の季節

日本も桜前線が北上し、関東周辺は満開の時期になるのでしょうか。
デュッセルドルフは開花が終わり、今は八重桜のつぼみが開き始めております。

さて、先週ですが3日間滞在で古巣ゲッティンゲンへ参りました。
高気圧のおかげで、心地よい小春日和となりました。

青空ばっちり 
ちょうど桜が満開の時期
この町で桜と言えば、ゲッティンゲン大学でございます。

昼時、学生たちが賑わう図書館周辺の桜並木
並木…小さいですが、きれいに咲いておりました。
最高気温が18℃ですが、気が早いドイツ人は半袖多し。

キャンパスの芝生には日光浴する学生たちがたくさん。
バーベキューをやってる学生グループも一組。
皆さん、待ちに待った太陽をここぞとばかりに満喫です。

ドイツは南部を除き、平均して太陽の顔を拝めるのが少な目。
そのせいか、わりと鬱になるひとも多いとか。

聞くところによりますと、とある総合病院の精神科には砂があるとか。
ロビーのサンルームに砂を置き、気分の高揚に利用するらしい。
治療用に設置しているのだそうです。

それはさておき…
ゲッティンゲン大学も今年は開学280周年を迎えます。
(設立1734年からは283年目)

学生も3万人を超えるドイツ5大学のひとつ。
街を歩いて改めて思いましたが、ホント、若者が多いです。

私には、ドイツ生活第一歩を踏み出した思い出の町。
住んでいるときは町が小さすぎるなどと言っておりましたが、
やはり歴史がある町だけに落ち着くところでございます。

さて・・・実は、
この7月にゲッティンゲンへ引っ越すことになりました。
日本食充実のデュッセルドルフを離れるのは残念ですが、
日本食をあまり食べられなくなった私には、特別なこだわりもございません。

とは言っても、まだ新居が決まっておりませんが…(-_-;)

ゲッティンゲンは4年ほど前から住居探しが困難な都市のひとつになり、
とにかく物件が少ないという厳しい状況。
まあ、ミュンヘンなどの都市部よりはまだマシですが、
なかなかどうして、かなりハードでございます。

我が家が家賃1000ユーロも支払えるなら別でしょうが、
そんなハイソな暮らしは遠い話でございます。
(日系企業の駐在員なら、この2倍でも楽勝かと思いますが…)

住む場所が決まらずとも、ゲッティンゲンに戻るのは心が弾みます。
残り3カ月、デュッセルドルフの生活を楽しみつつ、
次の準備を整え、やりたいことに色々備えをしたいと存じます。

まずはその前に…水曜日からのハンガリーでの休暇を楽しんで参ります。

2017-03-22

禁断の…

告白しますが、2週間ダウンしておりました。(-_-;)

仕事中、とにかく消化器官がめちゃめちゃ不調になり、
帰ろうか…いや、最後まで頑張ってみようか…
などと迷いつつも、結局終業時間まで頑張ったのが裏目にでました。

帰宅して、横になろうが、縦になろうがゲロゲロ。
何も口にできなくなり、夜中も寝汗びっしょり。
翌日になっても食欲は全くなし。
むしろ消化不良でお腹がパンパンに張ってしまい、
恐ろしく苦しい状態に陥りました。

こんな状態で会社に行けるわけはなく、即、病院。
最初は一週間の予定でお休み致しましたが、
途中、めまいも起こすようになり、結果的に2週間自宅療養となりました。

この週末、やっと体力が回復。
そこで、しばらく禁じられておりましたものに手を出してみました。

それは…
老舗ハイネマンのケーキ

腸ガンジダから甘いもの制限を始めましたが、
ここにきてガンマンも限界。

食べられるものが食べられないと分かって約半年ちょい。
消化器官の不調に至っては約1年、食事で苦しんだ日々でございます。

食事に制限がかかりますと、ホント、人間キレてしまうもの。

アレルギー症状がでないもので、食べたいものを食べてはおりましたが、
スィーツに関しては、かなり我慢の子でありました。

正直、ケーキも小麦粉を使っているので、アウトの類ではございますが、
別に死ぬほどの反応がでるわけじゃなし。
もうここまで何でも我慢してきたら、口の中が痒くなっても、
食後に関節が痛くなっても、どうでもいいと開き直りました。

