2016-08-24

プルーンジャムとベーグル

珍しく雲一つない快晴が続いております。
昨日の最高気温は27℃。
しかしながら空気が乾燥しておりますので、非常に過ごしやすい。
散歩していても気持ちが良かったです。

さて、先週末ですが、散歩がてらスーパーへぶらり立ち寄りましたら、
なんとハンガリー産のプルーンが500g 1パックで99セントと格安。
これはジャム作りにしようと2パック購入致しました。

ドイツではZwetschenと申します。
プルーンのジャムはハンガリーでは定番。
夏の太陽を沢山浴びたプルーンを大量にジャムにして保管致します。

プルーンジャムは博士の大好物でもあり、ちょっと気合が入ります。

博士に聞くと、皮表面の白い汚れを良く落とし、種を取り除き、
皮を剥かずにそのままお砂糖を入れて煮込んでいくのだそう。

初挑戦のプルーンジャム作り 
今回はプルーン700g、黒糖200g、レモン果汁半個分で煮込む。
良く煮詰めて最後はバーミキサーをかけて皮と果肉をとろとろに。

冷めたところを煮沸消毒した容器に入れて完成! 

それから、ジャムを美味しく食べて頂くには欠かせないベーグルも用意。 
最近は手作りのベーグルにハマっております。
BIOのライ麦、小麦を使って焼き上げるもの。

保存は乾燥しないようにこんな感じで・・・ 
ベーグルは焼く前に湯通しするので一見手間がかかるように思いますが、
焼き上がりの失敗もなく、意外に簡単に出来るのです。

発酵する時間が面倒に思えるでしょうが、
待っている間に片づけや他の料理を作ったりと時間を有効活用。
家事作業の時間の配分を考えながら作業を進めればあっという間なのです。

ここのところパンはBIOのものを購入しておりましたが、これがお財布には手痛い。
それに自分の体を気遣うのなら、何がどのくらい入っているのか知りたいもの。
パン作りに時間を取られても、健康を考えると手作りが一番でございます。

今日は再びザワークラウト作りをし、それからヨーグルトも作ってみようかと。
一日、料理でスローライフを満喫したいと存じます。

2016-08-18

『ヨハンナ』のその後

心地よい秋晴れが昨日、今日と続いております。
しかしながら、私は朝から酷いアレルギー症状で鼻水ダダ漏れ。

先ほど、ハンガリーから持参したハーブの『イラクサ』を飲んで落ち着きました。
『イラクサ』はアレルギーに効果があるらしい。
そんなことは全然知らず偶然購入していたもの。
しかもすっかり忘れて箪笥の肥やしになっておりました。
それが今になって役に立つとは。

さて、我が家のきゅうり『ヨハンナ』ですが、こんな感じで調理いたしました。

まずは、瓶詰にして塩水をたっぷり入れます。

塩水は漬物のグラム数とほぼ同じ量の水に塩、昆布を入れて加熱します。
塩の量の目安ですが材料のグラム数に対して3~4%程でしょうか。
今回は500gのキュウリを準備し、水500ml、塩15gで試してみました。
もう少し塩の量が多くても良かったか?と少し後悔。

昆布、ニンニクを加えて・・・
レッドチリも入れて瓶詰完成 
あとは冷蔵庫へ。
丸1日置けば浅漬けの完成です。

残りのヨハンナをお塩で少しもんでから漬けることに。
昆布をキッチンばさみで小さくしたものを入れ、ラップをかけます。 
それから不要になった小瓶に水を入れ、重しをしてから冷蔵庫へ。 
一晩で『昆布とキュウリのねばねば漬け』完成! 
市販の浅漬けの素なんて使わずともOK。
誰でも簡単にお漬物ができるのです。

常備菜の一つとしてあれば助かるお漬物。
あまり手間かからずに一品増えるのが魅力です。

2016-08-14

ミートボールのパスタ

最近はやっと食欲が出てくるようになりました。

それでも食べ過ぎは禁物なので、毎日体調と相談しながらお食事。
たまに、ハムやソーセージなど加工品を食べたくなるのですが、
食べるとその後がすこぶる悪くなるので油断は禁物。

昨日は調子に乗って少しチーズとプルーンをつまみ食いしましたら、
夜中に口の中は痒くなるわ、寝汗はかくわ。
小一時間くらい眠れず、深夜にオリンピックの放送を観てしまいました。

