2016-03-13

Düsseldorf - Art

 朝晩の気温差が激しいですが、日中は心地よい小春日和。
日も長くなりまして、春の到来を感じる今日この頃でございます。

土曜日も風は冷たいですが、太陽燦々。
今こそビタミンD補給!と、博士と二人で外出いたしました。

散歩しながらHeerdt (ヘアト)へ向かうことに。
目的は久々にギリシャ食材店のNikolauでのお買い物。

お店へ向かう途中、ご年配の方に道を聞かれました。
この辺でアート展があると聞いたらしいのですが、場所が分からないと。
インターネットで調べても位置を確認できないとのこと。
アート展と聞くと博士も私も覗いてみたいと思ってしまう。

どこなんだろうと思いつつ、足はNikolauへ。
そして、偶然にもお店の手前の倉庫でアート展を発見。

買い物を済ませて、博士と二人で見学へ参りました。

主催はアートコンサルティングのDüsseldorf-art  





この海の風景が気に入って写真をパチリ
 すると、画家のご本人が気軽に声をかけてきてくださいました。

伺うと、この絵は筆などを使わずに描いたのだそう。
なんでもカンバスを縦に絵の具を流すという、
彼独自の技法で作品を完成させたそうです。

主催者のKlaus Meßner氏もとても気さくな方で、
ブログのために写真を気軽に取らせてくださいました。

とにかく雰囲気がとても和やかで温かいアート展。
これは是非とも足を運んで頂きたいところでございます。

年に4回ほど場所を変えながらアート展を開催しているそう。
次回の展示が決まった時は、Blogでも告知させていただこうと存じます。

偶然に出会った作品展。
とてもラッキーな巡りあわせでございました。

2016-03-11

冬に逆戻り!?

 暖冬だ~などと言っているうちに、3月に入って思わぬことに。

7日、月曜日の朝、博士に呼ばれてバルコニーへ行くと… 
いつの間に。
見事に雪で、この日は市内はどこも交通渋滞。
私が利用するバスも55分遅れの運行でした。

でも、雪は昼でとけてしまいまして、いつもの景色に戻る。

ところが、早朝はこんな感じ… 
 霜が降りること数回
霜が降りてキリリと寒い朝の一日は快晴になるのですが、
朝と日中の気温差が10度と激しい。
こういう日が続くと風邪にやられてしまいますので要注意でございます。

体調を崩すさないように、入浴で疲れをとり、よく眠るのが一番。
最近はほぼ一日おきで湯船につかっております。

入浴をして何が良いかと申しますと、ホットフラッシュが軽くなったという事。
以前は夜中も汗ダラダラでしたが、これが激減。
日中もホットフラッシュがあっても、以前ほどの回数ではなくなりました。

入浴の他に軽いストレッチや自力整体をやっていることも功を奏したかと。

人間、年齢とともに自分の体に気をつけねばなりません。
できる努力は積極的にするべしでございます。

さて、今宵もたっぷり湯船につかり、お休みしたいと存じます。

2016-02-28

地元産はちみつ

我が家の最近のこだわり「はちみつ」について。

以前から蜂蜜はなるべく市場で購入しておりました。
しかしながら、時に面倒で近場のスーパーやBIOショップを利用。
ところが、時々味に違和感を覚えることが多々。

そんなある日、博士があるネットの記事を発見。
なんでも市販のものは100%蜂蜜ではないとう。

これはオリーブオイルにも当てはまるのですが、
市場に大量に流通させるために、手を加えるというお話。

市販の蜂蜜はコーンシロップなどを混入させているという。

あ~あ、やっぱりそうだったか。

蜂蜜、何となく不自然な味だなぁと思うことが何度もあったのです。
これ、子供の頃に記憶している味というのは大事ですね。
自分の舌を信じるべしです。

特に博士は蜂蜜が特産のハンガリー生まれ。
私以上に蜂蜜にはうるさい。

多少値段が高くても蜂蜜は養蜂家直接のものを購入することに。

我が家は土曜市場の卵屋さんが仕入れているものを買っておりますが、
今回たまたま品切れで買いそびれてしまいました。

それで、ご近所のお花屋さんにある地元の蜂蜜を買い求めてみました。

Meerbusch産のひまわり蜂蜜
購入はお花屋さん: Monis Blumenwelt 

養蜂家からのものはシリアルナンバー、養蜂家の名前など明記されてます。
蓋の上には賞味期限もきっちり書かれております。

美味しい蜂蜜を使ったドレッシングでサラダランチ。
豚肉を使ったサラダ 
蜂蜜は濃厚で品のある甘さ。
サラダのドレッシングには欠かせないアクセントになるのです。

ケーキ作りにも…と言いたいところですが、お値段を考えるとちょっと。
日本よりは安価ですが、養蜂家のものは500gで6ユーロ~8ユーロ程度。
我が家ではお料理の隠し味に使う程度です。