で…明日から仕事という事もありまして、
景気づけに禁を破って頂いたのでございます。

大丈夫。
ちょっと反応はでるけれど、死にはしない。

それより、気持ちが和らぐことが大事。
やっぱりスィーツはウマウマなのでございます。

ですが、不摂生はこれにて終了。
来週は、再び胃カメラ検査が控えております。

2017-02-27

今年もカーニバル

 23日の木曜日あたりから、町中大騒ぎのカーニバルの季節がやって参りました。
職場でも気分はすっかりカーニバル。
この時期に残業するのは日本人くらいかもしれない。

とにかく、昼間から飲んだくれる輩多し。
市内の交通機関も大混雑で、電車やバス路線のダイヤも乱れ放題。
個人的に、街の中心部への外出が嫌になる時期でもあります。

博士と私、カーニバルとは無縁のゲッティンゲンで長く暮らしたこともあり、
どうも苦手なこの雰囲気でございます。

昨日の日曜、散歩がてらにNeuss(ノイス)へ足を運んだら…

通りはかなりの人、人、人…
たまたまカーニバルのパレードが終わったところに出くわしました。

みんなコスチューム姿で見学
さて、カーニバルパレードが終了してからが、長い夜の始まりです。

街の居酒屋やレストランは大混雑。
みんな飲めや歌えの大騒ぎです。  
パレードの始まりも後も、一番大変なのは出動中の警察官と救急隊。
飲んで殴り合いの喧嘩もあり、仲裁に入る警官も楽じゃございません。

それから、急性アルコール中毒で倒れた若者を運ぶ救急隊も目撃。
カーニバルがいくら無礼講とは言え、何でここまで羽目をはずせるものなのか。
私たちが散策していたわずか30分の間に、3台の救急車が出動。
まあ、とにかく酔っ払い天国と化しておりました。

メイン通りでは、練り歩くパレード隊がお菓子などを見物人へ投げるのが習い。
それをみんな競って拾い集める…という楽しい行事なのでしょうが、
その終わった後はこんな感じ。
祭り後の通りはゴミだらけ。

飴やお菓子の残骸で靴の底にゴミがベタベタにくっついてしまいます。
まあ、市の清掃車があとから片づけに入るので問題ないのでしょうが、
エコを考えるドイツ人がこの日ばかりは例外のよう。
ビニール袋とゴミが散乱し放題でした。

このカーニバル、各地から観光客も多く訪れるメインイベント。
ですが、アルコールの勢いも手伝って、一夜だけの恋にも拍車がかかるらしい。
コスチューム姿でナンパされ、その場でいちゃいちゃ…っていうのが昨今の流行と、
そんなことをテレビの情報番組で取材していおりました。

ちなみに、番組によりますと、
男子から電話番号を渡される確率が一番高いコスチュームは、
『婦人警官』なんだそうな。

この際、通りの飲んだくれを『月に替わってオシオキ』して頂きたいもの。

デュッセルドルフ在住4年、未だに楽しめないカーニバルなのでございます。

2017-01-14

博士の出身地・Békéscsaba (ベーケーシュチャバ)

さて、またハンガリー旅行の続きです。
この度は博士の生まれ故郷ベーベーシュチャバのご紹介です。

ブダペストのケレティ駅より列車に揺られて1時間45分。

すっかり新しくなった駅に降り立ちました。
博士の叔母さんと従妹のところへ訪問する前に、市場へ直行。
市場で腹ごしらえ致しました。

ベーケーシュチャバはブタペストから更に東南にあるベーケシュ県の県都。
人口わずか6万人の町には、劇場もございます。
街の中央にはクリスマスマーケットとスケートリンクが。
こういう光景はドイツと一緒でございますね。