とにかく、添加物には体が反応するので要注意。

今日のお昼は自前のトマトソースを使ってゆっくり調理。

昨夜のハンバーグの具材の余りでミートボールを作りました。
このパスタは博士用

私は卵抜きのパスタを少し頂く。

お肉と野菜の旨味で濃厚なお味のトマトソース。
博士がお代わりするほどウマウマでございました。

手間かけずとも美味しいものは出来るものでございます。

ポロネギの甘味が効いたソース。
トマトの旬が終わる前に、また作りたいものでございます。

キュウリの名は『ヨハンナ』

 先週、孫の小学校入学で古巣ゲッティンゲンを訪問していた博士。
入学祝でガーデンバーベキューで飲めや歌えを楽しんだとのこと。

そのガーデンで有機栽培されたキュウリをお土産に頂いたらしい。
これが極太で30センチくらいの長さがございます。
実に食べごたえのありそうなキュウリなのです。

しかもこのキュウリ、名前があるらしい。

『Johanna(ヨハンナ)』と言ううのだそうです。
博士からヨハンナの調理前のお姿を写真に残すよう依頼を受ける。

本日、ヨハンナを和風で浅漬けにしたいと存じます。

2016-08-13

夏のワンピース

土曜日は久しぶりに太陽が顔を出しましたのでお出かけ。
骨密度のためにも太陽光線を浴びなければなりません。

ぶらりと散歩ついでにセカンドハウスへ立ち寄り。
何も買う気はなかったのですが、素敵なワンピースを発見。

ローラアシュレイのワンピース8ユーロ也
帰宅して手洗いしましたが、少し縮んだかも…(-_-;)

それでも着られるので問題はなし。

夏らしい夏があまりないドイツ(南部は別として…)ですが、
このワンピースは買でございます。

シルエットもシンプルですし、長く着られること間違いなし。
お得な買い物をさせて頂きました。

2016-08-07

手作りベーグル

しばらく小麦がダメでしたが、普通に食べれるようになりまして、
ストックの整理を兼ねてパン作りをしようと思い立ちました。

明日の博士の朝食用にもなるベーグルを焼くことに致しました。

博士用にヨハネスベリーとブルーベリーでジャムも作りましたので、
ベーグルがあればちょうど良い組み合わせになります。

焼きたてのベーグル
パン作り、本当に何カ月ぶりでしょうか。

小麦粉を混ぜ合わせ、こねながら無心になれるパン作り。
やはり癒される作業です。

皮がパリッ、中がもっちりのベーグルができ上がり。

パンは手作りが楽しい。
またハマってしまいそうです。

2016-08-05

豚塩すきやき

久しぶりにお一人様を楽しむ週末となりました。

何でも食べられないがゆえに、どこへも行けない私は留守番。
映画を見たり、YouTubeを観たりとのんびり。

少し食欲もわいて、久しぶりにお肉を頂くことに致しました。

ご近所のお肉屋さんで豚肉を買い求め、
シンプルな具材で塩味の豚すき焼きを作りました。

ポロネギ、エリンギで簡単調理
カツオと昆布のお出汁が効いております。

大豆商品が頂けないのですが、塩味の旨さを改めて発見。
出汁とともに素材の美味しさを噛みしめながら食します。

すき焼きと言えば牛肉を使うのが正統ですが、
私が子供の頃、北海道ではすき焼きと言えば豚肉なのでございました。
懐かしい昔の味なのでございます。

塩味で頂く場合は、豚肉との相性がよろしいのではないかと。
なかなかおススメでございます。

シンプルな豚塩すき焼き、いかがでしょうか。

2016-08-03

ザワークラウト出来ました!

仕込んで3日目、ザワークラウトが出来上がりました。

朝食でお味を試してみる。

やはり市販のものよりすっぱくないし、ウマウマ。
発酵しているなぁという感じが少し漂い、ちょうどヨロシイ軽い酸味。
我ながら上手くいって自画自賛でございます。

今回はSpitzkohlという先のとんがったキャベツを使用。
丸いキャベツより柔らかく、日本のキャベツに近い食感のもの。

それを千切りにし、塩を加えて水分がたっぷり出るまで手もみします。
(昔ながらの方法は、漬物容器に入れて棒でたたくようにして漬けていきます)

それから消毒した容器に入れ、蓋を軽く締めて室温に置くだけ。
(発酵しているので、蓋は緩めにかぶせる程度)

手作りは優しい酸味

発酵して水分が溢れ出てきますので、受け皿を必ず使う事。
重しを入れていない場合は、時々蓋を取ってスプーンの背中で押します。

レシピは様々ですが、私はリンゴ、玉ねぎ、にんにく、昆布を混ぜ合わせ。
塩加減は漬ける量の1%を目安にしました。
(1Kgつける場合の塩は10g)

