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2017-03-25

低温調理法とパイナップル

お休みだというのに、平日同様、5時に起きてしまいました。
二度寝するという手もあるのでしょうが、早起きは三文の徳でございますし、
ちょっとやりたいこともあるので、ささっと起床いたしました。

実は、YouTubeで偶然見つけた調理法あり。
以前から気になって、どうしても試したいと思っていた『低温調理法』なるもの。

なんでも、お肉を柔らかく、美味しく頂けるらしい。

知ってしまうとどうしても試したくなるのが人情。

この料理法を試すために、豚のスペアリブを買ってきたのでございます。

料理の仕方をYouTubeで色々検索。
なんと、パイナップルがお肉を柔らかく仕上げるという知識をゲット。

パイナップルも買いました
パイナップルとお肉についてネットでググりますと、面白い記事がありました。
パイナップルの消化酵素がとってもすごい働きをするらしい。
思っても見なかった知恵をさずかりました。

塩、胡椒、すりおろしにんにく、ローズマリー、オリーブオイルをまぶして… 
これを真空状態にしてお湯に一時間半漬けるだけ。

ちなみに、参考になるYouTubeサイトは。。。芝濱の豚コンフィ

良い感じに仕上がっておりますので、あとはオーブンで表面をカリッと焼くだけ。
本日のランチメニューになりますが、どんな仕上がりか楽しみでございます。

追加…仕上がりはこんな感じ
パイナップルの酵素のおかげでお肉やわらか。
ウマウマでございました!

2017-02-11

食べたいものを食べる

療養中ですが、少し食欲回復。
昼食のみ、まともに食べられるので、調理に力が入ります。

最近見た食品アレルギーに関する番組で、
近年の食品摂取のピラミッドが変わったという情報がありました。

摂取を控えたほうが良い食べ物のトップが、
小麦、ジャガイモ、砂糖だという。

砂糖は世界各国、どこでも摂取を控えるべきだと言われておりますが、
小麦とじゃがいもというのが意外にびっくり。

ですが、品種改良で小麦は戦前よりグルテンが50%増となり、
じゃがいもも昔と品種が変わっているのが人間の体で悪さをするらしい。

今の私には天敵の食材となりましたが、小麦を辞めると本当に痩せます。

食品に制限があるというのは切ないですが、
それゆえ、食べたい食材を調理するようになっております。

鶏肉とパプリカ、シャンピニオン、玉ねぎをトマトソースでじっくり煮込む。
醤油味がダメなので、塩やトマトを使う料理が増えました。
塩も精製塩は摂りません。
天然塩三種を使い分けております。

この間の誕生日は、博士に焼き豚チャーハン、
自分にご褒美のホタテのバター焼きを作りました。
塩味のポロネギを絡めて頂きます。
もともと食べるのが大好きだっただけに、
思うように食べ物を受け付けられなくなったことは大きなストレス。

なので、最近は、食べたい食材をちょっと贅沢しても食べるようにしております。

本当は仕事の後のディナーをゆっくり、美味しくというのが理想的なのですが、
夕食を取ってしまうと苦しくて眠れなくなるので無理。

こんな体に誰がした…とグレてしまいそうになりますが、
駄目なものダメ。

ランチでその分、発散でございます。

2017-02-10

chia sead...ブームに乗ってみる

蕁麻疹がようやく治り、皮膚も少し普通に戻りつつあります。
体重も一キロ取り戻しました。

gそれにしても、一日の中でまともに食事ができるのは一食だけ。
胃が小さくなったようで、昼食をまともに頂くと、
夕飯を受け付けなくなってしまいました。
昔の食欲が信じられないくらいでございます。