昔、マクドナルドだった左角の建物ですが、
もうマックは閉店し、テナント募集になっておりました。
でも、その昔は見ることがなかったゲバブ屋ができてたりして、
ブタペスト同様、食も国際化してきております。

街の通りが綺麗で絵になります。
街のいたるところが整備され、カルチャーセンターができていたり、
私が初めて行ったころと少し様変わりしておりました。
でも、やっぱりどこを見ても綺麗。
ゆったりしていて時間を忘れてしまいます。

EUに加盟して、西側の資本が入り、
同じスーパーや家電量販店が入ったショッピングモールが登場したり、
見た目は豊かに映るようになったかもしれません。

でも、年金受給者や地元で働く人たちの賃金は上がらず、
物価だけは上昇しているので、生活は決して楽ではないようです。

月給は450ユーロから480ユーロ程度で、
光熱費は西側とほぼ同じ位と聞いて驚き。

共産主義時代のおかげで、それぞれ持ち家なのがせめてもの救い。
でも、多くの人がギリギリの生活をしているのが現実です。

大学を卒業して、イギリスでホテルメイドの仕事をするという。

賃金はハンガリーより高く、良いのかもしれませんが、
なんとも話を聞いていて切なくなってしまいます。

市場で何人かの人と話をしましたが、
「息子がドイツの○○○で仕事してる」という人も多かった。

ハンガリーの若い労働力が、近隣諸国へ流出しているという現実。

10年前に訪れた時と比べて、公共施設は立派になりましたが、
庶民の生活はあの頃より厳しさを増している気が致しました。

2017-01-08

ワインの井戸発見!?

本日もブタペスト旅行の続きです。

滞在したアパートメントホテルが中央市場徒歩圏内だったので、
心ウキウキ、到着翌日に中央市場へ足を運びました。

いつも観光客でいっぱいの中央市場
美味しいハンガリー料理のお昼ご飯を食べようと、胃袋を空けて訪問。
久々のハンガリー家庭料理の味はいかに!? 
お店がずらりと並び、支払いはユーロでもオッケー。
でも、私たちが思っているよりお値段お高めで、ちょっとびっくり。
私が注文したザワークラウトとハンガリーソーセージの煮込み 
博士が注文しソーセージのグリル
この二品で価格は西側並みの8ユーロ。

観光で訪れている人には平気なのかもしれませんが、
昔からハンガリーを知る私たちには高すぎ感がございました。

それでも久々の本場の味です。
ウキウキしながら頂きましたが、一口食べて…!?????

食べられない味じゃないんですが、何かが違う。
博士は舌がハンガリー料理を知り尽くしているだけに、
「不味い」の連発。

お肉屋さんでソーセージなど購入しましたが、
値段がお高い割には全部ハズレ。
期待が大きかった分、がっかり度が半端ない。

それでも世界各国から訪れた観光客の皆さんは、
ガイドブックやインターネットの情報で中央市場を訪れるもの。
でも、中央市場のあの食べ物で、ハンガリー料理を判断して頂くのはあまりに残念、

ハンガリー料理は日本人の口にも合い、本当に美味しいのです。

中央市場で肩を落として帰宅した博士と私。
ですが、旅行で美味しいものが食べられないなんて、
こんながっかりはございません。

ハンガリーに何のために来たのか。
それは、心と体を癒すため、美味しいものを求めての旅のはず。

博士と私、実は、二人とも事前に他の市場の情報もチェックしておりました。
夫婦ともども、考えることは同じでございます。

美味しいハンガリー料理に餓えた二人。
後日、ちょっと足を延ばしてブダ側の市場へ参りました。

地下鉄4番線終点から徒歩3分。市電でも行けます。
参りましたところ、観光客はほとんどおりません。
近隣の地元客で賑わっております。 
この市場、今回の滞在で大いに利用させていただきました。
パン屋さんもお肉屋さん、お漬物屋さんも安い、美味しい。
そして、どうでもいいかもしれませんが、トイレ使用料金も中央市場の半額です。