レモンを加えたり、ニンジンを少し入れて彩を良くしたり、
クミンシードや唐辛子を加えたりと、
工夫次第で様々なお味のザワークラウトが出来上がります。

3日ほど室温で寝かせた後は冷蔵庫で保存。

お肉料理やソーセージと一緒に。
意外と簡単に出来上がる一品。

是非一度お試しくださいませ。

2016-08-02

骨密度検査とザワークラウト

今日は霧雨が降る中、骨密度検査へ参りました。

検査の申し込みをRadiologie(放射線科)がある施設や病院へしなければなりません。
これが実は厄介で、Radiologieは普通、個人が実費を支払うか、
ある程度の収入がある方が加入しているプライベート保険のみ対応というところが多い。

ネットで調べて何件が問い合わせましたが、
私のような法的保険加入者は自腹をきらねばならないとのこと。

紹介状を出してくれた主治医にどこか紹介してもらったほうが早いかも、
と、電話をしたところ、受付のドイツ人の担当者曰く、
『こういう検査は普通は実費がかかります』と。

それじゃあ何のために紹介状を出してくれたわけ!?
納得する気になれず、再びネットで調べまくる。

ダメもとでRöntgeninstitut Düsseldorfという専門の検査機関へ問い合わせ。
すると、紹介状があるなら保険適用になるとのこと。
ビンゴでございました。

ドイツでは、誰かに質問の答えを得ても、
同じ質問をもう一度別の人に聞きなおすということが非常に大事。
役所、銀行は特にそうで、担当者によって答えが違う場合があるのです。

この間も薬局へ処方箋を持参した際に、
『この薬はうちに在庫がないし、ドイツ国内でも入手困難になっている』と。
そんな手に入らなくなっているものを医者が処方するものか???
担当の薬剤師にお医者様に再確認しますからと、処方箋を戻してもらう。
そして、その足で別の薬局へ行ったら普通に買うことができました。
今回の一件も全く似たようなお話で、粘って調べてよかったと思いました。

さて、検査期間はネットの評判では星5つのうち2.3とイマイチのようでしたが、
実際に行ってみると特に問題はなし。

検査担当のおばさまもすっごく良い人で、私の肋骨テーピングを見るなり、
『あら、私もおんなじテーピングしてんのよ』と、自分の肩のテーピングを見せてくれた。
二人で、このテープはシャワーしても剥がれない優れものだ…などと意気投合。
楽しく検査を終了することができました。

検査の結果は主治医あてに文書通達という事で、まずは帰宅。

そして、昨日の夜に仕込んだザワークラウトをチェック。

初挑戦のザワークラウト
日本でも甘酒など発酵食品が見直されているようですが、
ここドイツでも同じような感じなのです。

この間購入したベジタリアンの専門料理雑誌では、
ピクルスなどの発酵保存食の特集をしていました。

私もふすま漬けをずっと続けておりますが、
せっかっくドイツに住んでいるのですから、何かドイツっぽいものはないものか…
と、あれこれググってザワークラウトにたどり着きました。

本当は、容器に入れる際、重しを一個入れるとよいようなのですが、
石を手に入れるのがちょっと難しい。

レシピの中で重し無しもありましたので、まずは試しに挑戦致しました。

私は日本風にアレンジをと思い、ここに昆布をプラス。

室温で3~4日ほどでできるようです。
どんな味に仕上がるのでしょう。

なかなかどうして楽しみでございます。

体を休めつつ、健康のためにも洋風発酵食品、試してまいります。

2016-07-31

Buffalo Butter

 昨日は羽目を外してウィンナーを食べてしまい、腹痛と共に起床。
起きてからしばらくは鼻水ダダ漏れでございました。

原因は添加物か大豆製品のいずれかと思われます。

少し落ち着いたところで朝ごはん。
ドイツの酸っぱい黒パン
オリーブオイルにバジルを入れてパンと一緒に頂きます。

そして、本日の目玉はこれ・・・
バッファロー・バターなるもの。
スーパーで見つけた一品なのですが、明けてビックリ真っ白バター。 
脂肪分80%、見た目はラードみたい。

でも香りがふわっと甘いバター。
少しパンと一緒に頂いてみました。まあ、お味は普通にバターですね。

ちなみに、ドイツのバター、特に表記がないものは無塩です。
塩が入っているものはラベルに『Gesalzen』と記載がございます。

日本ですとこの逆ですね。
表示があるのは無塩バター。

私のドイツ最初のカルチャーショックはこのバターでございました。
『あ~間違えて無塩バター買っちゃた!?』って、スーパーに舞い戻りましたから。
で、無塩バターが普通なんだと分かってビックリでした。