アレルギーだなんだと言われ、食べ物に制限がずいぶんありますが、
食事がまともに三食頂けない分、食べたいものを口にしたくなるのが人情。

この間は禁を破って、チョコレートがたっぷりの
シャンパントルテなるものを頂いてしまいました。

やっぱり、ケーキは美味しいのです。
まあ、当面はまた自粛ですが…。

さて、話は変わって…

この間、日本の友人と話しておりましたら、
何でも日本でChia seadが流行っているという。

ドイツでも最近、Chia sead とフラックス(亜麻仁)シードが
お腹の脂肪を減らすと話題になっておりました。

チアシードは日本じゃお高いようですが、
ドイツでは350g入りで500円程度からお買い求めになれます。

朝食でヨーグルトと一緒に…

ドイツでは、チアシードを一日15gまで摂取するようにとアドバイスが。
体格の違いなのか…日本より5gほど多めなのでしょうかね。

それから、友人のおススメで、目に効果的なブルーベリーも試すことに。
これも、BIOの冷凍ブルベリー、300g入りで400円ほど。
日本の価格と比べますと、これまたお安いです。

毎朝、ラクトーゼフリーのカスピ海ヨーグルトと一緒に頂くのが定番。
チアシードをヨーグルトに混ぜ、数分置いてから頂くと、
プチプチ感が増すのです。

体に良いといいますが、何事もブームで済ませないように。
できるだけ長く続けたいと思っております。

効果のほどはいかがなものか。

まずは半年、気長にお試しなのでございます。

2017-01-21

スープと煮込みにハマる

ハンガリー旅行から戻り、新年を迎えましたが、
仕事始めと同時に再び体調を崩してしまいました。

食欲がわかず、体重がまた減少。
お陰で理想体重にはなりましたが、体力を落としてはいけません。

消化に良い煮込みやスープなら比較的に食が進むので、
週に数回は手間暇かけてお料理しております。

週一で登場するグヤーシュスープ
辛いパプリカを少し加えるのがポイント。
牛肉が柔らかくなるまで煮込むのですが、作った翌日が一番美味しい。
博士の大好物でもあり、作るときはとくかくたっぷり。

コールラビと手羽先のスープ
手羽先から出る旨味が決め手。
干し椎茸と昆布も加えてお出汁をとります。
スープは内臓を温めるので、体調が悪いときは特に良し。
お米アレルギーでおかゆが頂けない私には、スープは救世主なのです。

冷蔵庫のストック整理も兼ねて、余り野菜を使った煮込み。
鶏もも肉のトマトソース煮込み
鶏もも肉は軽く塩、胡椒をしたものを皮がパリッとなるまで焼き、
それを野菜とトマト缶に塩を加えたお鍋に放り込んで煮込むだけ。

スパイスはニンニク、コショウ、クミンシードを使います。
バジルやオレガノを加えても美味しいかも。

ジャガイモを添えて頂く冬の一品という感じ。
ビタミンたっぷりでお肉も柔らかく、胃にも優しい。

時間をかけて煮込む物は、素材の力で美味しく仕上がり、
あまり失敗がないような気が致します。
特にトマトを使いますと、リコピン酸効果で旨味も倍増。
煮込みにはお勧めの素材でございます。

お米と小麦を摂れないというのは結構辛いもので、
特に職場へ持参するランチが大変。

昔なら、サンドイッチやおにぎり、お弁当…と、
選択し色々、そして楽に用意できました。

それができないとなりますと、ランチ考えるのがストレスだった最初の時期。
最近はワンパターン化させ、あまり時間をかけなくなりましたが、
米と麦がダメって、結構大変なことなのです。

イモ類と豆を中心に持参するお弁当を前日に準備。
スープを大量に作った日は、翌日のランチに瓶詰にして持って行きます。

スープと煮込み料理、まだまだ奥が深そうです。
自分なりにバリエーションを増やしていきたいものでございます。

2017-01-20

食のハンガリー

 12月のブタペスト旅行の続きです。

中央市場の料理にがっかりではありましたが、
市場のすぐ近くに最高の食堂を発見致しました。

お客様は地元の方が圧倒的で、観光客が少々という感じ。
セルフサービスで日替わりメニューを楽しめるお店です。
3~5ユーロで美味しいハンガリー料理が頂けます。
しかも注文は、ハンガリー語ができなくても片言英語で大丈夫。
テイクアウトもOKなので、ホテル持参なども致しました。