博士とパン、野菜などたっぷり購入。
そして、やっぱりワインを買わねば・・・と、あたりを見回しましたが、
どうもアルコールを扱っているお店が見当たらない。

博士は市場の中にはないのでは?と言ったのですが、
そんなはずはないと、私は執念の嗅覚で上を下への大移動。

そして、見つけた!ワインが湧き出る井戸発見!?
BOR(ボル)とはハンガリー語でワインの事。
お店の名前はズバリ『ワインの井戸』 
イブの前で特に大繁盛のワイナリー直営のお店。
ワインを計り売りしてくれるのです。
1リットル500フォリント(日本円で180円程度)

ペットボトル代をお支払いさせていただき、
満タン2リットルでも500円しないんです。
信じられない!
美味しいハウスワインを信じられない安価で購入。
味はイケます。保証付きです。

ワインを格安で購入し、小腹が空いて2階のイートインコーナーへ。

そこで一杯飲み屋を発見! 
 ここの店主のお姉さん、真っ赤なネイルに真っ赤なルージュが目立ちました。
ちょっと肉感よろしい肝っ玉姉さん系で、常連客に愛されおります。

お店の前には、ご近所の常連の叔父様たちが、
楽しそうに歓談しながら飲んだくれておりました。

1デシリットル150フォリント(約50セント=65円)でワインが飲める。
グラスになみなみ注いで頂いて一杯1ユーロ! 
そこに手造りハンガリーソーセージのグリル二人前を購入し、
このハンガリー三昧のメニュー全部で7ユーロという安さ!
あの中央市場とはエライ違いでございます。

ワインの井戸もそうですが、ここで飲んだワインも美味しい。
余計なものがあまり添加されていないので、鼻水も出ません。
(体に合わないとアレルギーで鼻水が出る博士と私)

日本では、フランスワイン、イタリアワインなどともてはやされておりますが、
ハンガリーワインは全く劣ってはおりません。
むしろどこより美味しいと思っております。
ただ、宣伝が下手なだけ。

ハンガリーは西側の国の何倍も見どころ、味どころがあるのです。

また、ブタペストを数日滞在で終わらせるのも勿体ない話。
見どころや穴場はかぞえきれないほど。
ゆっくり1週間以上滞在し、歴史や美術、音楽を満喫できる街なのです。

こちらに来て驚いたのは、ほとんどの日本人の方が、
ハンガリーは夏も寒いところだと思い込んでいるところ。
悪いけど、寒いのは11月から2月までの冬の期間。

4月からはもう暖かく、特に夏は30℃越え。
それも乾燥していて、心地よい暑さでバカンスには最高の場所。
おススメなんです。

高いレストランやカフェを訪れるもの良し。
更に地元の味や庶民的なB級グルメを楽しむのも良しのハンガリー。

ヨーロッパ旅行でハンガリーへ足を延ばさないのは損!
絶対におススメなのでございます。

2016-10-30

冬時間、そして栗

本日から、冬時間となりまして、時計の針を一時間マイナス。
いつもより朝寝坊しても、早起きして得した感がございます。

この夏、冬時間が実はめんどうで…いちいち時計の針を変えなくちゃいけません。
今どきはPCやスマホは自動ですから、昔よりは楽ですが、
居間の掛け時計、DVDや目覚まし時計は設定のし直しが必要。
今朝もせっせと時間を合わせておりました。