そのほか、お砂糖代わりにお茶に入れたり、ヨーグルトに混ぜたり。
とにかく博士と二人で毎日蜂蜜を口にしております。

でも、ここ数年、ミツバチの数が激減してきているとか。
これは日本でもニュースになっているかと思うのですが、
環境の変化が蜂の生態系に影響をしているとのこと。
(ドイツでは農薬が原因と一部で報道されました)

自然の恵みを当たり前に口にしていた子供の頃。
それがとても貴重になりつつあるとは…地球は一体どうなっているのでしょう。

自然と食べ物に感謝しながら、今日も蜂蜜を頂きたいと存じます。

2016-02-27

土曜日散歩は本屋さんへ

お天気がとても良いので、ビタミンD補給も兼ねて出かけました。

ここはスーパー、家電量販店、ファッションブティックから靴修理のお店まで、
とにかく生活必需品が一通り揃う買い物天国。

久しぶりにその中にある書店へ足を運ぶ。

Thalia という大手書店
私の目的は料理本。
ドイツでも大人気のJamie Oliverの本が棚中央を陣取り。

最近、ドイツはちょっとしたベジタリアンブーム。
ビーガンレシピ満載の料理本がかなりの数で増えてました。

ビーガンの料理本ばかりを真ん中にディスプレイしてましたので、
かなり需要が上がってきているのかもしれません。

さんざん立ち読み&物色を致しまして購入は致しません。
私は興味がありそうなものは、頭に入れる程度。

それを帰宅してからAmazonのサイトで再チェック。
古本でお安くてごろに買えるものをチェックリスト登録。
後で再度吟味して、欲しいものだけ購入することにしております。

二人でコーヒーでも飲みながら…と考えたのですが、
自宅で自前コーヒーのほうがお得と判断。

ホーム・カフェが一番落ち着くのです。

事前に焼いておいたアップルクリィミィトルテでお茶タイムです。
生地はバター控え目、ビーガンレシピを参考に豆乳を使用
 リンゴはドイツ産の「ふじ」を使用。
日本の品種をドイツで味わうとは。

太陽燦々のリビングでコーヒーと一緒に頂く。
のどかな土曜のお茶タイム。

最近は遠出をせずに、こんな感じが増えたかな。
年齢を感じる今日この頃でございます。

2016-02-24

腹痛ではなく腰痛!?

2月だというのに、外ではひばりが綺麗な声で鳴いております。
季節外れの梅や桜も咲いたというのに、今週は寒気が入ってきております。

ドイツの何が嫌かと申しますと、この冬の期間の暗さと、
体感温度が下がる水気のある妙な寒さ。
雨と曇天が続くと骨とういか、関節が敏感になる年齢でございます。

それで、今朝は背中とお腹に鈍痛が走り、気分優れず。
会社をお休みして病院へ参りました。

ドイツでは仕事を病欠する場合、お医者様の証明を会社へ提出致します。
本日は、主治医の先生から今週末までお休みを書いて頂きました。

私は下腹部への鈍痛が何やら臓器からくる病気ではと考えたのですが、
先生から「これは腰から来ていますね。腰痛です」と言われる。

えええっ!?腰痛!?

長時間のデスクワークで腰に負担がかかっているはずだと先生。
実際に先生が触った箇所には痛みがあったという。

やられました。

実は、会社で使っている椅子が古く、ちょっと前に傾斜していて、
かなり座り心地が悪かった。
それで、いつも足に力が入りすぎたり、腰が緊張したり。
自分でも気をつけていたのですが、負担がかかっていた模様。

