2015-11-11

風邪と鼻の吹き出物

11月だというのに、信じられない温かさ。
まるで春のような気温が続いているドイツでございます。

温かいのは良いのですが、朝夕の寒暖の差がございます。
こういうときは、風邪菌が拡散するため、すぐに体調をくずしがちになります。

週末、人ごみの中で過ごしたため、ちょっと体調に異変が。

扁桃腺がイガイガ、そして翌朝、久しぶりに腹痛で目が覚めました。

私の場合、お腹が不調だと腰も痛くなってしまうため、寝ていられない。
一日休んで出社しましたが、食欲もわかず、めちゃくちゃ不調。

おまけに、鼻の中(入り口部分)に出来物がっ!!
それが化膿してしまいまして、ズッキンズッキン痛いっ!

そして右顎下に吹き出物も…これが化膿しているらしく、触ると痛い。

全部内臓の不調からきている吹き出物。

病院へ駆け込むと、先生から腸にガスが貯まっていると指摘されました。
何でも、バクテリアが活発に動き出すと、こんなことになるらしい。

「玉ネギは食べないでね。とにかくお茶や水分を良くとって」とアドバイスあり。
そして、しばらく自宅で静養するように言われました。

まあ、お腹はなんとか、食事に気を付け、言われたことを守るだけ。
ところが、鼻の中のデキモノが酷くなり、真っ赤になってジクジク。

博士に言うと、鼻の中を洗浄してバクテリアを退治するようにと言われました。
そして、博士の鼻洗浄用の塩を頂く。

バクテリア対抗のナトロンと鼻洗浄用の塩
 左のKaiser Natronはドイツじゃ定番中の定番。
日本語で言うところの重曹なのですが、お菓子作りの外にも用途が色々。