今日は爽快な青空が広がり、外出気分も盛り上がる。
博士とバスに揺られてフリマへ足を運びました。

フリマですが、なぜか八百屋の出店もあり、
柿やブドウを格安で入手。

それから、この度は旬も後半の栗を購入。
1㎏4.99ユーロ
早速、切れ目を入れてオーブンで焼き栗

粒が大きいので、かなりの食べごたえ。
うまうまでございます。

子供の頃は、栗は拾いに行くもので、買うものではございませんでした。
春先は行者ニンニクと蕗、タケノコ、
秋はキノコと栗を求めて、よく山菜取りに出かけました。

今は何でもスーパーに行けば入手可能。
野山へ出かけ、自然の恵みを探し求めることもなくなりました。
なんだか少し寂しいような…


やっぱり、自然から頂くものは力が違う。
山菜取り、行きたいかも。

自然が私を呼んでいる!?

2016-10-24

お久しぶりのゲッティンゲン

一年数カ月ぶりで古巣ゲッテインゲンへ参りました。
曇り時々雨のあいにくのお天気ですが、まあ、雨が似合う街なので。
メルヘン街道のひとつでもあるこの町。
童話『がちょう姫』の銅像が町の中央にございます。

後ろの旧市庁舎は修復中。

この『がちょう姫』、大学の博士号取得者は必ずこの銅像にキスをすることで有名。
今年で大学創立279年ですが、一体何万人のキスを受け入れてきたのか。
おそらくギネスブックものではないかと思われますが、
誰もカウントしていないのが悔やまれます。

地元ゲッティンゲン大学は、ドイツ5大学のひとつ。
法学、哲学、物理学、数学では特に優れた実績を誇っているそうです。
世界180か国以上の学生たちが、この大学で学んでいるとか。
あの北大のクラーク博士もこの大学へ留学していたそうです。

娘たちと大学の学生食堂で待ち合わせ。 
こちら、ドイツ語コースへ通っていた頃は、学生料金でよくご飯を頂きました。
食堂の反対側にはカフェテリアがございまして、お安いのでよく使っておりました。
今はコーヒーもお値段15セント上がり、一杯95セント也。
ラテマキアートが1.25ユーロだったか?お手頃価格で美味しいコーヒーが頂けます。

カフェテリアもすっかりモダンな装飾になり、メニューも充実。
ピザやパニーニなんかあったりして、お洒落に様変わりしておりました。
町のカフェに行くより、こちらで軽食片手にお喋りというのも悪くはございません。
私はドイツ語の勉強兼ねて、ここで新聞を読んだりしてました。
(新聞を無料で読めるのが魅力でした)

ゲッティンゲンはデュッセルドルフより緯度が高いところなので、寒さが違う。
秋というより冬の冷たさ。
紅葉もくっきり 

久しぶりに友人を訪ねたり、ちょっとお買い物をしたり。
1年のご無沙汰で新しいお店も増え、ちょっとした浦島太郎。
学生が多いせいか、若者向けのお洋服屋さんが増えましたね。

大学町のゲッティンゲンですが、今や主要都市並みにアパートを探すのが困難らしく、
物件を探すのが頭の痛い町の一つだそうです。

懐かしい…と思いつつも、やっぱり日本人にはデュッセルドルフは捨て難い。
美容院をはじめ医療機関、薬局など、日本語が通じることがどれほど有難いか。

お店のレジの接客態度、ゲッティンゲンは冷たいというか、愛想がイマイチ。
デュッセルドルフは日本人に慣れているのか、フレンドリーな気が致します。
(もちろん、例外はどこにもございますが…)

次に訪れるのは12月の予定。
クリスマスマーケットの時期になりますか。

2016-10-17

一冊1ユーロの文庫本

博士とぶらりインマーマン通りへお散歩へ参りました。

日本食材を買うのが目的で出かけましたが、博士が本屋へ立ち寄りを所望。
たまには日本語の本を見るのも悪くはなし。
喜んでお供いたしました。

博士があれこれ物色しているところで、雑誌の値段をひっくり返して見て、
「高いっ!?」と独り言を言っておりました。

あてもなく、本屋さんの奥へ行ったところで気になるものが。

なんと、カバー無しの文庫本が一冊一ユーロで売られているではありませんか!