ちなみに、このBuffalo Butterは無塩でございます。

自分でブラックペッパーや岩塩を少し加えたりするとよろしいのかと。
あとはやっぱり料理に使うのが一番かと。

コレステロールが気にならない方、お試しを。
ちなみに、私はスーパーRealで購入致しました。

2016-07-30

やっぱり和風だし

健康見直しで添加物を切り離し、化学調味料を卒業。
昆布だしから始まり、つい最近まではお肉を使ってブイヨン作りに集中。
そしてブイヨン作りもワンパターン化して参りましたので、
次は昆布とカツオの和風だし作りに切り替えました。

和風だしはブイヨン作りと比べると実にシンプル。
但し、海外在住ゆえに昆布とカツオの入手がお高いのが困りもの。

ストックや頂き物でやり繰りして参りましたが、とうとうそれも底をつき、
アジア食材店で何か良いものはないかと物色致しました。

そして、昆布はセールになっている北海道産や安価な韓国産を選び、
カツオは昆布よりもさらにお高いので、こんなものを手に入れてみました。

韓国のだし袋
日本にもこんなのがございますね。
袋の中に鰹節やら煮干しやらの細かいのが入っているものです。

これと昆布を一切れで和風だしを早速作ってみる。

本日は塩だれでざるそばを頂きました。

出汁をとり終えたものを袋から取り出してひと工夫
ネギ、胡麻と一緒に炒め合わせお塩でさっと味付け。

ふりかけとして白いご飯に良し、お蕎麦やうどんのトッピングにも良し。
サラダに加えてももちろん良しです。

やはり和風だしは舌が一番喜ぶような。
お出汁をとることは面倒でもなければ、ややこしいことでもない。
実際やってみるとパパッとできるものなのです。

ご参考までに動画をどうぞ…

昆布だしの取り方

カツオ昆布だしの取り方

自分や家族のためにひと工夫。
本物の風味を是非一度お試しくださいませ。

2016-07-29

続・デトックスドリンク

この間、健康のためにデトックスドリンクを飲んでいると申しました。
食後の消化が進まず重苦しい症状が続いておりましたが、
このドリンクを食前または食中に飲むことでスッキリ。

ドイツの健康記事では食べ過ぎも防ぐ作用があるとのこと。
なかなかどうして優れものでございます。

リンゴ酢も1本目をクリアしそうになりまして、新しいものを購入。

BIOショップのリンゴ酢
Alnatura社とdemeter社のEssig

リンゴ酢と言えども、何でも良いというわけではございません。

前回も書きましたが、使用するリンゴ酢は、
Nturtrüb, Unpasteurisirt (nicht pasteurisir)と表記されたもの。
(ろ過なし、非加熱処理)

ドイツの商品でも最近は多言語でラベル表記がございまして、
英語ですとApple cider vinegarと書かれてございます。

ネットのレシピにはショウガを入れたり、レモンを入れたりとございましたが、
レモンは入れても入れなくてもOK。

私はショウガとシナモンは欠かさず、レモン時々でいただいております。

リンゴ酢はリンゴをそのまま頂くのと同じビタミンを摂れるそう。
ポッコリお腹が消えて痩せる効果があるようですが、
それよりもお通じが良くなり、尚且つビタミンも摂取できるというのが素晴らしい。
(βカロチン、ビタミンC, Bやカリウム、マグネシウム、鉄分など)

私は毎朝、食前の約15分前にレモン入りのものを摂り、
あとは毎食時、就寝前と一日4回必ず飲み続けております。

ちょっと前までは処方された胃薬を飲んで消化を促しておりましたが、
このドリンクを飲むようになってから薬は不要となりました。

酢なので、ちょっと抵抗がある方もいるかもしれません。
ですが、興味をお持ちであれば是非一度お試しくださいませ。

大腸検査終了

検査当日の朝、三時半から目が覚めてそのまま起床。
冷蔵庫から冷えた検査用ドリンクを取り出し、ちびちびと飲みました。
水も同時にたっぷりとらなければならず、段々体が冷えてくる。
湯たんぽを抱えながらトイレの往復でございました。

検査は14時過ぎからだったので、博士に付き添いをお願いする。
腸はデリケートですから、検査の後、帰宅の途中で何かあっては大変です。

初検査の私はちょっと神経質になっておりましたが、何故か博士も緊張。
二人そろって仲良くピリピリしながら検査に向かいました。

検査室横の部屋で着替えるのですが、
下半身フリーで指定された使い捨てメッシュパンツに替えるだけ。

上半身は普通に下着だけになり、いざ検査室へ!