ナトロンは100年以上、庶民の間の万能品として知られております。

そして右が鼻洗浄専用の塩。
薬局で処方箋なしでも購入できます。

鼻洗浄は、この一袋を250mlのお水に溶き、鼻の穴で吸い上げて出すというもの。
片方の鼻の穴を抑えて、思いっきり吸い上げるのですが、ゲロゲロ。

250mlを就寝前、翌朝の2回で分けて洗浄。
たった2回ですが、ジクジクだったデキモノ部分がかなり良くなりました。

おまけに鼻炎の鼻水ダダ漏れにも効果を発揮し、かなり楽に。

それから、鼻の周りもそうですが、顎の吹き出物もきになるので、ナトロン洗顔しました。

ぬるま湯1Lにティスプーン3~4杯のナトロンを溶かし、それで洗顔。
石鹸を使わず、バシャバシャと何度も気が済むまで洗う。

ナトロンはバクテリアを殺菌する働きがあるため、吹出物に効果的。
丁寧に洗顔させていただきました。

私は締めに水で50回すすぎ洗顔というのも致します。
これが、不思議と肌を引き締め、肌の調子が上がるのです。

あとは、手作りの化粧水とクリームで保湿。

何でも更年期障害(メノパウゼ)に入ると、肌も乾燥しやすくなるそうな。
肌環境がかわると吹き出物も出やすくなるんだそうです。

ナトロン洗顔、どの程度優れものなのか、しばらく実験したい。
キッチンにあるもので、美しくなれるのなら有難いもの。

色々と調べつつ、試していきたいものでございます。

2015-11-06

旬の焼きたてスィーツ

ブログをお休みしていた期間、暇さえあればケーキ作りに没頭。
特に最近はチーズケーキにハマり、微妙にレシピを変えたりしつつ焼いておりました。

チーズケーキつながりで、タルト生地作りにもハマってしまい、
どうするればサックリ焼きあがるか、毎回あの手この手で焼いております。

キッシュもそうですが、納得できるまで何回でも焼いてしまう。
食べることに関しては、妙に力が入るのでございます。

本日は、お仕事お休みでございましたので、午後からキッチンに立てこもり。

旬の地元産りんごとカボチャHokkaidoを使ってのお菓子作りでございます。

りんごElstarのクッキー
クッキーは玉子を使わず、バター、牛乳で作ります。

玉子を使わない方がサックリ感が出る気がして、わが家のクッキーは卵不使用。

それから、カボチャのタルト 
カボチャ半分と小麦粉、片栗粉、卵、生クリーム、砂糖を使用。

このタルト生地、玉子を使ったり、バターをタップリ目にしたりと色々ですが、
ドイツレシピを参考にしつつ、自分の配合を試行錯誤でお試し中。

サクッと仕上げるために、あるものを入れることを発見。
我ながら瓢箪から駒で生まれたレシピにビックリです。

どちらのお菓子もお砂糖は超控えめ。
リンゴとカボチャの甘みで十分に美味しくいただけるのでございます。

また、香料にはシナモンを使用。
リンゴとカボチャはシナモンと相性がとってもヨロシイ。
味がぐぐっと深みを増し、とても品のある仕上がりになるのです。

本日もウマウマで博士も満足。
秋の夜長、旬のスィーツを頂きながら、DVD鑑賞を楽しみたいと存じます。

祝、ドイツ生活10年目突入、そしてスーパーWAYOも再開!

久しぶりのブログでございます。

7月から始めた仕事にも慣れ、体が残業しても疲れ知らずになりました。
まあ、メノパウゼはそのままですが、これは上手く付き合っていくしかございません。

さて、私のドイツ生活も丸9年が経ち、いよいよ10年目に突入となりました。

当初は博士ともども数年で日本に戻るつもりでおりましたが、運命とは不思議。
気が付いたらこんなに長く居ついてしまいました。

最初はただただ、日本が恋しくて、灰色の空に溜息をついておりました。

ドイツの灰色の空は相変わらずですが、すっかり生活エンジョイしている今日この頃。
日独の違いにボヤキを入れるより、むしろネタとして笑い飛ばせるようにもなりました。

10年目突入とともに、お料理以外にも色んなことに興味を広げつつ、
リニューアル気分でブログを再開したいと存じます。

さて、リニューアルと言えば・・・
Oberkasselの日系食材スーパー和洋が生まれ変わって再オープン!

火災が原因でしばしお休みを余儀なくされた和洋でしたが、
以前よりもスタイリッシュに生まれ変わりました。

お寿司、ラーメン、カレーなどのイートインコーナーあり

WAYOと言えば、ここのお肉が最高に美味しい。
今日は、やっと会社の帰りに立ち寄り、手羽先と豚肉スライスを購入。

それから、友人と待ち合わせてイートインコーナーも試すことに。

日本人だけじゃなく、地元のお寿司好きのドイツ人も列を作る人気でございます。

WAYOは店主がセレクトした高級食材などもあり。
トリュフ入りのイタリアンパスタなんかも棚に並んでおりまして、購買欲をそそられます。

まあ、とにかくお洒落ですね…お店も綺麗ですし。

何はともあれ、私は美味しいお肉を買えるのが嬉しい。
これからも、会社帰りに足を運んでしまいそうでございます。

2015-10-03

秋も深まる…おひとり様

 日が短くなっているのを実感する今日この頃でございます。
そして、朝晩の冷え込みが10℃以下になり、紅葉が進むドイツ。
何といっても、今月25日からは冬時間の開始でございますから…早いですね。

朝8時ちょっと前の空
お月様の顔が見える朝、だんだん明けるのが遅くなっております。

さて、博士が久々にお出かけ致しました。
この度は、私は体調を考えて自宅待機。
一人でのんびりさせて頂くことに致しました。

たまに一人の時間を持つというのは大切。
そして、ゆったりと食事を致しました。

冷凍ヒラメのムニエル
大好物の鴨肉
ワインと一緒にお食事…これが脳活にもヨロシイ

ささやかな幸せを独り占め。

ほろ酔いで最高の気分でございましたが、それも束の間。
9時過ぎたら、知らない間にそのままソファで眠ってしまった。

ホント、年齢を感じる今日この頃でございます。

さて、私事でございますが、ブログがマンネリ化しつつあるように思います。
ここで少し小休止をさせて頂き、ちょっと充電しようかと。

このページを楽しみにご訪問して下さる皆様、本当に感謝しております。
ありがとうございます。

また、エネルギーを蓄えて戻って参りたいと存じます。

2015-09-30

Kölnでインドネシアの日、そしてバタック音楽

 先週の土曜日、博士の音頭でケルンへ参りました。
外出に意気込みを見せる博士。
何故なら、愛するバタック音楽のLIVEがあるという。

バタック音楽とは、インドネシア・スマトラ島の少数民族・バタック人が奏でる音楽。
イスラム教徒が多いインドネシアにあって、キリスト教信仰者が多い民族でもあります。

そして、何よりも音楽をこよなく愛する民族でもあります。

Köln Alte Feuerwacheという文化施設で開催されました。
民芸品が並ぶ露店
 美味しいインドネシア料理も沢山・・・

訪独したバタックの音楽家の生演奏あり
 バタック人は子供の頃から音楽に親しむのです
 これがバタックの太鼓
 ドイツ在住のバタックの女性たちが一堂に…
 訪独したバタックの劇団の女優さんたち
 バタックの女の子は可愛らしい…とってもキュート