これはこのまま通り過ぎるわけには参りません。
即、気になる作品がないか、へばりついてチェック。

6冊ほどピックアップ
阿刀田高のエッセイ本が大きな収穫

ドイツ語を勉強していた頃は、日本語に触れちゃいけない…くらい、
ちょっとストイックになって本に触れておりませんでしたが、
これは大きな間違い。

ストレス発散と心の栄養のためには、母国語で本を読むことは大切なんです。

自宅には日本から持参したもの、送っていただいたもの、
アマゾンで取り寄せたもの、こちらで見つけたものと、
なんだかんだ言って30冊ほどの文庫本がございます。

繰り返し読む物もあり、まだ手つかずのものもありですが、
暇なときに手に取ると、止まらない。
ついつい時間を忘れて読みいってしまいます。

今は電子書籍という便利なものもあり、
随分お値段もお安く日本語で読書が楽しめる時代になりました。

ですが、本に関してはアナログでなければしっくりこない博士と私。

これで最後と言いながら、最後が何度繰り返されるのか。

実のところ、新しい本棚が必要な我が家でございます。

2016-10-15

バターケース

ここのところ、日曜日となると、よくフリマへ足を運んでおります。

天気がイマイチのある日、久々にMettmann(メットマン)のフリマへ参りました。

どんより曇り空で、時折雨が降っては上がるというお天気。
それでも人はそれなりに集まって来ておりました。

パンの型とバターケースを物色するのが目的でして、
あれこれ探しましたが、なかなかこれというものに当たらない。

特に、バターケースは2か月程前からあちこちで探しております。

実は我が家、博士は無塩、私は有塩バターを食しております。
博士専用のは以前、フリマで見つけたのですが、
私のこだわりもありまして、なかなか出会わない。

私が食べているバターは、筒型のBIOバターなので、
ありきたりの四角いバターケースではだめなのです。

今回もダメかなと思っていたところに、大ビンゴ!

可愛いガラスのケースを発見!
深さも形もピッタリ…お値段2ユーロ

写真ではわかりにくいのですが、うっすらグリーンのガラス。
鶏の絵も雰囲気がありまして、ひとめぼれで購入。

気に入ったものを見つけられると、お天気がどうでも気にならない。
足取りも軽く帰路につきました。

食卓で毎朝、手作りのパンと一緒にテーブルに並ぶ。
楽しみがひとつ増えました。

2016-10-08

ちょっと寄り道 Pempelfort

金曜日は昼休みをとらずにお仕事。
そのため、通常より早く退社致しました。

まだ帰宅するにはもったいない。

会社の帰りに、ぶらりと寄り道をすることに。

私のお気に入りの場所、デュッセルドルフはPempelfortまで参りました。
会社から電車で10分かからずに足を延ばせるのがみそ。

少し小腹がすいたので、お洒落なBIOshop へ。

地下鉄Nordstrasse駅から徒歩2分ほど。BIO shop TEMMA
お店の中にベーカリーがあり、キッシュやサラダ、スープなどが頂ける。
お値段もスープが5.90ユーロからでパン付き。
結構なボリュームで、十分お腹がいっぱいになります。