初訪問の時に注文したメニュー
博士が頼んだメニュー。
この右上のピクルスですが、日本の漬物を思い出させる味。

私は豚肉とジャガイモのお料理 
これ、炒めたのか、煮込んだのか…。
豚肉はとっても柔らかく、ジャガイモはめちゃめちゃ美味しかった。
体調不良で思うように食事ができなかった私が、これは完食してしまった。
久しぶりに食べれた自分にびっくりでした。

アレルギーで大豆製品、小麦など食べられなくなったのですが、
ハンガリー料理だとベースが塩、パプリカなので結構食べられる。
しかも肉が美味しいから、久々に食欲が戻りました。

これは↓ 市場のお肉屋さんで買ったソーセージ。 
生のものを宿泊先のキッチンで焼きました。
焼き上がりで脂肪が多すぎるのが分かって、やや引きましたが、
まあ、これはこれで美味しい。

今回は市場で自宅へ持ち帰る食材を少し調達しました。
これはハンガリーのザワークラウトとサロナという豚の脂肪を調理したもの。 
豚の脂肪を加工したサロナは私の大好物。

それから、スープや煮込み料理に使うスペックと鴨の脂肪 とニンニク
 鴨の脂肪はバターのようにパンに塗ってもOK。
私はスープの材料を炒めたりするために使っております。
それから、このスペックは生では頂けません。
調理するために使うのでございます。

ワインとソーセージ 
ソーセージを持ち帰るのがメインの目的の一つでしたが、
なかなか美味しいソーセージ巡り合えなかった。

昔と違って、ものすごく種類が増えて迷うくらいなのですが、
本当に美味しいものを探すのは至難になりました。
大量生産で手間暇をかけたものが少なくなったという事。
今回、昔ながらの味だったソーセージは一本だけ。

それも、市場で大量に並んでいたものではなく、
博士の故郷ベーケーシュチャバの市場でみつけたもの。
田舎のおばちゃんが自分で作ったものを蜂蜜と一緒に売っていたのですが、
おそらく、豚も自分の家で飼っていると思われます。
これが、本物の味で絶品!美味しいのです。

ハンガリーと言えば、フォアグラ
日本人のイメージはフォアグラ=フランスですが、
ハンガリーこそがフォアグラの名産地なのです。

フォアグラはがちょうと鴨の二種類があると初めて知りました。
写真の青いラベルは鴨のフォアグラ。

この写真のタイプのフォアグラは、スーパーでもどこでも買えますが、
一番おいしかったのは、お肉屋さんで計り売りしてもらったものでした。
鴨のフォアグラなのですが、おススメです。

最後に、忘れてはいけないハンガリー産パプリカ
小さいトマト缶はトマト濃縮したものですが、私はスープ作りに使います。
写真より実物はもっと鮮やかな赤色のパプリカ。
これは手作りソーセージのおばちゃんから買いました。
左は辛口、右が甘口のパプリカパウダー。

昨今、市場でお土産用に売られているパプリカは、中国産の場合がございます。
しかも名産の蜂蜜も国内産とは限らないというから驚き。

本物のパプリカや蜂蜜を買うなら、地方の市場で個人から買うのがベスト。
ただ、そんな本物の味もいつまで楽しむことができるのか。

儲け重視で物を大量生産するようになると、
本当に美味しくて安全なものが少なくなってしまいます。

ブタペストの中央市場は何ですが、特に地方の市場では、
まだまだ鶏肉、豚肉など自然に飼われたものが手に入るハンガリー。
手間暇かけたものが、どんなに健康で貴重なものなのか。
体を壊して初めて、その有難味が分かります。

とにかく、ハンガリーでは信じられないほど食欲旺盛になってしまった。
また近いうちに訪れたいと存じます。

2017-01-08

ワインの井戸発見!?