インドネシアは海の文化圏のせいなのか、皆さんオープンで明るい。
そして、多くの方が海外で暮らしていらっしゃいます。

バタック民族も世界中に強いネットワークがあるそうです。

この日、何故遠路はるばるバタック人の音楽家や俳優さんたちが来ていたか、
理由は彼らの生活地域にあるトバ湖が、近年汚染が進み、環境問題が深刻化。
そのトバ湖を守ろうと、環境問題を訴える運動のために訪独しているのだとか。

今から10年前までバタック人は湖の水を飲用し、湖での漁業で生計を立てていたそうです。
しかし、外国企業の森林伐採、ペットボトルなどのプラスチックごみなど、
様々な原因で、湖が汚染されてしまったそうです。

夜は湖の環境問題を題材にしたバタック・オペラが上演されました。

OPERA BATAK " WOMEN AT THE LAKE´S EDGE " 

素晴らしい唄、踊り、音楽を堪能。
とにかく、歌手の方の歌声の美しさは群を抜いております。

アジアの音楽を語るにはバタックは外せない。
本当に感動しました。

博士は女優さんたちと記念写真も撮って大満足。
二人とも久しぶりに楽しく充実した一日を過ごしました。

Köln大聖堂と満月に見守られて帰路につきました。
博士がめずらしくはじけた一日でもありました。
よかった、よかった…

2015-09-23

気になる居酒屋"Hoppers" in Oberkassel

もうかれこれ一年ぐらいになりますか、とても気になるお店がありました。
地下鉄駅Belsenplatzから徒歩で数分の居酒屋なのですが、
夏のビールが美味しい時期、夕方になると外のテーブルも満員。
天気が良ければ平日でも賑わっている居酒屋。

その名は"Hoppers"

ベルゼンプラッツ界隈でビールと言えば、Brauhaus Alter Bahnhof が思い浮かびます。
私も以前、こちらを利用いたしまして、生ビールを戴きました。
しかしながら、値段と評判の割にはビールがイマイチ。
ウエイターが気の抜けたビールを持ってきたのでは…と思ったほど。

そんな場所より、もっとビールの美味しい穴場な居酒屋があるのです。
それがHoppersでございます。

日本から仕事で来ていた友人と気になるHoppersへ初来店。

天気がイマイチだったので、客足が普段より少な目。
それでも、お店の奥には常連客がちらほら…

私の好物、エスカルゴ
たっぷりフランスパンが付いてきます。

友人はドイツ名物ポテトを注文 

友人とDüsseldorf名物のAlt Bierで乾杯。
ここのお店はSchlüssel(シュリュッセル)という名前のAlt Bierが飲めます。

以前、Altstadt(アルトシュタット)でこのビールを飲んでからファンになり、
今年も暑い日はBioビール同様、よく味わいました。

苦みが少なく、スッキリ飲みやすいのでおススメです。

お店の店員さんは英語もドイツ語もオッケー。
キビキビと注文を取り、フレンドリーで言うことなし。

お料理もお手頃価格ですし、美味しい。
混む理由がなんとなくわかる気が致します。

仕事の後、サクッと美味しいビールとおつまみを味わうには最高のお店。
地元のドイツ人に愛されているのが良くわかる。

是非一度、足を運んでみて下さいませ。

Hoppers

2015-09-20

節約生活、フリマ in Haus Meer

 体調が少しよくなったので、昼過ぎにフリマ見学へ参りました。

Haus Meer(ハウスメア)の地下鉄駅前駐車場で開催のフリーマーケット。
お天気がまあまあのため、たくさんの人が訪れておりました。


赤い車に赤い衣装のお洒落な売り場
衣類は秋冬物が多く並んでおりました。
中には皮のライダージャケットを扱ったり、お手製のアクセサリーのお店もあり。

今回は年配の方の出店が多いような気が致しました。
シニアの方の場合、極端にお高いか、お手頃価格のものか大きく分かれます。
中には『えっ(@ö@) !!』っていう価格の提示もございますので、要注意。