ちなみ、私はサンドイッチとコーヒーで6ユーロ。

私の向かい側に居たドイツ人の若いご夫婦。
子供連れながら、ワインで乾杯していらっしゃいました。

このお店の近くにあるセカンドハンドショップでお買い物。
アクセサリーを格安で購入。
左の赤いネックレスと右のイチゴの2点で6ユーロ

体重が激減したため、洋服の揃えなおしが大変。
それでも、新品にお金を使う気は毛頭なし。
フリマなどもフル活用して、自分なりのお洒落を楽しんでおります。

この日は、アクセサリーの他にジャケット、スカートも購入。
なかなかの良品を手に入れることができました。

お洒落に関しては、特に流行を追うわけではないので、とても楽。
オーソドックスなラインで洋服を揃えることが、
長く着まわせるポイントです。

最近は、セカンドハンド以外に利用するのがユニクロ。
ドイツのユニクロサイトで必要なものだけ、セール品からゲット致します。

あとは、靴を季節外れのセールで半額以下で買うことにしております。
この場合、必ず平日にAmazonのサイトをチェックしております。

何故、平日かと申しますと、
テレビの情報によれば、アクセス数が下がる平日が狙い目だそうな。
週末チェックした商品が、若干値下げする場合があるんだそうです。

現にこの方法で、欲しい靴を60%割引で入手致しました。

それにしても、週末の夕方散歩は楽しいもの。
翌日がお休みと言うだけで、心がゆるりとして、お買い物も楽しい。

また、金曜日の夕方散歩、満喫していきたいと存じます。

2016-09-30

読書の秋 Büchermeile Düsseldorf

先週の土日ですが、恒例Bücermeileへ行って参りました。

Büchermeile(ビュヒャーマイレ)とは、アンティーク本や古本を販売する青空市のこと。
デュッセルドルフはAltstadtのライン川沿いに露店がずらりと並びます。

快晴のため、ハーレイで参加の方も…

良書が安く手に入るということもあり、大勢の人で賑わっておりました。

博士が楽しみにしている行事の一つ。
『本はもういい…』と言いつつ、行けば必ず買ってしまいます。

私が買おうかどうか悩んだ料理本…一冊2ユーロ
昨今はネットで必要な情報が入手できるため、買うのは我慢。

とってもビビッドなカラーを使った絵本。 
これ、買わなかったのをちょっと後悔。

皆さんご存知の『アルプスの少女ハイジ』もございます。 
挿絵に年代を感じますね…これは50年以上前の絵本。

今回は特に気に入った本はなく、絵葉書を2枚買っただけ。
本を眺めながら、日光浴をして帰ってきました。

楽しい秋晴れの一日でございました。

2016-09-11

フリーマーケット in Neuss

快晴の日曜日。
バスに揺られて15分。
お隣り町Neuss(ノイス)のフリーマーケットへ行って参りました。

町のメインストリートにびっしりと出店されて、最大規模のフリマ。
見るだけでもエネルギーがかなり必要。
端から端まで物色し、折り返しで既に疲労困憊の博士と私。

途中、パン屋さんで休憩して息を吹き返し、後半を何とか乗り切る。

こちらは細い小路に並ぶフリマ

出店数はかなりの数ですが、ピンとくるものや探しているものは見つからない。
ビビッとくるものに出会うのは、なかなか至難でございます。

それでも新品のパンツを3ユーロでゲットしたり、
可愛いカフェカーテンを見つけたり。

まあまあ満足のいくお買い物ができました。

博士曰く、『(購入したものより) 食べたものの代金のほうが高くついた』
ははは…なるほど、その通り。
途中で腹ごしらえしたものへの出費のほうが多いとは。
私たちにしては珍しいこと。

まあ、お天気も良かったし、楽しかったので。
これはこれで良しといたしましょう。

それにしても、ドイツのフリマは本当に合理的。
探しているものが見つかれば、お安く買い物ができるわけですから、
節約上手な人たちには欠かせない存在。

私はドイツでフリマやセカンドハンドに目覚めました。

ちなみに、私のワードローブの8割が古着でございます。(但し、下着は除く)
バックや靴も例外ではございません。
流行にこだわりは全くございませんので、気にならない。

いまどきのモードを追いかけるような生活はしておりません。
ブランド音痴ですし、自分が気に入って、似合っているものであればそれでよし。

来週末は地元でのフリマがございます。
今回は見つけられなかったパンの型、なんとか見つけたいと存じます。

2016-08-13

夏のワンピース

土曜日は久しぶりに太陽が顔を出しましたのでお出かけ。
骨密度のためにも太陽光線を浴びなければなりません。

ぶらりと散歩ついでにセカンドハウスへ立ち寄り。
何も買う気はなかったのですが、素敵なワンピースを発見。

ローラアシュレイのワンピース8ユーロ也
帰宅して手洗いしましたが、少し縮んだかも…(-_-;)