本日もブタペスト旅行の続きです。

滞在したアパートメントホテルが中央市場徒歩圏内だったので、
心ウキウキ、到着翌日に中央市場へ足を運びました。

いつも観光客でいっぱいの中央市場
美味しいハンガリー料理のお昼ご飯を食べようと、胃袋を空けて訪問。
久々のハンガリー家庭料理の味はいかに!? 
お店がずらりと並び、支払いはユーロでもオッケー。
でも、私たちが思っているよりお値段お高めで、ちょっとびっくり。
私が注文したザワークラウトとハンガリーソーセージの煮込み 
博士が注文しソーセージのグリル
この二品で価格は西側並みの8ユーロ。

観光で訪れている人には平気なのかもしれませんが、
昔からハンガリーを知る私たちには高すぎ感がございました。

それでも久々の本場の味です。
ウキウキしながら頂きましたが、一口食べて…!?????

食べられない味じゃないんですが、何かが違う。
博士は舌がハンガリー料理を知り尽くしているだけに、
「不味い」の連発。

お肉屋さんでソーセージなど購入しましたが、
値段がお高い割には全部ハズレ。
期待が大きかった分、がっかり度が半端ない。

それでも世界各国から訪れた観光客の皆さんは、
ガイドブックやインターネットの情報で中央市場を訪れるもの。
でも、中央市場のあの食べ物で、ハンガリー料理を判断して頂くのはあまりに残念、

ハンガリー料理は日本人の口にも合い、本当に美味しいのです。

中央市場で肩を落として帰宅した博士と私。
ですが、旅行で美味しいものが食べられないなんて、
こんながっかりはございません。

ハンガリーに何のために来たのか。
それは、心と体を癒すため、美味しいものを求めての旅のはず。

博士と私、実は、二人とも事前に他の市場の情報もチェックしておりました。
夫婦ともども、考えることは同じでございます。

美味しいハンガリー料理に餓えた二人。
後日、ちょっと足を延ばしてブダ側の市場へ参りました。

地下鉄4番線終点から徒歩3分。市電でも行けます。
参りましたところ、観光客はほとんどおりません。
近隣の地元客で賑わっております。 
この市場、今回の滞在で大いに利用させていただきました。
パン屋さんもお肉屋さん、お漬物屋さんも安い、美味しい。
そして、どうでもいいかもしれませんが、トイレ使用料金も中央市場の半額です。

博士とパン、野菜などたっぷり購入。
そして、やっぱりワインを買わねば・・・と、あたりを見回しましたが、
どうもアルコールを扱っているお店が見当たらない。

博士は市場の中にはないのでは?と言ったのですが、
そんなはずはないと、私は執念の嗅覚で上を下への大移動。

そして、見つけた!ワインが湧き出る井戸発見!?
BOR(ボル)とはハンガリー語でワインの事。
お店の名前はズバリ『ワインの井戸』 
イブの前で特に大繁盛のワイナリー直営のお店。
ワインを計り売りしてくれるのです。
1リットル500フォリント(日本円で180円程度)

ペットボトル代をお支払いさせていただき、
満タン2リットルでも500円しないんです。
信じられない!
美味しいハウスワインを信じられない安価で購入。
味はイケます。保証付きです。

ワインを格安で購入し、小腹が空いて2階のイートインコーナーへ。

そこで一杯飲み屋を発見! 
 ここの店主のお姉さん、真っ赤なネイルに真っ赤なルージュが目立ちました。
ちょっと肉感よろしい肝っ玉姉さん系で、常連客に愛されおります。

お店の前には、ご近所の常連の叔父様たちが、
楽しそうに歓談しながら飲んだくれておりました。

1デシリットル150フォリント(約50セント=65円)でワインが飲める。
グラスになみなみ注いで頂いて一杯1ユーロ! 
そこに手造りハンガリーソーセージのグリル二人前を購入し、
このハンガリー三昧のメニュー全部で7ユーロという安さ!
あの中央市場とはエライ違いでございます。