とにかくドイツ人はフリマを上手に活用しております。
アンティークの美品を格安で手に入れたり、子供のおもちゃを選んだり。
合理的かつ節制を好むドイツ人にフリマは不可欠でございます。

本日ゲットの私のお宝 
『アメリ』 のDVDは2ユーロ、キャンドルスタンドは2個で1ユーロ。

手前のピルケースは蓋の裏に鏡がついて2ユーロ。
手作りクリームの携帯用に購入致しました。

ブレスレットとネックレスは各1ユーロ。
普段使いのアクセサリ―、ピアス以外はフリマで揃えたものばかり。

お金をかけずとも上手にコーディネートを楽しめるのでございます。

今回はお洋服がイマイチ…素敵なものもありましたが、お値段お高め。
洋服は10ユーロ以上なら、美品かそこそこブランドじゃなければ買わない主義。
今回も妥協せず、自分ルールを守ってお買い物を楽しみました。

小さな金額で満足のフリマ。
機会がございましたら、是非一度足を運んでみて下さいませ。

2015-09-19

料理でリハビリ、そして玉ネギのケーキ

風邪から体調を崩し、ダウンしてしまいました。
久々にやられた…という感じで、自宅に籠っております。

少し気分転換にご近所散策をしたりも致しましたが、すぐだるくなってしまう。
まあまあ、体力ないったら。

ドイツ生活も9年を過ぎ、11月で10年目に突入致します。
まさかこんなに長くドイツで生活するとは思ってもおりませんでした。

40歳過ぎてからの異国生活、山あり谷ありもろもろ。
『外国で暮らすなんて素敵』などとおっしゃる方もいらっしゃいますが、
優雅に生活なさってる方とは縁遠い我が家。

海外で暮らしても日本で暮らしても、その生活ぶりはピンキリでございます。

さて、話は変わって…

体力の無さを払拭するためにも、ここは気合入れが必要。
頭の中を空っぽにするためにもキッチンに立つ。

本日は時節柄、旬の玉ネギを使ってドイツレシピをもとに、
"Zwiebelkuchen"玉ねぎのケーキを作ることに。

この玉ネギのケーキ、調べるとレシピが続々と出てくるという。
それぞれに家庭のレシピというのがございまして、レシピ調べも楽しい。

本日は南ドイツのある方のレシピを参考に作ってみました。

パン生地を使った玉ネギケーキ
トルテ部分の生地をサックリ目でやるか、イースト菌利用のパン生地で作るか。
まず、ここでお好みが別れます。
昔ながらの感じとしては、イースト菌を使ったパン生地タイプかと。

本日は小麦粉500g、ドライイースト1パック、塩、砂糖少々、
そこに卵1個、牛乳(または水)150ml、バター50g程度でこねこね…

ポイントは具材の玉ネギとスモークした生ハム。
食欲をそそるクミンシードを加えます。

今日は新玉ネギを500gほど使用。

生クリーム、Creme Fraiche と玉子3個、塩、胡椒を混ぜ合わせ、
 炒めた具材を加えてから生地を整えた器に流し込みオーブンで焼くだけ。

こんな感じでとろり観満点の玉ネギケーキ完成

お休みの日のブランチなどにも楽しめるウマウマの一品。

でも、美味しいからと言って食べ過ぎることなかれ。
これ、かなりのカロリーボンベでございます。

美味しいものを頂いて、少し元気を取り戻す。

お料理は心のエネルギーになるのでございます。

2015-09-18

継続は力になるか!?…3日坊主からの脱出

体調を崩す前というのは、なにやらオカシナ予兆がございます。

今回は、知らない間にストレスを感じていたのか、異常な空腹感があったり、
足のつま先がずっと冷えていたり、朝起きて関節が痛かったりと色々。

普段なら、自力整体をじっくり一時間やるか、半身浴をするのですが、
疲れすぎてそんな余裕がないままソファで転寝して風邪を引きました。

特に自力整体は空腹時に行うものなので、帰宅してすぐやるか、
そうでなければ就寝前にやるかなので、タイミングがなかなかどうして難しい。

ここのところお腹がすき過ぎのまま帰宅しては、食欲まかせに食事。
そのあとは気付けば就寝という悪いパターンを踏んでしまいました。

体調を崩しての大反省でございますが、不調を元に戻すにも時間がかかります。

自力整体を久々に1時間じっくりやってみる。
やるとどこが悪いのかも分かり、体がスッキリする。
特に下半身のむくみが綺麗にとれるのが目に見えて分かります。

この自力整体も冷えとりも始めてから4カ月が経過。
3日坊主の私がこんなに続くとは… 
また、継続しているものと言えば、手作り化粧品もその一つ。
昨年の12月に初めて挑戦して以来、配合を変えたりして使い続けております。