それでも着られるので問題はなし。

夏らしい夏があまりないドイツ(南部は別として…)ですが、
このワンピースは買でございます。

シルエットもシンプルですし、長く着られること間違いなし。
お得な買い物をさせて頂きました。

2016-07-13

日曜の八百屋

何を食べても消化が優れない毎日でございます。

カンジダ菌が原因で、腸がやられたとわかりましたが、
体調は良くなったり、また不調になったりと安定しない。

たまたまFace Bookでトンプソン真理子さんのまりとん塾なるサイトを発見。
腸カンジダについての情報が分かりやすく載っております。

そのサイトを読んで思ったのですが、
私、リーキガット症候群なんじゃないかと。
とにかく食事のあとが辛い、だるい、眠い。
おまけに消化が思うように進まないようなので、膨満感が半端ない。
この2か月間、だましだましで何とか食事しておりますが、
毎日何か問題があるのでございます。

最近は煮込んだお肉でも調子が悪くなるため、肉は中止。
イモ、豆類も少量を分けて食べるか、2食続けて食べないようにしています。

もう今は野菜がメインで、8割ベジタリアン化。
BIOショップの野菜を購入しておりましたが、お値段が良すぎ。
そこで、節約&フレッシュを追求し、
近隣のObshof(オブストホフ/産直もどきの八百屋)へ参りました。

春先から10月までは日曜日もオープン
ここで買ったバジルをテーブルに置いて、ベンチで一休み

Meerbusch BüderichとLörickの中間にあるObsthof Mertensというお店。
お店のイチゴをはじめとするベリー類、林檎は自家製らしいです。

新鮮な野菜も手ごろな価格で購入可能。
お野菜も地元や国内産をメインに近郊のオランダものが並びます。

買ったバジルの鉢植えも香りが良いし、元気です。

ブロッコリーもスーパーよりお安く、お味もヨロシイ。
お店には日本人の方もお買い物に来られておりました。
美味しいものの情報はとどまらずですね。

私は散歩がてら自宅から歩いて行ったのですが、ちょっと後悔。
結構距離がありますので、車で行くのがよろしいようです。

お店には果物たっぷりのケーキ、手作りハムなどもあり。
おススメでございます。

2016-05-05

ライラックの季節

朝から快晴でございます。

本日はドイツも祝日、しかも父の日。
アルコールを一切飲めない私を横目に、博士だけ一人ワイン。
父の日は飲めや歌えが許されるという習慣。

しかも本日は最高気温20℃とビールも旨い快晴。
私はビールも厳禁のため晴れてもあまり嬉しくないです。

食事の間違いに気づいて、あれこれ工夫しておりますが、
食後の不快感プラス、今日になって片頭痛に悩まされております。

食事のあとは信じられないダルさに襲われ、目を開けていられない。
昨日も今日もぐったりしてソファで眠りこんでしまいました。

こんなんで週明けから仕事へ行けるのか…参りました。

昼食後の眠りから覚めて、ちょっと太陽を浴びることに。

ご近所散策へ出かけました。

ライラックが咲き始めました。
こんな白いお花も満開
 ゆっくり歩いて気分転換。
日を浴びて歩くのは気持ちの良いものです。

すれ違うドイツ人はほとんどの人が半袖という。
ずいぶん気が早いんじゃないか・・・

確かに20℃は暖かいですが、私も博士もジャケットなしは無理。

これくらいで夏のいでたちというドイツ人。
乳製品や小麦粉を大量に摂取しても壊れない彼らが羨ましい。

さて、今夜の夕飯も納豆にサラダ。
なんかこれを機に野菜メニューの達人になりそうです。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...