ワインの井戸もそうですが、ここで飲んだワインも美味しい。
余計なものがあまり添加されていないので、鼻水も出ません。
(体に合わないとアレルギーで鼻水が出る博士と私)

日本では、フランスワイン、イタリアワインなどともてはやされておりますが、
ハンガリーワインは全く劣ってはおりません。
むしろどこより美味しいと思っております。
ただ、宣伝が下手なだけ。

ハンガリーは西側の国の何倍も見どころ、味どころがあるのです。

また、ブタペストを数日滞在で終わらせるのも勿体ない話。
見どころや穴場はかぞえきれないほど。
ゆっくり1週間以上滞在し、歴史や美術、音楽を満喫できる街なのです。

こちらに来て驚いたのは、ほとんどの日本人の方が、
ハンガリーは夏も寒いところだと思い込んでいるところ。
悪いけど、寒いのは11月から2月までの冬の期間。

4月からはもう暖かく、特に夏は30℃越え。
それも乾燥していて、心地よい暑さでバカンスには最高の場所。
おススメなんです。

高いレストランやカフェを訪れるもの良し。
更に地元の味や庶民的なB級グルメを楽しむのも良しのハンガリー。

ヨーロッパ旅行でハンガリーへ足を延ばさないのは損!
絶対におススメなのでございます。

2017-01-07

世界2番目に古い地下鉄

金曜日から冷え込みが厳しくなっております。
南ドイツでは大雪になったり、-25℃を記録するところもあったりと、
冷えに冷え切っている週末でございます。

気温が低くなりますと、何故かブタペストを思い出す今日この頃。
でも、寒くても、曇っていても、ハンガリーは素敵なところ。
何度訪れても飽きることができません。

さて、12月の旅行のお話を少し。

ブタペストは地下鉄、トラム、市電、バスと交通機関が充実。
何が良いかと申しますと、地下鉄や市電など待ち時間が少ない。
まるで首都圏並みの交通便の良さで、車は不要でございます。

今回は博士と市内交通機関乗り放題の7days ticketを購入。
約17ユーロで一週間、フルに交通機関を活用できるのでお得です。

チケットを購入して、早速おでかけ。

ブタペストの地下鉄はロンドンに次いで世界2番目に古いことで有名。
その最初にできたという地下鉄路線がこちら。
地下鉄1番線でございます。
天井が低いのがお分かりいただけますでしょうか。 
壁のタイルがレトロで可愛らしい。 
この一番線に揺られてたどり着きましたのがこちら。
英雄広場でございます。 
ここにはハンガリー王国の代々の国王の銅像がございます。 
千年王国ハンガリーの英雄たち。
この国がいかに繫栄していたかが想像できる広場でございます。 
そして、この一番線の終点から市電に乗り換えた先に、市場あり。

