2015-12-11

鍵、壊れたっ!?

クリスマスが近づくにつれ、誰もがみんな親切になるドイツ。
愛想のあまりないドイツ人も、気持がウキウキになるのが12月でございます。

普段日曜日はお休みの商店ですが、12月の1、2週は百貨店などもオープン。
いかに一年の中でクリスマスが一大イベントなのか、良くわかります。

日々、浮足立っているところで、我が家でとんでもないことが起りました。

会社に博士から緊急要請の電話が…。
聞くと、部屋の鍵が壊れたとのこと。

えええええーーーーっ!?
もしや部屋に入れないのでは!?

博士曰く、鍵を差し込んでドアを開けた瞬間、鍵が折れたと言うのです。

部屋の中には入れましたが、折れた鍵の先っぽは鍵穴の中に。
これじゃ鍵がかけられないから、当然外出もできないわけです。

折れた鍵
我が家は入居する時に鍵を最新式のものに変えて頂いております。
それなのに、折れるっていうのはどういうことなのか。
人生50数年生きておりますが、こんなこと初めてでございます。

会社の同僚に聞いたところ、鍵、折れるってよくあることだというからビックリ。

職人気質の国・ドイツというのは遠い昔の事なのか。
驚きでございました。

幸い、締め出されず、すぐに大家さんや鍵専門店に連絡ができ、
修理も少額で済んだため、ホッと致しました。
(修理代は大家さんか保険でカバーできますし…)

これが休日や、クリスマス休暇の真っただ中に起こったとしたら…
そう考えただけでも、今回は相当ラッキーでございます。

昨今、鍵屋さんでも膨大な金額を請求してくる業者もおりますから、
あらゆる点から考えて不幸中の幸いでございました。

私以上に凍る思いをしたのは博士。

まあ、事なきを得たので、笑い話として語れますが、
鍵の開閉時、妙に慎重になってしまうのでございます。

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