ハンドメイドのクリームだけで、顔、手、ボディ、髪の毛に使用。
リップクリームにも使えるので便利な事この上ないのが嬉しい。

一番は自然の成分を安心して使えるということ。
面倒だな…と思いつつも、ここは頑張って続けております。

冷えとりも本来は絹の靴下を履くのが正当なのでしょうが、
私は自分ができる範囲で綿とウールの靴下を使用。
あとはできる限り半身浴を実施しております。

若い頃なら、性格的にどれも間違いなく3日坊主になっているはず。

しかしながら、色々な経験を重ねて何が自分に合っているのか、
自然と無理のないところで選べるようになった気が致します。

そして、最近心を入れ替えて、ゼロから英語の勉強を始めました。

文法は中学1年生から復習をはじめ、現在中学2年生レベルに挑戦中。

あなどることなかれ、基礎文法。
練習問題解くたび、どこか必ず一カ所間違ってたのに驚く。

博士から借用の英文マッコールスミスの本
ドイツ語も大して出来がよろしくありませんが、
英語はもっと中途半端に勉強したため、今になって後悔をすること多し。

できないとか、年齢のせいにするより、何も考えず学びなおすことに致しました。

マスターすることを目的にするより、何か常に挑戦し続けることが大切かと。
その向上心が生きるエネルギーになる気が致します。

3日坊主を脱出し、どこまで継続できるやら…楽しみでございます。

2015-09-14

アボカドキッシュとチキンのサラダ

月曜日ですが、お客様が来る予定になり厨房に立つ。

短時間で簡単に…と、冷蔵庫のストックを活かしてキッシュを作ることに。

アボカド、スモークハム、ニンジン、マッシュルーム、玉ネギ、
それから熟成したゴルゴンゾーラを使ったキッシュを焼きました。

サラダは、Belsenplatzのお洒落なギリシャ料理インビス
AKROPOLIS』で買ったローストチキンを使って簡単に作ってみました。

ところが、事前の打ち合わせが不十分で行き違いが発生。
来るはずの友人がこれなくなり、おひとり様となってしまいました。

実は、土曜日もキッシュを焼いたのですが、続けて大当たりでウマウマ。
今日のキッシュは特にとろりとして食感もなめらか。
ゴルゴンゾーラの成せる技といった感じ。

サラダのドレッシングですが、ナンプラー、ニンニク、ライムを使用。
隠し味はお土産に頂いたフランス産のフキのジャム。

バルサミコ酢とフキのジャムの相性はバッチリ。
絶妙な味のドレッシングが出来上がりました。

白ワインと一緒に、一人で乾杯したいと存じます。

2015-09-13

何年振り!?納豆パスタ

最近、ちょっと作ると食べ過ぎてしまうメニューがございます。

実に手抜き、シンプル、短時間集中型のとっておきメニュー。

鮭ふりかけ納豆トッピングパスタ

これ、アツアツのゆで上げパスタにオリーブオイルと鮭ふりかけを混ぜ合わせ、
締めに納豆をONするだけという超簡単なもの。

ところが、食べるとうまうま、そしてついつい食べ過ぎてしまうという。

ミートソースやジェノベーゼも良いですが、やはり和風パスタは外せない。

庶民の味覚納豆もドイツじゃお高い代物でございますが、
最近は妙に食べたくなって冷凍庫にストックを欠かせません。

納豆一パックでストレス解消ができるのならお安いもの。
頑張った自分へのご褒美には、最高のメニューでございます。

2015-09-12

秋晴れ金曜日と風邪

今週も無事に一週間が終わろうとしております。

この3日間ほど心地よい秋晴れの日が続いておりますが、問題は朝夕の冷え込み。
疲れてソファで転寝してしまい、体をすっかり冷やした模様。
週中から鼻がぐずぐず…職場でもティッシュを手放せないという。