地域的に観光客も行かないところ故、絶対に安いはずだと、
博士と数日後に足を運んでみました。

これが、実に大正解。
中央市場と価格の差は歴然。
安くて新鮮、そして庶民的で楽しすぎる。

特にこの乳製品専門のお店がヒットでした。
とっても小さなお店なのですが、お値段がお安い。
美味しい手作りフレッシュチーズやケフィアを計り売りしていただける。

ここでヤギと牛のチーズ、
テュロというハンガリーのフレッシュクリームを買いましたが、
お値段合計3ユーロほどで驚きでした。

歴史に詳しい博士の案内とハンガリー語の助けがあり、
ガイドブックには載っていない楽しい旅ができるという。

本当に満喫させていただきました。

ブタペストの魅力、まだまだございます。
旅のお話はつづく・・・

2016-11-27

クリスマス・パーリィ

歳を重ねるたびに、一年経過を早く感じます。
毎年、おんなじことを言っているようですが、本当に時間というのは早い。

私のドイツ在住も丸10年を迎え、11年目に突入。
こんなに長く住むとは思っておりませんでした。

ですが、海外生活も10年となりますと、
日本へ生活基盤を戻すことに腰が引けるのも事実。

日本は確かに便利で、本当に住みやすい国だと思うのですが、
仕事をする私としては、ドイツの労働環境は捨て難い。

病気をしても、お休みを取りやすい環境であるし、
有給休暇もしっかり取れてと、いう事なしなのです。

日本なら、休むことに罪悪感を感じながら…というのが常。
病気で長期休む場合は、有休を消化するのが当たり前。

それに比べて、ドイツは実に人間的でございます。

まあ、今は全ての会社がそうだとは言い切れませんが…。
それにしても、やっぱりドイツの労働環境はヨロシイのでございます。

さて、11月も半ばを過ぎますと、クリスマスマーケットが始まり、
巷もクリスマスに向けてムードが盛り上がって参ります。

会社でもパーティが行われたりのシーズン。
うちの会社もこの金曜日がパーティでございました。

今年は参加しましょうと、準備万端の私でしたが、
当日になって胃腸が絶不調になり、タクシーで帰宅と相成りました。

グリアジンというタンパク質にアレルギー反応があると判明してから、
パンなどは食べておりませんで、私の昼食はもっぱらこんな感じ。

コーン、豆、ツナのサラダとキヌアと粟のチキンスープ仕立て

こんな感じの昼食を朝は10時頃、そして13時頃と2回に分けて頂くのです。

ところが、調子に乗って連日残業をしたのと、
どうにも腸が相当弱っていたのが重なったのか、
楽しみにしていたクリスマス・パーリィ当日にダウンしてしまいました。

土曜日に少し良くなって、空腹を感じて簡単な食事をしたのですが、
その後がどうもよろしくない。再びダウン。

それで、いっそファスティングをしたほうが良いと考え、
鶏手羽先を使ってスープを作りました。 
ポロネギ、昆布、ニンジン、ショウガ、ニンニク、干しシイタケで調理

フランス産の天然海塩を使って頂きます。

病院の先生から、長期間、アレルギーを放っておいたため、
想像以上に腸の機能とバクテリアが弱っていると言われました。

とにかく、何をどう食べても便通に問題が相当あり、
消化機能が思うように働いていないのがはっきり分かるのです。

それに、再び食べて良いと言われたチーズやヨーグルトはアウトの模様。
しかも小麦やお米の代わりに選んだキヌアと粟もダメなようです。

乳製品は、食べて数分後に鼻水ダダ漏れ、
穀物はしばらくしてから口の中が痒くなるのです。

なんて七面倒くさい体になってしまったのか。

でも、嘆いても、怒っても体はすぐには変われない。

ここは性根を据えて、自分の体と向き合うしかないのです。

医療の力を借りつつも、自分の管理も大切な事。
体の声を聴きながら、必ず克服していこうと再決意。

わけのわからない病気でシンドイですが、
体についての新しい発見も多く、プラスになることも多々。

今年はハンガリーでクリスマスを過ごすのですが、
天然ハーブをたっぷり味わいながら、健康回復に努めたいと存じます。

2016-11-07

体重2キロ減

ドイツも柿が美味しい季節になっております。

腸ガンジダが一掃され、果物を食べても良くなりました。
米、小麦、卵、大豆がダメになった今、果物復活は願ったり叶ったり。
食事とバランスよく頂いております。

好物の柿はゼリーのような食感の完熟ものがベスト
主食を粟などにしまして、かぼちゃ、魚、お肉などを食した週末。
それで驚いたことがひとつ。

なんと、金曜日から体重が-2kg減っているのです。

体重計が壊れたんじゃないのか!?