検査担当の先生はとってもフレンドりーな笑顔でご挨拶。
やあ…などと言いながら、速攻で私の右腕に注射を打つ。

『は~い、まもなく眠くなりますからね…』って、
この注射、麻酔だったの!?

言われるがままに横になって検査の態勢を組まされたと思いきや、
『はい、もう終わりました』で目が覚めた。

麻酔から覚めた直後はフラフラしてましたが、
一体どうやって検査されたものか。
一瞬で天国へ行かされたので、自分の腸がどうだったのか見ず仕舞い。

ドイツの大腸検査初体験は本当にされたかどうかもわからぬほど。
ストレスを感じることもなく終了となりました。

帰宅して夕方、ほんの少しだけ食事をとってそのままダウン。
気が抜けたのもありまして、ぐっすり眠りました。

本日の朝食は軽くサンドイッチ
練りごまと自家製キュウリのふすま漬け、バジルのサンド

検査の結果はめでたく異常なし。

命に係わるようなことにならず、まずはホッと致しました。

あとはアレルギーが治り、もとの健康体になるのを待つだけ。
デトックスドリンクの効果も感じつつ、日々の食事に気を付けるのみです。

さあ、来週は骨密度検査が待っております。
これも初体験。
楽しんでまいりたいと存じます。

2016-07-27

肋骨骨折、そして大腸検査

先週末は呑気にフリマに行ったりした記事を書きましたが、
体がとんでもないことになっておりました。

痩せて筋肉が落ちてはいけないと運動をしていたある日のこと。
『ボキッ』という鈍い音がしたと同時に痛みが走りました。

それからベッドで寝返りも打てず、眠るのが結構堪える。

これは整形外科へ行かねばと思いましたが、
ドイツの何が小難しいかと申しますと病院の予約。

特に整形外科の予約は待たされることが多いのが普通。
基本的に救急の場合は窓口直接オッケーですが、すげなくNOを言われることもあり。
住んでいる地域の整形外科に問い合わせましたら、予約は9月になると。

二カ月待ち!?そんなに待ったら怪我も治ってしまいます。

急患で受け付けてもらえないか聞いてみましたが答えはNO。

散歩や買い物は割と平気だったのですが、けがをしたのは右側。
仕事でずっと右腕を使っておりましたので、段々痛みが増してきてしまった。

そうこうするうちに歩いていると鈍痛を感じるまでになり、
呼吸しても痛み、夜中も熟睡できなくなってしまいました。

これは我慢の限界と、健康保険会社の検索サービスで早く予約できるところを発見。
痛みを一週間耐えたのち、整形外科へ参りました。

ところが、ホームページの雰囲気とは正反対の薄暗い病院でびっくり。
一瞬、とんでもないところに来たのでは・・・と不安が。
なんたって待合室の患者は、かなり枯れた爺様と私だけ。

それでも背に腹は代えられぬ。
まあ、何とかなるだろうと開き直って診察を待ちました。

結果、普通にレントゲンを撮って下さり、肋骨が折れていると判明いたしました。

すぐにテーピングをしてもらったのですが、
テーピングってホント凄いもので、痛みが半減。

楽になって帰宅致しまして、そのままベッドに倒れこむ。
久々に夢も見ないで熟睡致しました。

でも、油断は禁物で、急激に痩せたことが骨折の原因かもしれないため、
主治医の指示で次は骨密度の検査を受けることになりました。

また骨密度検査をしてくれる病院を探して予約しなければなりません。
なかなかどうして保険適用する病院で予約を取るのですが、いつになるか…

あまり乗り気はしないのですが、最短で見てもらいたいので、
骨折を診断してくれたあの暗い整形外科へ問い合わせてみることに致しました。

さて、骨折をしておりますが、明日は待ちに待った大腸検査。

今日は15時以降食事はできず。
そして、検査準備でお腹を空っぽにするお薬を飲みました。

ドイツの大腸検査キット
1Lの水に箱に入っているパウダーを溶かすのです。

そのパウダーを溶かした液体1Lを1~2時間以内に飲むのですが、これが不味い。
ドイツ語の説明書を読み読み。

日本で検査するのもなかなか緊張ですが、
ドイツ語でというのはこれまた緊張度が上がります。

説明書、読み間違えちゃイケませんし。

ところで、液体飲んだんですけど、大変ですね。
さっきまで10分毎にトイレに駆け込んでました。

このドリンクを次は明日の朝4時に起きて飲まなくちゃいけないという。

そのあとはまた10分毎にトイレに行かなくちゃいけないのか…

人生初の大腸検査。
しかもドイツで。

担当医が神業並みに私の大腸を検査してくれることを祈りつつ、
本日はお休みしたいと存じます。

2016-07-24

デトックスドリンク

本日も27℃と夏らしいお天気になりました。
太陽燦々、日光浴を兼ねて博士とお散歩へ。

Theodor-Heuss-Brückeを渡り、ライン川沿いへ。
行きましたら橋の下でフリーマーケットやっておりました。
ビールやアイスなどの屋台も出ておりまして大賑わい。