ここは無理せず、先生の言う通りお休みさせていただくことに致しました。

自宅でお昼ご飯にスープを作る
博士は午後からお仕事なので、平日の自宅ランチを楽しむ。

病院の帰りには自分にご褒美用として美味しいハムを購入。
博士にはお肉屋さんの手作りレバーパテを買いました。

週末まで、腰痛体操しつつ、ゆっくり過ごしたいと存じます。

2016-02-22

手作りとドイツ人

もう2週間前になりますか。
Willichに住むドイツ人の知人宅へお邪魔する機会がございました。

平屋の一戸建てに暮らしているご家族ですが、
大のフリーマーケット好き、そしてナチュラル派の方々。

それに奥様は家の飾りつけ、ガーデニングなどなんでも自分でやってしまう。
自宅を快適に過ごしやすく、常に気を配っていらっしゃるのでございます。

今回は、久々にお邪魔したのですが、手作りの素晴らしさにびっくり。
思わず写真を撮ってしまいました。

あの商品運搬につかうパレットで食卓テーブルを作ったという。

パレットも素敵に変身
テーブル上のランチマットも自分でフエルトをカット

 ランプも自分で装飾したとか。
カラフルなストローをこんな風にお洒落に使う。
テーブルの上には手作りのケーキ
 手間暇を惜しまず、快適な生活空間をお安く素敵に作り出す。
これぞ手仕事好きのドイツ人の技でございます。

裏庭のテラス部分も全てご自分の手作業で仕上げたという。
椅子やソファなどはフリマなどでの戦利品。
決して新しいものを購入しているわけではないのです。

ドイツ人はケチだと世界的にも知られておりますが、
ケチというより合理的であり倹約主義。

お金の使い道をきっちり考えながら上手に生活をする人が沢山いるのです。

このご家族もそうですが、以前、私がお世話になった老夫婦も
手作りで一年分のジャムを作ったり、お菓子も市販のものより手作り
ということをサラッとやってのける。

それにお部屋の中も余計なものが少なく、整理整頓されている。
とにかく無駄が少ない気がいたします。

節約の理由もあるのかもしれませんが、
ドイツ人は手作りに対する手間を惜しまないところがございます。

今回のお話はテーブルをハンドメイドしていらしゃいますが、
人によっては家を自分の手で建てるという方も珍しくない。
リフォームも自分で…というのは割と普通の感覚でございます。

時間をかけて自分の気に入ったものを手作りする。

昨今、意外にこれが贅沢なのかもしれません。

2016-02-21

週末のキッチン

土曜日に友人宅へお邪魔するため朝からキッチンへ。
持参するためにポガーチャともう一品でカップケーキを焼くことに致しました。

レモンとアーモンドを使ったカップケーキ
訪問用にケーキを焼く場合は、いつも必ず自宅用(博士用)も作ります。
レモンケーキ 
いずれも甘さ控えめ。

こちらの甘さに慣れてくると、ちょっと舌がマヒしてしまうかも。
砂糖を多めにしないとパンチが効いてないように錯覚を起こします。

昨日、読んだネットの記事に「砂糖中毒」というのがあるらしい。
巷に出回る食べ物は糖分が沢山。
それを毎日口にしていると、甘さに対する感覚がマヒしてくるらしい。

週末ごとにケーキを焼いていたら、我が家もやられるだろうか…

でも、そんなこと考えたら逆にストレスになって甘いものが欲しくなる!?

「過ぎ」なければ良いのです。

ケーキなしの週末なんて、あり得ない。
平日の仕事の緊張をほぐすためにも、週末スィーツは必須なのでございます。

2016-02-09

気になるドイツのスウィーツ・ブログ

この間、イギリスのJamie Oliverの15分クッキングのお話を書きました。

Jamie Oliver のお料理動画
Jamieくんの動画をあれこれ検索していたときに見つけたものがございます。
彼の番組を放送しているSixxというテレビ局のサイトで、
とっても楽しいお菓子作りの動画を見つけました。

という方ですが、お菓子より彼女のファッションがとってもポップ。
彼女はSweet and easytというお菓子の本を出版してるほか、
Sixx放送局のサイトでは彼女のケーキ作りの動画もみられるのです。

その彼女の番組にスィーツ専門家もゲスト登場したりするのですが、
その中でもCaroline Strotheさんという女性もかなりのセンス。

彼女のブログ「Frau Herzblut」
このブログでもお洒落なケーキレシピがずらり。
これがもう、洒落ているのがケーキだけじゃないんです。
ドイツ語ですが、是非ともブログを覗いてみて欲しい。

彼女も趣味のケーキ作りをブログで発信し、本も出版。

日本にもカリスマ料理人は沢山いらっしゃいますが、
インターネットやメディアを通して、今や世界中がカリスマだらけ。
この手のブログや動画を探せば、数限りなく当たる時代でございます。

その中でも元祖カリスマ主婦と言えば、忘れちゃいけません。
アメリカで初のライフスタイル提供番組を手掛けたという、

絶頂期にインサイダー取引で逮捕され、一時的に姿を消しておりましたが、
実業家としての評価はかなりのもので、
現在はメディアに復帰していらしゃいます。

このマーサおば様が生活提案の先駆け的存在。
何気ない日常の家事をライフスタイルという形でビジネスにしたわけです。
あっぱれ、アメリカ女子。

マスメディアで活躍する彼女たちのブログや動画、
楽しみながら拝見させていただきつつ、自分磨きに役立たせていただく。
インターネットのおかげさまさまなのでございます。