あまりに短期間で減量してしまったので、念のため病院へ行ってきました。
そして、不安だったので、「セリアック病の検査」を申し出てみたのです。

そうしましたら、私の場合は腸の病理検査から診て、
セリアック病ではないのだそう。
ほっ…一安心。

症状があまりに酷似しているので、間違いなくこの病では…
と、思ったのですが、先生から
「セリアックの場合はグルテンに反応があります」
私はグルテンではなく、グリアジンへのアレルギー。
似て非なるものだという事でした。

それで、アレルギー治療がいかほどかを伺ったのですが、
保険適用外のため、3種類のアレルギー治療で650ユーロ也。

あらら…そんなにかかるわけ。

日本へ往復できちゃう格安航空券分よりお高い。

まあ、パンやお米が食べられなくても、別に死ぬわけじゃなし。
ホメオパシーという選択もあるので、ここはもう少し熟慮することに致します。

それにしても、人間の体というのはなんなんでしょう。
ある日突然、こんなけったいなアレルギーになってしまうとは。
ドイツで免疫力、めちゃめちゃ弱くなったのでしょうか。

恐るべし、ゲルマン環境。

とにかく、きれいに痩せたからいいだろう。
許してやろう、アレルギー。

闘いはまだまだ続くのでございます。

2016-11-06

雑穀三兄弟とパプリカの肉詰めトマトソース煮込み

お米、小麦以外に頂ける雑穀をご近所BIOショップで入手致しました。

アマランサス、粟、白キノア
食の救世主、雑穀三兄弟でございます。

三種類適量に混ぜ合わせ、約2倍~3倍の量のお水を加えて沸騰。
(お塩一つまみを加え、煮立った際にアクを掬い取ります)

それから火を止めてしばし放置するだけ。
私は蒸らす前にオリーブオイルを加えてしまいます。

本日のメインディッシュはパプリカの肉詰めトマトソース煮込み
こんな組み合わせで、雑穀ディナーももウマウマ 。
アレルギーであれもこれも食べられない…と、深刻に考えるのを辞めました。

それより、あれもこれも試せる!
これとこれは食べられる!と、楽しくメニューを考えることに致しました。

体調を崩した当初は、一体何を食べればいいのかと深刻に悩みました。
食べることがなにより好きな私にとってはショックなことばかり。
おまけに、体を気遣って食べているものが更なる不調を招き、
原因がわかるまでの長い長い数カ月。

外食にも制限があり、楽しめない。
どこかに招かれても周囲に気を使わせてしまう云々。

私だってなりたくてなった病ではございません。
それなりに悩みましたし、落ち込みも致しました。

ですが・・・
病に心までやられてはいけないのです。

ここですべての不調の原因が分かったことが幸運。
世の中には、もっと深刻にアレルギーで悩んでいる人も沢山います。

この際、食と上手に向き合いながら、アレルギーとお付き合いしたいもの。
また、食の安全、生活全般についても多く学ぼうと決めました。

生活に新たな変化をくれた病に感謝でございます。

2016-11-05

続・アレルギー

年間で最も暗い季節と言われる11月に突入いたしました。
ドイツでは、自殺者が一番多い季節とも申します。

人間、太陽が少ないと気分もマイナス傾向になるようです。
お日様の光って大事なんですね。

さて、フルタイムで仕事もできるようになり、残業までこなすようになれました。
体力がかなり回復しているのを実感する今日この頃。
ところが、どうも消化の調子に問題があり、イマイチすっきりこない。

原因は米、大豆、卵アレルギーと言われたので、
それらの食品に気を遣うも便秘が絶えない。
便秘に加えて酷い鼻水ダダ漏れ、皮膚のかゆみもあり。

加えて、これは以前から気になっていたのですが、
どうもパンを食べた後、口の中の上あごの奥が痒くなるのです。

食に気を付けても、あまりにお腹が張り、消化機能が停滞している。
便秘薬を飲むのも体には逆効果なので、病院へ駆け込みました。

そして、不調から半年を経過して分かった新事実がひとつ。

なんと、グリアジンアレルギーだと判明!