フリマで2ユーロのカーディガンを買って参りました。

ぶらりと散歩を終えて自宅へ。

博士はビールで一人乾杯。

私は腸内環境強化のためにデトックスドリンクを作りました。
トンプソン真理子さんのサイトで紹介されていたドリンク。
何を食べても消化不良でお腹の調子がイマイチだった私の救世主となりました。

これを食感に頂いておりますが、少しずつ効果を感じております。

デトックスドリンクを紹介のサイトはこちら・・・



市販のリンゴ酢でろ過していないものを使うのですが、
幸いドイツはBIOショップでお安く買えます。
(『Naturtrüb』で非加熱処理のもの→Naturtrüb + Unpasteurisiert )

ドイツのサイトで普通にリンゴ酢のことを調べましたら、
その効用の素晴らしさについて書かれている記事を発見。

リンゴ酢はアップルワインからできる優れた発酵食品で、
ダイエットのみならず消化吸収、腸内環境を整え美肌効果あり、
コレステロールを下げ、ポッコリお腹対策にもなるというから凄い。

私は腸内環境を整えるために日々愛飲を開始して1週間。
しかも甘味料が取れないので、蜂蜜も何もなしですが、これが平気。
発酵しているリンゴ酢は心地よい酸味で喉には引っかからいのです。

私は飲んでから消化不良が徐々に回復しつつあるため、
このドリンクなしでは一日が始まらなくなりました。

特に暑い日が続くときはスッキリして夏バテ防止効果もあり。
機会がございましたら、是非一度お試しあれ。

2016-07-22

真夏日と菜の花

七月も後半へさしかかり、やっと真夏日が続いております。
今年初めてノースリーブを出しました。

お天気が良くなりますと、ドイツの各家庭ではバーでキューをよく致します。
スパーでもバーベキュー用にマリネしたお肉やらがずらり。
もちろん、ドイツソーセージもバーベキューおススメ陳列棚に並びます。

広いお庭やガーデンハウスでジュージュー。
昨今はバルコニーでもジューというのがございます。
でもバルコニーは、近隣からの苦情が出る可能性がございますので要注意。

住宅に関する法律がございますので、
アパートの住人にお断りを入れたり、お許しを頂く必要もあり。

我が家のアパートの場合、皆さま割とフランクなので問題ないですが、
口うるさいところだと物音一つで苦情が来ます。

・・・お昼ご飯の時間帯や夜10時以降は物音を立ててはいけない・・・
というドイツ常識がございまして、シャワーの音にも文句を言う輩が存在致します。

それを考えたら、我がアパートの住人は、
真夏日満喫でバルコニーで食事、そして音楽大音量。
窓を開ければ食事中の会話もダダ漏れで聞こえますから、オープン過ぎです。
でも、その分、こちらも気遣い無しなので助かっております。

さてさて、真夏日をまんきつしておりますが、
来週いよいよ大腸の検査を受けることになりました。

巷は真夏日バーベキューですが、私は腸のために相変わらずの食事制限。
今日はアジア食材店で購入した菜の花を調理。

練りごま、塩、ニンニク少々と和えて

茎の部分は別に蒸しあげて頂きます。
どんな鍋にも使えるこの蒸し皿が重宝

とにかく何を食べても食後になんらかの変調がございます。
最近分かったことは良いといわれた小麦も全粒粉もダメだという事。
必ず鼻に出来物と翌朝の腹痛の種になってしまいます。

それでここにきてパンも辞めねばならないという事態に。
今はイモ類や豆がメインでございます。

食の楽しみを奪われてから早や3カ月が過ぎようとしております。

外出も楽しめず、旅行もできずの夏になるとは。
このままでは秋の日本行きも考え直さなければなりません。

(;´д`)トホホ。。。と暗い気持ちになりそうですが、
病気に気持ちを弱らせてはなりませぬ。

この際なので、食品についてのお勉強をしたり、
美容マッサージをまめに続けたりをして日々の変化を楽しんでおります。

マッサージと言えば…
最近は造顔マッサージを卒業し、
自分流のリンパマッサージと頭皮マッサージを始めました。
そして、さらにハマっておりますのが足の反射区マッサージ。
毎日欠かさず行っております。