冷凍さんま

カーニバルのRosenmontagで会社はお休みの月曜日。
ここのところ洋風が続いたので、本日のランチは和食を作ることに。

そこで、冷凍庫整理も兼ねて、眠れる冷凍さんまをチョイス。
 アジア食材スーパー「Hanaro」の特売品だったさんま。
早速、お醤油としょうが、梅干しを使って煮込むことに致しました。
さんまなんて久しぶり。
どんなウマウマな煮つけができることやら。

しっかり煮込んで完成!
博士と一番最初にさんまに箸を運びました。

ところが、どうしても、どうしても美味しいとは思えない。
むしろ死臭がのこるような違和感ただようさんま。

解凍してさばいたときに、これはどうも怪しい・・・と思ったものの、
冷凍だからこんなものかもと、信じて鍋に放り込んだのですが、
やっぱりいただけない冷凍さんまでございました。

それでも、久々のさんまなので、もう一度口に運びましたが、
もうゲロッパになりそうで箸を置く。

冷凍さんまで体壊しちゃもともこもございません。

ここはきっぱり、破棄を判断。

全部、きれいさっぱりゴミ箱行きとなりました。

普通、冷凍の魚は問題がないはずなのですが、
あたりが悪かったのか、このさんまは最悪でした。

もう二度とドイツでさんまは買いません。

秋さんまがお刺身で頂ける北海道で満喫できるまで当分我慢。

ドイツに住んでるんだ。仕方ないのです。
ソーセージかじってご飯を頬張るしかないのでございます。

2016-02-08

りんごのケーキ

誕生日を迎えた日曜日、キッチンでストレス発散。
リンゴとヘーゼルナッツ、クルミを使ってケーキを焼くことに致しました。

分量は行き当たりばったりで作ってみることに。

スライスしたリンゴをフライパンでブラウンシュガーと一緒にロースト。
それをケーキの型にひき詰めてから生地を流し込むというもの、

生地は小麦粉と粉末のヘーゼルナッツを半々で。

160℃でじっくり50分で焼き上げる
 リンゴと生地のしっとり感がよろしい。
シンプルですが、これが止まらない。
ウマウマで博士も上機嫌です。

最近はアーモンドの高騰と同時にヘーゼルナッツのお値段も高め。
以前のように気軽に…という感じではございませんが、
やっぱり生地に入れると美味しさは抜群。

また焼いてしまいそうなのでございます。

2016-02-07

誕生日の週末散歩 in Kaiserswerth

札幌は雪まつりのシーズンを迎えているようですが、
ここデュッセルドルフは雪とは無縁の小春日和。

7日は私の誕生日でございますので、
お天気の良い土曜日にお出かけすることに致しました。
オランダへ行こうかという話もありましたが、なんだか遠出をする気持ちになれず。

日本でもすでドイツの難民について報道されているかと存じますが、

大晦日に起こったケルンでの事件にはじまり、
最近は列車や公共施設のトイレで児童及び女性が性的暴行を受ける事件が急増。
公園で犬の散歩をしていた8歳の女の子も被害に遭ったりと、
あまり宜しくない事件が多発しております。


私自身、列車のトイレ使用後、もしかしたら…という瞬間を経験したこともあり、
どうも遠出をする気持ちになれなくなっております。

それで、近場へお出かけすることに致しました。

最近の我が家の散歩コース十八番。
Kaiserswerth(カイザースベルト)でございます。

すっかり春の陽気でクロッカスも満開
 太陽が顔を出すと、沢山の散歩客で賑わう界隈






 1851年にこの町の学園に滞在したナイチンゲール像

 ↓この小さな古い建物ですが、Barでございます。
 一度は来てみたいかもしれないBar。

太陽が燦々で歩いていても気持ちいい。
散歩ができる場所がある町は最高でございます。
私たちが住むMeerbuschは、治安も良いし、便利なところ。
特に子育てをする方には教育施設が通いやすい場所にあるので人気。

でも、我が家としては、飛行機がひっきりなしに行きかうので、
公園があっても散歩を楽しむという所ではないのが残念。

普段、気軽に散歩ができない分をここで発散でございます。

帰りは町のカフェへ立ち寄りましたが、結局、ケーキだけお持ち帰りすることに。
好きなケーキを買って、博士と二人、自宅でコーヒータイム。

やっぱり自分の家が一番ほっとする。
二人とも、年取った証拠でございましょうか。

2016-02-03

暖房なしでお仕事!?