でもって、本日は朝から腹痛もあり、ご近所の行きつけ内科医院へ駆け込みました。

昔から、冷えにとても弱く、疲れたりするとすぐに膀胱炎のような症状になる体質。
早朝からなんとなく体調が優れないのでございました。

太陽ポカポカ…ご近所の猫も日向ぼっこ

病院の先生から、軽度の症状ならと、ハーブを使ったお薬を勧められる。
これなら処方箋なしに普通に薬局で購入できます。

Cystinol (システィノール)という錠剤
このお薬は錠剤と液体の2種類ございまして、どちらでもお好きな方を。
私は持ち歩きにも便利なように錠剤に致しました。

この錠剤、メロン色しておりまして、味もどこからかメロン風味が漂う気が致します。

昼、夜と飲みまして、症状がスッキリと改善致しました。

この他に、ハーブを使ったものでAngocinという錠剤もございます。
こちらも膀胱炎の時には効き目がございます。

日本のように漢方はなくとも、ドイツならではの薬草処方のお薬が手に入る。

ドイツ人は免疫力を活かす処方を好む方が多いような気が致します。
自己免疫力を崩さないように努めている人を沢山お見受けいたしました。

まず、風邪を引いた場合は、すぐに薬に手を出しません。
よほどの高熱や咳がひどい場合を除いて、
紅茶、ハーブティ、ホメオパシーという感じで風邪に対処する方がほとんど。

その他にも乳がんや子宮がんの手術をして、化学療法だけに頼らず、
ホメオパシーなどを併用し、副作用を和らげたり、免疫力を強化したり。
自然療法を上手に利用し、病気と向き合っていた方もいらっしゃいました。

私も、風邪の時は紅茶、そしてハーブティを飲み、とにかく寝る。
薬を飲んで無理に仕事に向かうということは致しません。

日本では、風邪を押して仕事をすることは美談になるかもしれませんが、
ドイツじゃそんなの『他人にうつす』という点で、まず迷惑。
それより、休んで早く治すことが大事でございます。

病気で会社をお休みする場合、病院でKrankmeldungという証明書を出して頂きます。
病気なので、何日お休みするという証明なのですが、
この原本を健康保険会社、複写を会社へ提出する仕組みでございます。