この際、何でも徹底的に試してみようと存じます。
病も決して無駄にならないのでございます。

2016-07-13

日曜の八百屋

何を食べても消化が優れない毎日でございます。

カンジダ菌が原因で、腸がやられたとわかりましたが、
体調は良くなったり、また不調になったりと安定しない。

たまたまFace Bookでトンプソン真理子さんのまりとん塾なるサイトを発見。
腸カンジダについての情報が分かりやすく載っております。

そのサイトを読んで思ったのですが、
私、リーキガット症候群なんじゃないかと。
とにかく食事のあとが辛い、だるい、眠い。
おまけに消化が思うように進まないようなので、膨満感が半端ない。
この2か月間、だましだましで何とか食事しておりますが、
毎日何か問題があるのでございます。

最近は煮込んだお肉でも調子が悪くなるため、肉は中止。
イモ、豆類も少量を分けて食べるか、2食続けて食べないようにしています。

もう今は野菜がメインで、8割ベジタリアン化。
BIOショップの野菜を購入しておりましたが、お値段が良すぎ。
そこで、節約&フレッシュを追求し、
近隣のObshof(オブストホフ/産直もどきの八百屋)へ参りました。

春先から10月までは日曜日もオープン
ここで買ったバジルをテーブルに置いて、ベンチで一休み

Meerbusch BüderichとLörickの中間にあるObsthof Mertensというお店。
お店のイチゴをはじめとするベリー類、林檎は自家製らしいです。

新鮮な野菜も手ごろな価格で購入可能。
お野菜も地元や国内産をメインに近郊のオランダものが並びます。

買ったバジルの鉢植えも香りが良いし、元気です。

ブロッコリーもスーパーよりお安く、お味もヨロシイ。
お店には日本人の方もお買い物に来られておりました。
美味しいものの情報はとどまらずですね。

私は散歩がてら自宅から歩いて行ったのですが、ちょっと後悔。
結構距離がありますので、車で行くのがよろしいようです。

お店には果物たっぷりのケーキ、手作りハムなどもあり。
おススメでございます。

2016-07-11

EM2016 決勝

昨日は日本は選挙、欧州はサッカーで盛り上がりっておりました。

欧州選手権、決勝はポルトガルと開催国フランスの大一番。
出足からスピーディな試合運びとなりました。

ところが、前半にハプニングが。
開始24分、フランスのフォワードPayet選手のファウルにより、
あのスーパースター、クリスチャーノ・ロナウド選手がフィールドに倒れこんだ。

一度はテーピングをして戻るも、痛みに耐えきれず…
夢にまで見た決勝戦半ばに、無念の交代

この場面、ドイツの実況中継担当者も興奮気味に、
『なんということだ。何というドラマなんだ!』と叫ぶ。

悔しさに涙するロナウドに私も観ていてびっくりですが、
これはこのままフランスが勝ったら後味悪いんじゃないかと。
ここからポルトガルにちょっと応援。

とにかく試合は両者ともになかなか得点が決まらず延長戦へ。
そこで、左足の怪我で退場したはずのロナウドが会場へ戻って参りました。

延長戦が始まりますと、監督の横で一緒にチームに激を飛ばすロナウド。
熱いったらありゃしない…足の怪我は大丈夫なのか?

そんな彼の熱い声援が神を動かしたのか。
試合開始より109分、背番号9番Eder選手の鮮やかなシュート!
これが決勝点となりまして、見事ポルトガルが優勝を飾りました。

試合が終わって表彰式に移りましたが、
とにかく各国プレスの被写体の主役はロナウド様。
決勝点を決めたEderはどこへ行っちゃったのか。

そしてロナウド、なぜかピッチの上でユニホームを脱ぎ棄て、
上半身はこれ見よがしに裸になってしまった。
まあ、確かに彼の肉体は美しい筋肉なので見せてもいいのですが。

自分を見せるのが好きなのか?

メダル授与が始まる前に、チームトレーナーが新しいユニホームを渡すまで、
かれの裸自慢を見せつけられました。

まあ、とにかく昨夜のパリは熱い夜になったよう。
熱狂するファンを静止するのに警官隊も出動したようです。

それにしてもサッカーでここまで盛り上がるとは。
日本との違いを感じながら、EM2016は閉幕となりました。
やれやれ…

2016-07-10

顔マッサージでリフトアップ

体重が減ったと同時に重力に従い、あれこれ問題も出ております。

顔のたるみと首のしわが気になっておりました。
鏡で見て『これはいただけない・・・』と思うという事は、実際はもっと酷いはず。
こういう場合はカメラに自らの顔を映してみるべし。