2月に突入いたしましたが、同時に会社でとんでもないことが。
早朝出勤するなり、ヒーター故障の社内メールが届きました。

土日も暖房が入っていない月曜の朝は、かなりの冷え込み。
机でパソコンを叩く手が冷たくなってしまいました。

午後から緊急で少しだけ暖房が入りましたが、一日では復旧不可能。
なんでもボイラーのヒビが原因らしい。
専門業者の修理でなければ治らない云々というメールがございました。

「明日は暖房が入りませんので、暖かいスタイルで出社してください」と。

火曜日の社内はフリースを着たり、ひざ掛けを使ったり。
マフラーをする人もチラホラ。

私も靴下三枚履き、ひざ掛け持参で仕事に臨みました。

しかし…
寒いとただでさえ悪い集中力が更に悪くなる。
思うようにサクサク仕事がすすみません。

それにしても、お洒落なオフィスビルだというのに、ボイラーにヒビ。
この間の自宅の鍵が折れた一件といい、職人ドイツのイメージは崩れっぱなし。

この二日間で鼻水ダダ漏れ、お腹も壊れ気味。
本日は、午後からお休みをさせていただきました。

午後の帰宅途中、久々に青空が広がりました。

ご近所の桜も節分に合わせて開花
2月に桜なんて…ホントに今年は異常な暖冬。

でも、その暖冬のおかげで、2日間、ヒーターなしで仕事できたわけです。

これがマイナス気温なら、会社は臨時休業になったかも!?

とにかく、体調を元に戻さねば。
今夜も入浴して、ゆっくり休みます。
週末は誕生日が控えてますし…風邪ひいていられません。

鍋焼きうどんでも頂いて、温まりたいと存じます。

2016-02-02

鶏肉と鶏皮

 最近の週末のお料理。
なるべくキッチンに立つ時間を短縮しようと、
土曜日はスープ、日曜日はカレーという流れが多くなっております。

それから、週末の市場でついつい購入してしまう鶏肉。
特に骨付きのレッグがお手頃価格&ウマウマのため必ず購入。

皮を丁寧に取り除いて、スープに投入。
これが出汁が効いてるスープになるのです。

BIOのパンと一緒に…
スープと美味しいパンがあれば満足!

そして鶏皮は小さく刻んでしょうが、玉ねぎと炒め合わせ、ゆず胡椒で風味をプラス。
どちらも手間いらずのメニューですがウマウマ。

博士が苦手な鶏皮。
私はコラーゲン補給のため、しっかり頂くのでございます。

2016-01-31

人生初、電子書籍を試す

土曜日は雨の中、いつものようにマルクとへ買い出しに参りました。

ところがスーパーでだらだらしておりましたら、帰路のバス時間を忘れて逃す。
一人で買い物すると時間の感覚がなくなってしまう私です。

とほほ…ではございますが、せっかくなのでパン屋さんへ駆け込む。
次のバスの時間まで、コーヒーを飲みながら時間をつぶすことに致しました。
コーヒー一杯1.90ユーロ

約30分ほど、タブレットで本を読みつつ時間つぶし。
一人で外でコーヒーなんて、とっても久しぶりでございます。

実は最近、人生初の電子書籍なるものを購入してみました。

本を日本から取り寄せるより、安価で気軽に楽しめる!と思って買い求めたのですが、
う~ん、私はやっぱり、本で活字を読みたいタイプかも。

思考が古いのかもしれないですが、電子だと「読んだ」感が湧かない。
なんとなくですが、頭に残る内容が希薄な感じがしてしまう。

紙を手で触りながら、読む感覚を確かめるっていうのは何かが違う。
頭に入るのがもっとクリアな気がするのは私だけでしょうか。

これを古いと言われれば、それはそれでいいのですが…
私は読書に関して、できる限りアナログ選択でいこうかと思いました。

今ちょっとはまりつつあるものは脳科学。
今回も中野信子女史の本を2冊読み終え、また読み返しております。

電子書籍でもなんでも、母国語で本を読むっていうものは大切。
好奇心を刺激するし、楽しいです。

再読が終わったら、また電子書籍で注文しようか、取り寄せようか…
ちょっと思案の今日この頃なのでございます。

2016-01-30

パプリカチルケなるもの

この一週間は曇り、雨が多くイマイチの天候でございましたが、
少しずつ日が長くなってきているドイツでございます。

先週末、久々にお客様をお迎え致しまして、ちょっとお料理。

ハンガリー料理のパプリカチルケというもの。
Paprikas Csirke
トマト、パプリカ、パプリカパウダー、玉ねぎ、鶏肉で簡単煮込み。
ニンニク、ブラックペパー、塩のアクセントだけで美味しくできる。