それで正々堂々、決められた期間をお休みできるのでございます。

少し体調がよくなりましたが、今週はとかく無理せず静養でございます。

2015-09-06

十勝小豆と初おはぎ

最近は、やたらと和物のお菓子を戴きたい衝動に駆られます。
栗まんじゅうや草餅の冷凍を買ってきてストックしたりも致しました。

でも、この度は、おはぎを自分で手作りしてみようと思い立ちました。

おはぎ、わが家風には『ぼた餅』ですが、祖母の大好物でもありまして、
子供の頃、祖母がよく大量に作っていたのを記憶しております。

考えてみれば、子供の頃の甘い記憶というのは、
祖母や母が作る『ぼた餅』や甘納豆を使ったお赤飯。
それからお正月に作る大福。

だいたい、ケーキは私が5歳くらいのときに初めて登場したという代物。
それもクリスマスと誕生日だけの記憶が…日常ではめったにないものでございました。

しかも生クリームを使ったケーキなんて高級品。
普通、お誕生日のケーキなんかはバタークリームでございました。

大人になって、何でも簡単に味わえる世の中になりましたが、
年齢と共に、食指が和風に逆戻りしているという昨今。

ケーキも手作りで随分頂きましたが、今は餡が恋しいと思うようになりました。

YouTubeなどで作り方を学びつつ、オール手作りのおはぎに挑戦。

実は先週、一度試験的に挑戦をしておりましたが、餡作りでつまづく。
餡が少し硬めに仕上がってしまい、なんとも不発なおはぎでございました。

本日は、プレおはぎでの失敗を活かしての挑戦です。

餡も柔らかく煮込めて大成功!
やはり私は粒あん派… 
餡には、以前日本の友人が送ってくれた十勝産の小豆を使いました。

こちらのBIOショップやアジア系の食材店でも小豆は買えますが、
やはり、十勝の小豆は美味さが違うと改めて実感。

十勝の小豆は世界レベルで堂々ナンバーワンかと。
艶、食感、甘みともに最高のバランス。
さすが、美食王国北海道が生んだ逸品でございます。

日本茶と一緒に頂く初おはぎはウマウマ。
幸せな日曜のお茶タイムとなりました。

雨の土曜とミートソース

 土曜日は朝から雨という、パッとしないお天気。

雨が上がった隙を狙って、博士と速攻でお買い物を済ませて帰宅。
午後は自宅でゆっくり過ごしました。

夕食はストックのミートソースとジャガイモをドッキングさせて簡単に。

赤ワインと一緒に頂きました。
ミートソースは大量に作って冷凍しておくと本当に便利。
ピザやドリアを作るときにささっと使えて手間いらずでございます。

お料理をオーブンに入れている間に、完熟したバナナでケーキの準備。

夕食を食べつつ、バナナケーキを焼いてデザートも頂けました。

休みにキッチンで時間を過ごすことは楽しいもの。
頭の中を空っぽにして、作ることに集中すると疲れないものです。

仕事で好きな料理の時間を失っているという感覚を持つと逆効果。
それより、平日のちょっとした時間を活かしたり、
週末に思いっきり集中して台所に籠るのを大いに楽しむほうが価値的だと思いました。

手間をかけずに簡単に作れるものを発見したり、博士と家事分担したり。

私は料理、博士は片付け担当という我が家ルールがございます。

『こうすればお互い、脳活になっていいねぇ』と笑いながら、
それぞれの役割を今日も楽しくこなしているのでございます。

2015-09-05

秋の気配と金曜のおつまみ

9月を迎えると同時に気温が一気に下がりました。

最高気温が20℃程度、雨が降ると肌寒いドイツ。
朝の通勤時にはダウンを着ている人を見かけるほどでございます。

また今週も無事に一週間が終わろうとしております。

月末月初は久しぶりに残業というものを致しました。
ちょっと仕事をしたという実感を久々に味わいましたが、体が慣れておりません。
水曜日の夜は夕飯を食べた後、知らない間にベッドに入っておりました。

今週も頑張った自分にご褒美。
博士と二人、ワインで乾杯。

今日のメニューは簡単、あっさり、白ワインに合わせたものに致しました。

秋茄子とネクタリンのソテーにギリシャヨーグルトソース

オイルサーディンとネギのスパイシーソルト炒め

オイルサーディンはスモークされているものなのですが、これが結構イケる味。
フライパンで熱を加えてスパイシーソルトでちょっと味を加えればお洒落なつまみに変身。
独身時代からの酒の肴メニューでございます。

今週は、残業しつつも突然、ストック用のミートソースを作ったりも致しました。
料理の時は、本当に頭が空っぽになるのを実感。

ストレス発散と気分転換に、料理は最高のセラピーなのかもしれません。

さて、お休みの日もキッチンで頭の中を空っぽにしたいと存じます。

2015-08-30

1111年目のHeimatfest in Mettmann

本日は信じられない、最高気温33℃でございます。
ビールがまだまだイケる一日となりました。

太陽燦々の中、MettmannのHeimatfest(ハイマットフェスト)へ足を運びました。
Mettmannはデュッセルドルフ近郊の小さな町。
そして、街としての歴史が非常に古いところでございます。

ネアンデルタール人が発見された場所として有名な町でもあります。

この町の故郷祭りとでも申しましょうか、Heimatfestがございまして、
この度は1111年目という記念すべき祭典となっております。

日曜の呼び物は盛大なフリーマーケット
いつもの2倍ほどの規模でございました。

ガラクタとしか思えないものから目玉品まで、何でもござれ。

私の本日の戦利品はこちら・・・
手書きの模様が可愛い、木製トレイ2EUR

博士は相変わらず、本とDVDを物色。
結構なお宝をゲットしたようでございます。

小腹がすいたところで、ジャンクなグルメを堪能。

どっぷりマヨ付ポメス

ドイツと言えばカリーブルスト 

そしてフリカデッレ 

いずれも血流が悪くなりそうなメニューですが、ビール飲み飲み頂きました。

腹ごしらえを済ませてから、街の歴史を紹介するコーナも見学。

映画にも登場したことがある教会

教会を囲む古い建物。
この建物は1387年(だったかな?)築のもの。 

教会の広場から下へ向かう途中にあった手作りジュエリーのお店がなくなりました。
気に入っていたお店だけに、とても残念。

ここはデュッセルドルフまでS-Bahnで20分。
町はこじんまりしておりますが、近郊には森もあり魅力的な場所。

本当はこの町に住みたかったのですが…諸事情により断念致しました。
今はたま~に散策に来るのが楽しみのひとつです。

さて、今夜は博士とDVD鑑賞をしながら過ごしたいと存じます。

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...