写真というのは鏡よりもはっきり現実が映し出されるもの。
部屋に閉じこもってパシャリと自分の顔を撮りました。

で、冷静に見まして、老けてたるんだブルドックラインに一人ドン引き。
こいつは何とかせねば取り返しがつかなくなる。

そして、YouTubeで造顔マッサージのやり方を復習。
毎日実践で早や10日ほどが過ぎました。

定期的に写真を比較してモチベーションを上げておりますが、
マッサージ開始前より少しは上向きになっている感じ。

人間の体というのは手を加えれば、それなりに効果があるものですね。
今更ながらびっくりです。

高い化粧品を使わず、手持ちのもので美を目指すと決め、
化粧水はローズウォーターを使った手作りもの、
クリームはこの三種類を使用。
マッサージ用に安くて余計なものがあまり入っていない赤い容器のクリーム。
普段使いは自然派のLaveraのクリームを使用。
ニベアの青缶でも良いのですが、使い心地と香りでLaveraにしております。

そして、夜のお手入れや休日のお手入れ用に手作りクリーム。
ココナツオイル、シアバター、蜜蝋、ラベンダーオイルで作ります。

手作りクリームは万能で、リップクリーム、ヘアオイルとしても使用。
お風呂上がりに手のマッサージに使ったり、かさかさかかとに塗ったり。

以前、ドイツのテレビ番組で化粧品が及ぼす健康被害を特集しておりました。
主にパラベンが取り上げられておりましたが、
『化粧は化学薬品のカクテル』を肌にのせているのと同じと。
確かに、基礎化粧品に続いてマスカラ、アイブロウ、口紅、ファンデーションと、
色んなものを顔の上にのっけております。

番組ではニベアの青缶は問題ないと、これを聞いて博士は安堵。
博士はニベアの青缶一筋ン十年の愛用者でございます。

婦人科系の病気や鬱になった女性で、
明らかに化粧品が原因という方のインタビューもあり。

それで、高級化粧品を使わずとも腸内環境の修復と、
まめなお手入れでどこまで美肌になれるか実験しようと思い立ちました。

エステにも行かず、高いサプリメントも摂らず、美容整形もなし。

オール自前、50代でどこまで変化することができるか。
お金かけずに手間かけて、スローライフ美容を楽しみたいと存じます。

2016-07-08

EM2016 準決勝フランスVSドイツ

サッカーのEuropameisterschaft (EM/欧州選手権大会)ですが、
7月7日はベストフォーの試合でドイツとフランスが対戦。

7月7日と言えば日本じゃ七夕ですが、ハンガリー人の博士にとっては歴史的な日。
907年、ポジョニの戦いというものがあったそうでございまして、
なんでもヨーロッパ連合軍がマジャール人を全滅しようと
ハンガリーを攻めてきたという日なのだそうです。

『赤子まで一人残らず皆殺しにせよ!』との命令のもと、
東フランク王国(ドイツ)を中心とする11万の軍勢がハンガリーへ。
迎え撃つマジャール軍はわずか4万人。

ですが、結果はマジャール軍の大勝利だったそうな。

なんだかNHK大河ドラマの『真田丸』とかぶるのは私だけでしょうか。

という歴史的背景から、我が家はフランスを応援することに致しました。

ドイツはけがをしている主力選手がいるといえども、選手層が厚い。
控えから登場する若手の選手もなかなかのもの。

ゲルマン人の心臓に毛が生えているメンタルの強さも侮れません。

ドイツ人は誰もがワールドカップに続いて決勝戦進出を信じて疑わない気配。
試合の当日は近所の居酒屋も応援体制の人たちで大賑わい。
スーパーではビールの箱買い、チップスの在庫切れが必須でございます。

で、その試合の結果でございますが…
心ときめかすドイツ人の期待を見事に裏切り、2-0でフランスが勝利。

しかも、最初の1点先制はドイツ選手のハンドによるペナルティキックによるもの。
手が出ちゃったのはマンU所属のドイツのスター選手・シュヴァインシュタイガー。

冗談で『朝刊見出しになるんじゃない?』と言っておりましたら…
地元大衆紙EXPRESSの販売機、ホントに見出しになってる。。

ドイツが負け、外は何もなかったかのような静けさ。
平和な夜となりまして、ぐっすり眠りにつけました。

翌日のメディアでは『ドイツチームはプレーが勝っていた』とのコメントが多々。
自分たちのほうが数段優れていたのに点につながらなかったと。
負けてもゲルマン人は強気なのでございます。

さて、明日は決勝。
あのハンガリーが3-3で引き分けた相手・ポルトガルが登場です。
どんな試合になるのか、楽しみでございます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...