圧力鍋でお肉もほわほわ、ジューシーな仕上がりでございます。

これはお肉が美味しければ、何度作っても失敗なしのお料理。

残ったソースは、パスタと合わせてもよし、ジャガイモ料理に使ってもよし。
鶏のガラとお肉の旨味でさっぱりお上品なソースもこれまたイケるのでございます。

赤ワインを片手に、パプリカチルケを頬張る。
これぞ至福のひと時でございます。

久々に作りましたが、やっぱりハンガリー料理はウマウマなのでございます。

2016-01-23

土曜日の買い出し

週末は、一週間分の食材買い出しの日。

平日は買い足しも致しましたが、今年は緩んだ節約心を再度引き締め。
なるべくスーパーへ足を運ばないよう、努力を続けております。

そして、週末のまとめ買いの際、余計な品を手にしないように買い物の仕方を再考。
今まではご近所にある2件のディスカウントスーパーへ行っていたのを辞めました。

ディスカウントスーパーは買い物心をそそる落とし穴がございます。
値段が安い、品数も豊富でついつい余計なものを手にしてしまう。

それで、時間短縮、余計な出費をカットするため、買い物コースを変更致しました。

バスに揺られて10分、お隣地域の市場へ。
LOHWEGという地下鉄駅がある教会の真ん前に水、土曜日と市場が出ます。
ここは日本人のお客様もたくさんいらしているところ。

お肉も薄切りOKの肉屋、お野菜も新鮮、鶏肉と卵が美味しい専門店もあり。
私、卵はここの専門店で買い求めることに致しました。
ここのは卵もそうですが、鶏肉も柔らかくてジューシー。
なかなかどうして穴場なのでございます。

このお店で卵や鶏肉を買い、締めはすぐ近くのディスカウントスーパーNettoへ。
チーズ、じゃがいも、ニンジンは市場ではなくスーパーで国内産を安く入手。

乗ってきたバスが折り返しで戻って来るまでの役30分で買い物終了。

無駄な出費が減り、しかも時短で効率がよろしい。
買い物の場所を変えるだけで、節約につながるとは新たな発見でございます。

今夜は市場とスーパーで買い求めた食材でスープ作り。
市場で買ったBIOのパンも試してみたいと存じます。

レシピ応用でレモンケーキ

昨年の焼き納めにビーガンレシピ参考でガトーショコラを焼きました。
これが結構美味しくて、その後も週末のカフェタイムに再三登場。

今日も「ちょっと甘いものが欲しいなぁ」と、思いつくままキッチンへ。
前回のビーガンレシピを自己流にアレンジして、バターと卵、牛乳を使用。
あっという間にしっとり感あり、大人味のガトーショコラが完成。
本日もウマウマ…
 
このYouTubeの動画レシピを基本に、応用あれこれを試案。
たまたま冷蔵庫にレモンがありましたので、レモンケーキを焼いてみました。

ガトーショコラのレシピを自己流にアレンジです。

小麦粉、アーモンドパウダー、レモンピール、レモン果汁を用意。
そして、バターとごま油を半々、卵2個、豆乳で作ってみました。
お砂糖はメープルシロップはお高いので、ブラウンシュガーで代用。
ポイントは焼き時間と温度。
オーブン160℃、50分程度とじっくり焼き上げます。
すると、生地がしっとりの重厚なレモンケーキが出来上がり。

生クリームを添えてもよし、そのままでもよし。
レモンの香り高いデザート。
うまうまでございます。

*ガトーショコラ、レモンケーキの分量を下記へ記載しております。

2016-01-22

SMAP そして真田丸

この一週間、冷え冷えのドイツでございました。
初雪?そして、氷点下を記録致しました。

朝、通勤の時に寒さで手が痛いという久々の感覚。
靴下の重ね履きで冷え防止しつつ乗り切りました。

裏庭も久々に真っ白
寒気が入ったところで飛び込んできたのはSMAP解散!?のニュース。

私は別に彼らのCD買ったこともなければ、コンサートへ行ったこともございません。
そして、特に熱烈なファンでも何でもないのですが、
このニュースには「えええええーーーーーっ!?」でございました。

熱烈なファンじゃないですが、SMAPは好き。
SMAP x SMAPも時々YouTubeで観てますし、楽しませてもらってます。
これは最終的にどうなるか、本当にハラハラでございました。
その後も色々とあらぬことを取り上げる報道もございますが、
解散がなくなったので、ほっとしております。