なんでしょ?それ?と、思う方がほとんどかと。

グリアジンとは主に小麦に含まれるたんぱく質のひとつらしい。

なので、米、大豆、卵に続き、小麦粉も頂けなくなりました。

グリアジンアレルギーならば、お米はオッケーなのでは?
と、思ったのですが、私は米もアレルギー反応が出たためアウト。
53歳でこんな面倒な体に、しかも異国の地でなってしまうとは。
これぞまさしく、青天の霹靂。

グリアジンを含まないもの…トウモロコシ粉
クスクスを食べると調子が悪くなる原因がこれでわかりました。
グリアジンが悪さをするため、とんでもない膨満感に襲われるのでした。

自宅でグリアジンのことをググりまくる。

日本よりドイツのサイトで検索するほうが、色んな情報を入手できました。
小麦の国なので、私と同じ問題を抱えている人が多いようです。

それで分かったことは、私はおそらくセリアック病だということ。
ドイツでもセリアック病の患者は増加傾向にあるらしく、
その数も推定40万から80万人だと。
(ちなみに、私もこの中のひとりということ)

また、今朝見つけたネットの記事では、牛乳と小麦不耐症だと。
ざっくりと申し上げますと、
小麦粉はグリアジン、牛乳はカセインという成分が問題らしい。

牛乳、小麦は神経にモルヒネのような作用を起こさせ、
際限のない食欲を起こしたり、慢性的な倦怠感、眠気を誘ったりするそうです。

私が一時期、異常な倦怠感に襲われ続けた原因は、ここにあるわけです。

また、ドイツでは国民病と言われている片頭痛。
牛乳と小麦はこの原因の一つとも言われているそうです。

まあ、とにかく、面倒なことになりました。

それより、限られた食材で栄養補給するには、色々知識が必要。
まずは、主食となるものを確保せねばなりません。

グリアジンを含まない雑穀とは何ぞや!?

とうもろこし以外に、大豆以外の豆、イモ類はOK
と、お医者様に教えて頂いたのですが、
その他の食材は何かあるのかしら…またまたググる。

キヌア、アマランサス、粟(ドイツ語:Hirse)、トウモロコシ粉(Meißmehl)

幸い、いずれもドイツのBIOshopで入手できるものばかり。
身近でそろえられることに感謝です。

本日より、グリアジンなしの食事、楽しんでみたいと存じます。

2016-10-31

アレルギー

50歳を過ぎて、食物アレルギーになるなんて。
しかも米、大豆、卵のアレルギー。

いずれも和食によく顔を出す素材だけにショック。
カレーを作ってもご飯は食べられないので、ナンでいただくとか。
寿司もネタだけ?

大好きな厚焼き玉子もお預けでございます。

幸い、小麦は大丈夫なので良かったのですが、
パンを食べたあと、たまに上あごの奥の部分が痒くなったり致します。

栗を美味しく頂きましたが、ちょっと痒くなっちゃいました。

大豆がだめなので、味噌も醤油もアウトです。

ただ、ラッキーなことに、ドイツにはビオショップという強い味方がございます。
お米の代わりに、こんなものを見つけました。
キノアとクスクス

いずれも熱湯でふやかすだけで即頂ける。
塩、オリーブオイルで味付けし、サラダ感覚でOK。

そのほかに、BIOオートミールもご飯の代用として食べております。

最近はベジタリアンブームもあり、この手も食材が手軽に購入可能。
お値段もお手頃ですし、米アレルギーの私としては助かっております。

それにしても、アレルギーに悩む人が多いのでは?

昨日はたまたま来客があり、デザートに久々にケーキを焼くことに致しました。
それで、なんなら卵不使用でやってみようと、ネットでレシピをググる。
そうしましたら、まあ、沢山のレシピがあるじゃございませんか。

卵アレルギーのお子さんのために…という方も多かったですね。

アレルギーで食べ物に制限があるって、本当に辛い。
まして自分の子供が…となると、親としては切ない限りかと思います。

アレルギーになって食品全般に限らず、化粧品、洋服…
とにかく色々なことを総合的に考えるようになりました。

これからアレルギー治療を考えなければなりませんが、
その前に、食事を改善することで少しでも健康を取り戻したいと考えております。

ご飯を当分頂けないのは何ですが、
これはこれで食の幅を広げる良い機会と思って、色んなものを試す予定。
新しい素材に巡り合いましたら、大いに楽しんでみようと存じます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...