5人とも白髪が生えるまでSMAPでいて欲しいものでございます。

さて、SMAPに続いて心奪われるものが登場したこの冬。

NHK大河ドラマ「真田丸」でございます。

脚本が三谷幸喜なので、期待をしてはおりましたが、面白かったぁ。

堺正人、そしてローカルの星を脱して今や全国区人気の大泉洋。
この二人の絡みも最高ですが、私の年齢といたしましては、
草刈正雄と近藤正臣が頑張ってるところが嬉しかったり致します。

第一話、二話と釘付けで観てしまいました。

ドイツでも日本語衛星放送(JSTV)が見られますが、
余計なお金をかけない私はすべてYouTube検索で鑑賞。
画像は小さくてイマイチでも、しっかり見られるから満足でございます。

このドイツの灰色の冬に心温まる楽しみが一つ増えました。

大河ドラマ、楽しませていただきたいと存じます。

2016-01-16

スープに欠かせない…Pastinaken

この間、博士の誕生日でございまして、仕事をお休み。
ささやかながら、博士の大好物を作ってお祝いすることに致しました。

大好物はカレーもそうですが、せっかくなのでハンガリー料理をチョイス。
十八番ですが、グヤーシュスープとポガーチャを調理。

今回はお野菜の味を生かして、調味料は塩だけ。
そこで、この季節のスープ作りには欠かせない、Pastinakenという野菜を買いました。

パセリの親戚のお野菜Pastinaken
白いニンジンみたいですが、これがスープに深みを与える。
これを一本加えるだけで、格段に品のある美味しいスープができるのです。

そもそも、ハンガリーで姑が作る絶品スープに使っていて初めて知ったという。
ドイツでは市場に並んだり、冬の時期にはディスカウントスーパーにも登場致します。

スープ以外にもセロリの根同様にマッシュポテトに混ぜたり、
フライドポテトのように揚げて食べたりと、レシピも様々でございます。

博士の誕生日だというせいか、今回は今までの中で特にウマウマに仕上がりました。

塩味スコーンのポガーチャ 
 バター、豚とガチョウの脂肪を使ってクミンシードを加えます。
これは、博士も絶賛の仕上がりで、自分としても最高点。

グヤーシュはパプリカパウダー、塩のシンプル調味。
ところが深い味わいのスープになりました。 
これでハンガリーの赤ワインがあれば言うことなし。
スープ作りにコンソメなど入れる必要はないのです。
お肉と野菜の旨味に天然塩だけで、いくらでもお代わりできるスープになる。
五臓六腑が喜ぶスープの誕生でございます。

ちなみに、グヤーシュにはパプリカパウダーと生パプリカが入ってます。
このパプリカの旨味がスープの味をググッと引き立てるのです。

我が家のお祝い事やおもてなしに何度も登場する料理ですが、
作るほどに腕をあげてきたか…!?
同時に、作るたびにレシピのいろんな発見がございます。

寒い冬の夜に作るスープ。
是非一度、Pastinakenを使ってみてくださいませ。
絶賛されること間違いなしでございます。

2016-01-15

15分の神業、Jamie Oliver

この間、土曜日に偶然見つけたテレビ番組がございました。
ドイツのSixx放送局が放送しているプログラム「Jamie`s 15 Minute Meals」
ドイツの放送はすべてドイツ語吹き替えですが、YouTubeでは英語バージョンあり。

YouTubeの15分料理番組
15分間でスピーディ、簡単、ゴージャスな栄養満点料理ができるというのがウリ。

土曜日は立て続けに何本も彼の料理番組をみられるチャンネル。
面白いのでずっと見入っておりました。

相変わらず、調味料の使い方がダイナミックでございます。
オイルそんなに入れるのかっ!?という事もございますが、
料理の内容がアジア、メキシカンなど多国籍。
使う調味料も参考になりますし、発想が面白かったり致します。

私が気に入ったのはサラダのドレッシングやディップの作り方。
簡単に美味しそうに素早く、意外な組み合わせでできるところがよろしい。

それから、ダイナミックな盛り付けと使っているお鍋。
あの鍋欲しい…と思って見続けておりました。

彼の存在は日本のケーブルテレビで見たのが最初。
あの当時はまだ初々しい10代だった彼。(可愛かった…)
今は老けた!?と言っちゃ失礼ですね。
劣化じゃない、かなり大人の男性に成長致しました。

料理本も雑誌も売れに売れ、今や時の料理人となった彼。
私も何だかんだ言って雑誌を見たり(買わないんだな、これが)、
YouTubeでチェックしたりしております。

ここでテレビ番組の存在も知りましたので、ちょっと楽しみが増えました。
機会がございましたら、番組チェック試してみてはいかがでございましょうか。

2016-01-10

その後のメノパウゼ、冷え取りetc...

さて、年が明けての体の変化、特にメノパウゼ(更年期障害)について。

一時期、ハーブベースの薬などを飲んでいおりましたが、実は2か月ほどで辞めました。
飲んでも飲まなくてもあまり変化がないのと、忙しさで飲み忘れたりと、
なんだか面倒になって自然に任せることに致しました。

それに、ハーブベースといっても副作用について説明書に書かれていたので、
体に負担をかけないことを大切にしたいと思い、辞めることにしたのです。
試すならホメオパシーか、なるべく昔からある方法が一番と。

ホットフラッシュは相変わらずですが、食事の取り方や腸内環境も影響ありかと。
運動や日常の過ごし方など、ホルモンに影響している気がいたします。

昨年から始めた自力整体は、週に2,3回軽くする程度を継続。
それから冷え取りですが、なるべく靴下を重ね履きというスタイルに、
最近は週に3~4回、半身浴を心がけております。
そして、2週間前から自宅でレッグウォーマーをするようになりました。

これが、なんとなく効果を上げてきている気がしております。

ホットフラッシュは少しだけ汗かく回数が減ってます。
そして、何より仕事であまり疲れなくなりました。

青空の休日は即、散歩へ
 療養を経て社会復帰してから半年が経過しておりますが、
最初の5か月は仕事中に体がひどくだるくなり、睡魔に襲われる毎日。
それが、年が明けて気づいたのですが、まったく疲れなくなっていたのです。

背中や関節の痛み、だるさはもしかしたら冷え取りの瞑眩作用かもしれませんが、
食事の仕方が偏ったり、甘いものを取りすぎたりすると、
体のどこかに反応が出るようになっております。敏感すぎる!?

クリスマス時期の体調不良からの新しい変化は、手のむくみ。
これまたなんとも嫌な感じなのですが、今まで通り冷え取りを続け、
自力整体もやりながら変化を見守りたいと存じます。

若いころは何にも気にせず、また自分の体に気も遣わず過ごしておりました。
50歳という年齢を過ぎて、本当に体の変化を思い知らされております。
それと同時に、残りの人生、いかに自分の体と付き合うかを考えさせられます。

神経質になるというより、変化を受け入れつつ、丁寧に生きる。

心も体もしなやかに年齢を重ねたいと思う今日この頃なのでございます。

2016-01-01

2016年謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

とうとう明けました。

ドイツ生活10年目の新春でございます。

昨夜はカウントダウンでいつものご近所中、花火パンパン、バンバン。
日本の除夜の鐘とともにしんみり…というのが懐かしい。
この年末の花火のために何十ユーロも散在するドイツ人家庭。

ニュースのインタビューで「80ユーロは必要ね…」などと答える人もあり。
中には花火エキスパートを名乗る若者もおりまして、
いろんな種類のものを地下室にコレクションしているという。

「ドイツ人の節約は環境を考えて…」などと言っておきながら、
自家用車の所有は国民一人当たり一台とも言われ、
そして、大晦日になればここぞとばかり花火打ち上げ三昧。

いいのか、これで…と考えつつも、なんだか楽しめるドイツでございます。

さて、今年は暴飲暴食せずに迎えたお正月。

ちらし寿司を頂きながら、和風を少し味わいました。

それにしても、ここデュッセルドルフは本当に不自由なく和食材が入手可能。
我が家のちらし寿司の材料、すべてドイツのスーパーで買えるものばかりですが、
お寿司の材料を日本並みに揃えられ、おせち料理も準備できる環境でございます。

我が家はどうしても和食というわけではないのですが、
体調を崩したりするとこの環境への有難味をしみじみ感じる今日この頃。
日本コテコテでも、この環境はあったほうがよろしいのでございます。

2016年は紅白を生で観ながら年越しそばをすすりたい。
鬼が笑うかもしれませんが、そんな事を今から博士と話しているのでございます。

さあ、今年も最高の一年に!2016年幕開けでございます!

家賃大幅節約!引っ越しました!

理由あって、10月中旬に引っ越しました。 デュッセルドルフでも人気の地域で、68平米、2.5部屋のお部屋から、 郊外のお隣り町、古巣のMeerbuschでワンルームを見つけました。 広さも34平米、キッチンとバスルーム付き。 広さも半分ならば、家賃も半分です。 フランクフルトなど...